夕暮BLUES   作:おぱんぽん侍

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やっぱりリーの八門遁甲習得スピードはおかc
キミにはまだ早いゾ


闘う術

 

 第三班の修行はこの日やけに白熱していた。リーとネジの幾度にも渡って行われてきた実戦組手で予想だにしない展開が繰り広げられているからだ。柔のネジに剛のリー。かたや白眼を使用せず、かたや裏技とスピードを封じての実力勝負。程々にネジが上回るのが常であった。だが今日は違う。威力を増したリーの剛撃にネジの柔術では威力を流しきれず、身体の全てを武器に出来るはずのネジが避けがちとなる。どんどん上がるスピードも白眼なしではリーを追い切れない。2人の拳闘は熾烈を極める。見ているだけのテンテンも汗が止まらず、その白玉の首へなだらかに滑り落とした。

 

「白眼の使用を許可する」

 

 ガイが呟く。テンテンは意味を咀嚼して、それでも処理しきれない。ネジは一瞬目を見開き、舌打ち1つ。すぐにはプライドが邪魔をして動かなかった。だがリーの攻勢は留まらない。軽い身のこなしと撹乱するように顔面に繰り出される指突、掌底、そして肘鉄の連撃。気圧されるようにずり下がる自分の引ける腰を恥じたネジは回天を繰り出しリーに距離を取らせる……つもりでいた。

 リーは、隙間なく放出されたチャクラの暴風圧と呼べる回天の流れを読む。大地を踏み砕いてバランスを崩し、空中での姿勢を保つ為に動く、一瞬出来た流れの淀みにチャクラを纏った飛び蹴りを一撃。ほんの数ミリ出来た無防備に、土手っ腹をぶち抜いた。

 

「そこまでッ!! ネジ、気概は認めるが、もうリーはお前が本気を出さずに勝負が出来る程の忍ではなくなった。次からはしかとその白眼で見逃すな!」

「……ああ」

「リー、どうして自分が息切れしていないかわかるか? お前がまだ自分のスタミナと実力に慣れきれていないからだ。もっと必死になれ! 余力を残せる程本戦は甘くないぞ!」

「押忍!」

「ちょ……ちょ、ちょっと先生、どうなってるのよ! なんでリーはこんな強くなっちゃったわけぇ!?」

 

 テンテンが詰め寄る。だがガイにも説明ができない。どう説明すればいいのかわからないからでもあるが、悟空曰く、今は言っても無駄だからだろうだ。

 

(まさか、悟空君が神様だったとは……)

 

 そうガイは思っているが、悟空は神ではない。朝までの特訓が終わり都合を聞くと、悟空はこう言っていた。

 

「会っても無駄だと思うな。実はオラを見ていられる奴なんてそう居ないんだ」

「見ていられる?」

「ああ。オラ、結構昔に色々あって、神龍っていうデッケー龍と合体してな? あの世でもこの世でもないトコで世界中を見て回ってんだ」

「りゅ、龍とですか!?」

「龍など神話時代を語る昔話でしか聞かんぞ……」

「まあそんでな、その龍ってのが神様が作った、なんでも願いを叶えてくれるっていう龍なんだけど。神龍が許した相手にだけ、姿を見せることを許されてんだ。今のオラはな」

「まさにお伽話ですね……」

 

 言うなれば童話に出てくる神仙の出現パターンだ。ガイが神様と認識を間違えてもおかしくなかった。しかしそれならば尚更、なぜ飽くなき強さを求めるネジは見えないのだろうか。今も2人の対戦を宙に浮かんで(人はそうそう浮かばない。やはり神様か)見守っていた悟空に意識を向ける。するといつの間にか目の前に居て、ガイへ普通に話しかけてくる。

 

「このネジっちゅう奴はまだ素直になれてねえ。誰とも本気で向き合ったことがねえだろ? あのハッケなんとかっちゅう技と一緒さ。受け流してばかりいる。勿体ねえぜ。ハハ、なんだか会ったころのピッコロみてえな奴だ」

(ピ、ピッコロ? 随分かわらしい名前だが……)

「お? おお、ピッコロは神様だったんだ。かわいいとか言うと怒るぞーあいつ。カッコつけだからな。懐かしいなあ!」

(  !  ?  )

 

 神様が神と呼ぶ相手に似ているネジは実はとてつもない奴なのではないか。ガイは増々の謎に背中までぐしょ濡れだ。一方悟空はじいっとネジを見て、リーの勝ち誇り切れない複雑そうな顔に笑みを深める。自分だけずるをしている気分になっていることだろう。突然手に入れた自分の力に振り回されないまっすぐな意志が、孫のパンに重なって見えていた。

 

「ねえガイ先生ってば! リーがあんなに強いなんておかしいじゃない! なにか秘密の特訓したんでしょ? ねえねえ! えこひーきだ!」

「……なあなあガイ、こいつは強いんか? あんまり気は大きくねえが」

 

 口やかましいテンテンと、問い質すテンテンを指摘する悟空。ガイはたじろぐだけである。

 

(ガイ先生、さり気なくボクたち心を読まれてることに気づいてないですね……)

 

 起き上がって身体を払うネジの隣に座り込んで内心突っ込むリー。ガイをフォローしようにも何も思いつかない。取り敢えずテンテンを言い留める。

 

「テンテン、ボクが頼んで少しだけ修行のやり方を変えてみたんです。今までボクは体術を究める為に基礎を鍛えるトレーニングばかりしてきました。ですがそろそろボク自身の技を磨く時が来たのです!」

「技、って……、リーは既にネジでさえ会得できなかった蓮華を伝授されたじゃない? それなのに今、技?」

「ええ。技と言っても特別なものではありません。今までボクは剛拳を自負し、それを伸ばすように磨いてきたつもりです。ですがそれでは上手相手に通用しない。本当につい最近、それを身をもって知りました。だからボクは、木ノ葉流体術の極みであるネジの柔拳に対応できるほど柔軟に、ですがそれに流されない程に鋭い刃足りえる重剛な身体に。これら2つを合わせ、ボクのリミットギリギリのトップスピードで体勢を崩さないようになる!」

「な、なにそれ……すごいじゃない! でもできるの、そんなこと?」

「できるかじゃありません! やるんです!」

「そ、そうだった、この眉毛ドモはいつもコウだったわ」

 

 普段一歩引いて見るテンテンであったが、リーの目を見張る成長に少々我を忘れていた。リーもガイも度を越した修行バカだ。中忍試験本戦を直前に控えやる気に満ちているつもりのテンテンでも、やっぱり2人のノリにはイマイチついて行けない部分が多くある。

 

(助かったぞリー……。テンテンは女の子ということもあってあまり体格じゃ重量に優れず、チャクラ量も少なくてな。弱いわけではないが、下忍のくノ一の中でも並程度の体術しかない。だから種々様々な暗器武具の類をかき集めて、忍術で一度に相手を襲う戦術をとっている)

「はーん、あいつやっぱ女だったんだな。そっか、自分の実力が分かってるからあんなに焦ってんのか。剣術や棍術はどうなんだ?」

(それは上位クラスだろう。さすがにうちはには負けるだろうが、忍具の扱いはこの班で随一だからな)

 

 テンテンは重度の武具ファンでありマニアだ。日頃お手入れも欠かさない。それは時に自分の身だしなみよりも優先される程。それらを十全に使いこなすことも1つの目標と言えた。

 

「見てみてえな。なあガイ」

「よし……、そこまでやる気があるならテンテン、今日はこのオレが相手をしてやろう!」

「ええ、そんなあっ!?」

「なに、久々にお前のコレクションを見せてくれ!」

「おお、テンテンの美しき武舞を見られるんですか! 燃えますね!」

「コレクションじゃなくて実用品です! って、わたしをバカに巻き込まないでよー!」

 

 そう叫びつつ、懐から取り出した巻物を2つ投げる。忍が扱う巻物とは簡易的な術の発動を意味する。

 

――  双 昇 龍   ――

 

 煙を巻いて音を立てる巻物から雨のように降り注ぐ武器の類。その数ゆうに100を超える。自重で突き刺さる大小の太刀2振りを引き抜きテンテンが構える。方や身の丈程もある長刀、もう片方は軽装なテンテンに会う尖そうな黒い短刀。鉄同士の当たる甲高い金切り音をバックミュージックに、ガイへ突撃する。十字に重ね交差する剣腹にガイの影を捉え、刃を斜に押し付けた。ガイはそれを脚で受け止める。長いズボンの下に隠した上等な鎖帷子が壁となる。テンテンは逆手に持った大振りの太刀をガイのスネに滑らせ、股ぐらに突き立て噛ます。高く上げた蹴り脚を下げようとすれば鋭い刃に切り裂かれる。闘いの間に舞った木の葉が刃に舞い降り、そのままスパリと寸断されてしまう。すかさず短刀をガイの首に刺し向けるが、ガイは顎を逸らして避ける。当然そんなことは承知しているテンテン。身長差から回避は簡単。故に顎で避ける。小さな動きを誘ったのだ。

 

「!」

 

 柄から折れるように飛び出した短刀の刃。仕込み刀と呼ばれる暗器だ。残った鍔から火炎が吹き出し、死角となった胸より下からガイに食らいつく。焦がすような熱波を受け、たまらずガイが砂埃を残し高く跳ぶ。が、これまたテンテンの計算ずく。猛火を吐く鍔に巻き付けた紐を解き、火に翳す。線香花火のように激しい音を立て唸り出した。この動作中にさえ一切見逃すまいとガイを睨みながら狙いをつけ、その柄物を放り投げる。これもまたよく改造された小型爆弾だったのだ。

 だがガイもさすがの上忍。そんなことはあの一連の攻防でわかっていた。長さの違いに比べてあまりに比重の違いすぎる斜め十字斬り。そもそも尺の違う武器でやることではない。それは同じ長さの得物を使う場合の戦法。大小の攻撃範囲を広くカバーする為の剣幅の違いを、テンテン程のスペシャリストがただ無駄にするとは思わなかった。あの十字斬りは短刀の脆さを隠す為のフェイク。根本で折れるように出来ている刀など本来使い物にならない。刀ならば切る物。だからこそ腕や拳ではなく装甲のある脚で守る。格の差から逃げはしない。そう考える認識を利用したブラフに、単純に引っかかるほど甘くない。

 眼前まで上がってきた獲物が切り裂かれ弾ける火も消える。ガイの脚に備え付けられた長刀がそうした。それは先程テンテンが後退防止の為にガイの足元に突き立てた物だ。あの跳び上がる瞬前、身の丈程もあるあの刀を蹴撃一つで引っこ抜き、翻って宙空浮遊中に包帯で脚に巻きつけ、テンテンに見つからないように頭を下にして待ち構えていたのだ。丁寧に引き連れた砂埃に紛れて。

 歯痒い。自分の持てる武器を逆利用された。見逃すまいと見続けていた筈なのに。地に刺さる仕込み風魔手裏剣を牽制代わりとして投げ、まだ地面に降りてこないガイの姿勢を少しでも乱す。癇癪玉サイズの散弾爆薬をポーチから出して数個投げつけ、今度は身幅を上回る大剣を引きずるように構え待ち受ける。

 天高く浮かんだガイが行うことなどだいたい知っている。ダイナミック・エントリー。ガイが好んで使うジャブのような技。だがその威力は単純故に絶大。身体に重みの足りないテンテンでは無策無謀で受け止められる気がしなかった。

 

―― ダ イ ナ ミ ッ ク エ ン ト リ ー ! ! ――

 

 盾代わりに構えた大剣が中折れする程の衝撃。体重の軽いテンテンは弾丸のように真っ直ぐ飛ばされる。その方向は棍棒。錐揉みしながら撹拌される意識の中で視界に捉え、まるでたぐり寄せるように腕を伸ばす。その手は見事棍棒を掴みとり、何回転も猿回する。引きつるような腕の筋肉の痛みに耐え切った。

 だがテンテンはそこまでが限界だ。ガイに拳さえ使わせることができなかった。内容としては十分。しかし結果は惨敗。さりとて悪い部分もないからこそ、テンテンは今一番伸び悩むのだ。

 

「ハハハハ、猿みてえだったなあ!」

(キミが言うんですか……?)

「テンテン、色々と工夫が見えてイイぞ! だが闘う前段階で考えている内は敵に気取られやすい! 事前準備も大事だが、敵に勝つ、殺すことばかりを目標に考えるな! この班で前衛は十分、テンテンにはもっと大局観を覚えて作戦を達成することを目標にして欲しい!」

「はぁい……、ぐろっきぃ……」

「大丈夫かテンテン」

「大じょばなぁい、きもちわる……うっ」

 

 ネジに起こされるも腰砕けといった感じだ。少し泣きそうなテンテンを見た悟空は。

 

「うーん、あいつも頑張ってんだろうけど、今のママじゃやっぱ頭打ちも早いだろうなあ」

(そうなんですか?)

「ああ。あのツンツクとかいう奴の使った武器、ありゃ量産品ばっかりで上等じゃなさそうだ。それに特別な武器も足りてねえ。この世界には不思議な力を持った武器はねえんか?」

(あるとは聞いたことがあります。雨隠れの里には七本刀と呼ばれる名刀があると言われ、その持ち主に代々諢名がついているとか。他にも秘匿されている武具は枚挙にいとまがないでしょうね)

「なんでそれ獲りに行かねえんだ? 他にも造るとかよ」

(その疑問はオレが答えよう)

 

 テンテンの面倒を見るネジを見つめつつガイが割り込む。

 

(過去この木ノ葉には忍術や秘薬・忍具などありとあらゆる物を研究する部署があった。そこでは里の表裏どちらに置いても欠かせない程重要な研究が行われ、日々里の役に立っていた。だが、ある男の存在によってそれが崩壊することになる。法外な手段、人体を遺伝子レベルで改造する危険な技術研究。それらは里が始まってから行われていたことなのかも知れない。だが大蛇丸の手によって過激化した。危ぶんだ火影と相談役達によって潰されたがな)

(大蛇丸……、教科書に乗る英雄ですよ! 伝説の三忍と呼ばれる有史の傑物です!)

「ひえーっ、なんだかゲロみてえだなそいつ」

(ゲロ扱い……?)

(大蛇丸とともに里から立ち消えた闇。それは今も里の暗部で行われているのかも知れない。オレたちの前に現れる時、それは死を意味するのかもな)

「里で危険な武器を作んねえのはわかったけど、じゃあ探しに行くのは?」

(その応えは簡単だ。オレたち忍は仕事以外で国外に出ることを基本的に禁止されている。里の外は一歩間違えれば他里他国の領地。軍人であるオレたちが許可を取らず侵入することは侵犯行為と見做され戦争の火種となってしまうんだ)

「ふーん。じゃあしょうがねえか?」

(だが、良いことを聞いたな……)

 

 顎に手をやり思案仕草。ガイは感慨深げに一頷きすると、テンテンに声をかけた。

 

「テンテン、ネジ、リー。中忍試験前に餞別をやろう。欲しい物を買ってやる!」

「ガイ先生それほんとっ!?」

「おいテンテン、元気がなかったんじゃないのか……?」

 

 途端元気になるテンテンに、呆れ眼のネジ。リーはリーで欲しい物が思い浮かばず云々首を捻っている。

 テンテンは新しい武器。ネジは欲しい物よりガイとの1日タイマン勝負の権利。リーは……。

 

「悟空君、ボクに修行をつけてください!」

「いいぞ。オラがいくつか教えてやる。忍術とかいうやつじゃねえ、オラ達流の闘い方をな」

 

 まだ陽も昇りきらない特訓場に赴いたリーが姿勢正しく悟空に頭を下げる。自分よりも幼い見た目の実力者相手に、素直に頭を下げられる武道家がどれだけ居るだろう。気のいい悟空も簡単に了承した。

 

「まずお前の隠してる限界を取っ払う技、八門遁甲だっけ? とりあえず今はそこまでにしとけ。どれだけやっても効率が悪い」

「お、押忍……、あれ、ボク八門遁甲のこと言いましたか?」

「お前の潜在能力を開放しただろ。あの時ついでに記憶を読んだんだ」

「記憶まで読めるんですか! ……あれ、でもテンテン達のことは知らなさそうでしたが」

「スムーズに実力を見るためにハッタリかましたんだ。八門遁甲と違って命に関わるようなもんじゃなかったしな」

 

 なるほど色々考えているようだ。悟空と言う男は、リーから見てどちらかと言うと少し天然っぽいところがある風に見えていた。手頃な丸太に腰掛けた悟空は、脚を投げ出して空に泳がせながら説明を続ける。

 

「んでな、オラも似たような技を使うんだ。界王拳っちゅう技でな。それを使うとパワーもスピードも何倍にもなる分、その後の反動がすっげえ。身体がバラバラになるんじゃねえかって思うくらいだ」

「確かに、ガイ先生に教えられたデメリットと似てますね……」

「だろ? で、オラその界王拳っちゅう技を使うのを抑えてんだ」

「ボクも八門遁甲を使ってはいませんよ? ガイ先生との約束ですから」

「それはいいんだ。問題はそこじゃねえ……。その界王拳って技は自分の実力を限界の何倍、何10倍にも引き出すことが出来る分、本来の実力が上がる度に無理がデカくなんだ……。実際、最初に界王拳を覚えた頃より何100、何1000倍も強くなったって言うのに、オラが負担を気にせず界王拳で超せる限界はギリギリ20倍ってトコでしかねえ……。限界以上の実力を得る為に鍛えても、その限界のハードルが上がって結局天井が高くなっちまう。これじゃあイタチごっこだろ?」

 

 悟空が語る難点。リーは目から鱗が落ちる気分だ。確かに、どれだけ強くなってもあの技のデメリットを打ち消すことはできない。人間が人間である以上それは逃れ得ぬ理とも言える。使えば奇跡が起きて半死、ほぼ100パーセント死が待ち受けるオーバーリミットは、ロック・リーにとって言葉通り最期の手段。どれだけ高みを望んでも、イカロスのように熱に焼かれ落下死する運命だけが待っている。無論、今のままではだが。

 

「だからリー。お前にゃこれからチャクラっちゅうエネルギーだけじゃねえ、気ってモンを覚えてもらうぞ」

「気! それは殺気や覇気の気ですか!」

「まあそんなモンだ。実際はもっと便利だけどな。気はチャクラみてえに変な管を通らねえから、あのネジっちゅう奴に止められることもねえし、そのチャクラを操作するのに役に立つかも知れねえぞ」

「おお! 本当ですか! ……で、でもボク、恥ずかしながらチャクラ感知も苦手で……」

「難しく考えんなあ。攻撃する時チャクラを自然に扱えてるんだ、気なんてもっと簡単さ! なんせ身体だけじゃねえ、世界中のどこにでもあんだからな! さ、まずは気を感じて掌に出す練習だ。あぐら組んで胸の前に手で輪っかを作れ」

「押忍!」




テンテン「まっさかリーが休みをご所望とはねえ」
ネジ「……そうだな」
テンテン「意外だわー武器でも降るのかしら?」
ネジ「……それはお前の技だ」
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