7月6日
第二陣が到着した
先発隊と違い到着すると同時に上陸許可を要請して来た、二個艦隊十二隻だ
こちらに断る理由も無いので許可を出して必要な書類作成を事務艦に指示、指定上陸場所に誘導するのに軽巡の手を借り出した
これに伴い先発隊からも上陸許可を要請して来た、曰く第二陣の引率に手を貸すそうだ
そんな訳で執務室に上陸許可を出した艦娘の内三名、二個艦隊其々の旗艦と引率に手を貸している先発隊から小さな初期艦が来ている
「当鎮守府の司令官職に就いている佐伯です」
執務机越しに三隻を見る
「大本営所属の軽巡、天龍だ、今回はこっちの初期艦の付き添いと序でに資材を持って来た、詳しい事はこの書類にある通りだ、確認してくれ」
言いつつ事務艦に書類を示してそれを渡す
「大本営所属になっている初期艦、叢雲、外地研修の一環として今回の引率を任されています、第二陣の本隊はこちらの特務艦で編成された艦隊で、天龍が率いている遠征隊は休息の後大本営へ帰還します、当艦隊の行動計画はこちらにあります、確認後、調整をしたいと考えていますので、早急に対処していただければ幸いです」
こちらも言いつつ事務艦に書類を渡している
「持ち込まれた資材はウチの資材庫にそのまま搬入する、とあるが、ずいぶん気前が良いな、どんな裏があるんだ?」
事務艦に渡された書類は直ぐ様私の手元にきた、パラパラ斜め読みしながら取り敢えず軽巡に聞いてみる
「裏?裏も表も無いが?なにを聞きたいのか知らんが、変に勘繰らなくていいぜ、その資材は大本営でオレが管理してる資材だ、大本営で問題になる事も変な所から取引材料にされる事もない、その辺はこの天龍が保証してやる」
「?管理している、艦娘が資材の管理権限を持つのか、大本営では」
「そうよ、大本営ではこの鎮守府と違って艦娘の運用に関わる多くの案件を艦娘が管理している、天龍は遠征隊統括責任者、資材管理もその権限の範疇よ」
初期艦の説明に思わず悪ノリを思いついてしまったので、探りを入れてみる事にしよう
「ほう、つまりこちらの天龍が許可を出せば大本営の資材庫から資材を取り放題、という事か?」
「理屈的にはそうなる、が、大本営の艦娘運用との兼ね合いもあるから、取り放題というのは許可出来ないがな」
えー、冗談で言ったら真面目に返答が返って来たんだけど、どういう躱し方をするかでこの軽巡の性格を読むつもりが躱されずに受け止められてしまった、砕けた口調とは裏腹に生真面目な艦娘らしい
「そんな大層な立場の艦娘が大本営を離れて良いのか?」
「そんな心配は無用だ、なにしろ大本営には天龍が三隻着任してる、誰かしら残ってれば資材管理くらい余裕だぜ」
ああ、この天龍一人で統括責任者という事ではなく三隻でソレをやっているのか、ナルホド
「この、工作艦?という艦種は聞いた事が無い艦娘だが?」
他にも給糧艦とか補給艦とか書いてあるんだが、艦娘の艦種としては聞いた事がない
「それらは極最近大本営で建造に成功した艦種、まだ各一隻しか建造されていない、この鎮守府で研修を予定している、書類に計画が記載されているから一読して下さい」
初期艦から説明が入った、兎に角書類を読み込めと、そういう事か
ん、もしかして隊長が第二陣について聞きたがっていたのはコレか、自衛隊の艦種判定で不明艦となっただろうから、それで聞いてきたという事かな
「その工作艦達は今どこにいる?」
「上陸許可が出ただけだからな、上陸場所で待機させてる」
「その引率に五月雨が付いています」
ここまで大人しくしていたちっこい初期艦、電が言ってきた
この電はウチの叢雲の同期で鎮守府に配置された初期艦の一人だ、見覚えがある
「五月雨が引率に付いているのなら、待機場所を食堂に移して良い、電、手間を掛けさせて悪いが、使いを頼まれてくれないか?」
「五月雨と一緒に引率に付けば良いのですか?」
「いや、食堂に着いたら誰かしらいるだろうから引率はそっちに引き継いで、戻って欲しいんだが、事務艦、人数分の利用キーを用意して電に持たせてくれ」
「えっと、執務室の在庫は六枚しかありません、倉庫から出して使用状態に仕上げますので、暫くお待ちください」
そう言うと事務艦は退室して倉庫に向かった
因みに、食堂の利用キーというのは主に在庫管理や個人への配給、支給記録など、諸般の管理目的で鎮守府で導入されているICカードだ、大本営で導入されている電子マネーとは利用目的が違う為、各鎮守府内の使用に限定されている
「暫くかかるそうだ、そちらに座って待っていてもらえるか」
執務室に据えられている長椅子を示しながら言う
「五月雨を買っている様だな、なかなかわかる司令官みたいだな、あんたは」
軽い口調で言ってくる軽巡
「?わからない司令官と云うのは」
「大本営の名ばかり司令官の事かな、対外的にはアレも司令官らしいが」
「大本営の司令官というか大本営の士官達は鎮守府司令官とは立場が違う、同一視する様な事は無意味だと思うが」
「まったくだ、その通り過ぎて泣けてくるよ、大本営じゃソレが通らないんだ、司令長官とやらは人の組織のトップだしな」
なんでこの軽巡はこんな愚痴を私に聞かせてるんだろ、なんともしてやれないが
長椅子に誘導して三人に座ってもらう、すると遠慮がちに電が言ってきた
「司令官、質問しても良いですか」
「どうぞ」
「この鎮守府の活動を停止した理由を聞かせて下さい」
「?資材枯渇により行動不能になったからだが、どういう答えを期待したんだ?」
それは大和が言っていたことからも先発隊に伝わっているのは明らかで、今更聞いてくることではない、何を聞きたいんだ、電は
「この鎮守府が活動を停止してしまった為に艦娘部隊は難しい状況に陥っています、その影響の大きさを考えなかったのですか」
なんだ?電は余程こちらの活動停止が気に入らない模様、まあ、元鎮守府配置の初期艦といっても今は大本営所属艦なんだ、大本営(大和)の思い通りに動かないこちらを快く思わないのも仕方ないのかも知れない
「電は何か考え違いをしている様だな」
「?考え違い」
態々言わなきゃならない事なのかね、コレ、でも言わないと伝わらない、正直面倒臭いんだが
「電は鎮守府に配置された初期艦ではないのか、鎮守府に配置された初期艦なら、司令官の職務と権限について知っているだろう、その上で、影響の大きさとやらを私に問うのか?」
「ただの司令官なら、その通りでしょう、でも佐伯司令官はそうではないハズなのです」
何を言いだすんだこの初期艦、私は一介の司令官職に就いているだけの雇われ司令官だが
私の疑問を感じ取ったのか電が続ける
「ただの司令官なら、指定海域の外にまで艦娘艦隊を配置したり、自衛隊と協力関係を構築したり、一週間を超える長期に渡り深海棲艦の活動を日本周辺の全ての海域に於いて抑え込んだり出来ないのです、佐伯司令官は只の司令官とするには功績が大き過ぎるのです、その功績の大きさを自覚して欲しいのです」
は?功績が大き過ぎる?何の話だ、それは、初めて聞いたんだが
「電、突然そんな事を言っても司令官が困るだけ、大和でさえ司令官の功績の大きさを気にし過ぎた為に、対応を誤って事態を拗れさせてしまっている、私は慎重に話を進める事をお勧めするけど」
初期艦がなんか言ってきた、が、なんだそれは
「その顔は本気で電の言い分がわからないって顔だな、まあ、公募で着任した司令官に想定されていた勲章授与規定の遥か上を行ったからな、最高位の叙勲を二十回くらいやれば、良いんじゃないか」
揶揄う様な、愉しそうな感じで言ってくる軽巡
「すまんが、本気でわからん、何の話をしてる?」
指定海域以外への艦娘艦隊派遣は大本営の承諾が必要、そういう規定になってる、それを事後承諾で取ろうとして失敗してるんだが、自衛隊への協力要請は元々司令官職に付与されているものだ、深海棲艦の活動を抑え込めたのは、運が良かったとしか言い様がない、勿論その運を掴む為に艦娘達と自衛隊の活躍があった事は言うまでも無い、どこから見ても私の功績など何処にあるのか、サッパリわからん
「はぁ、司令官さんは欲が無さすぎるのです、今の時点での功績を正確に理解していれば、値札の付くものなら何でも大本営が持ってくるくらいの大きな功績なのに、関心さえ無いなんて、悟りでも開いているのですか?」
コイツ、このちっこい初期艦、電は毒舌持ちだ、今確信した、艦娘を外見で判断してはいけない事は司令官職の研修でも再三警告されていた、だが、それをここまで有効活用しなきゃならん艦娘は初めてだ
「あ、色々察したらしいぞ、司令官は、如何する電」
相変わらずの調子で言ってくる軽巡
「如何もしないのです、漸くマトモに話が出来るのです」
おおう、態々ソレを知らせてきたのか、電は、という事は、この容姿で苦労したのかな
「……なんですか」
「いや、初期艦なら色々と苦労が多かったんだろうなと、思っただけだ」
過去の苦労話などここで語り出されては堪らない
直ぐに事務艦が戻ってきて、電がお使いに出た
今執務室に居るのは私と天龍と叢雲と事務艦、の四人
「天龍は大本営所属と言っていたな、所属期間は長いのか」
「ん、それほど長くは無いぜ、オレより大和の方が先に建造されてるしな」
事務艦が人数分のお茶と茶受けを持ってきてくれたので、軽く雑談をしている
二人が持って来た書類の確認とこちらの行動計画との擦り合わせを大雑把にやったのでその確認作業をお茶を持って来た事務艦頼んだのでその作業が終わるまでの時間を活用しての雑談だ
「何か気になるの?」
初期艦が聞いて来た
「大本営の事情は知らないから、判断は出来ないが、所属期間に対して練度が合わない様に視える、これはあの秘書艦もそうだが」
「あー、わかるのか、そういうの」
感心した様に言ってくる軽巡、こんな些事は鎮守府司令官なら分からない訳がない、所属期間と練度の関係からすればこの軽巡は被り艦等の事情で鍛錬を後回しにされた様な状況に視える
しかしこの軽巡は三隻揃って大本営で相応の立場に就いているという、鎮守府では起こり得ない特例的な状態だそうだ
「まあ、今だから言える事だが、大本営で着任している軽巡の天龍ってのは公式には一隻だけなんだ」
「?」
「軽巡の天龍が三隻着任ってのが正式化したのは老提督が大本営を仕切り直してから、つまり、つい最近の事だ」
「??」
「大本営の士官達は艦娘の個体差が見分けられない、そこを利用して同型同名艦を複数建造して頭数を揃えたんだ、士官達は一隻いれば十分だって聴かないからな、その癖数を揃える算段を立てる事もない、盲目的に従っていたらロクな状況にならない事だけはハッキリしてたんだ、そこで少し手を回して数を揃える算段をこっちで立てたってワケ、おかげで同型同名艦がいっぱいいるぜ、大本営には」
なんだ、それは、言ってる事は分かるが、理解出来ない
抑、何故そんな事をしなければならないんだ?
大本営の士官達は艦娘の数を増やす算段を立てていなかった?
じゃあ、彼奴ら大本営で踏ん反り返って何をしてたんだ?
「あらま、そんなに衝撃的な話をしたつもりは無いんだが、大丈夫か」
軽巡に心配気味に聞かれてしまった
「その話からすると、天龍が遠征隊統括艦娘になっているのは、少し手を回した、からか?」
「そう言う事、流石に四人目は士官達に勘付かれそうで止めといたが、もしかしたら行けたかも知んねーけど、三人で何とかなってたし、無理を押す程の状況でも無かったしな」
何でも無い様に云うが、大問題なんですけど、大本営は如何なっているんだ、憲兵隊長はあの視察官が大鉈振るって改革中だと言っていたが、この軽巡の言い分からその内容がこちらの想定以上だと想像出来る
この軽巡が言っている状況を実現する為には鎮守府では禁止されているいくつもの事項を実施しなければならない
鎮守府で行われれば司令官は間違いなくクビだ、管理不行き届きってレベルじゃねーぞ
怠慢を通り越して職務放棄と判定される事案なんだが、猫が鼠を捕まえないよりもタチの悪い話だ
その状態で誰もクビにならずに踏ん反り返っていられるとは、大本営って所は、関わりたく無い巣穴な事だけは間違いないな
「あの戦艦もそうなのか?」
気になったから聞いてみる
「大和か?いや、大和は一人だけだ、いくら士官達の目端が効かないといっても、戦艦種みたいな大型艦にこの手は使えない、駆逐だって型によっては拒否して来たからな、そんな訳の分からない話を通さなきゃ着任出来ない様な司令官の下に居たくないってな、駆逐艦にしちゃ御立派な言い分だ、反論する気も起きないね」
「拒否した駆逐艦は、解体か」
「そうだ、それしか手が無いからな」
なんてアホな事をしているんだか、態々建造して着任拒否される様な状況だと説明して解体とか、アホ過ぎて文句も出て来ない
「その話からすると、天龍は艦娘の建造と解体の権限までもっているのか?」
「いや、正式には無い、だから色々と手を回してる」
ふーん、色々ねぇ
「で、そんな話を私に聴かせた理由は?」
ただで聴かせる話としては度が過ぎる、大本営所属艦が鎮守府の規則をどこまで知っているのか、知っていて話したのなら、私はかなり見下されているんだろうな
「?単に世間話的なヤツでこれといって意味はないが、何を思い付いたんだ?聞かせてみろよ」
コイツ、言質を取って何をする気だ、こっちにも手を回そうって腹か?
「司令官、そんなに警戒しないで、天龍は大丈夫、信頼出来る軽巡よ、大和達もそうだけど、私達は司令官の味方をしに来たのだから、そんなに警戒しないで」
「いや、こっちの悪企みを話したばっかだ、直ぐには無理だろ、まあ、アレよ、敵に回すと厄介だが、味方に付ければ頼もしいってヤツ、そんな感じで考えてもらえれば、こっちとしては遣り易いんだが、ハイそうですかって聞ける話じゃないわな」
初期艦がなんか言って来たが、軽巡がこちらの心情を語ってくれた、なんだかなぁ
「初期艦は随分と天龍を買っている様だが、何を根拠に信頼出来る軽巡だと言っているんだ」
ドロップ直後の駆逐艦とはいえ初期艦だ、なにかしらの理由はあるのだろうと思って聞いてみる
「天龍は私の教導艦、そして大和はつい先日まで私の教導艦だった、どちらも信頼に足る艦娘、まあ、大和は人が良過ぎて心配な所もあるけど、戦艦としての伸び代は計り知れない程のモノを有してる、司令官なら、それを引き出せる、それが大和を大本営からこの鎮守府へ移籍させた理由、大本営に一隻しか所属していない戦艦を託されるくらいには司令官は期待されているのよ、あの視察官に」
おい、今聞き捨てならない単語が出たぞ、視察官?この初期艦が視察官といったら、老提督の事じゃないか、あの戦艦がウチの鎮守府に来たのはあの爺さんの差し金って事かよ
あのジジイ碌な事をしない、私に何の恨みがあるんだ
それにこの初期艦を教導していたって?なんだってあの練度で初期艦の教導なんてしてるんだ、どう見たって荷が勝ち過ぎてるじゃないか
いや待て、事務艦の調べた所によるとあの戦艦、交渉を専門に行う艦娘という事だった
そこから推定されるのは、対応力の高さ、どんな状況でも何とかしてしまえるだけの力量、それに敵を作り難い雰囲気、交渉という事は対人応対に限られると思われるが、対応力の高さと柔軟な力量に裏付けられた余裕から来る雰囲気を持っていると?実物を見る限りそうは視えなかったが
「あんまり老提督の名を出すなよ、効きが強過ぎるから」
「司令官にはあんまり効かないと思うけど?」
「……そんな風には見えないが」
固まってしまった私を見た軽巡の感想が聞こえた、つい、爺さんの名が出て来て長考してしまい、結果として固まってしまった
「司令官?」
初期艦が呼びかけて来てる
「あのジジイ、じゃなかった、老提督は今回の件にどこまで関わってるんだ?」
言い直したんだが、天龍は吹き出すのを堪えるのに精一杯になってるし、初期艦には呆れられてしまった
「はあ、視察官の期待が大きいのを重荷に感じているのだろうけど、その期待を寄せるだけの行動を司令官は間違いなく起こした、その行動に結果を伴わせた、それが電が言っていた大き過ぎる功績、私に分からないのは、何故司令官はソレを知らないの?」
呆れつつも言って来る初期艦
「知らないのって、云われてもな、こっちは大本営に抗議文送付して以来無視されている、今も大本営からは何の返信も無い、何の確認も了承も取れない状況だが」
「は?」
漸く平静を取り戻した軽巡が今度は呆気に取られてる、忙しいヤツだ
「……無視、されている?どういう事?」
なんでこの初期艦は軽巡に聞いてるんだろ
「単に返信がないってだけで無視と決めつけるのは、短慮じゃないか?」
少し考えてから軽巡が言ってきた
「問い合わせから承認要請等々、七十を超える通信に一切返答が無い状況を他にどう解釈するんだ?既読通知だけは全部きてるからな、ここまで来ると嫌がらとしても通る域だと思うが」
「つまり、通信障害やら何かで届いてない可能性は無いのに、通信を読むだけ読んで放置されていると、承認要請にまで返信をして来ないと、そう言うのか?」
驚いている様な、確かめる様な感じの軽巡
「そうだ、一度自衛隊に協力を仰いで鎮守府とは別系統の通信網から伝達してもらったが、結果は変わらなかった、しかも防衛省単独の問い合わせには正式に回答を出して来たそうだ、艦娘部隊、大本営は、選択的にこちらを無視しているとしか思えない状況なんだが」
なんだろう、軽巡が考え込んでるが
「その件、大和は知ってるのか?」
その軽巡が探る様に聞いて来た
「さあ、どうだろうな、あの戦艦は大本営の命令で動くのだろうし、こちらには要求しかして来ないしな、重責を担っているのだろう事は予測が付くが、アレではな」
「大本営の命令って何の事?」
初期艦が聞いてきた
「大本営の機能の一部を移設だかなにかするんだろ、その為の工廠を造るのに邪魔だから自衛隊を追い出せと言ってきたよ」
「待て待て、ちょっと待て、自衛隊に協力を要請したのは、司令官だよな」
私の話に慌てたように軽巡が割り込んできた
「そうだが」
「その自衛隊を追い出せと、言ったのか?大和が?」
「初期艦を二人連れてきてな、そういう主張をして行った」
なんだろねぇ、軽巡と初期艦がなんか考え込んでしまったが
「……なんだか話が予想以上に拗れてる、天龍はどう思う」
「兎に角、大和達と話してこよう、機能移転の話が全然進んで無いのは確かなんだ、こっちの進捗だけが遅れてる理由は突き止めないと」