【原作:機動戦士Zガンダム】
◎ちょっとエッチなカミーユ君のいる風景にしてみました
◎中の人関係の展開も少々あります
僕の名はカミーユ・ビダン。
ほんの少しバイオレンスなところがなくもない、内気な少年さ。
ちょっとばかし女の子っぽい名前だけど、あんまり気にしないようにしているんだ。
気にしていたって、なにも始まらないし。
でも、ごくたまに記憶の曖昧な時がある。
そして、それから立ち直った時には大抵傍で誰かが倒れているんだ。
どうしてなんだろう?
この間なんて、どうしてだかジェリド先輩とカクリコン先輩が僕の近くで気絶していた。
不思議なこともあるもんだ。
その後、エマさんからかなり怒られてしまった。
夜はあんなに従順なのに、昼はけっこう厳しい。
ま、そんなところが魅力的なんだけどさ。
放課後、バスク校長とジャマイカン教頭から呼ばれた。
めっちゃ怒られる。
フォウと視聴覚準備室を無断使用したことがバレたようだ。
チクった奴は修正してやる!
おっと、冷静冷静冷静冷静。
僕は沈着冷静な男の子なんだしね。
使用料を払わなくてすみません、と言ったら更に怒られた。
理不尽だ。
父さんがまたもや浮気をしたらしい。
今度は……ええっと、マルガリータとかいう人だったかな?
母さんがめっちゃめちゃ怒っていた。
三人で楽しめばいいじゃないかと提案したら、何故か僕まで家を追い出された。
父さんにも困ったものだなあ。
レコアさんのとこにでも行くとしようか。
ファは僕の幼なじみ。
世話焼きの女の子だ。
僕の部屋に来ては、秘蔵のお宝を没収してゆく。
艦娘の貴重な写真もことごとく取り上げられた。
しくしく。
先日なんて拘束具を燃やされてしまった。
クワトロさんから貰ったものだったのに。
レコアさんとの浮気がバレてララァさんからむちゃくちゃ怒られたそうだけど、今度はドズルさんとこの娘さんが気になっているらしい。
あれ?
ハマーンさんはどうするつもりかな?
秘書のナナイさんも大層困っている。
そろそろ落ち着いたらいいのになあ。
ある日、アムロさんから相談を受けた。
セイラさんやフラウさんからフラれ、どうしたらいいんだろうかと嘆いている。
モテモテ男養成ギプスでもあったらいいのに。
女の子の沢山いる店に行ったらどうですかと提案したけど、大丈夫かな?
急に妹が二人出来た。
ある日の夜、父さんがいきなり女の子たちを連れて帰ってきたのにはびっくりした。
ロザミーちゃんとサラちゃんだ。
母さんがげきおこぷんぷん丸なんだけど、とても可愛いので僕的には一切問題ない。
血はつながっていないけど二人とも大切にするんだぞ、と言われる。
よし、お医者さんごっこしようと二人に提案したら、母さんから激烈な秘拳を喰らった。
ユー・ハ・ショック!
クメンで鍛えた技は今も健在みたいだ。
ねえ、母さん。
ちょっとした、ファミリー・ジョークじゃないか。
だから、バランシングは勘弁して頂戴。
ロザミーちゃんがめっちゃなついてくるので、とっても嬉しい。
彼女の方が歳上みたいだけど、何故だか僕がお兄ちゃんなんだ。
お兄ちゃんが欲しかったのかな?
少々のことは気にするな、と父さんに言われた。
父さん、一体なにをやらかしたんだろう?
サラちゃんはどうやら人見知りのようだ。
先月までシロッコさんのとこにいたそうだけど、これからは僕がお兄ちゃんなんだ。
大事にしてあげるからね。
ふふふ。
ヘンケン先生はエマさんをいつも目で追っている。
この間、誰かと付き合っているんだろうかって聞かれたけど、僕にはわかりませんと濁しておいた。
ちょっと困ったな。
金髪リーゼントな野獣のヤザンさんから女の子を紹介してくれよと頼まれたけど、僕にそんな人脈は全然ないです。
ヤザンさんの自動車工場で働いている、アドルさんやダンケルさんやラムサスさんからも必死な勢いで懇願された。
みんな、僕をなんだと思っているのかな?
それとなくライラさんを紹介したけど、返り討ちに遭わないかと少し心配になった。
キシリアさんの方がよかったかな?
今日は、珈琲仮面をたまにしているジャミトフさんのお手伝い。
お髭がとても似合う、ナイスガイなお爺ちゃんだ。
街の美化運動を一緒に行った。
一仕事終わったら、おいしい珈琲をご馳走になる。
それが楽しみだ。
たまに珈琲店へブレックスさんが来て、ジャミトフさんと口論している。
正に零距離砲撃。
いがみ合ってはいても、きっと心はどこかでつながっているのだと思う。
とても仲がいい。
羨ましいほどだ。
今夜はウォンさんの中華料理店で食事会。
父さん母さんにファ、フォウにエマさん。
新しく家族になったロザミーちゃんとサラちゃんも加え、八人で賑やかに食べる。
いつまでもこんな感じで幸せに暮らしていけたらなあ、と僕は心の底から願った。