Fate/Aback Life   作:円谷 抹茶

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Prologue:1

証明したかった。ただ、自分は誰かに勝る存在であるということを。

 

ただただ自らのために行動した。誰も邪魔をしないでくれ。

 

 

 

 

 

 

 

自己に自信は持っていた。実力も持ち合わせていたはずだ。

 

 

 

 

では何が足らなかったのか。

 

 

 

 

足りないはずはない。だからこそ私はここに立っているのだから。

 

 

 

 

失敗するはずはない。負けるはずはない。私は口を開いた。

 

 

 

 

自分という物体が音を立てて崩れていくような感覚に苛まれる。

 

 

まるで自分の身体が一から作り直されてゆく感覚。産まれ落ち行く感覚ではなく、身勝手に身体が構築されてゆく感覚。

 

 

深い慟哭が頭の中に響く。死の臭いが充満する。この先に恐怖が待っていると本能が警戒する。

 

 

目の前にあるものは何だ。

 

 

恐らくあれは死だ。死そのものがこちらを視ているのだ。

 

 

それが何であるかを理解した時には、既に身体が動いていた。

 

 

死はすぐに追いついた。逃げても意味はない。もう少し、もう少しなのに。

 

 

もう少しで届くと言うのに。身体の中で警戒音が響いている。

 

 

意識が途切れる前に、もう2つの影が見えた。

 

 

恐らくあれは狂気、純粋ならざる狂気。

 

 

 

 

 

そうして彼は意識を無くした。恐らく、私もそうなるのであろう。

 

 

 

 

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私は█████だろう。そのためにどれだけかかったのか、最早覚えてはいまい。

 

全てを████の為に捧げてきた。

 

あの██い████の輩とも██な関係を築いてきた。

 

███私の█████など気付いてはいないのだろう。

 

私は、██は██████になど興味など無い。

 

我々は純粋なほどに魔術師なのだ。

 

そのための███なのだ。この時の為に██████の██を██してきたのだ。

 

最大の██████があるこの█████るわけなどない。

 

なのに、何故私は████ているの██

 

分からない。頭の中を██████が這いずりまわっている。

 

████、████。今すぐに、私を……。

 

 

こうして、やっと一人の男の聖杯戦争は始まる。

 

 

 

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生きる意味、自身の価値、己の役目、全てが理解できた。

 

成長しきった身体に、相応の心が身につく。

 

どれだけ自分は愚かだったのだろうと、悔やんでも、恨んでも、消え去ったものは二度とこの手で触れることはできない。

 

最後の願い、志半ばで消え逝く仲間に、私は何をしてやれるだろうか。

 

私は―。

 

 

 

こうして一人の男は力を得た。全ては勝利の為に。

 




このような感じでプロローグ書いていきます。


本編はもう少し後から始まります。
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