証明したかった。ただ、自分は誰かに勝る存在であるということを。
ただただ自らのために行動した。誰も邪魔をしないでくれ。
自己に自信は持っていた。実力も持ち合わせていたはずだ。
では何が足らなかったのか。
足りないはずはない。だからこそ私はここに立っているのだから。
失敗するはずはない。負けるはずはない。私は口を開いた。
自分という物体が音を立てて崩れていくような感覚に苛まれる。
まるで自分の身体が一から作り直されてゆく感覚。産まれ落ち行く感覚ではなく、身勝手に身体が構築されてゆく感覚。
深い慟哭が頭の中に響く。死の臭いが充満する。この先に恐怖が待っていると本能が警戒する。
目の前にあるものは何だ。
恐らくあれは死だ。死そのものがこちらを視ているのだ。
それが何であるかを理解した時には、既に身体が動いていた。
死はすぐに追いついた。逃げても意味はない。もう少し、もう少しなのに。
もう少しで届くと言うのに。身体の中で警戒音が響いている。
意識が途切れる前に、もう2つの影が見えた。
恐らくあれは狂気、純粋ならざる狂気。
そうして彼は意識を無くした。恐らく、私もそうなるのであろう。
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私は█████だろう。そのためにどれだけかかったのか、最早覚えてはいまい。
全てを████の為に捧げてきた。
あの██い████の輩とも██な関係を築いてきた。
███私の█████など気付いてはいないのだろう。
私は、██は██████になど興味など無い。
我々は純粋なほどに魔術師なのだ。
そのための███なのだ。この時の為に██████の██を██してきたのだ。
最大の██████があるこの█████るわけなどない。
なのに、何故私は████ているの██
分からない。頭の中を██████が這いずりまわっている。
████、████。今すぐに、私を……。
こうして、やっと一人の男の聖杯戦争は始まる。
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生きる意味、自身の価値、己の役目、全てが理解できた。
成長しきった身体に、相応の心が身につく。
どれだけ自分は愚かだったのだろうと、悔やんでも、恨んでも、消え去ったものは二度とこの手で触れることはできない。
最後の願い、志半ばで消え逝く仲間に、私は何をしてやれるだろうか。
私は―。
こうして一人の男は力を得た。全ては勝利の為に。
このような感じでプロローグ書いていきます。
本編はもう少し後から始まります。