黒騎士は勇者になれない   作:断空我

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本編最終回。


黒騎士の笑顔

「決着か、貴様に俺を止めることなどできぬよ」

 

 天の神の背後に白い魔神のようなものが姿を見せる。

 

「トランザという存在が用意していた兵器だ。いくら星獣であろうと勝つことはできんぞ」

 

 現れた魔神を前にギガバイタスからギガライノス、ギガフェニックスが現れる。

 

「俺も行こう!百獣召喚!」

 

 三体の百獣を召喚してガオハンターが降臨する。

 

「ゴウタウラス!」

 

 黒騎士はゴウタウラスと合体してブルタウラスへ姿を変えた。

 

 ナイトアックスを構えて、天の神が呼び出した魔神ロボ ベロニカと戦いを始める。

 

 ガオハンターとブルタウラスの武器をベロニカは盾で受け止めた。そして、斧がついた形状の剣で二体をまとめて切り裂く。

 

 攻撃を受けて仰け反る二体と入れ替わるようにギガライノスが高速移動でベロニカを殴る。

 

 しかし、ベロニカは平然としており、逆にギガライノスを蹴り飛ばした。

 

 上空からギガフェニックスが攻撃を仕掛けるもアンカーが放たれて地面へ叩き落されてしまう。

 

 ギガバイタスの光弾によってベロニカは動きを止める。

 

「今だ!」

 

 ブルタウラスとガオハンターが左右から攻めた。

 

 ナイトアックスとリゲーターブレードがベロニカの体を切り裂こうとする。

 

 しかし、二つの刃はベロニカの装甲を傷つける程度。

 

「なに!?」

 

「ちぃっ!」

 

 ベロニカからの攻撃に距離を取るガオハンター。

 

「悪鬼突貫リボルバーファントム!」

 

 リゲーターブレードで三日月を描き、中心のエネルギーを集めて、リゲーターブレードをドリルのように回転させながら放つ。

 

 爆発が起こる。

 

 しかし、

 

「無傷だと!」

 

 ガオハンターの攻撃を受けて尚、ベロニカは平然としていた。

 

「大神!」

 

 ブルタウラスがガオハンターを突き飛ばす。

 

 ベロニカの光弾がブルタウラス降り注ぐ。

 

「落合!!」

 

 爆炎の中、ブルタウラスが姿を見せる。

 

 とどめをさそうとベロニカがブルタウラスへ狙いをつけた。

 

 ブルタウラスを守るようにギガライノスとギガフェニックスが前に立つ。

 

 ギガンティスバスターとギガニックブメーランの攻撃を受けてもベロニカは止まることがない。

 

 ベロニカは剣を振り下ろす。

 

 攻撃を受けたギガライノスの片腕が千切れる。

 

 地面に倒れるギガライノス。

 

 ベロニカは倒れたギガライノスを蹴り飛ばす。

 

 ギガニックブーメランとベロニカの剣がぶつかりあう。

 

「大神!」

 

 ガオハンターにブルタウラスは叫ぶ。

 

「少しでいい、時間を稼げ!」

 

「何をするつもりだ!?」

 

「一か八かだ……このナイトアックスの全力を使って奴をしとめる」

 

「大丈夫なのか?」

 

「知らん……だが、今のままでは俺達が倒されるだけだ」

 

「わかった、無茶はするなよ」

 

「聴けない相談だな」

 

 ガオハンターは戦っているギガフェニックスの下へ向かう。

 

 リゲーターブレードとギガニックブーメランを前にしてもベロニカは悠然と進んでくる。

 

 その姿を見ながら黒騎士は意識を集中させる。

 

 ナイトアックスの力を集める。

 

 長時間の戦闘で疲労があった。しかし、止まるわけにいかない。

 

「ここまできたんだ。終わらせる!」

 

 ナイトアックスにエネルギーが集まった。

 

 その時、ベロニカが無理やりギガフェニックスの片腕を引きちぎった。

 

「ギガフェニックス!」

 

 火花を散らして地面へ倒れるギガフェニックス。

 

 気を取られたガオハンターにベロニカがアンカーを放つ。

 

 アンカーによって繰り出された一撃でガオハンターは合体を強制解除されてしまう。

 

「そこだぁあああああ!」

 

 短い時間。

 

 けれど、ブルタウラスにとっては貴重な時間だった。

 

 前へ大きく踏みながら繰り出されるナイトアックス。

 

 放った一撃はベロニカの装甲を貫き、内部にあった核を粉々に打ち砕く。

 

 核を砕かれたことでベロニカの各所から火花が噴き出す。

 

 ナイトアックスを引き抜こうとした時、機能停止寸前のベロニカがナイトアックスを掴んだ。

 

 引きはがす暇もないまま、ブルタウラスごと、ベロニカは大爆発を起こす。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「勇者パンチ!」」

 

 地上では結城友奈と高嶋友奈の拳を天の神は正面から受け止めていた。

 

 受け止めている隙をつくように勇者たちが接近する。

 

「無駄……ん?」

 

 天の神の腕にワイヤーが巻き付いている。

 

 離れたところで樹が天の神の動きを封じ込めようとしていた。

 

「愚かな」

 

「させません!」

 

 切り札を発動した杏と球子が動きを封じ込めた。

 

「今です!」

 

「いけぇ!」

 

 二人の声と同時に若葉、風、千景、夏凜が武器を振るう。

 

「無駄だぁあああああああ!」

 

 叫びと共に放たれた衝撃と共に勇者たちは吹き飛ぶ。

 

「なんなのよ!私達総出で挑んでも余裕の態度じゃない!」

 

「当然だ。神を舐めるな。人間風情が」

 

 叫んだ夏凜に天の神が光弾を放つ。

 

 球子が咄嗟に回旋刃で防ぐもあまりの衝撃に後ろへ二人とも倒れこむ。

 

 天の神を背後から千景が強襲する。

 

 振り返らずに剣で貫いた。

 

 しかし、感触がない。

 

「分身か」

 

 千景は切り札を発動していた。

 

 天の神を囲むように複数の千景がいる。

 

 しかし、同時に複数の天の神が現れて、千景を倒した。

 

「力!」

 

「あぁ!」

 

 メガレッドとレッドターボがそれぞれの必殺技を放つ。

 

 爆炎に包まれる天の神。

 

「うし!」

 

 しかし、煙の中から天の神が現れてそのまま二人を掴んで地面へ叩き落した。

 

「力さん!」

 

「健太!」

 

 杏と若葉が叫ぶ。

 

「もろいな。人間とはやはり不要――」

 

 天の神が歩きだした直後、動きが鈍る。

 

 直後、背後で大爆発が起こった。

 

「日向さん!」

 

 結城友奈は叫ぶ。

 

 爆発の起こったのはブルタウラス達が戦っていた場所である。

 

「ベロニカを倒したか……だが、同時に黒騎士も」

 

「勝手に殺さないでもらおうか」

 

 微笑もうとした天の神の表情が固まる。

 

 目の前にゆっくりと降り立ったのは黒騎士。

 

「日向、さん」

 

 降り立った黒騎士だが、その体はボロボロで満身創痍の状態だ。

 

 手の中にあったナイトアックスは失われている。

 

「既に満身創痍。フフッ、ハハハハッ!黒騎士!やはり貴様はそこまでの存在だったということだ!貴様の刃は今度も俺に届かなかった!前と同じだ!貴様は俺の前に立つことはできても倒すことは出来んのさ!」

 

「…………そう、だろうな」

 

「認めるか!」

 

「だが、お前は周りが見えていないな」

 

「なんだと!?」

 

「前と今、違うものがある。それは」

 

 顔を上げる黒騎士。

 

「私達、勇者がいることだ」

 

 若葉が黒騎士の隣に立つ。

 

「黒騎士、日向さんは一人じゃないです!私達がいます!」

 

 結城友奈がギンガの光を纏いながら叫ぶ。

 

「そういうことだ、今度こそ、貴様を倒すぞ。天の神!!」

 

 叫びブルライアットを引き抜いた。

 

 天の神は光弾を放つ。

 

「斬る!」

 

 若葉が大太刀で切り裂く。

 

 後方から天の神へ東郷と杏が狙撃する。

 

 満開と切り札を発動。

 

 狙撃の弾丸を受けて仰け反る天の神。

 

 風が大剣を横薙ぎに振るう。

 

 吹き飛ばされることはないものの、足止めは成功する。

 

「樹!」

 

「お姉ちゃん!」

 

 樹がワイヤーで動きを拘束する。

 

「結城ちゃん!」

 

「高嶋ちゃん!」

 

 二人が声を掛け合い、切り札と満開を発動。

 

 獣拳とギンガの光の力が増す。

 

 その力に圧される天の神。

 

「銀、行くぞ」

 

「先生、はい!」

 

「破邪聖獣球!」

 

 鶴姫が手裏剣を投げ、ガオシルバーが必殺技を放つ。

 

「黒騎士、いや、日向」

 

 そんな彼らの姿を見て若葉が静かに告げる。

 

「終わらせよう、全てを」

 

「あぁ」

 

 大太刀とブルライアットを構える。

 

 天の神がまわりを薙ぎ払うも既に手遅れだった。

 

 二人の一撃が天の神を切り裂く。

 

 その技は隠されていた相手の急所を的確に砕いた。

 

「バカな!この、俺が、俺が負けるというのか!?人間に、ただの人間にぃぃぃいいいいい!」

 

「違う」

 

 黒騎士が否定する。

 

「私達は勇者だ」

 

「貴様は勇者と黒騎士である俺に負けたんだ。そして、思い知れ」

 

 崩壊を始める天の神。

 

「お前が見下した人間の力、それが貴様を倒した力だ」

 

「ハハッ、そうか、だが、いずれ人間は滅ぶ!俺ではなくても、新たな脅威がいつか滅ぼしに来るぞ!終わりはすぐにやってくる!」

 

 狂ったように叫ぶ天の神。

 

 若葉は大太刀を一閃。

 

 最後まで狂ったように笑いながら天の神は消滅する。

 

「滅びはせぬ」

 

 若葉は大太刀を鞘へ納めた。

 

「私達、勇者と黒騎士がいる限り、世界は滅びることはない」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『日向と勇者達よ』

 

 戦いが終わった直後、全員が白い空間の中にいた。

 

 事態を理解する暇もないまま、彼らの前に姿を見せるのは六大神とニンジャマン。

 

『天の神は滅びた』

 

『奴の生み出したバーテックスもやがて消滅していくだろう』

 

「つまり」

 

「終わったということだな!?タマ達の勝利だな!?」

 

「やったよ!タマっち先輩!」

 

「えっと、そういうことでいいのかしら?私達は少し、理解が追いついていないというか」

 

「頭が混乱しています」

 

 喜ぶ球子達に対して、風達は少し混乱している。

 

『そして、神樹の寿命も尽きようとしている』

 

「えぇ!?」

 

「ちょっ、それって問題じゃないの!」

 

 神樹の消失。

 

『だが、それは新たな始まりでもある』

 

『神樹は自らの力のすべてでこの大地を復活させる』

 

『失われた生命が戻ることは本来ならありえない。しかし、神樹に託されてきた思いによって、新たな命が大地に芽生えるだろう』

 

『これから、もう一度、キミ達がこの星を命で満たさなければならない』

 

「どういうことですか!」

 

 結城友奈が叫ぶ。

 

『我々はこの星を離れる』

 

『これから先は人間がこの星を守らなければならない。いつまでも我々がいては人間に成長に悪影響を与えてしまう』

 

『大丈夫だ。キミ達のような者が一人でも残っている限り、どんな試練があろうと乗り越えられる』

 

『さらばだ、勇者達よ!そして、黒騎士よ!』

 

『みんな!元気でなぁ!』

 

 手を振るニンジャマン。

 

 無敵将軍。

 

 隠大将軍。

 

 ツバサマル。

 

 究極大獣神。

 

 ゴセイアルティメット。

 

 ガオゴッド。

 

 彼らの姿が消えていく。

 

 同時に視界が開ける。

 

 そこにあったのは。

 

 

 

「うわぁ!」

 

 誰かが感嘆とした声を上げる。

 

 そこに広がるのは緑の大地。

 

 先ほどまでの死滅した大地とは思えない場所だった。

 

「すごいわねぇ~」

 

「うーん!さっきより、空気がおいしい!」

 

 みんなが騒いでいる中、日向は腰のブルライアットへ視線を向ける。

 

「終わったよ、蔵人……ブルブラック、俺は」

 

「日向!」

 

「おぉい!」

 

 顔を上げると炎力と伊達健太が駆け寄って来る。

 

 彼らは笑顔で、そして勢いよく日向にだきついた。

 

「おいおい、なんだ?」

 

「この野郎!心配かけんじゃねぇよ!」

 

「また、会えたな」

 

 涙ぐむ彼らの姿をみて、自然と日向の瞳にぽろぽろと涙がこぼれる。

 

「なんだ、これ?」

 

「おいおい!お前も泣いてんじゃないか!」

 

「……そっか、これは涙か」

 

 日向は自らの頬へ触れる。

 

 何百年も流していなかった涙。

 

 それに触れて、日向は自然と笑みを零した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一カ月後。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 四国以外の大地が解放されたことで人々は驚き、戸惑っている。

 

 大赦の三好春信などが中心として、なんとか事態の収拾にあたっているらしい。

 

「さて、ゴウタウラス、体の傷はどうだ?」

 

 俺は四国の外。

 

 緑の大地で寛いでいる相棒へ声をかける。

 

 あの戦いの後、ゴウタウラス、鋼星獣、聖獣たちはかなりの傷を負っていて自然治癒に当たっていた。

 

 かなりの時間を有したがようやく彼らの傷が癒えたらしい。

 

 吼えるゴウタウラスに笑みを浮かべる。

 

 あの後、俺に少しばかりの変化があった。

 

 失ったと思っていた人間の感情、笑顔や涙といったものが再び流れるようになったのである。

 

 今も、俺は自然と笑顔になれていた。

 

 ちらりと視線を向ける。

 

 海が見渡せる崖。

 

 そこに小さな墓を作った。

 

「蔵人、ここなら色々と見渡せるだろう?ようやく、お前の墓を作ることができたよ」

 

 かなり遅くなってしまったが弟の墓を作った。

 

 遺骨はない。けれど、安らかに眠れることを信じている。

 

「終わったんだよな」

 

 天の神に復讐するという目的を果たした。

 

 これから、俺は――。

 

「日向さーん!」

 

「……結城友奈の方か」

 

「はい!貴方の彼女!結城友奈です!」

 

 にこりと笑みを浮かべる友奈。

 

 対して、俺は困った表情だろう。

 

「友奈、前も話したがあれは」

 

 彼女の呪いを俺に移し替えるために告白をした。しかし、それは彼女の心の隙をつくための手段だったと謝罪をした。

 

 けれども。

 

「関係ないですよ!私は日向さんの彼女ですから!」

 

 彼女は俺の話を聞いても変わらず、俺の彼女と明言している。

 

 このために西暦組が大荒れしたのは記憶に新しい。ちぃちゃんに監禁まがいのことをされかけた。

 

「そうはいかないよ!結城ちゃん!」

 

「えぇ、高嶋さんの言うとおり」

 

「邪魔はさせないですよ!高嶋さんの友奈ちゃんと千景さん!」

 

 俺を包囲するように現れる結城友奈、東郷美森、高嶋友奈、郡千景。

 

「俺を包囲しないでくれないか?」

 

「結城ちゃん、あの告白は日向さんが結城ちゃんの呪いを取り除くための措置だったの」

 

「そうだとしても、私が日向さんを好きな気持ちは変わらないよ!東郷さんや日向さんの三人で楽しく過ごすの!」

 

「友奈ちゃんの言うとおりです。邪魔はさせませんよ」

 

「そうはいかないわ。日向は私と高嶋さんの大事な彼氏なんだから。私達が正妻なの」

 

 にらみ合う四人。

 

 その隙をつくようにするりと乃木園子と乃木若葉が俺の腕を左右から掴む。

 

「えへへ~、日向さん成分の補充だよぉ~」

 

「成程、これはひなたと同じくらい、素晴らしいものだ」

 

「おい、放せ、ひなた、微笑んでカメラを向けるな、おい!」

 

「あぁ、ちょっと!私達の家族になんてことしているのよ!樹、行くわよ!」

 

「うん!お姉ちゃん!」

 

 騒いでいると風と樹がやってくる。

 

「タマ、知っているぞ。こういうのとカオスっていうんだろ?」

 

「タマっち先輩、負けていられないよ!このドレスをきて、突撃しよう!」

 

「うわぁ、すっごいことになっているわねぇ」

 

「オウ!出遅れたわ!みーちゃん!行くわよ!」

 

「え、あ、待ってよ!わわ!」

 

 倒れそうになる水都を流星光が支えた。

 

「あ、ありがとう。ヤミマルさん」

 

「気にするな、それにアイツの苦しんでいる姿を見ていると笑みを浮かべてしまう」

 

「あ、あははは」

 

 なんともいえない表情を浮かべる水都。

 

 あの戦いの後、四国へ戻った俺を待っていたのはヤミマル、そして、西暦の時代に巫女だった上里ひなたと藤森水都が待っていた。

 

 やはり、彼女達も六大神によって長い眠りについていたという。

 

「まぁ、ほら、サプライズあったほうがいいだろう?」

 

「俺たち自身もサプライズになっているけど」

 

 あの時の健太と力の言葉は今でも忘れられない。

 

 何より。

 

 西暦の時代と神世紀の少女達による俺争奪戦(命名、ヤミマル)がはじまっていた。

 

「これはどうすればいいんだ?」

 

「決まっています!」

 

 にこりとほほ笑むのはひなた。

 

「全員を選んで幸せにしてください。そのために、私達は頑張ってきたんですから」

 

 告げられた言葉に俺は。

 

「考えさせてくれ。そんな話、受け入れられるか」

 

「いいえ、大丈夫です。既に園子ちゃん達と手は回してありますので」

 

 にこりとほほ笑む。

 

 周りのメンバーも笑みを浮かべていた。

 

「それに、ほら、大神さんと銀ちゃんも付き合うことになりますから」

 

 鶴姫こと三ノ輪銀は戸籍を取り戻している。

 

 その後、猛アタックの末、疲れ果てた大神のオーケーを勝ち取ったという。

 

「諦めませんからね!日向さん」

 

「ひなたの言うとおりだ。日向、我々は諦めることはないぞ」

 

 若葉の笑みに今度こそ、ため息を吐いた。

 

「前向きに検討するよ」

 

 俺の言葉にゴウタウラスが吼える。

 

「あぁ、そうだな」

 

「日向さん?ゴウタウラスはなんと?」

 

 問われた日向は笑みを浮かべる。

 

「あぁ、幸せになれってさ」

 

「はい!みんなで幸せになりましょうね!」

 

 そういって全員が抱き着いてきた。

 

 

 

 




魔神ベロニカ

鳥人戦隊ジェットマンに出てきたトランザの最終兵器。
その力はグレートイカロスを敗北に追い込むほどの力をもっていた。最終的に倒されるもその力はラスボスを生み出す切欠を与えてしまう。


これにて本編終了です。

このあと、番外編で本当に作品は終わらせます。


もし、スーパー戦隊が絡んで新たな戦いがあるならどれがいい?

  • パワーレンジャー
  • リュウソウジャー
  • ルパパト
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