Fate Grand Order ~歴史を紡ぐ者~ 作:牧弥潤巳
作者「・・・ごめんなさい。」
龍斗「・・・言い訳は?」
作者「ございません。」
龍斗「じゃあ遺言もないってことだな。今からお前をバラバラにする。」
作者「そんな物騒なことをここで言わないで!いや、やめ・・・アァァァァァァァ!!」
穂乃花「・・・作者が投稿をここまで遅らせなかったら龍君に殺られないですむのになぁ。あ、本編始まりまーす!」
四人がレイシフトした場所は何もない草原だった。マシュは英霊の状態にいる。
マシュ「・・・ふぅ。無事に転移できました。」
穂乃花「レイシフトって、こんなに頭がぐわんってくるんだ。」
香奈「ここっていつの時代?」
龍斗「見た限りだと、外国・・・だろうな。見渡す限り草原だから特定が難しい。」
マシュ「前回は事故による転移でしたが、今回はコフィンによる正常な転移です。身体状況も問題ありません。」
フォウ「フォーウ!フォーウ フォーウ!」
マシュ「フォウさん!?また付いてきてしまったのですか!?」
フォウ「フォウ・・・ンキュ、キャーウ・・・」
龍斗「つーかフォウもレイシフトできたのか。」
マシュ「・・・そのようです。私達のコフィンのどれかに忍び込んだのでしょう。幸いフォウさんに異常ありません。私達四人のどちらかに固定されているのですから、私達が帰還すれば自動的に帰還できます。」
穂乃花「なら問題ないのかな?」
マシュ「はい。私達は運命共同体です。マスター。時間軸の座標を確認しました。どうやら1431年です。現状、百年戦争の真っ只中という訳ですね。ただ、この時期はちょうど戦争の休止期間のはずです。」
龍斗「百年戦争・・・ってことはここはフランスか。」
香奈「でも、休止期間なんてあったの?戦争なのに?」
龍斗「百年戦争は名前のとおり百年間継続して戦争をしていた訳じゃないこの時代の戦争は比較的に温厚だったからな。」
マシュ「はい。捕らえられた騎士が金を払って釈放されるなどが日常茶飯事だったそうで・・・カルマさん?どうかしたのですか?」
カルマ「・・・空に、輪がある。」
四人「・・・え?」
上空を見上げると、そこには巨大な輪が空に存在していた。輪の中は何もなく、見続けるとブラックホールに吸い込まれるような感覚に陥る。
ロマニ「よし、回線が繋がった!画像は粗いけど映像も通るようになったぞ!って、どうしたんだい皆?揃って空を見上げちゃったりして。」
マシュ「・・・ドクター、映像を送ります。あれは、なんですか?」
ロマニ「これは―――」
回線上から見たロマニは驚愕する。この光の輪は人類が編み出した魔術に存在しないのだから。
ロマニ「光の輪・・・いや、衛星軌道上に展開したなんらかの魔術式か・・・?なんにせよとんでもない大きしだ。下手をすると北米大陸と同サイズか・・・?」
ロマニ「ともあれ1431年にこんな現象が起きたという記録はない。間違いなく未来消失の理由の一端だろう。アレはこちらで解析するしかないな・・・君たちは現地の調査に専念してくれていい。まずは霊脈を探してくれ。」
マシュ「ドクターの言うとおりです。周囲の探索、この時代の人間との接触、召喚サークルの設置・・・やるべきことは山ほどあります。」
龍斗「ま、一つずつやるしかないか。まずは霊脈を探しながら街を目指すか。」
穂乃花「街?なんで?」
龍斗「まずは情報がいる。」
マシュ「皆さん止まってください。確認・・・どうやらフランスの斥候部隊のようです。どうしましょう。を試みますか?」
穂乃花「危なくないかな?」
マシュ「見たところはヒューマノイドです。話し合えばきっと平和的に改源します。ヘイ、エクスキューズミー。こんにちは。私達は旅の者ですが」
マシュを見た兵士は固まる。それもそのはず、見たことのない格好をした人間にいきなり話しかけられたら不審に思うのは当然。
兵士「・・・」
マシュ「?」
龍斗「・・・カルマ、準備をしとけ、いつでも槍を振り回せるようにな。」
カルマ「了解。」
二人は察して、戦闘体勢をとっていた。
香奈「どうしたの?」
フォウ「フォウ?」
兵士「ヒッ・・・!敵襲!敵襲ー!」
ロマニ「ヤッホー、手が空いたら様子を観に・・・って、何でまわりを武装集団に取り囲まれてるんだい!?」
マシュ「・・・すいません、私の失敗です。挨拶はフランス語でするべきでした。」
龍斗「いや、反省点違うからな。」
マシュ「こうなっては戦闘回避は困難だと進言します。」
ロマニ「いきなり荒事か!しかもフランスの精鋭!ま、まぁ、とりあえず落ち着こう!その世界は隔離された状態だ。何が起きようとタイムパラドックスは発生しないから、彼等とここで戦闘になっても問題はないだろうけど・・・」
マシュ「ドクター。何かアイデアを。こういう時のためのフランスジョークとか知らないんですか?」
ロマニ「知るもんか、ぼっちだからね!でもちょっと待って、考えさせて。小粋な冗談を思い付けばいいんだろう?その帽子はドイツんだ、みたいな!」
兵士「どこからともなく軽薄な声がする!総員、構えろ!こいつら怪しすぎるぞ!」
ロマニの行動によりフランス兵は余計に焚き付き、戦闘は避けられなくなっていた。
マシュ「すみません、先輩。ドクターに期待をした私が間違っていました。」
龍斗「・・・仕方ないな。峰打ちでやる。」
香奈「どうやって?」
龍斗「こんな時にダヴィンチのこれが役立つとはな。たしか左指につけて、魔力を通す。」
魔術回路が起動し、龍斗の周りを炎が包み、龍斗の姿と髪色を少し変えていた。
穂乃花「スゴい!姿が変わった。」
香奈「髪が少しだけ赤色になってる。」
カルマ「エンチャント・・・所謂付加術ってやつだね。炎が出てたから、火属性を付加させたのか。」
龍斗「ダヴィンチのやつ、こんなもん創ってたのか。まぁ、峰打ち程度できない剣士はいないからな。」
次々と龍斗は剣の柄や逆刃で相手を気絶させていた。そこにマシュとカルマが参戦し、事態はすぐに終息した。
マシュ「・・・終わりました。」
香奈「なんか、盾で峰打ちってできるんですね。」
マシュ「結構疲れました。」
穂乃花「お、お疲れ様です。」
カルマ「けど、甘かったね。撤退していってる。」
ロマン「どうやら砦に逃げるようだね。そっと追いかけて状況を問い詰めよう。くれぐれも次は刺激しないようにね。ちゃんとフランス語で話しかけるんだぞ?」
香奈「わかりました。」
穂乃花「確か・・・ダンケシューンヘル?」
カルマ「何を言ってるの?」
マシュ「フランス語のつもりかもしれないのですが・・・それはフランス語ではないです。」
穂乃花達がしばし作戦を練っているなか、龍斗は一人、考え事をしている。そして、
龍斗「・・・」
自らバルバトスの元へと入った。
バルバトス『剱崎龍斗・・・お前は本当にレフ相手に戦えるのか?いや・・・おおよその見当はついてるだろう。お前らは今、【あいつ】にケンカを売ろうとしてることくらい。』
龍斗『前々から思ってたんだが、いちいちフルネームで呼ぶな。お前だってしんどいだろ。』
バルバトス『はっ、なら、龍斗と言っとこうか。だが、今のお前で、あいつに勝てるかどうか。』
龍斗『・・・やってやるよ。必ずな。』
バルバトス『・・・英霊の力を使えたとはいえ、未だに俺の力を使えない分際で・・・よくもそんな事をほざけるなぁ!!』
バルバトス『俺はソロモンの魔神バルバトスだ!お前のようなガキの冗談に付き合うほど落ちぶれてねぇ!』
バルバトスの怒号を聞き、逆に龍斗は笑っていた。まるで滾ってきたかのように。
龍斗『・・・上等!俺はお前が思ってるほどガキじゃないし、そっちの方が気合いが入る。』
そう言い残し龍斗は帰っていった
バルバトス『フン・・・』
再び眠りにつくバルバトスだった。
龍斗「・・・そろそろ、使えるようにならないとな。」
密かに決心をした龍斗だった。
龍斗「最近作者が水着聖女?を当てたらしいぞ。」
穂乃花「あぁ、fgoの水着イベントのガチャで出てくるキャラだよ。喜んでたねぇ。お蔭でまたスイッチが入ったらしいし。」
作者「今から・・・報告・・・事項が・・・あります。」
龍斗「なんだ、生きてたのかよ。」
穂乃花「まぁまぁ。で、報告って?」
作者「ぜ、前回・・・マシュか穂乃花の・・・どっちをヒロインにしようかと・・・考えてたのですが・・・」
龍斗「そういやそんな事言ってたな。」
作者「マシュも・・・捨てがたいの・・・ですが・・・私は・・・穂乃花を・・・メインヒロインに・・・することに・・・決めました。」
穂乃花「え!?本当!?」
作者「本当です・・・タグにも増やしますが・・・マシュがメインヒロインになるかもと考えていた数少ない読者の皆様・・・期待を裏切るようで申し訳ないのですが・・・これからも拝読していただけると幸いです・・・では・・・また・・・グフッ」
龍斗「あっ、逝った。」
穂乃花「あれだけ聖剣振り回せばそうなるよ・・・次回は第2話です!」