名もないエースの記録   作:numanuma

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投稿が遅くなって申し訳ございません。
第四回です。








UC.0086 重力の底で…(4)

タークス達3人と第三小隊隊長のジノンは南西方面に向けて進行していた。

 

 

 

現時刻は朝の0402 季節は秋から冬への変わり目。

機体の足音と反応の無いレーダー、まだ少しくらい周囲と緊張で会話のない4人のせいなのか、全員が全員変な恐怖を感じていた。

 

ジノン「お前らどうした?やっぱり怖いのか?」

 

ジノンは緊張をほぐそうとするのとこの空気をなんとかしたかったのか煽るかのように言ってきた。

 

ルータ「隊長こそビビってんじゃないすか?」

 

ルータは煽りを受けて言い返すが、明らかにいつもと違う。やはり緊張と恐怖を感じていた。

 

ジノン「俺は大丈夫だ。怖いときは怖いというからな。どっかの強がりと違ってな」

 

ジノンも言い返す。

 

タークス「ふふっ」  

 

ルータ「おまっ!タークス!笑ってんじゃねえよ!俺は強がってねぇ!」

 

ジノン「誰もお前とは言ってないぞ」

 

少しだけ皆の中に余裕ができた。

隊長とは仲間の心の状況を把握して管理するのも仕事だ。いや、義務だ。

 

ジノン「よし!そろそろ一度止まって広域レーダーを起動させて周囲の警戒をしよう。」 

 

そう言うと全員が一斉に止まって周囲を見渡している。

 

ジノン「3番機!お前の背中に簡易レーダーポットを搭載してある。それをここに設置してくれ」

 

3番機の装備には全部隊レーダーポットを装備できるようにジョイントがある。ロゼが乗っている三番機にももちろんあり、今回はレーダーポットを装備している。

ロゼ「設置完了しました。問題ありません」

 

ジノン「よし!全機火器の安全装置をいつでも外せるようにしておけ。いつ戦闘になるかわからん!警戒を怠るなよ!」

 

3人「「「はい!」」」

 

全機が戦闘準備を済ませていく。各部の負荷の状況と損傷状況、システムを的確に素早くチェックしていく。

 

ジノン「ではこれから北西方面に向けて進行する。敵部隊の早期発見と後ろからの奇襲を兼ねている。的に察知されないように慎重に行動せよ。発砲は緊急事態以外許可あるまで禁じる」

 

ジノンはタークスたちに注意喚起と作戦を伝えた。タークス達三人がその指示を確認すると全機がジノンの後ろに近づいて行動準備を整えた。

 

ジノン「よし!行くぞ!」

 

全機がジノンの後ろをついて歩いていく。

 

三人「「「…」」」

 

全員が静まり返っている。ジノンがたまに指示を出すときに軽く返事をするぐらいでほとんど喋らない。

それもそのはず、これから戦闘になるぞとジノンに言われたようなものだ。これから死ぬかもしれない時に緊張しないほうがおかしい。

私語がないのはいい事かもしれないが、左右の確認をしたりしあったりしないのだ。つまりチームワークがないと言うべきか。

 

ジノン「全機止まれ!そのまましゃがめ!」

 

 

前方に敵部隊を補足した。その為一度止まり、裏とりができるように待機する作戦だ。

 

ジノン「よし!全機!裏とりして攻めるぞ!」

 

タークス「いよいよか、気を引き締めねえとな」

 

ルータ「あぁ、やってやる」

 

ロゼ「援護します」

 

三人も気を引き締めて構える。

 

ジノン「全機!行くぞぉぉ!!!」

 

3人「「「おおおお!」」」

 

 

戦闘が始まった。

 

 




ご覧いただきありがとう御座いました。ぜひ次回もよろしくお願いします。
もしも誤字や意見などありましたら感想などで教えていただけると助かります。

次回はなるべく早く……
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