能力値は初期の頃の微チートだった盗賊少女設定に戻すつもりでいます。
「チートは嫌だから・・・」という気持ちが迷走のスタート地点だったと思い出してしまいましたのでね・・・。
目を覚ましたら真っ黒い部屋の中でイスに座ってた。綺麗な女の人が、綺麗な声で話しかけてきてくれた。おっぱい大きかったから「揉みたいな」って思いました。
「○○○○さん、ようこそ死後の世界へ。あなたはつい先ほど不幸にも亡くなりました。短い人生でしたが、あなたは死んだのです」
そう言って「ニヤリ」って感じに意地悪くほほえんだ綺麗な女の人。
その笑い方を見たボクは、思わず声に出して訴えかけていた。
「パンツ穿かないでミニスカートのまま足を組むとアブナイ物が見えちゃってますよ?」
「にゃわっ!?」
ババッ!と両手で股間を隠して足もそろえ直す綺麗な女の人。真っ赤な顔色がラブリ~♪
「あ、アンタいきなり何言いだしてんのよ!? 変態なんじゃないの!? 『あなたは死にました』って言われてるんだから、もっと言うべき事とか聞きたいこととか他にあるでしょ!?」
「たとえば?」
「え? ・・・えーと・・・・・・じ、自分が命捨てて助けようとした女の子が無事だったのかどうかなとか?」
「??? 助けようとして庇った女の子がいるなら、一緒に死んで今から同じ場所に行かされてイチャコラする異世界転移ハーレム物を期待するのが男の子でしょ?」
「最低な発言だ! 人として最低最悪の発言を本気で無邪気に言い切りやがったわコイツ!」
綺麗な人、驚愕。なんか呼びづらくなってきたから、次からは「キレイさん」に統一させてもらいまッス! 「綺礼さん」じゃないよ!「キレイさん」だからね!?
ちなみにボクは餡掛け麻婆大好きです♪
「あー、もう! なんか変なのが来ちゃったみたいね・・・仕方ない、手早く片づけてチャチャッと済ませる方針で行くしかないか・・・」
青い服着た水色の髪をポニーテールにしてるボク好みの綺麗な女の人が、なにやら算段し始めてるけど構やしな~い♪ 裏切りは女の子のアクセサリー☆ 峰不二子ちゃんが裏切った報いを受けさせられてるん回のルパンは堪りません!
「こほん。ーーあらためまして、私の名はアクア。日本において若くして死んだ人間を導く女神よ。あなたには二つの選択肢があります。0から新たな人生を歩むか、天国的なところに行ってお爺ちゃんみ」
「新たな人生がいい! 新たな人生がいいです! そして出来れば次の人生はオッパイ大きい巨乳美少女として生きることができれば他には何もいらないです! お爺ちゃんはイヤです!」
「・・・必死すぎでしょ。どんだけお爺ちゃん嫌いなのよアンタ・・・」
キレイさん(アクマさんがどうとか言ってたけど、折角名付けたんだしキレイさん)がドン引きしながらボクに聞いてくる。
だって本当の心からの本音だもん! 嘘じゃないよ!ホントだよ!?
GTの最終話でパンちゃんがお婆ちゃんになって出てきたのを見た瞬間に、ボクはお爺ちゃんって言葉に抱いてきた悟空お爺ちゃんへの尊敬の念を捨てたんだい!
「ま、いっか。こっちとしても都合のいい話みたいだし・・・。
ーーつまりあなたは天国なんて退屈なところには行きたくないけど、かと言って完全に0からやり直すのもイヤだから、自分の好きな姿形をとって生まれ変われた方がいい・・・と。
そこで! そんな貴方にいいお話があります! 今なら私たち神々の親切サポートによる副作用でパーになるかもしれない異世界言語瞬間学習サービスも付いてくるからお買い得です!」
「おー」
オッパイぶるるん!と揺らしながら前屈みになって宣伝してくれるキレイさん、かーわいー♪ 今の姿勢のまま後ろに回らせてもらってノーパンヒップ見させてもらえないかなー?
「あなた、ゲームは好きでしょ? ーーその世界は長く続いた平和が魔王の軍勢によ」
「あ、その話はいいです、長そうだし平凡そうな気がするから省略させてください。ぶっちゃけお約束の王様的世界観の解説って、説明書に書いてあるとおりなのが多いんで」
「・・・・・・・・・・・・」
なんか、宝塚っぽい仕草と演出が始まりそうだった気配のキレイさんに、ボクははっきり「No!」とお断り。
Noと言える日本人になりなさいってお婆ちゃんに教えられてきたからね!ボクは!
意外とお婆ちゃんっ子なボクだったりします♪ お爺ちゃんを食っちゃった子守歌は子供ながらに憧れたもんだよ。うんうん。
「・・・・・・あーと・・・。つまりね? 要点だけ抽出すると、今の記憶を引き継いだまま人生をやり直せて、何か一つだけスゴい武器とか能力とか好きな物を選んでもっていける特別大サービス期間中だから、アンタのお願いごとは全面的に叶えられますよ・・・って、言いたかった訳なんですけども」
「んじゃ、それで。
あと、武器とか能力とかいらないんで、代わりに巨乳で銀髪美少女の盗賊辺りに就職する権利を追加してくれたら助かります」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・うぃっス」
ものスッゴく不満そうな顔して返事してくれるキレイさん。
「それじゃ、魔法陣から出ないで立っててちょうだい。すぐ済ますから」
「はーい♪」
「え~と。ーーさぁ、勇者よ。願わくば数多の勇者候補の中から、貴方が魔王を打ち倒すことを祈っていまーす。さすれば神々からの贈り物としてどんな願いでも以下省略~」
空に向かって両手を掲げて、万歳とは微妙に違うポーズで空へと登り始めたボクにエールを送ってくれたキレイさん。
それでもやっぱり気になるのは“その部分”についてだけどね?
「キレイさ~ん、もしかしなくても死後の世界に住む女の人ってノーパン、ミニスカめくれて丸見えになっても気にしない美人さんばかりだったりするのかなー? だとしたらボク、死後の世界に未来永劫就職するに願い事を変えたいんですけどー?」
「懲戒免職!! 異世界に永久左遷! 変態は飛ばされた先で野垂れ死ねーーっ!!」
お顔を真っ赤にしながら怒られちった♪ てへへぺろ☆
改めまして、つづく☆
次話の話は急いで書きます。
内容は、『クリスになってギルドに登録して初クエストをクリアするまで』を予定しております。