漆黒が仕える! ー親衛隊 異界の地で斯く国防せりー   作:YJSN

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主人公や親衛隊が使用する銃火器には呪詛によってマガジン部分が黒い霧で覆われております。
よって弾は無限(適当設定)

それと親衛隊隊員は銃も神エイムでぶっ放しますし壁も四足で這いつくばりながら登ったり物凄いジャンプ力や腕力、反応速度で銃弾を避けたりもできます

銃弾を食らってもへーきへーき 大丈夫でしょ って感じで突っ込んできます


第4話 門の内側と外側

ーアルヌスの丘 門前ー

 

スゥゥーッハァァッ スゥゥーッハァァーッ

 

そうガスマスク越しに息をうるさくしながら後ろの同志達5、6人は隊列を保ちながらぼくに付いてくる

周りの帝国兵やオーガなどに異様な視線を向けられながら

 

「む...親衛隊長官 お早いですな。」

 

近くまで来ると、ここの帝国兵の現場最高指揮官である将兵が出てくる

 

「いぇいぇ、ちょっと遅れちゃったくらいですよ。」

 

「そんなことありませぬぞ。それに、そなたらが付いてきてくれるとは、一騎当千でありますな。ハハハ!」

 

苦笑いでぼくは返す。

そんな大らかに期待されても...

 

そう思いながら帝国兵の横に隊列を組む。

 

ザッ ザッ ザッ ザッ ガッ

 

後ろから付いてきてた同志達の軍靴の音が止まり、隊列を組んだことを知らせる。

 

それから数分が経ち、

 

「前進!!」

 

ブォォォォ

 

ラッパが鳴り響き、ようやく準備が整ったのか、帝国軍が門へと前進していく。

 

「それにしても...ほんとに大丈夫かな?ぼくらはただ視察(?)するだけであって、戦闘をするとは一言も言ってないんだけど...。」

 

その為にぼくらはワザと後ろの方に居る。

まぁそこは帝国兵を信じようと、任務に真っ当になるのであった。

 

 

 

ー東京・銀座ー

 

 

 

「いやぁぁぁぁぁ!!!」

 

「助けて!!助けてくれ!!!お願...ぁ...。」

 

「きゃぁぁぁぁぁぁ!!!!」

 

響き渡る民の悲鳴 阿鼻叫喚 怒号

 

そしてそれを追う帝国軍

 

真昼間の東京の銀座で、殺戮が行われていた。

それも中世の兵士や、ファンタジックなオーガやゴブリンによって。

 

異常な光景だった。

が、一人の少年はそんなこと気にも留めずに市街地を見て回っていた。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

まさか...まさか...

 

「...まさか友邦国の民を虐殺するのを目の当たりにさせられるとは思いもしなかった...。」

 

ウォェ...気分が悪い...

 

まさかまさかのそのまさかだった...

ぼくの前世(?)の 元の世界に まさかこの門が繋がってるとは思いもしなかった

 

しかも友邦国 Jäpanに

 

同志として、友邦として、我らと共に血を流し、浴びた者達の死に様を見せられるなど、なんの罰であろうか。

 

ぼくは、ここが 東京 であると、再確認させられたのだった。

 

「しっかし...契約は契約だしな...仕方ないよ...。」

 

そう免罪符のようなことを呟いて、帝国軍がまだ進んでいない区画に先に着いて銀座の街並みを見渡しながら略図を手に持っている手帳に書き込んでいく。

 

特徴や、今は何年なのか、技術力 あとご飯が美味しいかどうか...etc...

 

そうやって歩いてると

 

「止まれ!! 止まらなければ無条件で射殺する!!」

 

そう大声で怒鳴られた。誰だろ...。

 

顔を上げて確認してみると、緑の迷彩服に身を包んだ兵士達が銃口をこちらに向けて構えていた。

 

日本軍...なのかな?ぼくが知ってる日本軍とはだいぶかけ離れてるけど、その心意気...ヤマトダマシイ といったのかな...それは確固たる意志で引き継がれてるようにみえる。

 

それに銀座で起きている騒ぎをもう聞きつけて来たとは、対応も早い。いい兵士だ。

 

「...。」

 

後ろの同志達は左右のビルに四つ足で登り散開、いつでも同時多方面戦闘 ゲリラ戦を仕掛けられるようにスタンバッてる

 

けれどぼくはそれを止めさせてる

だって友邦諸君らに失礼だし、同志同士で殺し合うなんて、嫌だから

 

「〜♪ ♪」

 

ぼくは聞こえなかったふりをしてそのまま略図を完成させようとする

 

「聞こえなかったか!!投降しろと言ってい 」

 

パリンッ...ガシャッ

 

不意に彼らの指揮官であろう者が持っていた拡声器が割れて落ちた。

 

「ッーーーー!!」

 

彼は絶賛謎の現象に驚き中であった。

 

「うるさいなぁ...。」

 

犯人はぼくだけど、気づいてないしセーフ。

 

バレなきゃ犯罪じゃないんですよ

 

 

 

パァン...

 

 

 

乾いた音がした

 

けれど、それはぼくのすぐそこの地面を僅かに掠ったに過ぎなかった

 

おそらく、威嚇射撃であろう

 

ぼくが帝国兵とは違い裏道の狭いところで何かを書きながら歩いてるだけで、殺傷行為や大した武装をしていないから、まだ射殺はしないのだろう...そもそも射殺できないと思うけど...

 

そろそろめんどくさくなってきたので、門近くまで戻ることにした

 

「...Ade...Mein Kameraden...」

 

そう言い残し、その場を同志達と去った

 

黒い霧と共に

 

「なっ...どこへ...!?」

 

突如として消えた少年に、動揺する小隊だけが取り残されたのであった。

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

サァーーッ...

 

黒い霧が晴れ、同志達と共に門の前に着いた。

 

「...やけにややこしいことになっちゃったな...。」

 

そう自分がきた世界に後悔を垂れるのであった。

 

「いや!! 助けて!!!! 離して!!!!」

 

ん...。

 

叫び声が聞こえる。女性のだ。

 

着いて早々何なんだ...。

 

声がした方向を見てみるとすぐそこで友邦国 ニッポン の臣民であろう黄色人種の肌をした女性が帝国兵に囚われていた。

 

「大人しくしろ!」

 

3人がかりで女性を押さえつけようとしている。

 

帝国法上、捕虜への虐待および暴行 殺害 殺傷は許されない。

 

親衛隊は野戦憲兵としても機能する。

 

「...。」

 

ぼくはジッと見つめる。

どうしても、心残りである。

 

かつて同志であった国家の者が、虜囚の身となろうとしてる。

 

その事実が、ぼくを抉るような感覚がする。

 

...助けてはあげれないけど...

 

 

 

同志達と共にそこへ近づいた

 

スーッ ハッ スーッ ハッ スーッ ハッ

 

そう獲物のStg44やMG42を構えながら後ろに控える戦友諸君ら。

 

不意に帝国兵の一人がこちらに気づき、顔が強張る

 

「何してるの。」

 

少しの怒りを込めて言う。

 

帝国兵は畏怖しながらも

 

「は、ハッ ゾルザル様のご命令で、この女を捕虜にせよと...。」

 

「ゾルザル皇太子が...?」

 

異国の民、それも女を捕まえて交渉材料にもする気なのだろうか。

使えないなら奴隷市場へ...ということか。

 

...下衆な男だ。

 

「...暴行や破壊活動に出てみろ。我々は一度たりとも許したこともなく、例外なく公開処刑にする。

 

わかったな...ッッ。」

 

「は、ハッ。」

 

恐怖に顔を強張らせながら、女を今度は丁寧に運んでいく。

 

どうやらぼくが一年前、近衛兵の肉体の吸引を行った時以来、それが知れ渡っているようだ

命が惜しくあれば関わるなということだ。

 

ぼくにできることはこれくらいだった。

 

女性はぼくに助けを乞うように目を向けてくるが、ぼくは拒絶の意を示し、首を横に振った。

 

彼女には申し訳ないけど、ぼくは契約の元、親衛隊としてここにいる。

助けてはあげられない。

 

「...さて、と。さっさとこちら側の世界の情報を収集しよっと。」

 

そう言いながらぼくはぼくが知っている東京とはちょっと時代のズレた銀座を少しの間楽しむのであった。

 

 

 




いつの間にか1000UA超えてた
えぇ...(困惑)

こんな駄文が晒し上げられてるとか恥ずかしくないのかよ(歓喜)
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