GATE バグネコ 得地でも一撃撃破せり   作:榛猫(筆休め中)

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今回は早め…のはずニャ。


飼いネコになります…ニャ?

「え、えーっと…」

 

ボクは困惑していた。この目の前の状況にニャ……。

 

目が覚めたら知らない部屋の中で、しかも少女…らしきヒトに助けられたようなのニャ。

 

けど、それ以上に困惑したのは……。

 

 

『あのぉ…ボクを助けてくれたのって、あなたですかニャ?』

 

 

「……??(コテンッ)」

 

これニャよ…ボクの言葉が、全く通じてないのニャ。

 

目の前の少女らしきヒトは真顔に少し不思議そうな顔を交え多用に小さく首を傾げている。

 

こ、これは駄目そうニャ…なら!

 

 

「ボク、助けたのはあなたですか…ニャ?」

 

 

「あ、あー…アーユーミーヘルプ?」

 

未だに忘れていない日本語と、合っているかも分からない英語も話してみる…。けど

 

 

「………???」

 

こ、これは駄目ニャ…もうどうしたら良いのニャァ……。

 

助けてスフィえもーん!!!

 

某未来ロボットの眼鏡のダメダメ少年の如く、あちらで好き勝手生きているだろう星焔竜さんの名を内心で叫ぶのでしたニャ。

 

 

 

 

◇◆◇◆sidechange◇◆◇◆

 

 

 

 

その子は不思議な獣だった。

 

用を済ませ、私が様子を見に来ると、その子は目を覚ましていた。

 

しかし私を見ても警戒どころか怒った様な素振りも見せない。

 

強いて言うなら突然入ってきた私に多少驚いていると言った程度だろうか。

 

 

少しの間その子は私を眺めていると、不意に口を開いた。

 

 

「§☆∩∋▼∪?」

 

……?今、何を言った?

 

聞き慣れない言語だった。唯一不思議そうに首を傾げていたから、何か疑問を投げ掛けたのだろうことだけは辛うじて理解出来たが……

 

この子達の種族特有の言語なのだろうか…?

 

私にはニャーニャー言ってるようにしか聞こえないが……

 

 

「……ッ!」

 

私に言葉が通じていない事を理解したのだろう。

 

二回ほど別の言葉を話していたようだが、全て理解はできなかった。

 

私が分からず小首を傾げていると、その子はとても困ったように天井を見上げていた。

 

しかしすぐに何か別の方法を考え付いたのようで、今度は身振り手振りで何かをやり始めた。

 

 

最初に自分を指し、その後に私を指した後、何故か両腕を伸ばして先端を合わせるようにして地面に手を押し付けるような仕草をした後、こちらを見てくる。

 

最初と二つ目はなんとなく分かったが三つのものはよく分からなかったので首を傾げてみる。

 

すると、私に伝わっていないことを理解したのか、別の仕草をやりだした。

 

今度は理解できるように注意深く見守っていると、その子は不意に倒れ、そのまま自分を指すようにしてから私を見た。

 

確認をとっているようだったので頷いてみると、次の仕草を始めた。

 

今度は私を指差した後、何かを運ぶように両腕を上げてその場を軽く歩き始めた。

 

どうやら、自分をここまで運んできたのは私なのかと聞きたいらしい……。

 

そうだと言うように頷くと、その子は嬉しそうに顔を輝かせた後、ペコリと頭を下げた。

 

私はすぐさまそれを止めさせるために身体を起こさせて出来るだけ優しく笑って見せる。

 

そんな私をみて、苦笑しながら頬を掻いているその子を見て私も少し笑ってしまった。

 

するとそんなとき……

 

 

【グ…ググゥゥ】

 

唐突に凄い音がなった。

 

なにかと思って探ると、そこには恥ずかしそうに顔を俯けるその子だった。

 

その様子を見るにどうやら、その子のお腹の音だったらしい……。

 

 

「ご飯を作ってくる。少し待っていて」

 

簡単な仕草とその言葉を告げると、なんとなく察したのか、ニャ~と可愛いらしく鳴いていた。

 

それを聞いて私はキッチンへと向かうのだった。

 

というか、ネコって何を食べるのだろうか……

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