GATE バグネコ 得地でも一撃撃破せり 作:榛猫(筆休め中)
ボクがこの世界にきて、少女に飼われるようになってから早数日……。
気がついたら、コダ村に見覚えのある人達が来ていたですニャ。
少女(名前は知らないニャ…)の目を盗んでコッソリと、龍脈を探しに外に出かけてみたところ、生前に見覚えのある服装の人達が村の人となにやら話していた。
ちょっと気になったので聞き耳をたてていたら聞こえてきた言語に驚愕したニャ。
それはボクが生前によく聞いていた日本語だったのですからニャ。
後をつけて聞いていたところ、あの冴えない感じの中年の男性はイタミというらしいことが分かったニャ。
自衛隊がわざわざこんなとこまで出向いてくるなんてニャァ……。
「まさか…ボクの正体がバレて駆除しにきたのかニャ…?」
それだったらシャレにならないニャ!すぐにあの人のとこから逃げなくちゃニャ!
……けど、ようやく落ち着けた矢先、また倒れるのも嫌だしニャァ。
と、とりあえず、どうして向こうの自衛隊がこっちにきたのか探って見るニャ!
そう決めると、ボクは彼らに見つからぬように後をつけていくのでしたニャ。
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「しっかし、何だったんすかね?あの龍」
「あの龍って…あの渋谷事件の?」
「そうっすよ、何処からともなくいきなり現れたと思ったらテロリスト達を皆殺しにしたんすよ?しかもこっちには見向きもしないでテロリストを潰した後は雲の彼方に消えちまうし…何がしたかったのかワケわかんないすね」
後をつけていく最中に二人の自衛隊の男性が話しているのに耳を傾ける。
どうやら、ボクが
「アイツのお陰で民間人の被害は確かにかなり少なかったすけど、他の建築物やらの破壊はとんでもない被害になってるんすからね」
「まあ、相手は怪獣だからねぇ……こっちのそういう被害は考えてないと思うよ?ほら、某光の巨人が出てくる作品とかがそうじゃない?」
「それはそうっすけどね…こっちとしては溜まったもんじゃないっすよ!ただでさえ福○やら○本やらの復興とかだってまだまだ人手が足りない状況でこれっすよ!」
「まあまあ、倉田もそんなに怒ってやるなよ…アイツだって悪気あった訳じゃないはずだしさ…それに、犠牲者が少数で済んだんだ。建物なんかは建て直せるけど、人の命は代わりは効かないだろ?そこは感謝するべきなんじゃないかな?」
うげっ…そういえばそういう被害は想定してなかったニャ。
前までそんなの気にする必要もなかったしニャァ……。
というか、あれでもかなり手加減してあげたのニャよ?
ボクがこのまま戦ってたら渋谷?は火の海どころか更地に様変わりしてたのニャから。
でも、二人の話を聞くに、ボクの正体はバレてないみたいだニャ。
それならもう用はないから、早々に退散するニャ!
そう決めて、ボクは少女の家に帰っていった。
帰ったらあの少女が真顔で凄い雰囲気を纏っていて滅茶苦茶怒られたニャ……。
解せぬ……ニャ