GATE バグネコ 得地でも一撃撃破せり   作:榛猫(筆休め中)

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|・ω・`)ヒョッコリ(オマタセシマシタニャ)

|・ω・`)ノ⌒(最新話)

|)彡 サッ


ジエイタイ遭遇...?ですニャ!

ハニャァ...なんというか、凄い混み様だニャァ......。

 

今現在、ボクはレレイ(飼い主)さんの膝の上で目の前に広がる荷馬車の渋滞を見ているのニャ。

 

もう見渡す限り馬車、馬車、馬車!!

 

しかも、かなりの全部の荷物を積んでるからその重さで進むに進めないでいるみたいだニャ。

 

まあ、ボク達のところも変わらないからヒトの事は言えないけどニャァ

 

 

「.........」

 

そう言えば、さっきからレレイ(飼い主)さんの様子がちょっと変ニャね......。

 

無表情なのだけど、どこか村人達を冷めた目で見つめているような気がするニャ

 

 

......まあ、それでもボクをモフる手は止まらないのニャケドネ......

 

そんな飼い主さんの様子に気づいてか、カトー(旦那)さんが口を開くニャ。

 

 

「賢い娘よ。誰も彼もが、お前の目には愚かに見えることじゃろうなぁ」

 

そんな旦那さんの言葉に反応して飼い主さんも話し出したニャ

 

 

「炎龍出現の急報に、これまでの生活を捨てて逃げ出さなければならなくなった。だけど、避難先での生活を考えれば、持てる限りの物を持って行きたいと考えるのは、人として当然のことと言える」

 

 

「人として当然とは、結局のところ、愚かしいと言うことであろう?」

 

 

「............」

 

なんだか飼い主さんがいきなり黙り込んでしまったけど、いったい何の話をしてるのかニャァ......。

 

あ、とりあえず捕捉しておくと、ボクには二人がなんて会話をしてるのかさっぱりわからないのだけどニャ

 

飼い主さんは相変わらずジッと黙り込んだまま荷車の渋滞を眺めたままニャ。

 

 

「この先はいったいどうなっているのかね?」

 

旦那さんがなにやら進行方向から歩いてきた村人さんに話しかけてるニャね。何を話してるのかニャ?

 

村人さんと旦那さんの会話を尻目に渋滞を眺めてたらまた見覚えのある服のヒト達がボク達の横を通り過ぎていくのを見かけたニャ。

 

 

「避難の支援も仕事の内だろ。とにかく事故を起こした荷車をどけよう!伊丹隊長は村長から出動の要請を引き出してください。戸津は、後続にこの先の渋滞を知らせて、他の道を行くように説明しろ!言葉?身振り手振りでなんとかしろ!黒川は事故現場で怪我人がいないかを確認してくれ」

 

 

うーん、理解出来る言語ってとっても良いものだニャぁ......

 

って、事故が渋滞の原因だったのニャねぇ。早くどうにかならないかニャぁ......

 

そんなことを考えながらボーっとしてたら不意に荷馬車を降りた飼い主さんがボクを抱き抱えられたのニャ

 

ニャ...?いったいどうしたのニャ?

 

ボクの訳が分からないまま、飼い主さんはボクを抱き抱えたまま渋滞の先頭に向かって歩き出し始めたのニャ。

 

えーと?飼い主さん?何処に行くのニャ?

 

 

「......?」

 

あぁ、こんな時伝わらない言語がもどかしいニャぁぁぁ......ッ!

 

連れてこられた先は事故現場だったのニャ。

 

そこには壊れた荷車に横転した馬、そして撒き散らされてしまった荷物が飛び散っていたニャ。

 

その現場に近づいて行こうとする飼い主さん。それに気づいた自衛隊の一人が気づいて声を掛けてくるニャ

 

 

「君。危ないから下がっていて」

 

 

「......?」

 

自衛隊のヒトの言葉が伝わっているのかいないのか、飼い主さんは事故現場まで行ってしまったのニャ。

 

そこでようやく飼い主さんはボクを降ろすと、倒れている女性と少女に気がついて駆け寄っていった。

 

そのすぐ側では倒れてて暴れている馬がいる。

 

けど、飼い主さんは気にした様子もなく少女と女性の容態を確認しているみたいニャ。

 

ボクも気になって二人に近づいて様子を見てみるニャ

 

少女の方は頭を打ったのか、血の気の失せた顔色でぐったりとしてる。母親と思しき女性の方は気を失ってるだけで得に対した怪我もなさそうだニャ

 

そんな風に見ていると、不意に声が聞こえてきたのニャ。

 

その言葉に振り向くと、そこには見知らぬ村人さんがいたのニャ

 

飼い主さんもそれに気づいてなにやらやり取りをしてるニャ。

 

その様子を尻目に、ボクは変わらず少女の様子を確認してみるニャ

 

これは危ないニャ...早く治療しないと......。

 

...方法といえば、回復薬を飲ませるか、ボクの龍脈の力で治癒力を高めないとだけど...今のボクは龍脈がスッカラカンだからダメニャ...。回復薬も材料がないから作れないし......

 

詰んだニャね......

 

ボクが悩んでいたら、自衛隊らしき女性のヒトもやってきて少女を診始めたのニャ。

 

女性自衛隊のヒトはボクが少女を診ていることに少し驚きつつもサッと容態を確認して誰かに伝えていたニャ

 

飼い主さんがそれを興味深そうに見ていたその時だったニャ。

 

周りから突然悲鳴が上がったのニャ。

 

見るとそこにはパニックを起こした馬が起き上がっており飼い主さんにその蹄を振り下ろそうとしていたのニャ......

 

飼い主さんはそれに気がつくももう遅い......。

 

それを見た途端、ボクの身体は瞬時に動いていたのニャ。

 

「危ない!!」

 

そんな日本語が聞こえて来た時にはボクは飼い主さんを抱きしめその場を瞬時に離脱したのニャ

 

 

「.........ッ!!?」

 

飼い主さんがその無表情の顔を驚きに少し染めてボクを見ているけど今は無視だニャ

 

その直後、バンバンバンッ!!と3回ほど懐かしいような懐かしくないような音が響き渡ったのニャ。

 

見れば先程の馬がドウッ!と音を立てて倒れ込んでいたニャ。

 

よく見ると、額の所に三発ほど穴が穿たれており自衛隊のヒトが打ったのだと言うことが分かったのニャ

 

けど、それよりも視線を集めていたのはその自衛隊のヒトよりもボクの方でしたのニャ......。

 

 

 

皆さん、なんでボクを見てるのニャ......?

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