なんでこんなことになった。もっと明るく楽しくやるつもりだったのに…。
今回セリフが多いな…。
「いやぁ…右手の感覚ないんだけど…どうしよう。」
((ッ!?))
(俺は、俺は一体どうすればいいんだ!?)
「アハハハハ、まだ麻酔が残っているのかな?」
「…佐天さん、実はですね…。あなたの右手の神経は一回切れていてその影響で障害が残る可能性があったんですが…。」
「…そっか。」
「たとえ佐天さんの右手が動かなくったって、どんなことがあったって親友ですからね。忘れないでくださいね、佐天さん。」
「いやぁ嬉しいこと言ってくれるなぁ、初春は。でも残念だな…だって初春のスカート綺麗にめくれなくなっちゃたんだもんなぁ。」
「もう、スカートめくることばかり考えないでください。もう知りません!!」(プンプン
「ごめんごめん初春。片手だとめくれないしさぁ許してよ。」
「…ごめんなさい。」
「じゃあ初春が許してくれたら許してあげる。」
「…分かりました。先生読んできますから無茶しないでくださいね。」
バタンッ
花飾りの少女は出て行った。
出て行った直後彼女は窓から外を見た。
そして
「はぁ、私の右手動かなくなったのかぁ。なんで私がこんな目にあうの?私は・・レベル0で・・運動神経もあまりよくないのに…。」
泣いていた。
たまたまその場にいただけなのに、事件に巻き込まれ、人質にされて、怪我をした。その理不尽に…。
扉が少し動いた気がする。誰か聞いてのだろう。おそらくあの医者か少女だろう。
俺は彼女の泣いている姿をみているだけしか出来なかった。自分の無力さがとても悔しかった。とてもその場にいることができず、彼はそっと外へ出るのだった。
~病院の屋上~
手が痛い。手から血が流れている。
当然だ行き場のない怒りに身を任せ、壁を、床を力の限り全力で殴っていたのだから…。だがその証拠は残っていない。彼の殴ったところは全て直ってしまう。彼の体以外は全て。
彼は屋上で壁や床を殴りながら考えていた。自分がしたことに対する償いを考えていた。そして、彼女の怪我を治す方法を…。
それを考えているともうかなり暗い。
彼の答えは決まっていた。
そうそれは
彼女のスタンドになることだった。
神からの特典で主の傷も治せるし、彼女を守ることもできる。
ただし、自分は彼女を傷つけた。拒絶されても当然だ。その場合は、傷だけ治して去ることも考えている。
償いなのだから利用されるだけでも構わなかった。せめて、彼女のために何かをしたかった。
~再び病室~
彼女の頬には泣いた跡がはっきりと残っていた。そして、彼女の膝の上には診断書が乗っていた。おそらく検査の結果だろう。
俺は彼女の目の前に姿を表す。そして、土下座をする。
「すまなかった。俺のせいであなたの右手を動かなくしてしまった。」
「えっ!? ちょっとあなたなにしてるんですか!?」
彼女からしたらいきなり土下座をした緑の肌で上半身裸どころかふんどしのような格好をした男の人が土下座をしているのだから。
…想像してみたらかなりシュールな光景だ。結構怖い。
「とりあえず頭を上げてください。…私は土下座した人とそのまま落ち着いて話せませんから。」
そう言われても土下座をし続けることはできないので、とりあえず頭を上げる。
「…とりあえず話を整理しましょう。なぜあなたがあやまるんですか?」
「それは俺があの強盗を吹っ飛ばしたからだ。」
「…気にしないでください。私は気にしていませんから…。」
だが彼女は泣いていた。独りで理不尽や自分の無力に対して…。
「一人で泣いていた人が気にしていない訳が無い。」
「…聞いてたんですか?」
「自分の原因の事件だ責任くらいとりたいさ。」
「//なんか恥ずかしいですね…。」
「責任を取るために君におねがいがある。」
「? 何ですか?」
「君に俺の主になって欲しい。」
「…そんなことしないでください。」
「今の俺は幽霊のようなものだ。今の俺は何かを壊してもすぐ治る。そんな存在だ。そして、君にしか見えないし聞こえない。」
「幽霊ならいいとおもうんですか!?」
「おれはスタンドだ。スタンドとは超能力の実体化したようなものだ。その意味は、守護霊のように「そばに立つもの(Stand by me)」や、敵や困難に「立ち向かう(Stand up to)」という意味だ。ただいるだけのスタンドに意味もない。主がいなければ能力も発揮されない。だから君の力になれるだろう。」
「超能力って…。」
「君の知ってるものではないと思う。だが君には欲しかったんだろう?力が…。そして、君の怪我も治せる。」
「ッ!?」
「だけど君に話しておかなければならない。俺はこの一週間たくさんの人を今回のように助けた。だが今回は大勢の前で事件を起こした。つまり、俺が原因で君が巻き込まれるかもしれない。また怪我をさせるかもしれない。さらに、俺を実験材料にしたがるかもしれない。それでも俺を受け入れてくれるのかい?」
「でも私はこのままなんて嫌!!」
「じゃあ主にしてもらえるのかい? たくさんの危険に巻き込まれるよ?」
「お願いします。私の力になってください。お願いします。」
そしてここにこの世界には存在するはずのないスタンド使いが生まれる。
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