希はエセ関西弁なので(公式設定ですよいやほんと)
ので書きやすいです。
そしてもう少しで二期放送!!楽しみです!
作者は三月に入試があるため更新は遅くなるかもしれませんが、ラブライブへの愛は負けません!
これからも頑張りますので
応援よろしくお願いいたします!
「「「「「「No,とめないで あなたから熱くなれ…」」」」」」
六人で息ぴったりのポーズを決めると、
照明が消え、『Mermaid festa 』は終わりを告げた。
「す、すごいな…」
思わず感嘆の言葉が口からこぼれてしまうユイト。
「あ、あんたたち…やるわね…」
にこも、μ‘sの1stライブからの成長に、驚きを隠せないでいた。
そんなにこに、ユイトが告げる。
「にこ先輩、彼女達に『キャラクタ―』なんて作る
必要ないんです」
「は?何言ってんのアンタ、現に曲の中にセリフを入れてたじゃないの!」
ユイトの言葉に驚くにこ。
「あれは『素』の彼女たちの言葉なんです。
彼女たち一人一人は、もともと随分と強烈な『キャラクター』をもっているんですよ」
ユイトはにこにそう告げた。
Mermaid festa にユイトが
敢えてセリフをいれたのは、
無理やり『キャラクター』
を作る必要なんてないことをにこに伝えるためでもあった。そもそもスクールアイドルなんだから、楽しんでやってほしい。それがユイトの思いだった。
「じゃあ、じゃあにこは何なのよ!?
にこには個性なんてないってこと…!?
いまでのにこが…バカみたいじゃない…」
にこの声がだんだん弱くなる。
再び照明が付いた。
「…そんなことないですよ!」
穂乃果がステージから降りてにこに告げる。
それに続いて、他のメンバーもステージから降りる。
「にこ先輩にだって、立派な『キャラクター』を持ってるじゃないですか」
海末が優しく言う。
「まず、プライドが高くて素直じゃないのよあんたは」
真姫が言う。
「一番あんたに言われたくないわよ‼」
にこが声を荒げる。的確なツッコミだ。
「あとは、ほんとは誰よりも一生懸命なところとかだにゃー」
「そして、心の中では、
みんなの事を笑顔にさせたいと思っている」
そう凛とことりが言う。
「な、なんでそんなことあんた達が知ってんのよ!」
赤面しながら五人を睨むにこ。
「か…風間先輩から…」
花陽が小さくユイトを指差す。
「ユイト…あんたねぇ!!」
体から禍々しいオーラを放ちながら、
隣に座っているユイトを睨む。
「すいま千歯こき」
「「「「「「「…………」」」」」」」
「天丼くらいしっかり決めなさいよ…」
真姫が頭を抱える。
「って事で、にこ先輩μ'sにようこそー‼」
しらけた空気の中、穂乃果が叫ぶ。
「は!?……もう…分かったわよ‼μ'sに入ってあげる‼
こんなに可愛いにこちゃんがμ'sに入ってあげるんだから
感謝しなさい‼」
「あんた若干あたしとキャラ被ってるわよね…」
真姫が小さく呟いた。
「じゃあね、にこがμ‘sのリーダーとして言わせてもらうけど、
あんたたち、ダンスがダメね。まだまだ甘いわ!」
「何でいきなりリーダーになってんすか!?」
「この中で誰が一番リーダーにふさわしいと思う?」
にこがニヤニヤしながらユイトに尋ねる。
「逆にだれがふさわしいんですか?」
ユイトが質問を返す。
「誰がリーダーになるか……にこでしょ!」
「いや、今でしょみたいに言ってもだめですよ。
てかにこ先輩それ言いたいだけでしょ!」
「ユイト、この矢澤にこを誰だと思ってるの?」
「ファン〇ンの真ん中の人的立ち位置?」
いやホントはあの人すごいんですよ。DJすごいんですよ。
「は!?」
再びどす黒くまがまがしいオーラを身にまとうにこ。
「ちがいます?…ああ…ボッチkぐへっ!!」
にこの左ストレートがユイトの顔面を捉えた。
「…コロス」
吹き飛ばされたユイトの全身を容赦無く踏みつけまくるにこ。
もうあれですね、暴走した初号機みたいですわ。
「あぁ気持ちいい…じゃない!死ぬって!やめrぐへっ」
「もうやめるにゃ!
にこ先輩、ユイトのライフはもうゼロにゃ〜」
「はぁ、はぁ、そ、そうね」
「でもあたし達だけでダンスの練習するのも、
限界があるわね…」
真姫が眉間をよせる。
「…まぁまぁ、μ'sにはあと二人メンバーが入れるんですから大丈夫ですよ」
ユイトが腰を抑えて立ち上がる。
「そ、そうなんですか?」
花陽を始め、一年生組が驚いている。
「そう!μ'sって、九人の音楽の女神のことなんだよ!」
穂乃果が左手を腰に当て、右手は人差し指を立てて
得意げに説明する。
「穂乃果も始めは薬用石鹸と間違っていましたけど」
「海末ちゃん…それを言わないで…」
「そろそろ野球部あるから、それじゃ」
ユイトは椅子を片付け、身支度を始める。
「このステージはどうする?」
ユイトが部室の半分を占めるステージを指差す。
「私達で片付けられるので、大丈夫です、風間くんは
野球を頑張って下さい」
「分かった、手伝えなくて悪い。まぁにこ先輩の
Mr.インクレ◯ィブル級の筋力を持ってすれば余裕だと思いますけど」
「あんたねぇ‼覚えてなさい‼」
顔を真っ赤にして怒るにこを
スルーして、ユイトは部室から駆け出した。
課題も残ったが、μ'sはこれで七人となった。
「いやーめでたしめでたし…」
ユイトは野球部の練習後、久々に坂の上の神社に来ていた。
誰もいない神社の境内に腰掛け、もうほとんど沈んでいる夕日を眺める。
「この神社来るとなんか落ち着くんだよな…」
「それは、この神社がすーんごいパワースポットだからなんや」
「巫女みこナー…じゃなくて副会長!?」
振り向くと、生徒会副会長である東條希の姿があった。
「希でええよ。てか、ウチのこと何と間違えたん?」
「俺もユイトでいいですよ。いや、てっきり某制服が巫女装束の看護師さんかと…」
「ユイトはこれまたマニアックなゲームやってるんやなぁ」
「いややってませんよ…」
「ウチはこの神社でバイトしてるんや、
さっきも言ったけど、ここは、すんごいパワースポットやから」
「な…なるほど…てっきり来年から制服が巫女服になるのかと…」
ユイトがなぜか落胆する。
「そうだ…希先輩、音ノ木坂でダンス上手い人知りません?」
答えには半ば諦めていたが、帰ってきた答えは意外なものだった。
「知ってるよ」
「マジすか!?」
「えりちーや。絢瀬絵里」
ユイトはその名を頭の中で繰り返す。
「あぁ、えりちー…ってまさかの生徒会長!?」
「そや、μ'sに入るのはあと二人。九人以下でも九人
以上でもダメなんや」
「希先輩どうしてそれを…?」
ユイトが希に襲い掛からんばかりに詰め寄る。
「そりゃ、μ'sの名付け親は、ウチやから!」
希がそのたわわな胸を張って自慢げに答える。
「なん…だと…」
読んで下さりありがとうございます。
決してにこをいじめてるわけじゃありませんよ。
作者はにこもことりも海末も穂乃果も真姫も凛も花陽も絵里も希も大好きです。
って全員か!!
はいありがとうございました。