ラブライブ!if-モシモノ世界、カガヤク未来-   作:あさと

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ギャグ多め...な気がします、はい。
ついに真姫の登場です。
第6話、よろしくお願いします。


6話 「真姫との出会い」

俺は音ノ木坂学院の風間ユイト。得意なことは俳句、毎年コンクールで入

選している。

でもそれ以外は平均の、平凡な高校二年生だ。

 

しかし……先日のファーストライブで見かけた一年生の女の子が、

μ'sのメンバー募集のポスターをじっと見ているのだ

が……。入りたいのかな?

 

「えっと、君はこの間の……」

「は、はい!って……この間の先輩!」

「君、名前は?」

「えっと、小泉花陽と言います、

この間はどうも……「かよちんなにやってるにゃ!次の授業に遅れちゃうにゃー!」う、うん、ちょっと待って、……だれかたすけてぇ……」

 

「あの……」

 

「ちょっとまっててー」と言う間もなく、花陽は、オレンジの髪の、元気な少女に引きずられて行った。

ユイトも次の授業のため、とりあえず教室へ向かうことにした。

 

「ユイト、知ってるか?一年の、西木野って子。かわいいし、成績も学年トップ、しかもツンデレだという噂、これは重要なファクターだろう!!」

授業中なのにも関わらず、後ろの席である俺に訳の分からないことを話しかけてくるコイツは、数少ない親友の小林シンイチだ。

とっても名探偵な名前だけあって、ミステリー小説好きである。

 

「そういえば、南さんが西木野って子に作曲を

頼んだって……」

 

「作曲?あぁ、ミューズだっけ?ライブやったらしいけど、人ゼンゼン来なかったらしいなぁ。今になってそんなことして、何がしたいんだか」

 

その小林の言葉にユイトは怒りを覚ずにはいられなかった。

 

「お前…本気で言ってるのか……?」

「俺は事実を言ってるだけだけど……」

 

二人の間に火花が散る。

 

「はいはい、二人ともそこまで!」

二人を止めたのは、ユイトの隣の席の少女。

今井もな、それが彼女の名前だ。クラス委員で

しっかりもの。

「もう、授業中なんだから!」

 

「悪かったな…でも、お前が怒るなんて、久々だな」

 

「少し興奮しただけだ、ごめん」

 

授業の終わりを告げるチャイムが鳴った。

 

 

放課後、ヒマなユイトは、校内をフラついていた。

「♪さあ、大好きだバンザーイ! 負けない勇気 私たちは今を楽しもう……」

音楽室に近づくと、何やら歌が聞こえてきた、

合唱部は休みだったよな……などと考えながら

とりあえず入ってみることにしたユイト。

「……誰?」

入った途端、赤い髪の少しつり目の女の子に睨まれた。

 

「えっと、俺は、風間ユイト、μ'sの曲

の歌詞を書いたりしてます。得意な事は俳句です!」

自己紹介、ビシッと決まったぜ。

 

「そう……私は西木野真姫。ちなみにSTRAT:DASHの作曲者よ。あなたが、あの歌詞を書いたの?」

 

「一応、手伝ったといいますか」

ベースは海未さんですけど。

 

「まあ、悪い歌詞じゃなかったと思うけど……」

 

「いやいや、そちらこそ、素晴らしい曲をつくって下さりありがとうございました」

 

自分でもいい歌詞だったと思うが、うん、ここは謙遜して好感度upを狙おう。

 

「そ、そう?ベ、ベツにあんたのためじゃないんだから……」

 

ツンデレというのは本当らしい、

棒読みっぽいのが、さらにGOOD。

文字通りの、まさにツンデレの鏡。

つんでれみらーですね。

 

「それで、μ'sがメンバー募集してるみたいなんだけど、西木野さん、どう?入らない!?」

 

「はぁ!?

何言ってんの!?頭大丈夫!?ウチの親に見てもらう?」

そういえばこの子の親は医者だったな。

ということは、将来は継ぐのだろうか。

だとすると……ツンデレ女医か……。

 

「あんたの風邪なんて、治してあげないんだから!

自分で治しなさい!」

 

「しょうがないわね、薬くらい出してあげるわよ!

……べ、べつにアンタのためなんかじゃないんだからね!」

 

うん......趣があるな........。

 

 

「ちょっと!人の話聞いてんの?

じゃあね、あんた、笑顔で腕立て伏せできるの?アイドルの大変さ知らずにそんな事、軽く言ってんじゃないわよ!」

 

「分かった、俺が笑顔で五十回できたら、μ'sに入ってもらうからな!」

 

「いいわよ、できるもんなら、やってみなさい、帰宅部のくせ

に……って、

何ニヤニヤしてんのよ!」

 

「これが俺の笑顔です……」

そう言って、引きつった笑顔でユイトは腕立て伏せを始める。

 

「一回、二回………十九回…二十回!」

ゆっくりと、だが着実に、笑顔を崩さないまま

腕立て伏せを続けるユイト。

ラブライブ!は実は熱血スポ根アニメだったのだろうか。

いや、あながち間違ってない気もするが。

 

「な、うそ……ちょっと……」

 

「……昔は体を鍛えてたし、今もリハビリしてるからな...これくらいは……

四十九回……五十回……!」

なんとか腕立てを最後まで笑顔でやって見せたユイトに、驚く真姫。

 

「うそ……」

 

「どうだ!約束だからな!μ'sに入りたまえ。

ツンデレは需要がある」

「はぁ?あんたって、ほんとバカね、

................分かった、考えておくわよ!

こんなに可愛い真姫ちゃんなんだから、人気一位は

楽勝ね!」

そう言って、真姫は小さく微笑んだ。

「あれ!?西木野さん今笑った?」

 

「な!?わ、笑ってないわよ!」

「そーですね」

それは笑っていいともだろと自分にツッコミをいれ、真姫に軽く手を振って、音楽室を出る。

........秋の海 引いては寄せて 紅い波

 

ツンデレに流れるような赤い髪。

西木野真姫……やるな!

 

という思いを込めた句をつくってみたたが……ちょっとアレだな……。

確かに、俺ってバカだな、何やってるんだかな……。

歩きながら、ユイトは思う。

それでも、彼はなかなか良い笑顔なのであった。

 

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