赤き龍の宿りし少年   作:blackcat☆

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ちょっと変ですが、頑張りました!
今回で戦闘訓練編終わりです!
お気に入りが950超えました!本当にありがとうございます!


戦闘訓練 後編

出久は階段を上り、途中で麗日と合流していた。

 

「さすがやねデクくん!」

 

「ありがとうお茶子さん。けど今回ので改善点が見つかったんだよな…」

 

「改善点?」

 

麗日は出久が言った改善点が気になって聞く。

 

「俺は敵を捕らえるまでの行動の単調さとパワー調整だ。壁を蹴った時に結構壊しちゃったからそこら辺気を付けないと」

 

「す、凄い……」

 

ちなみに勝己の場合は狭い空間での訓練があまりなく、慣れていなかった為戦闘が早く終わった理由の1つにもなる。

 

「っと……そろそろ最上階だ」

 

「あ、ほんとだ」

 

「ちなみにお茶子さん」

 

「ん?」

 

「自分の体って浮かせれる?」

 

こうして出久達の作戦が決まった。

 

 

***

 

 

出久達は飯田の正面の柱に隠れて出るタイミングをジェスチャーで表す。

 

(今!)

 

「むっ!?2人同時にだと!?」

 

「これでもくらいやがれ!」

 

出久が投げたものは先程勝己との戦闘で壊した壁の破片である。

 

「くっ!こんなもの!」

 

「よそ見厳禁だぜ?」

 

「なに?」

 

『ヒーローチームWIーーーーーN!!』

 

「……え?」

 

「ナイスお茶子さん!」

 

「うん!」

 

飯田の後ろから麗日の声が聞こえた為飯田は振り向く。そこには核に触っていた麗日がいた。

 

「な、なんだとーーーー!!?」

 

今日一番の飯田の叫びが木霊した。

 

 

***

 

 

戦闘訓練をした4人はモニタールームに入り、講評の時間となった。

 

「講評の時間だ!さぁ誰がMVPだった?」

 

「はい、オールマイト先生」

 

オールマイトの言葉にヒーロースーツが大胆な女子が手をあげる。

 

「この戦闘訓練では爆豪さんが最もよかったと思います。自身の個性を把握して行動したり瞬時に仲間に通信をして状況を報告していました。緑谷さんや飯田さん、麗日さんもよかったですが、今回の戦闘訓練では核があった為緑谷さんの最後の行動はあまりよろしくはないかと思います」

 

(確かにあれは危険だな…なるほど、確かにこういうのも気を付けるべきだな。さすが推薦だな )

 

(思ってたより言われた!!)

 

「まぁ…正解だよ、くう…!」

 

そこら辺で講評の時間が終わり、次の戦闘訓練となった。

 

 

***

 

 

出久達はそれぞれの戦闘訓練を見て観察していった。

 

((…倫理的にアウトだろ))

 

葉隠透の行動には心の中で一緒に突っ込んでいた。

そしてそれぞれの戦闘訓練が終わり、授業が終わる。

 

「お疲れさん!大きな怪我もなし!しかし真摯に取り組んだ!初めての訓練にしちゃ皆上出来だったぜ!」

 

「相澤先生の後でこんな真っ当な授業…なんというか拍子抜けというか……」

 

「真っ当な授業もまた私たちの自由さ!そうそう、相澤先生のことなんだが」

 

オールマイトの言葉に生徒達が疑問符を浮かべる。

 

「君たちには相澤先生の個性は伝えてなかったね!彼の個性は個性を消すことが出来るんだ!」

 

ちなみにこのことはオールマイトは相澤先生に許可をもらっている為話していることであった。

 

「個性を…消す……?」

 

「……イレイザーヘッド」

 

『あ!?』

 

出久の呟きにイレイザーヘッドを知っている人達が思い出す。

 

「あのアングラ系ヒーローか!」

 

「ちなみに彼ドライアイだからいつも目薬を常備してるけどね!」

 

『個性凄いのに勿体ない!!』

 

そんなこんなで授業が終わり、放課後出久と勝己は反省会に誘われ、互いに自己紹介しながら反省会を行っていた。

 

 

***

 

 

どこかのバー、そこには体がモヤになっている男と沢山の手を付けた男が新聞を持っていた。

 

「……教師、ね……」

 

手を沢山付けた男は新聞をテーブルに置く。

 

「どうなると思う?平和の象徴が……敵に殺されたらさ…」

 

その男の表情はとても歪んでいて、そして恐ろしかった。出久達が敵に襲われるまで、あと少しであった。

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