さてここからはUSJ編です!頑張ります!!
マスコミ侵入事件から翌日、午前の授業は終わって残りはヒーロー基礎学となっていた。
「今日のヒーロー基礎学だが、俺とオールマイト、そしてもう一人の3人体制で見ることになった」
(なった……?この間のマスコミのと関係あるな)
(マスコミのと関係してんな……)
相澤の言葉でいち早く推測する出久と勝己。こいつらやばい。
「はーい!何するんですか!?」
瀬呂の質問に相澤は小さいプラカードを見せる。
「災害水難なんでもござれ、人命救助訓練だ!」
『おぉ!!』
(災害訓練…ちょうどいい。この授業で救助のコツを学ぼう)
出久は組手などばかりに着目していた為そこら辺のは疎かになっていた。この授業でその大事なことをしっかり学ぼうと考えていた。
「訓練場は少し離れた場所にあるからバスに乗って行く。以上準備開始」
出久達は準備に取り掛かる。がしかし思いもよらないだろう。悪意が己のそばまで来ていたことに。
***
生徒達の準備が終わり、バスになっていた。ちなみにその時飯田は委員長らしく出席番号順に列を作っていたが意味がなかった。ちなみに委員長は出久が辞退し飯田に変わった。
「こういうタイプだったくそう!!」
「イミなかったなー」
移動中自身の個性等について話していた。そんな中蛙吹が出久と話していた。
「私思った事を何でも言っちゃうの緑谷ちゃん」
「ん?なに梅雨ちゃん」
「あなたの個性私達の個性よりおかしくて異常よね」
「いきなりですね梅雨ちゃん」
「昨日の話を聞く限りあなたの個性に意思があるんでしょ?それにその個性の意思によって進化することが出来るのよね?常闇ちゃんの個性よりも異常だと私は思うわ」
「確かに強くなるのは聞いたことないよな」
「緑谷ちゃんのはかなりの強個性だわ。それにまだ隠し玉を持ってる気がするわね」
(ギクッ)
出久には心当たりがある。というか心当たりしかない。出久はまだ禁手化のことは話していないのだ。
「……まぁ、機会があったら見せるよ」
「あら、それは楽しみね」
(梅雨ちゃん突っ込んでくるなぁ……)
正直蛙吹にビクビクする出久である。
「もう着くぞ。いい加減にしとけよ」
『はい!!』
***
出久達が着いたその場所は、ありとあらゆる場面を再現した演習場であった。
「すっげーーーー!!USJかよ!?」
「水難事故、土砂災害、火事…etc…あらゆる事故や災害を想定し僕が作った演習場です。その名も、
(((USJだった!!)))
「スペースヒーロー13号だ!災害救助で目覚しい活躍をしている紳士的ヒーロー!」
「私好きなの13号!」
そう言って麗日と出久のテンションが上がる中相澤はオールマイトがいないことに気付く。
「13号、オールマイトは?ここで待ち合わせるはずだが」
相澤の質問に13号は声を小さくする。
「先輩、それが……通勤時に制限ギリギリまで活動してしまったみたいで、仮眠室で寝てます」
「不合理の極みだなオイ」
そういった相澤の顔は呆れていた。
「仕方ない…始めるか」
「えー始める前にお小言を一つ二つ…三つ…四つ……」
(((増える……)))
「皆さんご存知だと思いますが、僕の個性はブラックホール。どんなものでも吸い込んでチリにしてしまいます」
「その個性でどんな災害からも人を救いあげるんですよね!」
「えぇ……しかし簡単に殺せる力です。皆の中にもそういう個性がいるでしょう?超人社会は個性ので使用を資格制にし厳しく規制することで一見成り立ってるように見えます。しかし一歩間違えれば容易に人を殺せる行き過ぎた個性を個々が持っていることを忘れないでください。相澤さんの体力テストで自身の力が秘めている可能性を知り、オールマイトの対人戦でそれを人に向ける危うさを体験したかと思います。この授業では心機一転!人命の為に個性をどう活用するかを学んで行きましょう!君たちの力は人を傷付ける為にあるのではない!助けるためにあるのだと心得て帰ってくださいな」
(やっぱり13号は凄いな……)
『やはり自身の力の危険性を知っているからこのようなことを言える。相棒、お前も気を付けろよ』
(あぁ。この力は、13号の言った通り誰かの為に使うからな)
「以上、ご静聴ありがとうございました!」
「ブラボーブラーボー!!」
「ステキー!」
13号の演説は終わり、相澤が始めようとする。が、そこで出久と勝己は違和感を感じる。否、出久は察知する。
「相澤先生!」
「……!」
遅れながらも出久の呼びかけに相澤は気付く。噴水の前に黒い霧が発生していた。そしてその中から手をたくさん付けた男を筆頭に、次々と姿を表してきた。
「一塊になって動くな!!13号!生徒を守れ!!」
「なんだありゃ!?また入試ん時みたいなもう始まってんぞパターン?」
相澤はそこでゴーグルを付ける。出久はそれは戦闘準備だと気付く。
「動くな!あれは、敵だ!!!!」
ここに途方もない悪意が襲いかかって来る。