ー冬も終わり、春が来る。
「フォス、せんせーが皆、起こしていいって。」
タンザナイトことタンザが報告に来た。
もう雪も溶けてきた。タンザも一応の知識を身につけた。でもいっつも僕に引っ付いて離れないけどね。
そんなことを考えながら二人で皆の冬眠場所に向かう。
ガタ、と音をたてながら窓を開ける。ダイヤが
「あ~ん…もう春~…?」とつぶやく。
初めて見る宝石たちに対してタンザは普通(真顔)だった。いいのか。もっと驚いてくれ。
皆眠そうなので声をかける。
「もうすこし寝ててもいいよやっておくから」
「…助かります……アンターク………」
ルチルが眠そうに返事を返す。
「アンタークは 月にいる」
一瞬、少しだけ空気が固まる。ルチルが、
「……フォス、ですよね」
「うん」
「アンタークのこと本当ですか?それにその腕は…
……あとその子も。」
「うん
あとでちゃんと話すね、先生からもあるはず」
「とりあえず
シンシャの様子をみてきてもらえますかできれば朝礼にでるように言って下さい」
「シンシャ……」
「ああ、そうでした"におもきまず"いんでしたね 失礼私がいきます」
「いや行くけどシンシャって
だれだっけ」
ータンザ視点
フォスお兄ちゃん、水銀のこ、忘れてる。目的、最初の、目的。仕事、見つける、緒の浜は、宝石たちは、知ってる。
ーー見透さなきゃ。フォス、
「フォス、水銀のこ。忘れてる。」
声で、伝えないと。
ーーフォス視点
「フォス、水銀のこ。忘れてる。」
タンザが僕の隣で話す。シンシャ?名前じゃだめだ。
「まって今のなし
もしかして僕、けっこうやばい?」
僕がタンザの声を聞いてあせる。
「みたいですね……」
ほら!ルチルも共感してる!あのやぶ…ごほん、天才に
言われるとは…
そのあと、夏服も配り終えたみたいだし、朝礼のために
集まろうとしたとき、気付いた、気付いてしまった。
「タンザは夏服、予備あるけどその白い冬用でいいの?」
「ん、お気に入りだから、いー。」
あ、朝礼遅れる!
まぁアンタークのお下がりだけどね。
朝礼が始まってても、タンザは離れてくれない。
愛が重いよ…
着くと、もう金剛先生が説明をしていたらしく、
「すいません遅れました!」
「フォスフォフィライトとタンザナイトが務めた」
「「「えっ」」」
少しざわめきながらもひそひそと新しいこ?フォスが?
とか聞こえてくる。
先生が冷静に
「アンタークが連れ去られた詳細を述べよ」
といってきたので「はい」、と返事をして説明を始める
「アンタークは僕をかばって連れ去られた。
状況を説明するアンタークは緒の浜にてピンクフローライトの断片を載せた新型機と交戦し、霧散させた直後、
もう一機出現。小さいがアレキのレポートにない型で
中央の器とそれを取り囲む通常の月人の間にみたことないひとまわり大きな月人が8体いて、ええとそうだな」
僕は合金の形を変えて月人の形にした。
「このくらい 器を囲むように座し、矢を放ってきて…」
「お兄ちゃん、皆こわがってる。その手、不思議らしい。」
タンザが僕にこそっと話してきた。
(今まで気にならなかったけど、そっか、変なのか。
結局そのあと、医務室でルチルにずっとできてなかった
足に白粉してもらって、ってタンザがいない…
「わー!!キレー!」「髪、どうなってんの?」
…皆に押し倒されてました……うわーお兄ちゃん心配…
「あ、フォス、いまさっきのびろーんってやつみせて!!」
…はは、僕もタンザも大変だ。
お疲れ!!
文字数ってだいじだね!!
フォースフォスフォス!!!(一応笑い声)
次回もお楽しみに!!!