NEWもふラッシュ。
テレッテレレー♪(ドドンドドンドン)
ベベベンベベン♪(ドンドンドドン)
「「「きゅー!!」」」
目覚ましの音がいつもと違っても俺は驚かない。
すくすくリバーとは違う、和楽器中心の演奏で起こしてくれたのは、初めて見るモフモフたち。
人里で似たような演奏を聞いたことがあるので、たぶんこのモフモフの正体は女子二楽坊 with 堀川さんだろう。
個人的にはこっちの演奏の方が好きだな。日本人のDNAがそう思わせるのだろうか。
「「「きゅーっ」」」ボフーン!
そう思ってたらすくすくリバーにたいあたりされた。
モフモフだけど、痛い。
――――――
「ナナスケさん。頭にすくすくさんが乗っていますよ」
「きゅー」
突然のすくすく登場にも俺は驚かない。
というか、慣れた。
しかし、阿求さんに指摘されるまで全く気づかなかったな。確かにすくすくは軽いけど、重さがないわけじゃない。乗っかっていたら気付けけそうだけどなぁ。
そう思いながら、頭のモフモフを手にとって確認する。
黄色いリボンの付いた黒色の帽子を被った、薄緑色のすくすく。
「きゅー?」
すくすくこいしかー……道理で気付けないわけである。無意識なら仕方ない。
それにしても阿求さん、よく気付けましたね。
「最近……モフモフ……感じ取れるようになったんです……もふもふの気配を……モフモフ……!」
「きゅー!」
すくすくこいしと戯れながら阿求さんはそう言う。毎日すくすくをモフモフすることで、新たな能力が開花したようだ。
流石モフリスト阿求さんだ。格が違うね。
――――――
風に舞う紅葉と一緒に、空からフワフワとすくすくが降ってきても、俺は驚かない。
「きゅー」
俺の頭に華麗に着地する紺色のモフモフ。
すくすくいくさん。すくすく天子を探しに来た模様。モフモフだけどたまにピリッとする。静電気だろうか。
――――――
「おどろけー! べろべろばー!」
「きゅー!!」
驚く要素がない。
かわいいしかない。
鍛冶屋の小傘ちゃん。うちで使ってる包丁は彼女が作ったもの。たまに研いでもらったりしている。
道端で目が会うたびに、いそいそと物陰に隠れ、通りすぎようとすると、今みたいに驚かせてくる。
どうやって驚けと……。
「どうどう? 驚いた? ねぇねぇ?」
「きゅー?」
純粋この上ない笑顔でそう聞かれても反応に困ってしまう。とりあえず可愛かったよ。
ついでに、小傘ちゃんの本体である傘の上に乗ってるモフモフ。すくすく小傘を保護。
きゅー!って傘を見せつけてくる。
うーん、かわいい。
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