【一部完結】Fate/Grand Order〜Bの因子〜   作:ちょっつー

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 この小説はFate/Grand Order〜Bの因子〜です。よく見慣れた、この小説では見慣れない名前が最初に出てきますが間違いありません。

感想、評価お待ちしてます

誤字脱字、ご指摘ありましたら気兼ねなく


エピローグ

「ううっ……ううん……」

 

「……クっ! ……よ、リ……」

 

────これは夢だ。一目見ただけで確信できるほど酷い夢、悪夢って言ってもいいかも知れないくらいに見ていて苦しい夢。

だって、()()()が誰かと手を取り合って世界を救うために頑張るなんて、絶対に在り得ないから……。

 

 石刈アリエの時のように憑依して勝手するんじゃなくて、ゼロとレイトさんのように一体となって敵と戦うそんな姿を見せる人じゃない……。

だって彼は!! アイツは!! ()()()()はっ!! 

 

「起きてよ! ()()()!!」

 

「!!? はあ……はあ……ペガ? そうか、夢をみてたんだ僕……」

 

「ペガが何度も起こしても起きないし、苦しそうだったから心配したよリク?」

 

 体中汗だらけで気持ち悪いけど、深呼吸して何とか気持ちを落ち着かせる。

そうだ、今僕はゼロからの協力要請を貰って、彼らウルティメイトフォースゼロが拠点を構えている宇宙【アナザースペース】に来てたんだ。

 

 この宇宙はかつてベリアルに支配されていたけど、ゼロとウルティメイトフォースゼロたちみんなの活躍によって平和を取り戻した宇宙。

けど、だからこそここはベリアルの爪痕がとても濃い場所だ。

 

「レム。今の時間と凶暴化している怪獣の位置を……

 

『バイタルが安定していません。リク、ゼロたちに言って今日は休んだほうがいいのでは「大丈夫だ!」』

 

「ちょっと風に当たれば大丈夫だから……心配することじゃない……」

 

「『リク……』」

 

 八つ当たりのよう強く言ってしまったけど、弁解するタイミングもなく。僕は一度星雲荘から外に出ることにした。

 

「あんな夢を見たのも……この場所のせいなのかな……」

 

 外に出た僕の眼前に広がるのは緑というか、エメラルド色に包まれた星。惑星エスメラルダの都市が一望できる高台のような場所。

最初はゼロの勧めで都市部に、ていうか王宮に泊まってくださいって言われたんだけど、それだと緊急時に出られないからって理由を付けてこの場所に星雲荘を置かせてもらってる。

 

「ベリアルが、人間と協力して世界を救うなんて……。なんであんな夢を見たんだ、僕は……」

 

 そんなこと有り得ない。だって、どれだけの宇宙を傷つけてきたと思ってるんだ! この星の人たちだって、最初ジードの姿を見た時は恐怖を抱いてた。

この宇宙がベリアルの支配から抜け出して何年も経ったっていうのに、ベリアルが与えた恐怖を拭いきれないでいる。

 

 そんなベリアルが今更世界を救おうなんてやっていいはずがない! 絶対にあっちゃダメなことだ!! 

 

『ベリアルさん!』 

 

『ベリアルさん、訓練を手伝ってもらってもいいでしょうか?』

 

「ああああああッッッ!!!」

 

 違う! 僕が怒ってるのはベリアルが今更正義の味方のように活動していたことでだ! 夢で出てきた女の子たちに怒ることなんて一つもないんだ! 

 

『ゼロ! いつも言っているだろ、むやみたらに飛び込むなと』

 

『ああうるせえぞ親父! 怪我ひとつしてねえんだから心配すんなっての!』

 

『いいかタイガ。今の戦い、こうすればもっと手早く怪獣を倒すことが出来た』

 

『そうか……! 分かりました、父さん!』

 

「……ベリアル、ウルトラマンベリアル。 僕の父さん……、あの夢は僕は心の奥で夢見ていたこと……なのかな……?」

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

「「「は、はははは……ははははははははははは!!!!」」」

 

「ようやくだ! ようやく見つけたぞベリアル!! 貴様の()()()()()

 

「これで我らにもう負けはない。 星見の奴らがいかに足掻こうとも、我らの勝利は確実となった」

 

「さあ、来るがいいカルデア! そしてベリアル!!」

 

「我らの宿願、今こそ果たそう!」

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

緊急事態発生(エマージェンシー)緊急事態発生(エマージェンシー)

 

 ベリアルさんがティアマトを倒したことで特異点の修復が始まり、一緒に戦ってくれたみんなにお礼を言いながらカルデアに帰ってきた私たちだったけど……。

どうやら、休んではいられないみたいだ。

 

カルデア外周部 第七から第三までの攻性理論、消滅。不正証明に失敗しました

 

 コフィンのある巨大な地球儀のようなあの中心にある小さな地球が真っ赤っかに燃え始める。

館内を形成する疑似霊子の強度に揺らぎが発生とかなんとか言ってるからそのせいなんだろうけど、何言ってるのか私にはちんぷんかんぷん。

 

「外部からクラッキング……! ドクター!」

 

「ああ、帰ってきたばかりなのにすまない。 いよいよこの時が来た、これはソロモンからの干渉……いや、引き寄せだろう」

 

 帰って来てから直ぐに始まった第七特異点の聖杯の解析。その結果は直ぐに出て、人類史には存在しない特異点を見つけた。

 

「あの蛆が潜んでる特異点。ようやく見つけたか……」

 

「ああ、だけどそれはソロモンの方も同じだ。 今まであっちも見つけられなかったカルデアの座標を見つけた彼は、ここと魔術王の特異点を融合させようとしている」

 

「じゃあ、いまカルデアは魔術王の特異点に向かっていってるてことだよね?」

 

「そう、その融合が完了する前にソロモンを打倒する。いいかいみんな、これが正真正銘最後の戦いになる、各自十分な休息の後最後の特異点へレイシフトを実行する!」

 

「「はい!!」」

 

 これが、私の旅の最後の戦い。マシュやベリアルさんと出会ってから続いたこの長い旅の終わりが近づいてる。

────覚悟を決めよう。これまで出会ってきた英霊たちみんなに恥じないように、最後の最後まで生き延びるために!! 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

【7章裏話】

 

[4人の女神とゼツボウノカケラ]

 以前も話したようにコチラは禍々アークベリアルではなくキメラべロスとなってティアマトを撃破するルート。

3女神同盟にイシュタルを加えた4人の女神の霊基を第二特異点で手に入れたゾグ第一形態のカプセルに注入させることで第二形態へ進化。

 

 ウルクの人の魂を救済せず、魔獣になった魂もラフムになった魂もストルム器官(復活予定だった)を使って強引に吸収してファイブキングのカプセルを作り出すことでキメラベロスへのフュージョンライズを可能に。

 陛下としてのベリアルさんならこちらもありかな? とは思ったのですが、3人であれだけ時間かけてて終いには冥界下りカットしてる時点御察しの通り話数が絶望的に多くなる心配と、アナちゃん&ゴルゴーンはさておき、他の女神があんまりベリアルさんと相性よくなさそうというか……エレちゃんは完全に立香ちゃんロックオンしてるし……と書く上で色々問題があったため没。

 

 実際キメラべロスより禍々アークベリアルの方が好きだし、エビフ山に茨木ちゃんがいたのは分かっていたので彼女に聖杯を持たせれば万事解決だったんですよね。

 

 

[マガオロチのカプセル誕生秘話]

 禍々アークベリアルに決めたはいいがどうやってマガオロチのカプセル生み出そう? ウルク民の魂を集結させた1本? それともメインに添えたサーヴァントたちの集合カプセル?? 

アナちゃん&ゴルゴーンは同じ蛇だから相性は完璧。けどあとはどうしようか……? 巴御前を助けて彼女から? それとも牛若丸や弁慶から? などなど悩みまくった結果。

アナちゃん、キングゥ、そして茨木ちゃんの3人には母から見放されたという共通点が存在している、その逆張りから母であるマガオロチが生まれるのは最高なのでは? 

 しかもマガオロチはモンスター銀河出身の割に日本太平風土記に記されてるくらいだから日本の【魔】で茨木ちゃんと共通点が。そしてマガオロチは「自身の卵を惑星内部の奥深くに産み落とす」=地球破壊の楔を刺すというのがエルキドゥではなく、キングゥ本人との共通点があるからこそマガオロチが生まれました。

 

 

 

 

 

 




ええ、正直に言いましょう! 作者は最初からリクくんのこと出すき満々でしたよ!!
なーにが登場するかは未定ですだ!出すに決まってるだろ大好きなんだから!!
まあ、本格的に物語に関わるとしたら2部からになるでしょうけどね?

あ、勘違いしないでくださいね。作者はリクくんのことを曇らせたいんじゃないんです。
子として接してもらったこと無いのに夢で他の子に親のように接するの見たらそりゃああんな態度になりますよ


【終章について】
ようやくここまで来たこともあり、最終章は毎日投稿して一気に終わらせたいと思ってるので投稿開始まで少し時間がかかると思います。流石に5章の時のように1年空けることは無いですが……。
 まあ、アニメfgoが終局やる前には絶対に投稿します!
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