【一部完結】Fate/Grand Order〜Bの因子〜 作:ちょっつー
バー、妖精トリスタンも救いたい。出来ることならウッドワスだって救ってやりたい!!どうすれば、どうすればいいんだよおおおおおおおおお!!!
プロローグ
たくさん、たくさんまちがいつづけたやみの巨人は、てをつないでくれた小人と、いっしょに歩いてくれたおんなのこたちのおかげでそらをほしでいっぱいにできました。
「どうしてじゃまをするの? ぼくはみんなのためにやってるのに!」
そういってたくさんの小人をほのおでもやしつくしたせかいをよくしようとするけものに、やみの巨人はいいました
「おれはわるい巨人だから、おまえが悪いっていった小人をまもるんだ!」
巨人はみんなでつくったほしの空をひとのみでたべて、その力でけものにたちむかいました。
ほしの空は小人のひかり。まっくらだったやみの巨人は、小人たちのおかげでほしの巨人へと生まれ変わったのです。
「どうして? 小人たちをしあわせにするためにやってるのに! どうしてきみたち小人が巨人のひかりになるの?」
けものは小人たちのことをあいしているけど、小人たちのこころはしりません。いきたい、いきたいのことばをきけなかったからけものは巨人と小人たちにたおされるのです。
こうして、せかいじゅうのひとをたすけたやみの巨人は、みんなからきらわれていた巨人は、このほしの巨人になることができました。めでたしめでたし…………。
ほんとうなら、こんなハッピーエンドでおわるよていだったのよ?
魔神王ゲーティアの人類史全てを使った計画「逆行運河/創生光年」は、カルデアの尽力に失敗に終わった。ということになっている。
空想上の存在、別宇宙からの来訪者であるウルトラマン。しかもその中でも”悪”と呼ぶに相応しい存在だったベリアルが、瀕死の重体を負った予備のマスター候補だった宮原博樹と同化して世界を救った。等と報告をしたところで魔術教会の誰一人として信じないことは明白だからだ。
ベリアルと旅をしてきたもう一人のマスター候補だった藤丸立香も、そんな彼女と特異点を歩いてきたマシュ・キリエライトも、カルデアの職員誰もが猛反対したが
「知っている人だけ、覚えている人がいるだけでいいんだ。結果的に世界を救っただけで、ベリアルさんは世界を救おうなんて思ってなかったんだしさ」
と、いうベリアルのマスターだった博樹の鶴の一声で大人しくなってくれたため、魔術教会には「生き残った2人のマスターとその協力者たちの尽力により、人理を取り戻した」ということになっている。
成し遂げた試練、勝ち取った日常。人理は揺るぎなく、未来はこの先も続くだろう。
だが、彼らには致命的な見落としがあった────いや、もしかすると、ベリアルは知っていながらわざと見落としたのかも知れない。
大いなる戦いの前のその予兆、4篇の断章も彼は予期していた上で消滅した。彼が”守るべきもの”とした彼ら彼女らに強くなってもらうために……。
例えば……それは”虚構”からの企て
完全犯罪計画、起動——幻霊よ、背徳の街で踊り狂え。
歪んだ歴史を修正しようとする時、膨大な取りこぼしが発生する。
排斥された狂気が作り上げた脚本。
忘れ去られた世紀末の神話。
かつてない規模の殺人事件が、亜種特異点となって完成する。
それだけならまだ可愛いものだ。だが、問題はそれだけではない。
本来ならば存在しないはずだった者。その存在の消滅は、全ての時間、空間に影響を及ぼす強大な物となって姿を現す。
それが何か? ……君たちはそれをよく知っているはずだ。
遥かな宇宙からの来訪者。文明を滅ぼす最悪の獣たち……。
人類愛から産まれた人類悪。災厄の獣たちとは根本から違う。
彼らは災害、突如として人間たちの前に姿を現し、意味もなくその日常を破壊していく空想の存在。
”怪獣”────そう呼ばれるものたちが、彼が残した因子に引かれてこの地球に飛来する。
しかし、安心してほしい。怪獣に対抗する力は、彼から既に渡されている。
目には目を歯には歯を、とはよく言ったものだ……。
だが、大きすぎる力にはそれ相応の対価を支払わなければならないことも、忘れてはいけないがね…………
し、死にたくない……。死にたくない……。
死にたくない……。
死にたくない……。
死にたくない……。
死にたくない……。
死にたくない……。
死にたくない……。
死にたくない……。
死にたくない……。
死にたくない……。
死にたくない……。
死にたくない……。
死にたくない……。
死にたくない……。
死にたくない……。
死にたくない……。
死にたくない……。
死にたくない……。
死にたくない……。
死にたくない……。
死にたくない……。
死にたくない……。
い、生き続けて、いたい……。生き続けていたい……。
生き続けていたい……。
生き続けていたい……。
生き続けていたい……。
生き続けていたい……。
生き続けていたい……。
生き続けていたい……。
生き続けていたい……。
生き続けていたい……。
生き続けていたい……。
生き続けていたい……。
生き続けていたい……。
生き続けていたい……。
生き続けていたい……。
生き続けていたい……。
生き続けていたい……。
生き続けていたい……。
生き続けていたい……。
生き続けていたい……。
生き続けていたい……。
生き続けていたい……。
生き続けていたい……。
生き続けていたい……。
生き続けていたい……。
あ
見つけた…………。
「落下する少女を救う。それはまさに少年の役割であり、即ち大抵はここから始まる
地上に向かって身一つで落下していくGを感じながら聞こえてくる、いかにも胡散臭そうな声。
人理焼却を目論んだ魔神王ゲーティアの計画を阻止してから数か月。魔術協会からの使者たちが着いていない状況でまた、カルデアスは特異点の発生をキャッチした。
微小特異点はこれまでも何度か発生してたからまたそれかな~なんて考えていたけど今回はそうじゃない。オルレアン、ローマ、オケアノス、ロンドン、アメリカ、キャメロット、そしてバビロニア。
ゲーティアが人理焼却の為に作り出した7つの特異点と同レベルのものが観測されたのだという。
本来ありえないことだけど、実際に起こってしまったからには修復しないと折角ベリアルさんやサーヴァントのみんなが救ってくれた人理を崩壊させることに繋がってしまう。
だがら、もう一人のマスターである博樹さんと一緒に問題の特異点【1999年東京・新宿】にレイシフトしてきたんだけど……。
あの戦いのあとからサーヴァントとしての力を引き出すことが出来なくなったマシュはカルデアに残って私のバックアップを、そして人理修復後も居残ってくれたサーヴァントを連れてきたはずが、何かの干渉を受けて弾き飛ばされちゃったみたい。
「あの~だね? なにか反応してくれないとおじさんの方も困ちゃうんだけどな~~、なんて」
「博樹さんが近くにいないのはいつものことだからいいとして、いやよくはないけど……。問題は着いてくるはずだったサーヴァントのみんながいないことだよね……。博樹さんはそのままでも戦えるけど私は出来て時間を稼いで逃げることぐらいだし……ブツブツブツブツ」
「も、もしも~し?」
『せ、先輩。先輩っ!!』
「あっ、マシュ。どうしたの?」
『あ、あの、先輩のことを助けてくださったサーヴァントの方に、そろそろ挨拶をしたほうがいいのでは……』
「え?」
色々考え事してたせいで周りを見てなかったけど、そういえば落ちてたはずなのにいつの間にから誰かに抱き上げられてるような……。
「おじさんだれ!?」
「流石に傷つくヨ!!」
これが、藤丸立香とこの特異点のカギを握るサーヴァント【新宿のアーチャー】との邂逅。
特級の悪人だけが蟲毒のように生み出され続ける、悪徒しか生き残ることを許されない悪都。
魔術を凶器にしか見立てない魔術使い、生きた人間しか餌とみない魔獣、徘徊する殺人人形、力で支配する軍隊もどき。
外界は巨大な壁によって隔絶され、希望を持つ善人は暴力と疑心と不信の前に死に絶える。
【隔絶魔境新宿】
そんな世紀末も甚だしい場所で、立香とは別の場所にレイシフトした宮原博樹はというと……
「Grrrrr……」
「…………はははは、初めまして。その、仲良くできたりは……」
「GAAAAAAAAAAッッ!!!」
悪が集うこの町の中でも、一際凶悪で強大な相手と対峙していた。
と、いうことで1.5部始めます。
まだ心がアヴァロン・ルフェから帰ってこれていないのですぐには投稿開始はできませんけどね!!これもそれも妖精どもが悪い!!
以前も話した通り1.5部は「ベリアル融合獣編」ということで多分ですけど全章に怪獣が出てくると思います(下総はどうなるかわかりませんけど)
どの怪獣が出るのか楽しみにお待ち下さいな。
どうでもいい話ではあるんですが、ベリルがマシュを狙っていたのはデミ鯖という特殊な存在だからうんぬんかんぬんだと思っていて、だったらアイツ陛下の血を完全に受け継いで、正義に目覚めたジードとか絶対狙ってくるんじゃね?みたいな妄想してたんですよ。そうだったら絶対楽しいだろうなって思って……。
それが蓋開けてみたらあれですよ、あのクソ雑魚マスターめ。