【一部完結】Fate/Grand Order〜Bの因子〜   作:ちょっつー

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新ウルトラマン、『ウルトラマンZ』が発表されましたね!!
 ゼロの弟子にしてブルーとレッド族のハーフのような見た目、ジードは出てくるんでしょうか?

まあそんな事よりも作者はウルトラマンベリアルの胸像を買おうかどうか絶賛迷い中です。

感想、評価お待ちしています。

誤字脱字、ご指摘ありましたら気兼ねなく


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「本当に、ライムちゃんなの? 」

 

 私たちの前に優雅に降り立った彼女へ聞いていると、微笑みを浮かべながら頷いた。

 前のライムちゃんは8歳くらいの可愛らしい姿をしたんだけど、今は15歳くらいの美しい姿へと成長している。 それに加えて綿菓子のようにフワフワだった髪の毛先や大きな瞳は赤く染まり、黒地に波うつような赤……巨人(ウルトラマン)巨人になったべリアルさんを彷彿とさせるようなドレスを着ていた。

 

「ぼく……みたいだ 」

 

「アステリオスみたい?」

 

 今回カルデアから喚んだアステリオスが、姿が変わったライムちゃんを見てそんなことを呟いた。

 

 そうだ、今のアステリオスの姿はべリアルさんがオケアノスで彼に何かしたことで変わったものだったはず。じゃあライムちゃんも? 

 

「うるさくて静かに話もできないじゃない。殺りなさい、私の下僕たち 」

 

 そんなことを考えていると、ライムちゃんが瞳を輝かせて指示をだす。すると、遠くで砂嵐をおこしながらケルト軍とアメリカ軍を蹴散らしていく姿が見えはじめた。

 

「さあ、私のトランプ兵団よ!! その塵を掃除なさい!! 」

 

 ハート、スペード、ダイヤ、クローバーのトランプ兵。小さいころにアニメで見た面白おかしいトランプ兵とはまるで違う、兵士のように武装した見た目の怖いトランプ兵がエネミーであるケンタウロスたちに騎乗しながらケルト軍とアメリカ軍を蹂躙していく。

 

『ははは……。みんな、彼女がナーサリー・ライム本人であることは間違いない。ただ、霊基からべリアルの力が感知できたからアステリオスのようにべリアルの力が強く影響しているみたいだ』

 

「けどアステリオスはあんまり変わってないのに、どうしてライムちゃんはあんなに?」

 

『そこは博樹さんとの契約関係が影響しているんだろう。

 べリアルとナーサリー・ライム、2体のサーヴァントは博樹さんと直接魔力経路(パス)が繋がっている、それによって流れ込んできたべリアルの力が深く染み込んだこと、そして姿形が自由に変化できる彼女自身の特性が今回の彼女の異様なまでの変化に繋がったんだろう。

 …………だからって、従えている42体ものトランプ兵1体1体がシャドウサーヴァントに引けをとらないレベルなんて…… 』

 

「ウフフ、アハハハッ!! これで終わりなわけが無いでしょう? おいでなさい“バンダースナッチ”!」

 

 闘っているトランプ兵たちの戦力に驚いてばかりではいられないと言わんばかりに、ライムちゃんは更なる戦力を追加した。

 バンダースナッチもアリスに出てくる怪物に名称だったはず。

 現れたのは2本の角を持った身体が赤黒く染まった獣と、黒い触手のようなものが束なって4本脚の獣の形をとった化物が召喚された。これ全部が“バンダースナッチ”なの? 

 

『そうか!! バンダースナッチは“ジャバウォックの詩”の中で語られただけで、その姿形や性質にいたっては明言されていない。2種類のエネミーを“バンダースナッチ”という絵本のキャラクターに落とし込む事で完全なる使役、強化を行っているんだ。でもトランプ兵が乗るケンタウロス、そして今召喚されたバイコーンとソウルイーターたちの数は合計して────99!? これだけのエネミーを従えているのに疲れ一つ見せないなんて……ウルトラマンってのは何処まで規格外なんだ…… 』

 

 バンダースナッチが加わったライムちゃんの軍勢は更にその勢いを増し、気がつけばアメリカ軍の機械兵たちの姿はもう殆ど残ってないし、無限に起き上がってきていたケルト軍の方も次第に数が少なくなっているように感じる。

 

「さてと。立香貴女たちが困っていたようだから手を貸してあげたのだけれど……邪魔だったかしら?」

 

「────ううん、全然、 私じゃさっきまでの状況をどうすればいいのか判らなかったから本当に助かったよ、ありがとうライムちゃん!!」

 

「…………本当に、こんな姿になった私にすら恐れを抱かないなんて。竜の魔女や他のサーヴァントが貴女を懇意にするのが良くわかった気がするわ」

 

 私の返答に少し驚いた顔をしたライムちゃんは、その表情を綻ばせると何もない所から波紋が流れ、そこから取り出した剣を腰当てごと私に投げ渡してきた。

 

「ライムちゃん、これは?」

 

「むっ! マスターその剣むぐっ!!」

 

「全くダメじゃない花の皇帝様。種明かしをする事を私は許してないわ」

 

 どうやらライムちゃんから渡された剣のことをネロは知っているようで、何も知らない私たちに教えてくれようとしたんだけどライムちゃんのルールなのか答えを話そうとしたネロの口が魔力か何かによって閉じられてしまう。

 

「さあ立香、貴女たちを襲ったサーヴァントを倒すとしましょうか。 私をエスコートなさい」

 

「え、エスコート?」

 

「あら、もしかして私1人で迎えというの? フフフっ、そんなのつまらないでしょう立香。その剣は私をエスコートする騎士様の証なのだから」

 

 私に手を伸ばすライムちゃんはそんな事を言って微笑む。どうすれば良いのか分からなくてマシュや他のみんなに顔を向けると喋れなくてムームー言ってるネロ以外“任せた”って顔をしている。

 ……少し考えて、渡された腰当てを巻き剣を腰に下げた私はライムちゃんの小さな手を取ってテレビなんかで見るように腰を下ろして頭を下げる。

 

「エスコートのマナーとかはよく分からないけど、それでも良いなら……喜んで」

 

「フハハハハッ!! それじゃあ行きましょうか」

 

 ライムちゃんの手に引かれて立ち上がると、ボコボコボコッとまるでコチラに進めといってるかのように鉄条網のような茨が左右から生えてきて1本の道を造り出した。

 そうして私は、この道を造り出したライムちゃんの手を引いて茨の道を進んで行った。

 

 

 

 

 

「君と顔を合わせるのは初めてかな? 黒薔薇お嬢さん」

 

 茨の道をエスコートした先には、美丈夫な2人のサーヴァント、私たちのことを襲ってきたフィン・マックールとディルムッド・オディナが待ち構えていた。

 けど、何て言うんだろう……戦意がないって訳じゃないんだけど、この特異点に来たばかりの時に戦った時よりも圧を感じないというか……

 

「ご機嫌よう高潔な騎士さま方、私からの贈り物は喜んで頂けたかしら?」

 

 フフフ、と邪悪な笑みを浮かべるライムちゃんに応えるようにフィンが持っていた石ころを後ろに方へ投げると、私たちを導いた茨が今度は相手の道を遮るように瞬く間に生えてくる。

 

「こんなにも過激ば歓迎は婚姻を断られた以来の衝撃だ! そうだろうディルムッド」

 

「…………それは、その……」

 

「ハッハッハッハッ! 冗談だよディルムッド。こうでもしていないとやっていられなくてね、流石に私の『親指かむかむ智慧もりもり(フィンガン・フィネガス)』でも彼女とあの軍勢の登場は予知できなかった」

 

 それはそうだなって思う。突然空から降りてきて、1体1体が強力な兵を従えて形勢を逆転されたんだもん。最善の一手を導き出すよりも早く王手を打たれたたらどんなに強力な宝具でも泡になって消えてしまう。

 

「あら♪ それじゃあ何もせず殺されてくるのかしら? それなら余計な手間が省けていいわね」

 

「そうしたい気持ちは山々なんだがまあこれでも私は王に仕える騎士なものでね。最善の一手が見えないとしても、抗わせてもらおうなあディルムッド? 」

 

「はっ、貴方と共に闘えるのならこの私はどこまでもついていきましょう!! 」

 

 2人のサーヴァントは武器である槍を構え、その動きに反応してマシュや他のみんなも武器を構えようとしたけど、ライムちゃんが「そこで見ていなさい」といい前にでる。

 

「勇ましいわね、でもどうせなら諦めて欲しかったわ。…………切り札(ジョーカー)を切らなきゃいけないじゃない”ジャバウォック!!”」

 

 

 

 

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

 

『こちらが、貴方様の息子がウルトラマンへと変身するための道具、ライザーとカプセルです。 計算では2本のカプセルの力が必要という結果が出ているためあと1本、ウルトラマンの力が込められたカプセルが必要となります』

 

 レム、まだリクくんに出会っていないから心ない機械であるシステムが光の国から奪ったライザーとウルトラマンのカプセル以外ブランクのカプセルをベリアルさんの前に出すと、思念体である彼は超能力か何かでブランクのカプセルを1本掴むと、おもむろに力を込め始める。

 

『…………はっ!!!』

 

『コレは──カプセルの起動を確認。ウルトラマン、ウルトラマンベリアルの2本のカプセルが揃った事によりフュージョンライズが可能になりました』

 

 そうして生み出されたのが、リクくんが最初に手にするカプセルの内の一つであるベリアルさんのカプセルだった。 

 それで満足するのかと思ったけれど、また右手を前に出した事から違うらしく何かが形成を始める。

 あれって……

 

『このオレと同じ土俵に立てた所で、その力は赤子同然だ、コレ(・・)は貴様に預ける』

 

『計算上、ウルトラマンになった御子息は攻撃力が不足することが予測されています。 その為の兵器だというのなら譲渡は変身して直ぐで宜しいでしょうか?』

 

 ベリアルさんの鋭い爪を模したようなその武器の名前は『ジードクロー』、ジードが全てのフュージョンライズ形態で使い戦闘能力の向上に一役買うことになる、レムから渡された専用武器であるそれは、伏井出ケイが作ったものじゃなかった……。 ベリアルさん自らの手で作り出していたんだ。

 

『気が熟した、そうお前が感じたのなら譲渡しろ』

 

『それは……』

 

 聞き返そうとするとベリアルさんはシステムの中から今起きた事のデータの全てを消去させ、カプセルとクローの両方は伏井出ケイが準備したという別の記憶を用意する。

 

 多分、伏井出ケイの方にも同じような記憶を埋め込んだじゃないかと思う、そうやってベリアルさんは自分が準備したことを無かったことにしてまで、ジードに力を残していた……。

 

 

 本当に、不器用な人だなあベリアルさんは…………。

 

 

 

 

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

 

「まさか…………ここまでとはね……ガハッ!!」

 

 ライムちゃんが召喚した『ジャバウォック』と呼ばれた人型の化物は、その規格外の力でフィンとディルムッドを圧倒して見せた。

 ディルムッドの卓越した槍捌きもその宝具による攻撃も、フィンが槍から出した水の奔流もジャバウォックに傷一つつけることは叶わなかった。

 

 そうしてその力の前にディルムッドは既に霊基を消失され、何とか意識を保っているフィンもジャバウォックの剛腕に胸を貫かれその状態のまま吊るされている。

 

「ウフフ、答えは直ぐそこにぶら下がっていたのに……。哀れね、貴方」

 

「はっはっは……、理性なき怪物を唯一討つ事が出来る『ヴォーパルの剣』、それが一番守りの硬い所にあるのは……些かインチキが過ぎるんじゃないかい?」

 

「あらあら、いつの時代も物語でも、最強の武器を手に入れるには試練が必要なものでしょう? その試練があなた達の場合、最後の敵だっただけよ」

 

 ヴォーパルの剣、一番守りの硬い場所……。血反吐を吐きながらライムちゃんの最後の話をするフィンの言葉でピンッときた。

 ヴォーパルの剣、それって私がライムちゃんから渡されたこの剣だったんだ!! 確かに、サーヴァントのみんなもいるから安全である事は間違いないけどそんなに大切なもの軽い感じで私に渡してたのライムちゃん!? 

 

「はっはっはガハッ!! …………覚えておくといいカルデアのマスター、その剣は『理性ない怪物』に有効な武器だ。……流石にここまで喋るのは……不敬にあたってしまう、かな……?」

 

「さあ、これでおしまいね」

 

 消えゆくフィンは、このヴォーパルの剣に秘められた力の事を私に教えて消えていった……。『理性のない怪物』? フィンを倒した事で役目を終え消えてしまったジャバウォックのような存在が他にもいるって事なのかな……? 

 

 そんな考えを過らせていると、戦いを終わらせたライムちゃんがジャバウォックを消して私たちの方に振り返りながら微笑むと、彼女のことを光が包み込み元の可愛らしい女の子の姿へと戻っていた。

 

 だけど、あの姿は魔力の消費が激しかったのか、ライムちゃんがふらふらと身体を揺らしていると思っていると後ろの方へ倒れ込んでしまう。

 

「ライムちゃっ! って博樹さんっ!? 」

 

「ととっ。よく頑張ったね、アリスちゃん」

 

 このままだと地面にぶつかってしまうライムちゃんを助けるために走りだそうとしたその時、いつから、何処から来たのか行方知らずだった博樹さんがさっと現れ、ライムちゃんの事を受け止めた。

 

「おじさま…………わたし、ありすを忘れていない?」

 

「言っただろう? 大好きで大切な人のこと、そう簡単に忘れるわけないんだ」

 

「ええ、ええ……! よかった、本当によかったわ」

 

 

 

 

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

 

 

「覚悟は決まったか?」

 

 私が百体のエネミーを倒し終えると、ベリアルさんはケンタウルスたちに騎兵するトランプ兵たちを召喚していたアリスちゃんにそう問いかけながらギガバトルナイザーを突きつける。

 

 ベリアルさんが今からやろうとしてること、それはナイザーによる霊基の変質による強化だ。失敗に終わったけれど、ロンドンでベリアルさんになり変わろうとしたことでアリスちゃんの霊基には”ベリアルの闇”の残滓が残っている。 その残滓をナイザーによって増幅させることで霊基を強引に変質させようということらしい

 

「ねえおじさま、お願いがあるの」

 

(お願い、それは……)

 

「変わってしまう私のことを、ありす(・・・)と……呼ばないでほしいの」

 

 契約しているからなのか、表に出ていない私の問いに悲しさを浮かべながらアリスちゃんは答えてくれた。

 

「この力を目覚めさせた私は、きっと残忍で残酷とても怖い存在になると思うの。 変わってしまったらありすの姿を忘れてしまうかもしれない! ありすとの思い出が泡になって消えてしまうしまうかも知れない!! もう戻れないかもしれないの!!」

 

 そうか、ギガバトルナイザーによって力を目覚めさせるのはただのパワーアップとは訳が違う。闇の力、それを増大させることだ。

 

 怖いんだ、闇を目覚めさせたらありすちゃんの姿に戻れないんじゃないかって。

 だから英霊として召喚された本の姿じゃなくて、ありすちゃんの姿をしたままでギガバトルナイザーの力を浴びることを望んだ。 ありすちゃんを忘れない、戻れる可能性に賭けて……

 

「話は終わったな。 ハアッ!!」

 

 痺れを切らしたのか、ベリアルさんがナイザーの力を解放させ闇の力を目覚めさせる。

 そんな中で私はアリスちゃんへ想いを伝えるために支配権がベリアルにある中で、身体を動かそうと力を動かそうとする。

 

「…………なに?」

 

「アリス、ちゃん……!! 忘れない、忘れるわけがない!!」

 

 偶然なのか、左手だけ動かせた私は、アリスちゃんの小さな手を強く、強く握りしめながら精一杯思いを伝える。

 

「大切な人、大好きな人の事そんな簡単に忘れるわけない!! だって、それが大好きってことなんだから!!」

 

「くっ、ううううっっ!!!! お願い、ね……わたしの、マスター 」

 

 自分でも何を言ってるのかわかんなくなってたけど、ちゃんと伝わってくれたのか、アリスちゃんはギガバトルナイザーによって力が目覚めていくその苦痛に耐えながら笑顔を浮かる。霊基が変わっていくその様を、私は目を背けることなく最後まで見届けた。

 

 

 

 

 




藤丸立香は『ヴォーパルの剣』を手に入れた!!
"ヴォーパルの剣" 理性のない怪物に有効な剣、ライムが立香に渡したが使うときは来るのだろうか?
ライムが退去しない限り存在するため立香の専用武器のようなものに……(7章とかで活躍するかも……?)

EXナーサリー・ライム
 彼女自身の持つスキル「自己改造」と「変化」そして第4特異点での交戦により得た「べリアルの闇」をギガバトルナイザーの力で目覚めさせることによってEX進化した姿。
 身体も15歳程度の女性の身体に変化し毛先、紫だったリボンや裏生地部分が赤くなり、その大きな瞳も赤く染まりハイライトが消えている。

 べリアルの闇との相性が良いのと、博樹を通じた魔力経路があるためかべリアルの闇の扱いが非常に巧い。
自身の強化は勿論だが、召喚したトランプ兵やジャバウォックも強化されている。

『トランプ兵』
絵本:不思議の国のアリスに出てくるトランプ兵。
トランプ兵の見た目は絵本に出てくるような憎めない悪役ではなく、全身鎧のような見た目に鎌のような鋭利な槍を持っている完全な悪役。
べリアルがギガバトルナイザーで操り、ライムが強化したケンタウロスに跨がり騎兵隊となって戦う、その1体1体がシャドウサーヴァントに引けをとらない。

『バンダースナッチ』
ジャバウォックの詩やスネーク狩りで言及される謎多き化物。"非常に素早い生物"であり"燻り狂った顎"を持っている複数の生物を指すことが示唆されるが正確なところはわかっていない。
不確かな部分を使い、バイコーンやソウルイーターをバンダースナッチという登場キャラクターに落とし込みことで支配、強化しているバイコーンに至ってはエンペラーコーンにまで変異。

『茨の森』
絵本:眠れる森の美女の眠る城を覆う侵入者を阻む茨。
ライムの強化された魔力によって何処までも何処からでも這い出て道を阻み、触れれば対象の魔力を吸収するためサーヴァントでも中々手が出せない。

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