【一部完結】Fate/Grand Order〜Bの因子〜 作:ちょっつー
ゼロ10周年はベリアルさんの10周年でもあるんだから融合獣でもいいんで出ませんかね?
ジードの変身アイテムでもあるんでゼットライザーは買います。
ご唱和ください我の名を!!
「ベリアル!!!! 」
感想、評価お待ちしてます
誤字脱字、ご指摘ありましたら気兼ねなく
「これで、最後ですっ!!」
「うっ、くうッ!!」
マシュの盾による会心の一撃が届き、ようやくメイヴが倒れた。
首都ワシントンの最後の戦い、メイヴは無限の兵を産み出して自分は後ろから攻撃をしてきたけど、全快のラーマさんにナイチンゲールさん。そして、スカサハ師匠と李先生に十分に鍛え上げられマシュとアステリオスの攻撃によって、産み出すよりも早い速度で兵を倒していくことで勝利を収めた。
「ああもうっ! これもそれもベリアルのせいよ!! アイツのせいでクーちゃんってば王としてじゃなくて戦士として目覚めかけてるんだもの!!」
残酷冷徹な王としてメイヴが作り出したはずのクー・フーリンは今、というか首都に到着してからずっとベリアルさんだけを執拗に攻撃してきた。
と言っても、ベリアルさんは興味がないのか視線も合わせずにクー・フーリンの攻撃をいなしながら私たちの戦いを見ているようだった。
そのおかげでメイヴ一人に集中できたんだけどね。
「この特異点でクーちゃんのことを超えられる戦士はいなかった。だから、王として成り立ってたの」
「あっ!! ここにベリアルさんが来たから」
「そ、アイツの存在がクーちゃんを変えてしまった。ううん、戻ってしまったって言った方がいいかしらね? 自分よりも強い相手を超えたいっていう戦士にね」
そうこう話をしているうちにメイヴの退去が始まる。 メイヴの体が薄くなり少しずつ光になっていく。
「逝くのか、メイヴ」
えっ、ベリアルさんっ!? さっきまでクー・フーリンの相手をしていたはずのベリアルさんがいつの間にか消えゆくメイヴの前に現れた。
クー・フーリンの方を見ると、ギガバトルナイザーの力で両手両足を縛られて身動きが取れなくなっていた。
「ええ、ベリアル。 でも、役割は果たしたわ……。アンタの事だから、私が何をしたのかなんて分かってるんでしょうけど」
「ああ、だが止めねえ。 アレはお前の最後の覚悟、決意。女王としての意思を貫き続けた何よりの証だ」
「ふ────何よそれ、惚れちゃうじゃないのやめなさいよね」
ベリアルさんとメイヴの2人が意外に仲良く別れの話をしているんだけど、どうしても聞き逃せない台詞があったものだからつい突っ込んいく。
「アナタは、何をしたっていうの?」
「あら? まだ気づいてないの、鈍感ね。 ま、それくらい鈍感な方が瞳の輝きを鈍らせないからいいのかも知れないけど……。
『────っ。そうか! そういう事か!! こんなこと、ソロモンですら試そうともしない試みだぞ!? ていうか知っていたなら対処できただろうベリアル!!』
メイヴの言葉に即座に反応したであろうドクターが大慌てで通信を入れてくる。
『“
「二十八っ!!?」
28体の魔神柱。ネロ達が異常に気付いているなら北部戦線に向かって対処しているだろうけど、どう考えたって倒しきることは不可能に近い。
ウルトラマンになったベリアルさんなら絶対に勝てるんだろうけど、あの様子だと行く気はないみたいだし……
「さようなら。ベリアル。────ああそうね、立香とマシュといったからしら? 喜びなさい、この私を倒した貴女たちにゲッシュを誓ってあげる♡」
「「────え?」」
「“1度だけ、貴女たちがピンチの時に助けに入らなければならない”ま、この特異点を修復出来たらの話になるでしょうけど。じゃあ、ばいば~い」
なんか釈然としないまま消えていったメイヴだけど、その消失を目の前で見ていたベリアルさんの表情はどこか嬉しそうな笑みを浮かべていた。
「ふははは!! 最後まで興味が尽きない相手だったなあ。だからこそ────気に入らねえ」
────突然、ベリアルさんから感じる圧が変わった。息が詰まり、私たちに怒ってるわけじゃないのに冷や汗が出てくるほどの圧が
その態度のままホワイトハウスを後にしようとするベリアルさんに声をかける
「ベリアルさんっ!!」
「待ちやがれええ!! お前は、オレが殺す!!」
「……藤丸立香、マシュ・キリエライト。そいつは過去のオレだ、超えて見せろ」
────!! 超えろ? ベリアルさんが私たちにクー・フーリンを倒せって、超えて見せろって
私は隣にいるマシュと顔を合わせ頷くと、ホワイトハウスの出入り口を塞ぐように、ベリアルさんが出ていくのを邪魔されないように立つ。
そうして、拘束が解かれベリアルさんを狙うクー・フーリンと対峙することになる。
「邪魔するんじゃねえよ。オレが用あるのはベリアルだけだ。殺すぞ」
「はっ! 殺せるものならやってみればいい!! こっちは師匠に弟子の不始末を、それにベリアルさんに任されたんだ!! 絶対に通さない!!」
「はい!! クー・フーリンを倒し、この特異点の聖杯を回収します!!」
自分でも単純だって思う。だって仕方ないじゃん! あのベリアルさんが私たちに任せてくれるなんてありえないと思ってたから!!
スカサハ師匠から学んだ全部、全部ぶつけてクー・フーリンを倒す!!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「あれが……“
ワシントン首都から出ると、まだ北部戦線へは遠いというのにその巨大さが目に入った。
あたり一面を覆うほどの魔神柱たちが空をうごめき、大地に向かって攻撃している。
その場所へ向かって走りながら私は、ベリアルさんへと質問をする。
ただ、カルデアの人たちに話が聞こえないように心で
『メイヴ、ラーマさんにシータちゃん。他にもいろいろな人たちを見てきて学んだベリアルさんの愛って何なんですか?』
『────力だ』
『力? 愛情は力と同じだって、そういうことですか?』
『誰が持とうがその形は変わらない、振るい方によってその色を変える。光だろうが使い方によって悪になる、闇も扱い方では善へと至る。担い手によって強く輝くこともあれば深く濁ることもある。力も愛情も変わらない、等しく同じものだ』
力と同じ。力を追い求め続けたベリアルさんが、愛情をそう言うに捉えているとは思わなかった。でも、間違いじゃない。
行き過ぎた愛情が救いようのない事件を起こすことだってある、ティガに出てくるカミーラだって歪んだ愛情があのような形で現れていたりする。
形はみんな一緒で、それを振るう色が違うかあ
『──きさん!! ──ろきさん!! 博樹さん!?』
「うわ、どうしたんですかロマニさん」
『どうしたもこうしたもあるもんか!! 何回話しかけても応えてくれないもんだからびっくりするじゃないか!!』
「すいません。ちょっとベリアルさんと話をしてて」
北部戦線へ向かう速度を落とすことなくベリアルさんと話をしていたものだから、ロマニさんからの連絡に気付かなかった。
『んんっ!! そんなことよりもだ! メイヴと交わしたゲッシュがある君たちが、彼女が最後に召喚した“
「────もうあれは、メイヴの“
『何を……? て、な、なんだこの数値は!? 何が起きてるっていうんだい!!?』
不規則に動いていたはずの魔神柱たちが、空に向かって螺旋を作り始める。
渦の中心に他の魔神柱とは見た目の違う、銀色の体色と菱形の目を持つ魔神柱が出現した。
その魔神柱は遠くからでも聞こえる声で確かに言った。
────平和を望む心を持つ者たちよ、絶望せよ
銀の魔神柱を中心にして名もなき魔神柱は1本残らず吸い込まれていく。そうして合計二十九本になった魔神柱はロンドンで対峙した時のような人型の魔神柱へと変化した。
でも、どうやらそれだけでは終わらないらしい。
上空、はるか空に浮かんでいる光帯から膨大なまでの魔力が降り、その魔力すべてが魔神柱へと降り注いだ。
そうして魔力を吸収した魔神柱はその姿を変えた、私がよく知る存在に
「
ウルトラマンコスモスにおいて秩序をもたらすために作り出された人工生命体、全ての生物の意識を一体化させるという目的が
『さあ行くぞ宮原博樹。アイツの
「はいっ!! 行くよ! アリスちゃん!!」
まだ回復しきれてないから本のまま私の目の前にベリアライザーを出してくれるアリスちゃん。それを掴み、全力で走りながら二本のカプセルを起動させる。
「ウルトラマンベリアル!! レイブラッド星人!! 」
走っている私の背後に、飛びながら本来のベリアルさんとレイブラッド星人が現れる。
二本のカプセルを装填し、ライザーに読み込ませその力を一つに混ぜ合わせる。
『ウルトラマンベリアル!! レイブラッド星人!! 』
『デモニック・フュージョン!! 』
「超えるぜ! 覇道!!! 」
2体の力を完全に混ぜ合わせたライザーを私自身の胸元へ寄せ、その力を体へ注入する。
「ベリアルウウウウウウウッ!!!! 」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「ぐっ……!? カハっ!!」
「だから言っただろう、お前ら如きじゃ俺には勝てない」
「ナイチンゲールさんっ!!」
メイヴとベリアルさんがいなくなってからと言うもの、残酷冷徹なまるでロボットのような面と、怒りに身を任せた暴れ馬のような面の2つを振り回しながら向かって来るクー・フーリン。
聖杯によるブーストもあって、傷を与えたとしても即座に回復するクー・フーリンは痛みを、四肢を失うことだって恐れない。
そんなクー・フーリンに致命の一撃を与えられないまま続いた戦いで、ナイチンゲールさんが刺されてしまった。
「(落ち着け、落ち着け。まだ、終わりじゃない。考えろ、思考することを諦めるな。 道を見つけるんだ、
私は思考を無理やりにでも落ち着かせるために、
クー・フーリンの槍は確かに届いてる。だけど、真名解放したものじゃなかったから心臓を穿つまでには至ってない。現にナイチンゲールさんは退去していないしその兆しすら見られない。
ならまだ負けじゃない! 短い付き合いだけどナイチンゲールさんは自分の腹が貫かれたくらいで諦めるような人じゃない!!
「(アステリオスはいつでも宝具打てるように準備していて。ラーマさんとマシュはクー・フーリンに隙ができるその瞬間を逃さないで)」
「(うん、わかった)」
「(了解した)」
「(分かりました先輩)」
一瞬の隙、私たちにとって最後のチャンスを逃さないためにクー・フーリンへと目を背けない。
そうしていると、槍を刺されぐてっとしてたナイチンゲールさんの意識が戻ったようだった。
「勝てない……だから諦めろと? それ、こそ……!! 有り得ない!!」
「くっ!」
「────っ!! マシュ!! ラーマさん!!」
意識を戻したナイチンゲールさんは、懐から手榴弾を取り出し口で安全ピンを外し距離なんて関係なしに殴りつけ爆発させる。
そこしかないと確信した私は二人に指示をして突貫してもらう。 爆炎の中でもクー・フーリンの居場所は変わらないから、マシュとラーマさんの二人の攻撃が直撃し相手のことを吹き飛ばす。
「アステリオス!! 宝具をお願い!!!」
「う、ん!! 【
ナイチンゲールさんを救い、クー・フーリンと引き離せたその瞬間を狙いアステリオスに宝具を発動してもらう。
オケアノスでも見せてくれた迷宮を形成し、態勢を立て直すためにも私たちとクー・フーリンを引き離した。
「ナイチンゲールさん!! すぐに治療を!!」
「不要です立香」
腹部を貫かれてしまったナイチンゲールさんのことを治療しようとしたら本人から止められた。
「時間がありません、立香すぐに治療の準備をお願いします。ここで、決めるのでしょう?」
「────! うん、終わらせる!! この迷宮で勇士を討つ!!」
この迷宮は、アステリオスが負けるか、侵入者であるクー・フーリンを倒すかどうかで解除されるもの。
態勢を整えるのに加えて、ここならアステリオスのいる私たちに分がある。
だから、ここで終わらせる!!
【カオスダークネス(魔神柱)】
アメリカ特異点を任された魔神柱であるハルファスがメイヴが召喚した
なんでカオスダークネスなんかは……ご想像にお任せします
ソロモンは手を下さない?それはカルデア(立香ちゃんたち)に言ったのであったベリアルさんは別なんです。(てかソロモンにとってベリアルさんが一番の障害だから……)
まあカオスダークネスはベリアルさんの逆鱗に触れたからね。次回をお楽しみに!!
【オルタニキ戦】
ここでようやくアステリオスが大活躍。この為に5章はアステリオスだったのです。