乃木さんちの青葉くんはこんな感じである 作:ቻンቻンቺቻቺቻ
意識を全身に集中、全神経で自分だけに集中、全霊を以て自分以外を排除し、隻腕に握るそれを自分と同一とする。
「フーー」
自分の呼吸音さえ遠く感じるなかで無くした左腕から連鎖的に生じる全身のズレを鼓動一つ跳ねる度に修正していく。そして、抜刀。
「コーー」
敢えて呼吸に合わせない抜刀で動きの粗をさぐり、ぼやけた影絵のように浮き出たそれを見つけては修正。隻腕になった僕に最適な抜刀を構築する。
「フーー」
納刀、いつかの不様は晒さない。収める事のできない刀は必要なく、刀を御せない剣士などに意味が無い。抜刀するよりも重要なこれを疎かにはできない。
「コーー」
繰り返し、抜刀。居合に片手の型はあれど隻腕を前提とした型なんて無い。いや、あるのかもしれないが調べた限りは存在しなかった。だから、僕が作る。
「フーー」
納刀。隻腕の型、僕だけの居合剣術。いずれ必要になるかもしれないこれを、僕はできうる限り迅速に完成させる。まずは抜刀と納刀を完全に淀みなく。
「コーー」
抜刀。想起するのは星空から降りてきた化物──ではなく、昨日遭遇した抜き身の小刀を手にもつ男。あの男と遭遇した瞬間、あの男がやる気ならばきっと僕は死んでいた。姉を遺し幼馴染をまた泣かせて、クラスメイト達の心に傷を残しただろう。
鍛練が、足りない。
「フーー……」
集中が切れてきたようだと、耳に残り始めた自分の呼吸音と余計な事を考えた思考で気付く。納刀。
「ふぃぃ~、居合の道は険しいなぁ」
「ほら、へなちょこに戻っただろう?」
「なるほど、いつもの青葉だな。青葉の居合やってるところ初めて見たけど……タマげたな」
「普段からそうしてればいいのに」
道場では聞き慣れない声に振り向けば、胴衣を着た姉に並んで球子と杏がお化けでも見たようなポカンとした顔で僕を見ていた。二人の姿は道場には似つかわしくない所謂余所行きの小洒落た格好で、それぞれ活動的な魅力とおしとやかな魅力を印象づける服装だった。
「二人とも、どうしたの?」
板張りの壁際に置いていたタオルを拾い、額や首回りに流れる汗を拭き取りながら尋ねる。熱の籠っていた体が動きを止めたが故に冬の空気に冷やされていくのを感じる。
「これから予約していたケーキを取りに行くんだ。それで青葉にも着いてきて貰おうと思ってな。鷲尾先生が変質者がここら辺をうろついてるって今朝言ってただろ」
「なるべく一人にならないようにって、丸亀城の敷地から出るなら三人以上で男の人と一緒に行動しなさいって鷲尾先生が言ってたもんね」
「タマとあんずと青葉の三人なら条件ぴったりだもんな」
「なるほど」
昨日、無事にレイアウトの案を話しながら丸亀城の寄宿舎まで帰りついた僕は、友奈と千景がそれぞれの自室に入っていくのを見届けた後に警備の人達が詰めている丸亀城の一室に駆け込んで見たまま全てを報告した。直前まで何処に行っていたのか、鞘走りを聞いてからの行動、男の風貌、口走っていた悪態、とにかく全てだ。
途中、連絡を受けて駆けつけてきた鷲尾先生や巡回から戻ってきた格闘術の先生にも全く同じ説明を繰り返して、話終わった頃には警備の人達が警備の強化を決めて「不寝番だな」と引き締まった顔で笑っていた。
いつもの姿に加えてさすまたや防刃ベストで身を固めた姿で次々と敷地内に捌けていく姿が頼もしかった。
「よく、やってくれた。よく、無事でいてくれた。流石だ乃木君」
「やるじゃねえか坊主、大人でもそうはなかなかできねぇぞ」
増員の為に電話で待機人員を呼び出す警備の人が数人残る中、僕の両肩を力強く掴む鷲尾先生と頭を鷲掴んでぐりんぐりんと回す格闘術の先生にようやく緊張の糸がほどけたのか、少しだけ泣いてしまったのはその場にいた人達だけの秘密だ。
「それじゃあ、支度するからちょっとだけ待ってて」
「わかった、明るい内に戻ってきたいから急げよ」
「んもぅ、タマっちたら急かしちゃって」
道場の更衣室に引っ込み、急いで汗だけ拭って着替える。僕も明るい内に丸亀城に戻りたいのだ。
胴衣からジャージ姿へ、小洒落た二人に着いて歩くには不恰好だけどどうせ更に防寒着を羽織るのだ、そんなに目立つことも無いだろう。
「…………」
最後に少しだけ俊巡して、使う機会が無いことを祈りながら素鞘の小刀を左袖の空洞に隠した。
昨日は不覚をとった。条件が悪かったなんて言い訳はできない、どんなに理由があれど命を落とせば終わりなのだ。それは、僕だけではなく友奈と千景や球子と杏に姉と幼馴染だって全員が同じだ。ましてや、クラスメイトの女の子達は四国の未来をその華奢な双肩に掛ける大切な女の子達だ、僕のそれとは比べ物にならない。
球子と杏の身にもしもがあればその場で自分の首を掻き切る覚悟で……いや、姉と幼馴染を泣かせてしまうから駄目だ。必要にあらばその前に僕の手で……それも悲しませてしまうかもしれないが、とにかく球子と杏を無事に丸亀城まで連れて帰るのだ。
「おまたせ」
「はやいね」
「男子は大抵こんなもんだろ、ってかあんずが普段遅いんだよ」
「うわっ、坊主、女の子と街行くってのにテキトーな格好してんな。……子供ならそんなもんか」
何故、格闘術の先生が、ここにいるのか。
「先生も街に用事があるらしくて車に乗っけてくれるんだってさ」
「そーゆーこった、残念だったな坊主。保護者つきデートだ」
「先生、デートはあり得ませんよ」
うん……うん、一番安全だね!
─────
格闘術の先生が運転する車に揺られる道中に当然と言うべきか問題らしい問題は発生せず、強いて言えば急な加減速を繰り返す運転に杏が少しだけ酔って青い顔になった位だった。
「わりぃな、実はせんせー普段バイクばっかりだから車の運転ヘタクソなんだわ」
そうヘラヘラ笑いながら言った格闘術の先生は、ケーキ屋さんの前に車を止めてこうも言った。
「坊主、芋クセー格好で女の子に着いて歩いて恥かかせないように俺と一緒に車で待機だ。シーズンってことで店内混んでるみたいだし邪魔にならないようにしとこうぜ」
確かに格好良いとは言えない見た目だと自覚はしているがこうもヘラヘラされながら言われるのは中々イラッとくるものがある。あるが、あの店内の人ごみに入っていくのは疲れそうなので僕は大人しく車内にて球子と杏のを待つことにした。断じて軽薄な物言いに納得したわけではない。
「さて坊主、まずはコイツを渡しとく」
洋風な外観のお洒落な扉をくぐって行った二人の背中を見送るといなや、助手席に座る僕の膝上に運転席側からポンと拳より少しだけ大きい物を投げ渡された。
「携帯電話?」
祖母が使っていたのと同じ型の、ボタン一つで予め設定していた電話番号に発信する所謂シニア向けとされてる携帯電話だ。
「坊主は昨日三つの大事を最上の形で証明して見せた」
投げ渡したそれについては触れず、ハンドルにもたれ掛かるようにして口を動かし続ける格闘術の先生。その顔に軽薄な笑みは浮かんでない。
「一つ、大社が勇者を日常的に守りきれていない事。情けねぇ事に坊主から報告を受けるまで俺達警備連中は例の刃物男を感知していなかった。更に言えば勇者に危機が迫っていたのも感知できていなかった。」
「…………」
無言で隣の男の横顔を見る。軽薄な笑みを隠していた堅物の皮ではなく、本心からの真面目な顔で瞳を燃やしていた。
「二つ、勇者を狙う外敵の存在。大社の中でも上に立つ連中は皆頭が固くてな、四国の未来を担う勇者を狙う不届き者なんてこの四国の中には有り得ないなんて言う信仰ガンギマリの奴まで居るくらいだったが……坊主の報告でようやく現実が少しだけ見えてきたらしい」
それは、有り得ない。あの天災をその身で体験してない人はこの四国には意外と多く、そういった人達から見た大社というのは実は余り良い目で見られてる事が少ないのだ。そういった人達の中には大社というのは天災の混乱に乗じて丸亀城を占拠して救いを謳うカルト団体だと言い出す人もいる。
「三つ、坊主、乃木青葉自身の有用性だ」
男の熱い瞳が、僕の眼と合わされる。
「一つ目と二つ目が合わさって発生した事態を、乃木青葉は最上の形で回避してみせた。勇者は危機に脅かされるもののそれの一切を感知せず心に傷を追うことなく無事に帰宅し、笑顔で翌日を迎えた。紛れもなく乃木青葉の緊急時の機転と勇気による結果だ。」
「……でも、僕は」
少しでも間違えていれば死んでいた。もしかしたら、僕だけではなくその場にいた友奈と千景もだ。
「難しく考えるな、それでも結果は最上だったんだ。そしてその最上を頭の固い連中も正しく把握している。それで、だ……」
男が僕の膝上に投げ渡した携帯電話を指差す。
「お偉方は乃木青葉にこれからも丸亀城のお姫様達を守って貰いたいらしい。同じ年代で、友人で、戦いを知っていて、機転も効いて、違和感無く側に居れる乃木青葉が、最低でも鳴子として勇者にこれからも寄り添えとの事だ。その為のそれだ。」
「異変を察知すればすぐに連絡を……?」
「そうだ、その一番を押せば俺に、二番が鷲尾のとっつぁんで三番が大社の本部だ。連絡する優先順位がそのまま番号になってる。が、緊急時は本部を介さずに好きにやるから三番は忘れて良い」
それで良いのかと一瞬だけ思ったが、男の熱い瞳を信じる事にした。信じるだけの強い熱と光があった。
「と、ここまでが俺のお仕事。ここからは俺のお節介だ」
急に熱い瞳の男が、軽薄な格闘術の先生に戻った。なんなんだこの人は、常に真面目に振る舞ってくれれば素直に尊敬できそうなのにとは思うものの悔やしいので口には出さない。
「義手、着けないのか?」
「若姉さんとひなちゃんにも言われたけど着けないよ」
最近は聞かれないが入院してる時には「重心がずれるだろう?」とか「何も無いところで躓く位なら……」と度々義手を勧められたが、僕はその全てを断った。
「なんでだ?ニセモンの腕が信用できねぇなら俺の知ってる手首から先を義手にしてる空手家愛用の信頼できる義手屋を紹介できるぞ?」
「そうじゃなくって……義手っていうのは着けたり外したりするものだから」
「あん?わからんぞ」
「隻腕になった僕は、この隻腕のままが一番自然なんだ。自然のままで抜き振るうのが居合なんだよ」
集中しなければ納得できる剣閃を振るえない僕が口にするには生意気な台詞だが、僕は居合とはそうあるべきだと思っている。居合の為に義手を装着して重心を誤魔化すのは言語道断なのだ。姉のように常在戦場の心持ちであれるのならばそれもまた自然なのだろうが、僕は日常の中で日常として刀を抜きたいのである。
「あぁ、うん、そうか。日常生活とか周囲の目線とか一切触れずにまず居合がくるんだな。ぼうずはすごいなぁ」
「……照れちゃうよ」
ヘラヘラと笑いながら指先で頭を掻く格闘術の先生が「そんじゃあ次のお節介だ」と続ける。
「ミラーでこっそり見てみろ、二台後ろの白いワンボックスがいるだろ?あれな、ゴシップ誌の記者だ」
「はぇ?」
急な話題転換に着いて行けず、思わず素っ頓狂な声を漏らして格闘術の先生を見る。
「丸亀城を出てからのあの変な運転でも着いてくるから何者かと思ったら前に敷地内に侵入して摘まみ出されてた伊達男が助手席に座ってやがる」
「えぇぇ……」
あの杏の体調を犠牲にした運転の真意は尾行を感知するための演技だったのか。
「で、坊主。仮にここまで歩いて来たとしてもし記者にお姫様二人がしつこく付き纏われてたらどうしてた?」
「…………それは」
解らない、僕には明確な害意を持つ相手に対して暴力で対抗する覚悟は有ったが、迷惑なだけの相手の対処は欠片も想定していなかった。
「解らないだろうな。俺的正解は黙り続けるか黙らせるかなんだが坊主にはどっちも難しいだろうな。んだけども坊主にもできそうな対処法がある、それだ」
そう言ってもう一度携帯電話に指差す格闘術の先生。顔が一瞬で、熱い瞳のそれになる。
「大人を頼れ。以上、お節介終わり」
幻視だったのかと思うほどの短時間で見慣れたニヤケ面に戻ってしまった。本当になんなんだこの人は。
「待たせたなっ!ケーキは確保したぞ!」
「脆いので、安全運転でお願いします。」
見計らったかのようなタイミングで戻ってきた球子と杏。後部座席に座る二人の内、杏の膝上には白色の四角い箱が抱えられていた。
「二人で何の話をしていたんだ?店の大窓から青葉が驚いたり微妙な表情になってるのが見えたぞ」
「あぁ、こないだの折り畳み青葉くんをSNSに上げたら拡散されちゃったってのをカミングアウトしたら坊主が拗ねちまってな」
そんな、事を、してたのか!
「先生!タマもその画像欲しい!」
「わたしも欲しいです」
なんと!
「妖怪布団小僧で検索したらコラ画像含めて沢山でてくるぜ」
本当にっ!なんなんだっ!この人はっ!!
─────
『メリークリスマース!!』
「めり~くりすま~す」
いよいよクリスマスパーティー開始という事で皆の声を揃えながら一斉にクラッカーを撃ち鳴らす。あんなにも楽しみにしていたこの瞬間なのに例のカミングアウトのせいかどうにも僕のテンションが上がりきらない。
「なぁ若葉、これ見てみろよ」
「なんだ?……ぶふぉっ!」
「吹き出すなんてどんなものを見たんですか若葉ちゃ……ぷっ」
いや、テンションが上がりきらないのはコラ画像含めて楽しんでる球子のせいもあるかもしれない。
「何故、その体勢の、青葉が、ミサイルと一緒に、空を飛んでいるんだ!」
「よくできてますね。タマっちさんが作ったんですか?」
「いや、ネットで色々作られてる。こんなのもあるぞ」
そう言ってスマートフォンの画面を指でスライドさせた球子が友奈に画面を見せる。
「うわぁ……押し入れの中にたくさん重なる青葉くんだ」
友奈のその「うわぁ」はせめて僕本人を見ないで画面に向けて言って欲しい。わりと心にくる。
「こんなのも、ほら、千景も見てみろよ」
「もぐら叩きから……お尻だけ出してる……ふふっ」
皆が楽しそうに笑うもんだから怒るに怒れずにモヤモヤとしたら何かがみぞおちの辺りに蓄積される。もう、食べるしかない。
「ほれ、青葉も見てみろ」
ローストターキーを切り分けるのに苦戦していると背後から球子が声を掛けてくる。
「ちょっと待って!」
上手く切れないのはナイフの切れ味のせいかそれとも心の乱れか。不恰好に切り分けた肉片を取り皿に載せてから球子に振り返りその手の画面を覗き込む。
「これは!」
地面に半分埋まった僕のお尻からゼラニウムの花が咲いていた。ご丁寧に画像のすみっこに「花言葉:愚かさ」と記されている。見せつけるように手にスマートフォンを持つ球子がニヤニヤと笑っていた。
「花言葉まで気にする芸の細かさが高評価だね」
怒ったら負けだ、何に対して負けかは解らないがきっと負けてしまうのだ。
「こんなのもあるぞ」
球子が見せる画面にはゼラニウムの綿毛の着いた種、その種の部分が僕の画像に差し変わって鳥と一緒に風に乗ってる画像だった。
「くっ……二段オチは卑怯だよ」
「ようやく笑ったな青葉、先生だってニヤケ面だけどゴメンって言ってたんだし許してやれよ」
「……うん、そうするよ」
笑っても、僕の負けだったようだ。
─────
「千景ちゃん、エンジョイしてる?」
皆がそれぞれケーキやターキーを食べながら笑い話を楽しむ中、ほんの少しだけ離れた位置に座って取り皿のケーキを食べている千景に声を掛ける。
「……えぇ、とても……エンジョイだわ」
「そっか」
また、解りづらく頬を少しだけ赤くしている千景に嬉しくなる。
「来年やその先のクリスマスだけじゃなくってさ。僕はもっと皆と、千景ちゃんとも笑い合いたい。花見とか、ハロウィンとかさ、どうだろう?こういうの、もっと沢山しようよ」
「いいかも……しれないわね」
決してネガティブではないその言葉が、やっぱり嬉しい。
多分嬉しそうな千景を見てから、思い思いに楽しむみんなを見回す。姉が肉に豪快に齧り付き、幼馴染がそれを撮影して、球子が姉に対抗して肉に齧り付き、ならば私もと友奈も肉に齧り付いたのを、杏がコップにお茶を注ぎながら見守っている。そして、喉をつまらせた球子が杏からコップを受け取っていた。その一連の流れの後に、皆が声を揃えて笑った。千景も、鞘走りの音を拾うより難しい小さな音で、笑った。
──お偉方は乃木青葉にこれからも丸亀城のお姫様達を守って貰いたいらしい。同じ年代で、友人で、戦いを知っていて、機転も効いて、違和感無く側に居れる乃木青葉が、最低でも鳴子として勇者にこれからも寄り添えとの事だ。
言われずとも、命令されずとも、懇願されずとも、この笑顔を大切だと思う僕は、守るつもりだ。
あんな、訳の解らない男や、それ以外の何かにだって、姉と皆の笑顔が脅かされるのが心の底から許せない。
だから、そのために僕にはまだ、鍛練が足りない。
妖怪布団小僧
拡散されたコラ画像で元クラスメイト達に生存報告。自分だけの居合とか言い始めた、ガチかな?厨二病かもしれない。暴力に暴力で対抗しようと軽くダークサイドっぽくなった、必要ならやる。まずは大人を頼りましょう。お尻から花、お尻から綿毛。力になりたい対象がいつの間にか増えてた。
タマっち
一緒にふざけるあいつの本気を垣間見た、よくわからんけどやるじゃん!パーティーなのにちょっと不機嫌なあいつを笑わせようとしてみる、原因は手元のそれです。
杏ちゃん
同じ動作を繰り返し続けているだけなのに呼び掛けても無反応だった、無視かな?いいえ周りが見えてないだけです。よく解らないけど繰り返す度に動きが綺麗になっていったのは解った。車酔い、マスコミが悪いよマスコミがー。
若葉さん
弟と一緒に居合ができてウッキウキ。ついでにクラスメイトに自慢したがすぐにへなちょこに戻った。
ひなたちゃん
運動だけは知りうる限り最高峰だった幼馴染が何も無いところで何度も躓くのを見てとても辛かった。今ではこれが幼馴染のスタンダード、それでもちょっとだけ心にモヤモヤが残ってるかも。
友奈ちゃん
普段の優しさのせいで"うわぁ"と言うだけで大ダメージになる。
千景ちゃん
パーティー楽しいね、あと何回できるかな?
格闘術の先生
喋りすぎ、ここまで喋っても名前なし。こんなんでも連絡の優先順位的に実は凄い人なのかもしれない。喋りすぎ。
鷲尾のとっつぁん
クリスマスパーティーに呼ばれたけど雰囲気壊すと思って断った。一人で晩酌。
うたのん
そろそろ出番
─────
オリジナルキャラ同士ではなく勇者に喋らせたいです。
読み手の皆さんに情景の想像を促せるような文章をかけているでしょうか?
自分より強い女の子達を守りたい男の子のお話。