犯人が出てきます。
昨日の晩、俺は射命丸を探したが見つからなかった。
そう簡単に見つかるはずないと思い、明日探すことにし家に帰り寝た。今日こそ見つけると自分に誓い、朝飯を食べてると
射命丸は普段と同じく新聞を届けに来た。
「射命丸…」
「おはようございます八幡さん」
笑顔の挨拶今の射命丸からは、操られてる感じはしない
が聞いて見ると事にした。
「お前最近何かあったか?」
至って自然に、異変のことを追っていることを気づかれるな。
「なにもないですよ、どうしたんですか八幡さん?」
「いや別に…その霊夢が帰ってこなくなったからな」
「さらわれちゃったんですか?」
やっぱりな…
「おいっ…射命丸」
「どうしたんですか?」
「何で霊夢が拐われたって思ったんだ?
妖怪を退治に行ったのは知ってるよな、妖怪と戦いに行ったんなら。霊夢はないと思うが、
負けた…と考えるのが普通じゃないか?
それをお前は拐われたと言った。お前はそうなることを知っていたんじゃないのか?」
「………」
「無言は肯定とみなすぞ」
射命丸は目を泳がせている。言い訳でも考えてるのだろう。新聞は作れるが頭自体はあんまり良くない射命丸だ、そうスラスラ言い訳が出てくるとは思えないな。
「なんとなく…そう思っただけですよ。八幡さん怖いですよ」
「そうか怖いな、だったらこれ以上怖くなる前に言え
今回の異変の犯人を」
流石に不味いと思ったのか、その場から逃げ出そうとする射命丸。しかしいつものようなスピードは出ず俺でも追いつけた。
それもそのはず、俺は射命丸に3倍の重力を生成している。
ここ数ヶ月で目に見えない物まで生成できるようになった。
「逃げたって事は本当に異変と絡んでるんだな」
「……」
「全部吐くまで逃さないぞ 間符〘ブラックボッス〙」
シャドウスクエアのちっょと上の技で、相手を引きずり込んで閉じ込めることができる。
「さぁ言ってくれ」
「……」
「あくまで無言を貫くか……」
「っ!!」
俺は射命丸の周りの地面が伸びて来て針になり、射命丸の喉元を貫かんと待ち構えている。
俺もこんな事はしたくないが博麗の巫女がいない以上、別の誰かがやらなければいけない。こんな事をしなきゃ真相にたどり着けないなら、俺がやる。
時間もあまりかけたくないので、1分毎に針を伸ばし喉に突きつけている。
「すびまぜん…言いまず」
数分が経ち喉に針がくい込んでいった
流石にやりすぎたのか泣いちゃった。小町だったら
《女の子泣かせるなんて最低だよごみいちゃん、小町的にポイント低い》
かな
「っで黒幕はだれだ?」
「名前は…葉山さんと、雪ノ下さんと、由比ヶ浜さんって言う人です。」
「っ!?」
なぜ葉山が…それに雪ノ下、由比ヶ浜
あれっ?あとの二人誰だったっけ?名前はしっている、けど顔が思い出せない。
いや、それに葉山と言っても人違いかもしれない
「見た目は?」
「金髪と桃色と黒の長髪です…」
金髪……人違いじゃない、何であいつが幻想郷に?
いや、理由は1つか
あの時殺しそこねたターゲットを、殺しに来たというわけだろうな。
そうなると、もう一つ聞きたい
「そいつらの能力はなんだ?」
「すみません…それだけは言えないんです。」
「これ以上針を伸ばしてもか?」
「すみません…」
聞きたい事はだいたい聞けた。もういいか…
俺は針を引っ込め、ブラックボックスも解除し射命丸を開放する。
「脅迫みたいで悪かったな。全部解決したらなにか奢る。」
射命丸は少し安心した様子。
「そういえば、お前は操られてないのか?」
「命令さえ聞いていれば自由にしてくれます。」
「そうか」
取りあえず、今回の異変の犯人が分かった。
あいつを見つけてやる、そして外界での事を2倍で返してやる。
射命丸はふらふらと飛んでいき、妖怪の山の方に消えていった。
そう言えば新聞配達の途中だったな。
本当に後で奢ろう。奢りで済めばいいな。
「「八幡!」」
不意に空から名前を呼ばれる
「魔理沙とアリスか」
「なにか成果はあったか?結構Sっ毛強いんだな、お
前」
なんで知ってんのこいつら?
「私の家でね見透かしの水晶と言う魔道具で、あなたを見てたの。」
「忘れてくれ」
あぁ恥ずかしいなんで聞いてんだよ。今すぐ布団に入ってそのまま死にたい。
「それより犯人は、あなたの知り合いなのね」
「そのことなんだが、俺に一任させてくれ。」
「なんでだ?」
「これは外界の人間の問題だ、外界の奴が問題を起こしたんだ、だったら外界から来た人間が解決することだ。」
そうだ、外界の事は外界が解決する。適材適所だ
よし行こう。
「断るぜ」
「同じく」
「えっ?」
なに聞いてなかったの?外界の問題だって
「外界の奴の問題だろうが、私の友達が操られてんだ。だったら助けに行く、当たり前だぜ」
「そう、私は友達を助けに行くだけ、八幡の事情なんて知らないわ。」
友情ってやつか、俺には無い感情だな。
だけどその言葉は聞いていて不快にならない。
本当に心の底から助けたいと思ってる者だけが言える、❲本物❳の絆か
外の奴らは、嘘だらけだったからな。やっぱり幻想郷はいいな。
「分かった。無茶はするなよ」
「八幡もな」
「腕を一回無くした人が何いってんだか」
うっ ぐぅの音も出ない。
「分かってる、危なくなったらお前らを頼るよ。」
二人は笑っている。俺が照れながら言っていることに気づいてるらしい。
「行くぞ」
「よっしゃ」
「ええ」
三人の意見が纏まり、いざ行くぞとなった瞬間。
「君らしくないね」
その声は、どこか優しくけど深い闇がある声。
「葉山か…」
そいつは、姿を表した
「久しぶりだね。修学旅行ぶりかな」
「ああ、特急葉山号は幻想行きだったよ。」
「嫌味臭く言うのは変わらないね」
「人間そんなかんたんに変わるかよ」
「今度こそ君を殺る」
「まぁがんばれ」
「君は一人…いやその後ろの二人もかな。そっちの娘は雪ノ下さんと、結衣の変わりかな。」
また、その名前か頭が痛くなる…
まるで俺自身が思い出すのを拒んでいるようだ。
「悪いな、俺はその二人をあまり覚えてないんだよ。」
「っ!!君ってやつは…」
「それよりお前さっき〔君は〕って言っよなお前は、何人なんだ。」
「それよりって…ああ紹介するよ、幻想郷の皆だよ」
「は?」
葉山の後からわらわらと人が出てきた。魔道具の転移結晶で出てきてるようだ。
「「「霊夢!!」」」
最後の方に霊夢と射命丸が言っていた、黒髪と桃色の髪の奴が出てきた。
「それじゃあ始めようか」
葉山の合図とともに、葉山幻想郷軍VS八幡、魔理沙、アリスの戦いが始まりを告げようとしていた。
次回 決戦
さぁ八幡はどうやって勝つのか。