みんなに忘れられたぼっちの幻想入り   作:八坂 エルナ

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予告通り再会です。
だけど、まさかの展開!?


再会

あの二人に呼ばれ目があってしまい、ついふすまを締めてしまった。

でももう一回開けないといけないやつだよなぁ

 

「はぁ」

 

ため息をつきつつ覚悟を決め、ふすまを両手で思い切り左右にじゃなく片手で静かに開ける

 

「よぉ」※キョドってます

 

「ヒッキー」

 

「比企谷君」

 

炭化使いの奴が突っ込んできて俺の背中に手を回しガッチリホールドする

俗に言うハグと言うやつだ。

ヒッキー?

 

「なっ!?」

 

驚いたのとまだ癒えてない傷に手が当たりつい声が出ていまった。突っ込んできたやつの他にもう一人氷使いだ

炭化使いは、顔を赤くし手を離す。

 

パシンッ

 

平手打ち…なんで?

もはや処理する情報が多すぎて平手打ちに対する声も出なかった。

 

「貴方勝手にいなくなってどう言うつもり!」

 

「幻想郷にどうしてきたってことか?」

 

「ええ」

 

急に聞かれてもな

 

「葉山にな、駅のホームから落とされてドンと逝くはずだったが、ドンとなる直前に幻想郷の奴に助けられた。」

 

「姉さんに?」

 

って言うことがお前が雪ノ下雪乃か

 

どうやらこいつは外界での自分の姉は、姉ではなかったことに気づいているらしい。

 

ここに雪ノ下雪乃がいるって事は、炭化は由比ヶ浜か

 

ズキンッ!

 

二人の名前が俺の中で一致した瞬間激しい頭痛に襲われた。脳が燃えるような痛みに耐えられずその場にしゃがみ込んでしまう。

 

すると

 

〘貴方のやり方…嫌いだわ〙

 

〘もっと人のこと考えてよ!〙

 

〘すまない…君はそんなやり方しか出来ないって知っていたのに〙

 

〘…謝ってんじゃね…〙

 

〘誰も傷つかない世界の完成だ〙

 

修学旅行の事、文化祭の事が洪水のように流れ込んでくる。

 

「……」

 

「……や…く…」

 

「比企谷君!」

 

「おっ悪い」

 

「聞いてるのかしら難聴谷君」

 

酷い言われ様だ、だが懐かしくもある。あの教室での出来事、基本何もない毎日。本を読んで、紅茶を飲んで偶に依頼が来て、そんな日常。

 

「すまんぼーとしてた」

 

「なにか言うことはないのかしらって言ってるの」

 

由比ヶ浜の全力で首をふっている

 

「修学旅行の件ならあれは最善だったんだ…許してくれ」

 

それから思い出した記憶を頼りに修学旅行で自分が行ったことを1から説明する。

 

「そうだったんだ」

 

「ごめんなさい一方的に攻めてしまって…」

 

「気にするな」

 

修学旅行で生まれた関係の亀裂は修復された…のか?

 

「それなら帰るわよあの教室に、皆で」

 

それが目的で来たんだろう。だけどそれは無理な話だ。こいつ等もこっちに来たということは、あっちでの存在を犠牲にして来たと言う事だと言う事、紫の奴しっかり言ったのかよ。

 

「それはできない。今帰ったところで…」

 

そこまで言って何故か俺は言う事を躊躇ってしまった。

俺と違ってこいつ等には大切な人が居たはず。

それでもここに来た以上伝えないといけない

 

「誰もお前等を覚えてない」

 

「「えっ……」」

 

二人の表情は絶望に染まった

 

「此処は幻想郷忘れられた者達が来るところ。例え自分意思でここに来た場合、外界の人はお前等を忘れる。それくらいの事は紫から聞いているはずだが」

 

「私達は隼人っちに、比企谷を迎えに行かないかと言われて…それだけで」

 

雪ノ下も首を縦に振っている。葉山は俺を殺る為にこいつ等を手駒にしたという事か。

 

そして由比ヶ浜は次の言葉を紡ぐ

 

「それで幻想郷?に来てから能力のことを聞いてヒッキーを探しながらもそっちの特訓をして、ある日隼人っちに能力を試したいから手を触ってと言われてそしたら、ここで眠ってたの」

 

葉山による精神掌握で意識は無かったという事か…そうだな…

 

「お前等は外界に帰りたいか」

 

それだけを聞く

 

「帰りたい!」

 

「……」

 

由比ヶ浜は帰りたいと願っているが、雪ノ下はどうやらちょっと違うらしい。

 

「だって家族だってよ友達だっているもん。ヒッキーも一緒に帰るの!みんなが忘れても、もう一回関係は作れるから!ゆきのんもそうでしょ」

 

何時ぞやの雪ノ下が言ったセリフに近いことを言っている。

 

「私は…」

 

「雪ノ下、正直に頼む」

 

いつになく真面目で真剣な声で聞く

 

「私は…残りたいわ。正直外には忘れ物はない。それに姉さんの居なくなった世界では私は親に、人形の様に姉さんにやったように、操られるだけ…そんなのが待ってるよりだったらここで暮らしたいわ」

 

「そうか…分かった」

 

 

「紫」

 

 

さっき別れたばかりの大妖怪様を呼ぶ。

別れたばかりに合うのは気まずいがしょうが無い。

 

そうすると一瞬、世界が暗くなりまた元に戻る。

そして由比ヶ浜の姿は消える。

先程まで由比ヶ浜が立っていた場所には、あの完璧人間

が立っていた。

 

「ひゃっはろ〜」

 

「紫ふざけるな…上手くやってくれたか」

 

「ええ、あちらにうまくねじ込んだわ」

 

俺の質問に答えながらいつもの姿に戻る紫

 

「雪ノ下悪い…」

 

今度は一切の別れを言えなかった、雪ノ下に対して謝る

 

「何をしたの」

 

だがまだ何が起きたのかわかってない様子

 

「由比ヶ浜を返した。幻想郷には外に帰りたいと思っている、外来人は滞在する事ができない。由比ヶ浜対しての周りの記憶、本人の記憶うまく紫にやってもらった」

 

「そう」

 

「やけに冷静だな」

 

「あの娘は、元気で生きているのでしょう」

 

「保証する」

 

「ならいいわ、でもお別れの挨拶くらいはしたかっただけど」

 

そして微笑むと

 

「私はこっちの世界のほうが肌にあってるから。私はこちらで頑張るわ」

 

「同感だ…」

 

雪ノ下は紫の方に行く。

 

「姉さん、いえ八雲紫さんよろしくおねがいします」

 

「こちらこそよろしくね雪乃。紫でいいわ」

 

もう雪乃ちゃんとは呼ばない

 

こうして雪ノ下は幻想郷で住むことが決まり。由比ヶ浜は返した。二人には行く道こそ違うが頑張ってほしい。雪ノ下に関しては俺が慣れるまでは支える。由比ヶ浜はすぐに友達でも作るだろう。

 

「もう少しすれば飯だ、それまで休んでろ。まだ少し痛むだろ」

 

雪ノ下は頷くと布団入りに潜り込んだ

 

 

そして当初の目的、布団をたたみ紫と居間に向かう

 

「色々助かった」

 

「幻想郷は助け合い、問題の起こし合いよ」

 

すごい概念だなそれ

 

「紫」

 

「何?」

 

「俺の家いつできるの?」

 

「忘れてたわ」

 

「おい」

 

シリアスな暗いこと言うと思ったら大間違いだ、これぞ外道

 

数日後には俺の家を用意すると約束してくれたのでよかった。

あと雪ノ下の家も用意してくれる様に頼んだ

 

やっと自分の家だ




記憶消失八幡はテンプレでいきました。
次は霊夢の目覚め、引っ越しです。雪ノ下と同居はしません。
そんなの私が許しません
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