「頼む霊夢は普通であってくれ」
そんな誰にでもわかるフラグはすぐに回収出来た。
そう霊夢も案の定普通ではなかったのだ
だがそれはいい方の変化だった
「あら八幡おはよう」
「お、おう」
すっごい巫女っぽいのだ。昼間は寝床でぐーぐーぐーの如くだらけている霊夢が境内の掃除、本殿の掃除をして何と無人のお守り売り場まで出来上がっていた。
こんなの霊夢じゃ無い
これは異変だ。ハイ確定。みんなを元に戻さないとな
でも霊夢はこの方が幻想郷の奴も喜ぶか。でもそうすると守矢の奴等が信仰が〜てなって困るか。
よし、霊夢ももとに戻そう。
「霊夢、異変だ」
「どんなのかしら」
へっ?この現状気づいてないの?
もしかして自分は普段もこうだと思ってるせいで気付けないのか?
それとも俺みたいに外見の変化じゃないから分かりにくいのか。
「みんながおかしい…いや普段と逆なんだ」
「逆…」
「いやお前もな」
おい、そのえっ?みたいな顔やめろ
「お前は普段こんな綺麗に掃除はしない。するとしてももう少し雑だ。そして決定的なのはこの時間お前は基本まだ寝ている」
今は、10:30くらいだろう。こいつはまだ寝ている時間だ、元同居人が言うんだ信憑性は高いだろ
「そう…」
「異変だ後頼む」
ここで俺はフェード・アウト
「待ちなさい」
ですよね知ってた
「情報提供ありがとう。任せなさい」
ああこんな巫女ならもっと幻想郷は平和だったのに。
あれから数日霊夢は異変を追ってあちこち飛び回っているらしい。俺は折角譲ってもらった銀狐の力《言の葉》を使いこなす為に日常生活で少しづつ使っている。
今は漢字一文字なら完璧に使いこなした。
「えっと《清》と」
朝ごはんの野菜を洗うのが面倒なので、文字を使い一気に洗う。
そして《混》《炒》で混ぜて炒めると完成だ。戦闘で使ったことはないが、主婦的な漢字は銀狐より使いこなしている自身がある。
さていただきま…
ドーン
リビングの壁をぶち抜いて現れたのは霊夢だった
「霊夢!?」
霊夢は体中傷だらけで、巫女服も少し破けている(決して危なくない程度に)様だ。それより霊夢をここまでぶっ飛ばすやつなんてそんなに居ない…もっとそれより俺んちの壁…
「あれ〜巫女ってこんな弱かったかな〜もしかして私強い?そーなのかー」
霊夢をふっ飛ばした犯人であろう人物が現れた。
その名は
「ルーミアお前何やってんだ」
そうルーミアだこいつは決して強くない。まぁ痛み慣れはしてると思うけど。
※慧音の頭突きの被害者ランキング2位。1位はチルノだ
「お腹減ったから食べていいか聞いたら、攻撃してきたから。がんばって戦った!そしたらぶっ飛んだ」
もしかして…今の霊夢は巫女らしさを引き換えに、あの馬鹿力を失ってしまったのでは?
俺の予測だと今回の異変は《反転》つまり全部が逆
霊夢がいい例だ。あと咲夜
今この世は 強いものが弱い世界。俺はなぜか知らんが例外だ。裏も表も無いなんて素晴らしい人間じゃないか
いややっぱ俺も例外じゃ無いな俺の今世の体が消え銀狐が表に出てきた。つまり魂が反転した。幸い銀狐は消えていったが、本当なら銀狐が今俺を操縦する番なのだ。
反転する異変、弱くなった霊夢、最早霊夢は頼れないと見たほうがいい。
「どうしろって言うんだよ……」
穴の空いた壁を見ながらそう呟くしかできる事は無かった…
「そーなのかー」
ルーミアお前は気楽だな。
少し期間空きます