あれから数日、まぁ傷は治ったが永琳の料理があまりにも美味しいため買い出しを条件に、リハビリという名の
…リハビリという名の…なんだろうな
取りあえず永遠亭には1ヶ月位居た、あまりにも長く居たので博麗神社に帰るのが怖い
あいつ怒ってるかな
今俺は寝室で寝ている、
「八幡流石にそろそろ退院ね」
扉があいた
今、俺の平和が終わろうとした
なんとかせねば 材木座風になったなキモいな
「えっ、嫌だ」
「流石にもうダメよ、これ以上は本格的に働いてもらうことになるわよ」
「仕事内容は?」
「雇われてからのお楽しみよ」
えっ…怖い口角は上がってるけど、目は全く笑ってない雪ノ下よりも怖いな
あれっ?雪ノ下って
どんな顔だったっけ?
違和感が俺を襲う
外界の記憶…一部が靄がかかっているようで思い出せない
つい数日前はしっかり覚えて鈴仙にも話したのに
外界で何があったかは、覚えてるけど顔が思い出せない
たが俺を突き落としたやつの顔は鮮明に憶えている
「…まん」
「八幡!」
「おおっなんだ!」
「っでどうするの働くの、退院するの?」
外界のことは、あとにしよう
しかし働くのは嫌だな専業主夫にしてなんて言ったら遠回りの告白になるな、新たな黒歴史を生むことになるところだった
名残惜しいが諦めるか
「分かった、面倒見てくれてありがとな」
「そう、普段捻くれてるのにお礼はしっかり言うんだね?」
「世話になったんだ礼位はいう」
ふふ と永琳は微笑むと踵を返し出入り口に向かう
扉の前で止まると
「私からも、ありかとう」
「なんのことだ?」
素でわからなかってので聞く
「あの子貴方と会ってから元気なのよ、そのせいか最近目の力をうまく抑制できるようになってね。
貴方のおかげよ、だからありがとう」
「そんなことないな」
「なぜ?」
「俺の経験上、俺に会って元気になるなんてない。逆に元気を持ってかれる、俺に会って元気になるのは警戒心強い犬くらいだ」
本当のことだボッチは、現状維持と悪化しかできない。これは定義だ
「貴方は自分を過小評価し過ぎよ」
「事実だ…」
「鈴仙にも挨拶しなさいよ」
「………」
無言を肯定とみなしたのか永琳は出ていった
その後俺は荷造りし、鈴仙に挨拶し、永遠亭を後にした
鈴仙は何か寂しそうだったけどもう関係ないな。でもたまには行くか、永琳の飯を食いに。
途中腹が減ったので人里に寄ることにした
何か食い物は、無いかな
するといい匂いが鼻をくすぐった
「うどんか、よしあれにするか」
「いらっしゃい 」
「狐で」
「あいよ」
注文を済ませてテーブルにつくすると後ろから声がした
「八幡じゃないか、奇遇だな」
声の主は上白沢慧音だ。鈴仙と来たときに寺子屋行き、その時知り合った。寺子屋の子供(主に妖精)はあの、水色の奴と黒い奴はかなり頭悪かった
何聞いても
「あたし最強ね」
「そーなのかー」
しか言わねー。あの日はほんとに疲れた。
「なんで、俺の隣に座るんだ?」
慧音が隣りに座ってきたので俺は隣にずれる
また隣にずれてくる またずれる
「なぜ逃げる」
「いや…だってな」
「私は、お前と話がしたい悪いか」
「寺子屋には行かないぞ」
慧音は図星だったのかバツの悪そうな顔をする
「はい、狐と天ぷら」
俺と慧音のうどんが来た
「上手いな」
「そうだな」
俺と慧音はうどんを食べながら幻想郷に来てからのことを話した
「あの、吸血鬼と戦ってよく生きてたな」
「それは俺も思った」
俺はうどんを食い終え、お代を払い慧音に挨拶をしその場を去った。
やっぱ狐うどん上手いな
人里では取りあえず霊夢のお土産を買う
アイツのことだから怒ってても、なにかあげれば喜ぶだろう
お土産を買い、今俺は博麗神社の階段を上がっている。あまり気づかなかったが、薄っすら紅葉が赤く染まり始めていた。
「もうそんな時期か…」
多分今は、10月くらいだろう。幻想郷は環境がいいから植物の変化も外界よりズレがあるのだろう
「ふぅ 着いた」
やっと着いた永遠亭から此処だとかなりの距離だ。
今更だけど俺は空飛べるんだった。
鈴仙と人里まで歩いてたから飛ぶこと忘れてたな
ガラガラガラ
博麗神社の玄関を開ける
「今帰ったぞ〜」
仕事帰りのサラリーマンみたいなことを言い、家に入る
そして霊夢が居るであろう茶の間に行く
「おい、霊夢」
「ん…ん…」
俺は手の上にりんごを作り、それを霊夢の眉間を狙い
落とす
ゴンッ!
「やばっ」
立派なりんごだったのかすごい音がしたすると寝ていた巫女もどきが
「いった〜!誰よ」
霊夢は周りをキョロキョロしおれの足を伝い俺と目があった
「…ただいま」
「八幡…」
感動の再開みたいな雰囲気だがそんな事はなかった
「おっそ〜い!何してたのいくら何でも時間かなかかりすぎでしょうが! ばか! あほ! 八幡!」
「おいっ八幡は悪口じゃないだろ」
なんて霊夢は言ってるが案外心配してくれていたらしい。ツンデレか」
「誰がツンデレよ」
なんで、心読めるの?あれか巫女補正か
「いや、何で心読めるの?みたいな顔してるけど、声に出てたわよ」
すると
ガラッぴしゃ
っと勢いよく扉が開けられた
「おおっ八幡じゃん、やっと退院したんだな」
「おお」
「これで霊夢はしっかり寝れるな」
「ちょ魔理沙!」
霊夢が、顔を先程のりんごのように赤くしている。
そういえばさっきのりんごは
霊夢に当たった部分が茶色く変色してる
霊夢石頭かよ?慧音じゃん、あいつの頭突きえぐいからな。地響きする頭突きってなんだろうな
あの水色と黒いのはそのせいで頭が悪いのかもな
そこまで考え
「霊夢、さっきまでぐっすり寝てたぞ」
「んなこと無えよ、こいつ八幡が入院中ずっとソワソワしてたんだぜ」
「魔理沙!」
「気晴らしに弾幕ごっこしても、夢想封印と他のスペカ間違ったしな」
「魔理沙!」
「いっつも夜飯二人分作ってたしな」
「それは……魔理沙の分よ」
「まぁ何か心配かけたらしいな悪かった」
子の状況で永遠亭でだらけてましたって言ったらどうなるかな
うん死ぬな
「そんじゃ明日みんな呼んで、八幡の歓迎会しようぜ」
「いや、俺はそういうのいいんだが」
マジ勘弁やめて
「八幡大丈夫よ。歓迎会という名の只の宴会だから」
「そうなのか」
「そうと決まっちゃみんなに言ってくるぜ」
そう言い魔理沙は飛んで行った。ほんとに嵐のような奴だな
「はぁ面倒だけど明日の準備するわよ」
「何するんだ」
「お酒買ってきて」
「俺未成年だけど」
「幻想郷にそんなの無いわよ。お酒は全年齢対象よ、私や魔理沙も飲んでるし」
驚愕の幻想郷のルールを聞き俺は、酒を買いにいった
郷に入っては郷に従えってことわざもあるしな
俺も飲むのかな…マッカン無いかな
次は宴会かなその後は、妖々夢かな