オフェリアさん、君が口を割らないから悪いんだよ   作:レモンの人

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なんと言う事でしょう……という事でボツ案の集合体です。後書きまでボツ案なので要注意。



ビフォーアフター

①メルティー……

 

周回組に指示をしながら歩いていると、メルトリリスが優雅に床を滑りながらやって来た。その姿はかなり美しい……フローリングがガリガリ削れている事に目を瞑れば。

 

「あら、ごきげんようマスター」

「メルトリリスか、床のフローリングするのはスタッフだかんな」

「ハァ?なんで私がそんな汚い仕事しなきゃいけないの?」

「OK、把握した」

 

10分後……

 

「よーし、上出来だぞ〜メルト」

「ヒィ…ヒィ……もうクソダサダンスなんて嫌……」

 

流石にスタッフにやらせるのは癪なので、メルトのヒールをモップに換装してしっかり脚で床を磨かせた。しかもめっちゃ不安定なので頻繁にコケる。

 

「お前が傷つけた廊下分全部磨くぞ〜!俺も付き合ってやるからな、嬉しいだろ〜?」

「もうイヤァアアアアアアアアアア!!!」

 

頑張れメルト!まだ作業は50km分残ってるぞ!

 

 

 

②意見は言え、でも口答えすんな

 

「オフェリア、お前眼帯どうした?」

「実はね、邪ンヌが欲しいって遠回しに言ってきたから貸してあげたのよ」

「そうか」

「……魔眼が効いてたらキリシュタリア様の下に戻れたのに」ボソッ

「そうか」

 

10分後……

 

「待って!また熱湯ネタなの!?お願いタンマ!!!押さないでよ……絶対押さないでよ!」

「うるせぇ!反抗心が折れるまでやるぞオラァ!」

「アッツゥウウウウウウ!?」

 

オフェリア、お前はいつになったら心が折れる?

 

 

③今日の……わんこ

 

「もういっちょ!それっ!」

「わふっ!わふっ!」

 

ガレスちゃんとフリスビーで遊んでいると…ガウェインがやって来た。やや不機嫌な表情を浮かべてこちらを見ている。

 

「マスター、妹を犬扱いするのはやめていただきたい」

「えー…でもフリスビーって楽しいんだぞ?」

「いいえ!それでもです!」

「実際やってみると楽しいから。10分!10分だけやってみな!」

 

10分後……

 

「よし、もういっちょ行くぞ!」

「わふっ!わふっ!」ダッ

「結構奥が深いですね!今回は私の勝ちです!」ナイスキャッチ

「むーっ、マスター!もう一回お願いします!」

「いいぞ!それっ!」

 

「……犬ね」

 

フリスビーに向かって夢中で走る2人にオフェリアはボソッと呟いた。

 

 

④バレなきゃ大丈夫

 

「カーマお前何やってんの?」

「何って、ポーカーよ」

 

レクリエーションルームに行ってみると、カーマと他大人なサーヴァント達がポーカーに興じていた。第3霊基姿のカーマは対戦相手に挑発的な笑みを浮かべている。今のところは彼女が優勢らしい。

 

「マスターもポーカーやりませんか?」

「遠慮しとくわ。それと…ホドホドにな」

「何故ですかぁ?私ぃ〜、あの人達が悔しがる姿を見たいからやっているんですよ〜?」

「そうか」

 

10分後……

 

「こんなのってあんまりですぅ〜!」

「イカサマがバレて多額の借金とかギャグかよ」

 

身包み剥がされ、テンプレの奴隷服でトイレ掃除するカーマの姿があった。

 

 

⑤輪唱

 

「オルトリンデ、ヒルド・スルーズと共に参りました」

「何の用かな?マスター」

「今から輪唱してみてよ。同期して」

「……はい?」

 

10分後

 

「静かな湖畔の森の影から」

「静かな湖畔の森の影から」

「静かな湖畔の森の影から」

「静かな湖畔の森の影から」

「静かな湖畔の森の影から」

「静かな湖畔の森の影から」

 

「……やっぱ無限ループするんだな」

 

 

⑥異物混入

「ぉぉ……いいぞぉ……もっと揉めぇ…」

「……」

「ぁぁ…生き返る〜……」

 

※スカディシステムでボロボロの彼女の脚をマッサージしています。

 

「許す…もっと解すが良い。あと、美味なアイスを用意せよ」

「……」

 

が、流石にイラッとしてきた。先程からずっとマッサージばかりやっているのだが、冷静に考えるとスカディよりも頑張ったのは横でビームを撃ちまくったエドモンの筈なのに……

 

「うむ、美味いぞ……このアイスはとろけるような口どけだ…もっと食べたい。もっと寄越せ」

「」ブチッ

 

 

10分後…

 

「歯がァアアアアアアアアアア!!!ほぉおおおおおおおお!!!ふぉぉおおおおおおおおおお!!!」ゴロゴロ

「ありがとう……あず○バー…」

 

目を閉じて食べるようになった隙を突いてスプーンをあず○バーにすり替えたところ、何を思ったのか勢いよく噛み付いた事でスカディは口を押さえて悶絶した。マスターに甘えられるからと増長しやがって…許さねぇからなぁ……

 




オフェリア感薄くなぁい?気のせいだ。
盆休みが忙し過ぎて初めてアヴェンジャークラスになりそうになりました(目真っ黒)



《予告》

ダ「第5次聖杯戦争に異常事態が発生した。藤丸とオフェリア君には至急、2004年の冬木に行って欲しい!」
ぐ「捕虜使うのかよ」
オ「やります!やらせてください!」

ある日、発見された冬木への特異点。藤丸はガレスとマーリン、オフェリアはシグルドとブリュンヒルデを引き連れて介入に向かう。だが、それこそがカルデアの者を誘う敵の卑劣な罠だった……


ぐ「ここって……そもそも聖杯戦争自体やってないぞ!?」
オ「でも大気中のマナは神代の域まで達しているわ…これって……」
ガ「大変です!住民が…ゾンビに……!?」

突如、冬木市の住民が次々とクリーチャーになる異常事態が発生する。四方八方が敵だらけの戦場で強大な敵が現れる……!


《この世、全ての病》

《変身する憎悪の竜》

《ヴィランの騎士》

《炎の剣》

《日ノ本一の絡繰弓兵》

《偽りの抑止力》

《怨念の黒き海鷂魚》


藤丸達はこの地獄から抜け出し、大いなる悪を討ち亡ぼす事は出来るのか!?次回、『Fate/Grand Order─亜種特異点「冬木」─』。ネタ切れに付きここでさいなら!



オ「サイテーだわ作者!」

※言い訳しますと、キャラ付けまでは完成したのですがストーリー構成で行き詰まり断念しました。いずれは書き上げようとは思ってますが、その間に次々と実装されそうで怯える作者なのだった……

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