オフェリアさん、君が口を割らないから悪いんだよ 作:レモンの人
「ストップ!タンマ!朝起きたらなんで椅子に縛られてるの!?はやらせコラー!はやらせコラー!」
「もう抵抗しても無駄だぞ」
抵抗するオフェリアを簀巻にした後、椅子に縛り付けた俺は会心の笑みを浮かべた。当然ながら手元にはグツグツ煮えたぎる自家製土鍋麻婆豆腐が用意されている。
「待って!藤丸!1年間ログインしなかったでしょ!?てっきり解放されたって…!」
「オフェリアお前さぁ……」
俺はここぞと言わんばかりに概念礼装を見せつけた。
「いい顔してるよなぁーオフェリア?『雨雲を越えて』?すっげぇいい顔してるからさぁ〜……こんなん虐めるしかないやん?」
「いいわけないでしょ!待って!最近辛い物食べてないからお腹が優しくなってるの!お願いだからやめてぇえええええええ!!!」
今にも死にそうな形相で首をブンブン振り回して抵抗するオフェリア…だが、その前にゆっくりと麻婆豆腐の乗ったテーブルが近付いてくる。
「いやぁ〜…ねぇ?あんな澄んだ顔してたら汚したくなるでしょ」
「男の嫉妬は見苦しいわよ!?そんな事したって何の解決にもならないの!OK?」
「残念ながらウチのオフェリアはリアクション芸人なので汚れ仕事の方がお似合いだから」
「酷い!」
「さて、目の前にテーブルを置いた訳だが。暴れたらテーブルが倒れる…麻婆豆腐が台無しになる…そうなったらどうなるか─分かるよなぁ?」
「ぅ……」
この段階でオフェリアはじっとりと汗を掻いてガタガタと震えていた。そんな彼女の目の前で俺はレンゲを使い、麻婆豆腐を掬ってゆっくりと顔へ近づけていく。
「ソーシャルディスタンス!密です!」
「うるせぇ、ごちゃごちゃ言ってないで食え!」
顔を逸らして露骨に抵抗するオフェリアだったが、遂に口へ麻婆豆腐が放り込まれた。全身を突き抜ける熱々の麻婆…“麻”と“辣”が彼女の五臓六腑を蹂躙する。全身から汗を流すが吐き出せば粛清される事を知っていた為、必死になって呑み込んだ。
「ごはっ…ごはっ……じぬぅぅぅ………」
「うん、美味しい」
「やっぱり藤丸頭おかしい…」
「なんだとおいっ!!!本気で怒らしちゃったね?俺の事ね?」
「むぐっ……!?ごはっ!ごはっ!」
立て続けに麻婆豆腐を突っ込まれ、オフェリアは全身から体液を漏らしてその辛さと痺れに苦しんでいた。
「お願いだから待って…ね?話し合えば分かるわ!ね?ね?アッツゥ!!!」
ムカついたので頬に熱々になった麻婆豆腐をちょっとぶつけてから口に放り込む。流石に頬は拭いたが、涙目になる姿はやっぱり可愛い。これだよこれ。
「これ食べ終わったら次は熱湯に放り込むからな」
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛も゛う゛や゛だ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!!!!」
因みに、麻婆豆腐を最後まで食べさせた時点でオフェリアは気絶してしまった為、続きは無しという事にした。まぁ、ほぼ1年ぶりのオフェ虐だからな…やむを得まい。
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