オフェリアさん、君が口を割らないから悪いんだよ 作:レモンの人
今回は料理回となりますが、厳密には麻婆豆腐ではないモドキの麻婆豆腐です。コロナ下の中で大変かと思いますので、中華が食べたい時にでも思い出していただければ幸いです。
「どうも、体は麻婆で出来ている…藤丸 立香です」
「藤丸の被害者…オフェリア・ファムルソローネです」
「今回は麻婆豆腐の紹介です。と言っても、なんと山椒と豆豉を入れない!辣油や豆板・甜麺醤を重視した口当たり優しい…鍋とフライパンで作る麻婆豆腐です」
「それ麻婆豆腐じゃないわよね!?…アッツゥ!?」
「お仕置きはこれくらいにして…さて、1つずつ調理をしていきましょう。コンロ2つ分を贅沢に使っていきます…まずは豆腐を300g一口サイズに切ってからお鍋に入れ、浸るくらいまで水を注いで塩をひとつまみ入れて火にかけましょう」
「藤丸ー?どれくらいまで煮たらいいの?」
「“踊るくらい”だな」
「?」
「ある程度まで火が通るとお湯の中でホップするんだ」
「OK、分かったわ」
「じゃあ次に餡を作ろう。餡の材料は以下の通りだ」
●餡
・豆板醤(大さじ1)
・甜麺醤(大さじ1)
・おろしニンニク(小さじ1)
・辣油(小さじ1)
「これは後で入れるけど、この材料は今混ぜ合わせておく」
「めっちゃ優しい…確実に子供を麻婆豆腐に慣れさせる布石なのでは……?」
「じゃあ本格的に始めるぞ。まず油を引いて温めたフライパンで『ひき肉(100g)』を炒める。しっかり火を通したら火を止めて、先程の餡を入れて再び火をつけて炒めるぞ。ある程度火を通したら水200mlを入れて一旦ストップ」
「藤丸ー?豆腐が全部踊ってるわー」
「ありがとなー…よし。次は踊った豆腐を湯切りしてフライパンの中に入れ煮込む作業だ。この間に味付けをしていくぞ。鶏ガラスープの素少々入れる。小さいパックがいくつも入ったタイプならパック1個分でもいい。胡椒適量…次にオイスターソース小さじ1…酒少々…醤油大さじ1入れて、足りなければ各自調整してくれ」
「嘘みたいに平和…」
「よし、次に刻み葱を入れて丁寧に混ぜるぞ。そして、一回火を止めて水溶き片栗粉を作る。片栗粉大さじ2杯に水を入れて混ぜて…まず半分を回すように入れたら火をつけて加熱しつつもう半分を入れ…〆にごま油を垂らしたら……ビギナー向けの麻婆豆腐の完成だ!おめでとう!これでキミも初心者向けの麻婆豆腐が作れるぞ!」
「わぁ…美味しそう♡いただき──」
「オイ!誰が食っていいっつった!?お前は俺と一緒に激辛麻婆豆腐を食べるんだよ!」
「チクショー!!!!!」
余談だが、今回作った麻婆豆腐はゴルドルフ所長に献上。オフェリアはトイレで咽び泣いたという…
麻婆豆腐でも水分次第では出来上がりの感じがかなり変わってきます。自分は水分を減らしてトロミを含めてドロっとした麻婆豆腐を作るのが好きなのでなるべく煮込んで水分を飛ばすようにしています。水分をあまり飛ばさないようにするとコンビニ弁当にあるような見た目の麻婆豆腐になります。
また、今回は山椒を使いませんでした。あのピリッとした感じが苦手な人もいるかも思いますので意図的に外しました。