オフェリアさん、君が口を割らないから悪いんだよ   作:レモンの人

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≫あとゴムパッチンとかどうすか?(純粋)

≫まずはサメ映画。次にサメ映画。締めのサメ映画。やっぱりサメ映画がないとなー。(チラッチラッ)

≫おでん、熱湯ときたら次はザリガニorクワガタだな!


一部リクエストにお応えしておま○け2


おま○け2

⑤吉○新○劇

 

「て事で、オフェリア。ゴムを咥えろ」

「……は?」

 

大きめのゴムを手に俺は満面の笑みで告げた。オフェリアはキョトンとした顔で返したが……すぐに悪意あるネタである事に気付いた。

 

「ふざけんな伝統芸だぞ?片方がゴム咥えて片方が引っ張って手ェ離す奴」

「私お笑い芸人じゃないんだけど!?やらないわよ!」

「はぁ〜…これだから若いもんは」

「藤丸は私より年下( *)でしょ!?」

 

※お酒が飲める年頃らしい

 

と、そのタイミングでカルデアのメンバーが集結した。ギョッとするオフェリアだったが、こういう時の打開策を知っていた。

 

「はぁ〜…分かったわよ。じゃあ今回の異聞帯の主役だった私が──」

「「どうぞどうぞ」」

「なんでよ!?」

 

渾身の奇策、裏目に出る……

 

 

 

「というわけで、やり方は分かったね?ゲルダちゃん」

「うん♪この細長い紐をいっぱい引っ張って手を離せばいいのよね?」

「…………いやいやいや!?なんで異聞帯の子供が生きてるのよ!?」

「はぁ〜…空気読めよ〜……って事でゲルダちゃん。よろしくね?」

「うん」

 

オフェリアは考えた。引っ張っている途中で手を離せばノーダメージで済むのではないかと。だが、そうすればどうなるか?ほわんほわんおふぇりあ〜……

 

 

 

『うぇーん……痛いよぉ〜……』ガチ泣き

『はぁー……そんな事する女だとは思わなかったぜ。分かる?この罪の重さ』呆れ

『オフェリアさん……最低です』ドン引き

 

 

 

「(無理!その選択肢だけは絶対ありえない!)」

 

マシュに嫌われるルートだけは絶対にあり得ない!

 

「ん〜!ん〜!(でも怖い!怖い!!!)」

「のーびのーび♪」

 

ギリギリと引き絞られるゴム、噛み締める歯が引っ張られる感触、視覚情報にはっきりと伝わる恐怖、それらがオフェリアから色々大事なものを奪っていった。

 

「じゃあ、せーので行こう!」

「うん♪分かったわ!せー……へっ…」

「っ(えっ)?」

 

だが、せーのというタイミングでゲルダの手が止まり、刹那。

 

 

「へっくち!あっ……」

 

 

部屋の冷房が効きすぎた事が災いしくしゃみ。くしゃみの瞬間に手に持っていたゴムが抜け出し……

 

 

 

 

「ヴァア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!!!イイッ↑タイ↓メガァァァ↑!!!」

「おい…パクリはダメだろパクリは」

「先輩……それを言ってしまうと…」

 

 

解き放たれたゴムが顔面に直撃した。

 

************************

 

⑥アサ○ラム

 

 

「って事で今日はサメ映画連続視聴すっぞ」

「サメ映画?あ……ジョ○ズみたいな映画なの?ジ○ーズは観たことあるわ」

 

意外にも俗な物を観ていたようなのでそんな純朴少女(?)を調教していこうと思います(ゲス顔)

 

 

1作目「ビーチシャーク」

「ちょっと待って、これ私の知ってるサメ映画じゃない!」

「は?サメ映画はサメ映画だろ」

 

 

2作目「シャーケンシュタイン」

「……いやいやいや!名作と融合させないでよ!?サメが陳腐過ぎるし!」

「いつものサメだろ」

「いつものサメとは!?」

 

 

3作目「ジュラシック・シャーク」

「…………は?……は!?もう終わり!?サメはどこ行ったのサメは!?」

「サメは概念」

「うんざりよ……なんで永遠と駄弁りに毛が生えたような演技を見せられてるの……?」

「サメ映画の常識だろ?」

 

 

4作目「ロスト・ジョーズ」

「ちょっと待って!?ジュラシック・シャークのシーン使いまわしてない!?」

「よく気づいたな。続編だ」

「続編!?あれ続編あったの!?……なんで私、こんなのに無駄な時間使ってるんだろ…」

 

 

5作目「デビルシャーク」

「シャークソシストって何!?聖堂教会にそんな人居たっけ!?」

「まじめに観るなって、ポテチ食う?」

「……いただくわ」

「ついでにコーラも」

「……ありがと」

 

 

6作目「シャークトパス」

「サメとタコを融合させるとかアホじゃないの!?」パクパクゴクゴク

「サメ映画の特権だろ」

「ところでちょくちょく挟まるセクシーシーンとか要る?」

「要る……と思う」

 

 

7作目「シャークネード」

「……誰かが居て話しかけないとクソ映画の視聴って辛すぎるわね」ボソッ

「俺は1人で観てるぞ」

「は?」

「てか今までと比べたら見やすいほうだろ?」

「ま、まぁ……///」

 

いつの間にか距離が縮まる2人。嫉妬に燃えたマシュによって別のゲテモノ映画を流されるも無事粛清され、眼鏡(ほんたい)を叩き割られたのだった……。

 

 

happy end

 

 

 

 

 

 

⑦鼻ザリガニ

「ちょっとタンマァ!ちょっ……ちょっと待てぃ!?さっきまでいい感じだったのになんで次のコマで手足縛られてるの!?」

「残念だったなぁ……トリックだよ」

 

残念、番号は振られているが話は続いていないのだ(メタ発言)

 

 

「クックック、その綺麗な鼻にこいつを引っ掛けようと思ってな」

「ヒッ!?何その生き物!?」

「アメリカザリガニだ……早い話が淡水のロブスター」

「えっ!?ロブスターってそんな姿してたの!?」

「マグロが切り身で泳いでると思ってた発言と互角だぞそれ」

 

貴重な情報を得られたのでこのまま尋問(?)を続行する。

 

「い、嫌よ!?鼻切って感染症にでもなったら──」

「大丈夫、ウチにはプロがいるから」

 

そのタイミングでウチの名医ことナイチンゲールが出てきた。うん、今日も綺麗だな。

 

「ご安心ください。即座に患部を除去します」

「除去しない選択肢はありませんか!?」

「ほら、ワガママ言わないの」

「正当な権利を主張してるだけなんだけど!?」

 

どんどん鼻先に近づいていくアメリカザリガニ……頭をブンブン振って抵抗していたが、その拍子に眼帯がすっぽ抜けた。

 

「やった!───“私は、それが輝くさまを視ない”」

 

その言葉と同時に俺の中で選択肢が消えた。

 

「……私を甘く見ないことね。このくらい容易なこと──」

 

が、俺はすぐさま別の物を提示した。

 

「仕方ないから阿寒湖で捕れたウチダザリガニにするわ」

「ちょっとタンマ!!!なんで状況が悪くなってるの!?デカイ!デカイってそのハサミ!鼻削げる!絶対削げる!!!」

「オフェリア〜、君が悪いんだよ〜?」

「い〜や〜だ〜!!!」

 

ガシッ!

 

 

「いっだぁあああああああああああ!!!鼻に!鼻にザリガニのハサミ挟まってる!?」

「実況ありがとうございます」

 

必死になって抵抗するオフェリアは数秒後ようやく解放されたものの、大事な何かを失った気がしてベソをかいた。

 

 

 




やっつけ気味。思ったけど選択肢を先延ばしにする…って、それ逃げだよね?恥ずかしいと思わんの?

─────

うん、サメ映画選んだ人ごめんね。先に出したネタと被っちょるせいでこんなオチにしか出来んかったわ。

オフェリア「オナシャス、センセンシャル……って何言わせてんのよ!?」
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