東方剣刃録   作:たっぽん1000

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フランちゃんとの弾幕ごっこでぇす。


第13話ゆっくりみていってね!


第13話「祓剣」

「君がフランドール・スカーレット?」

 

「あなたは?」

 

「俺か?俺は尾神隼よろしくな」

 

「うん、よろしくね!」

 

普通の子だな…狂気か、まだ引っかかるけどとりあえず話してたら分かるかな?

 

「君は一人なの?」

 

「うん……ここから出してもらえないの」

 

「なんで?」

 

「壊しちゃうから…全部」

 

壊す…?狂気のことを言ってんのか?

前にも森で暴れてた妖怪がいたけど、自分でコントロール出来なくなるのか?

 

「じゃあ、俺と遊ぼうよ。これ知ってる?」

 

と1つの霊力弾を見せた。

 

「隼、それで遊んでくれるの?私やりたい!」

 

「ああ、いくらでも遊んでやる!来い」

 

「じゃあ、行くよ?壊シテアゲル」

 

といったと同時に大量の弾幕が部屋中に覆っていた。

 

「おいおい…マジかよ、冗談きついぜ」

 

「アハハ、隼は壊レル?壊レナイ?」

 

「イクヨ?禁忌「恋ノ迷路」!」

 

 

途切れ途切れになった弾幕その通り迷路の弾幕だはられる

 

「くっそ、俺じゃあ避けるので精一杯で攻撃出来ねえ」

 

いきなりカグツチの力借りて後半に響くようなことはしたくないしな。

 

「アレ?避ケラレチャッタ」

 

「今度は俺の番だ」

 

「幻影『影の2刀流』!」

 

といって影が実体となった刀を持つ。

 

「アハハ面白イ技ダネ、デモソレデドースルノ?」

 

「禁忌「フォーオブアカインド」!」

 

フランが4体になった?!でもカグツチの力借りればどうにかなるかな。

と考えている間にも弾幕を放ってくる。

 

1体でも密度濃いのに4体となると避けようがないな。

 

「カグツチ力借りるぜ」

 

といって刀に力を込めると光を放ち、フランが放っていた弾幕がすべて消えた。

 

「隼、全然攻撃シナイ面白クナイ!」

 

「じゃあ、攻撃しようかな?」

 

といった後にぼそっと「リバース開始」と呟いた。

 

フランが放っていた弾幕が2倍の数で俺の裏からフランに向かって放たれる。

 

「エ?」

 

完全に不意をつかれたフランは動けないでいる。

 

「ア、危ナイ」

 

羽に弾幕が当たる。

 

「凄イ!凄イ!隼トヤルト本当ニ楽シイヨ!」

 

「そうか、それは良かった。」

 

「デモ私負ナイヨ?禁忌「レーヴァテイン」!!」

 

フランがもの凄く大きい大剣を持っている。

 

「アハハハ!壊レチャエ!」

 

「じゃあ俺も…剣技『慈悲の剣(クルターナ)

 

蒼く光大きな大剣を俺は持つ。

 

レーヴァテインと慈悲の剣がぶつかりあう。

 

「ヤバい力負けする………うおっ」

 

と俺はふっ飛ばされ壁にぶつかる。

 

「かはっ……」

 

「アレ?モウ壊レタノ?マアイイヤ」

 

と言ってレーヴァテイン振り下ろす。

 

ヤバい動けねぇ、衝撃が強すぎる…。意識がもうもたない。

くそ、約束したのに絶対戻るって。フランの正気も取り戻して助けるって…言ったのに。

 

(…と!…やと!…隼!)

 

この声…カグツチ?

 

(聞こえる?貴方なら出来る、私がレーヴァテインを能力で抑え込むから隼はフランちゃんを正気に戻して)

 

俺がフランを救う。

 

「封禁『祓剣』」

 

そうハッキリというそして慈悲の剣は消え、代わりに細長い剣を左手に持つ。

 

レーヴァテインは襲ってこない、多分右手に持ってる刀…カグツチが抑えてくれたんだろう。

 

そして俺は気力を振り絞って立つ

 

「アレ、マタ消エチャッタ」

 

「デモQED『495年の波紋』!」

 

「遅い…な、神技『ファスト・ライジング』」

 

「はあっ」

 

と思いきり祓剣をフランの体目掛けて刺す。

 

「あッ……」

 

という言葉を発して倒れた。

そして

 

「隼…あり…が、とう…」

 

「ああ、こちらこそ」

 

糞、ぶっ倒れそうだけど報告しなきゃな…。

 

フランを抱っこして扉を開ける。

 

「隼!勝ったね!」

 

いつの間に出てきたのか人間姿のカグツチがいた。

 

「ああ、多分目が覚める頃には狂気はなくなってると思うんだけど…」

 

と廊下に戻り歩いていく。

 

「大丈夫?隼、私が持とうか?」

 

とカグツチが心配してくれる。

 

「んぁ、大丈夫だよ」

 

とやっとレミリアたちのいる部屋に戻ってきた。

そしてゆっくりフランを抱えながら扉を開ける。

 

部屋の中には、霊夢と魔理沙、そして紅魔館の人たち全員集まっていた。

 

「やっと戻ってきたわね」

 

と霊夢が声をかけてくれる。

 

「ああ」

 

「フラン…フランはっ?!」

 

とレミリアが声を荒げて駆け寄ってくる。

 

「ん?ああ、はい」

 

といってレミリアに渡してあげる

 

「今は眠ってるけど起きたらもう狂気は出てこないはずだ、この剣に封じ込めたからな」

 

「そう…ありがとう、感謝するわ」

 

「…んっ、ううん」

 

「お?妹様がお目覚めのようだぞ」

 

「ええ、分かってる」

 

「…?お姉様?」

 

「ああ、フラン!」

 

「お姉様!」

 

良かったな、じゃあ俺らはさっさと去りますか。

 

「霊夢」

 

「分かってる、帰りましょうか。どうせ宴会開くことになるんだろうし」

 

「お、宴会か久しぶりな気もするな!」

 

と魔理沙が言う。

 

俺らが去ろうとすると、フランが

 

「隼!ありがとう、また来てくれるよね?」

 

「正気には戻ったな?勿論また遊びに来る、じゃあな」

 

「うん!またね」

 

と手を振ってくれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺達は紅魔館を出て博麗神社へと戻ってきた。

 

「いやぁ、疲れたぜ!久しぶりの異変だったからな」

 

「魔理沙は何もやってないじゃない」

 

「まぁ、いいじゃんか異変解決したんだし」

 

「まぁ、そうね」

 

「そうだな」

 

「なぁ、隼さっきから気になってたんだがその子誰?」

 

「ん?カグツチのことか?」

 

「カグツチって刀の名前じゃ…?」

 

「えっとね、その刀に宿る精霊…的な?」

 

「隼、精霊的って酷くない?」

 

とカグツチが頬を膨らませ怒る。

 

「ああ、すまんすまん。そういうことだから普段はこの姿でいるだとさ」

 

「ていうかカグツチその服装からなんか替えようよ」

 

「えー?まぁ、いいけど。隼女の子の服なんて持ってるの?」

 

「うん、あるよこの異変が始まるちょっと前に紫がきて置いていったんだ」

 

本当についこの前のことだ、俺が部屋でちょっと新聞読んでたらいきなり紫が来て

「私出番少ないからこれからのためにコレあげる!」といって服を置いて去って行ったのだ。

俺はこれからのため?出番?とか思っていたんだが服をそのままタンスに入れたんだ。

 

「ふーん、じゃあそれにしよっと隼の部屋にあるんだよね?」

 

「そうだけど」

 

「じゃあ着替えてくる!」

 

といって中に入って行った。

 

「なあ、霊夢。あの調子だとカグツチもこの神社で寝泊まりしそうなんだが部屋…ある?」

 

「そんなのないわよ、だから隼と同じ部屋でいいんじゃない?」

 

「私もそれがいいと思うぜ」

 

「え…?」

 

「いや、え…?じゃなくて。同じ部屋でいいんじゃない?」

 

「ええええ、なんでそうなんの?普通に考えたら霊夢の部屋じゃないの?女子同士」

 

「私の部屋、隼の部屋より小さいのに2人もいれるわけないじゃない

 隼の部屋なら広いしまだスペースあるでしょ?全然余裕じゃない?」

 

「あーもう分かったよ!そうしますよ、でも一応カグツチに聞いてからな!」

 

「んーでも聞いたところで結果は変わらないと思うけどなぁ」

 

なんでこうなるんだ…いや、確かにあんな可愛い子と一緒にいられるのは勿論嬉しい。

でもな、女子と相部屋とか初めてだよ?妹とかいない俺には初めての経験なんだよ。

そこら辺を理解してもらいたいけど、霊夢にそれ以上言ったって通じないから諦めるけどさ

 

「ほら帰って来たわよ」

 

「隼!どうこれ?似合ってる?」

 

緑色のパーカーにデニムのショートパンツの格好だった。

 

「ああ、うん」

 

ヤバいヤバい普通に可愛い、いやぁ本当にこんな子がいてくれてよかった。

もう相部屋のほうがむしろいいよ。

 

「なあカグツチ普段その格好でいるってことはこの神社で過ごすんだよね?

 俺もここに泊めてもらってるし」

 

「うん、そうだよ」

 

「それは分かった、んで次、空いてる部屋ないんだよここの神社どこの部屋に泊まる」

 

「隼の部屋に決まってるじゃん?」

 

何が決まってんだよ…。

 

「ほら、結果は変わんないって」

 

「あーはいはい、分かりましたよーだ。ていうかもう今夜宴会だろ?準備は?」

 

「ああっ!!忘れてた!隼これ買ってきて」

 

え?なにそのメモいつ書いたんだよ。

 

「ああ、宴会すっかり忘れてたぜ。じゃあ私は準備が…」

 

「魔理沙?今回はあんたも手伝いなさい」

 

「ひっ、は…はい」

 

「じゃあ、里までいってくるよ。カグツチも来る?」

 

「もち!」

 

「そういえば、宴会のことは皆に伝えなくていいのか?」

 

「文が新聞配ってると思うから大丈夫だと思うけど、結局は片づけは私だから嫌なのよね」

 

「霊夢、まさかそんなんで異変解決嫌とか言ったりしないよな?」

 

「大丈夫よ、異変解決くらいちゃんとやるわよ」

 

 

 

 

無事、異変を解決した隼たちは夜の宴会に向けて準備するのであった。




慈悲の剣はイギリス王家に伝わる聖剣だそうで名前だけお借りしました。
呼び方はカータナやクルタナやコルタナ等と音写されることもあるそうです。

本編には書きませんでしたが霊夢たちが裏でレミリアたちとどんぱちやって無事霊夢たちの勝利で
異変解決という形にしときます。

次回は宴会です!
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