では第36話ゆっくりみていってね!
「…改めてこの大きさだと俺の身が持たないんだけど…」
改めて白桜楼を見つめるが正直な話こんな大きさだと面倒なんだけど…
「何、ぶつぶつ言ってんの?早くしなさいよ」
「あのなぁ、お前がこれやっといて何その無責任な発言」
「うるさい。さっさと早くやるの!分かった?」
「あー、分かりましたよ。でも本当に封印出来る量じゃないから吹き飛ばす」
「ええ!なんでそうなるのよ。一回やってみなさいよ」
「俺、死ぬぞ」
「知ったこっちゃないわ、でもその勾玉で強化出来るんじゃないの?」
「んー確かにそうなんだけど…流石にそれやったら人間じゃないというか…」
「気づくの遅いわね」
「うるせぇ、っじゃ始めるから離れてろよ」
「はいはい」
封印することに納得したのか機嫌良さそうに離れていく。
あいつ、もうちょっとコテンパンにしてやれば良かった
4枚じゃなくて全部スペカで返してやっても良かったぞ
隼は幽々子への怒りが段々MAXに近づいていた…
「封禁『祓剣』」
そう呟くと1本の鋭く細い刀身の剣が出てきた。
「何ソレ、そんなちっぽけな刃物で封印する気?バカバカしい」
「こっち封印する前にお前を封印してやろうか?おい」
顔は笑顔だったが言葉は完全に怒りに満ちていた。
「あーごめんなさい、ごめんなさい。早く封印してください!お願いします」
「分かればよろしい」
白桜楼の方に体をクルリと回し向きなおし、剣を構えた。
「ふぅ…祓剣よ悪とするものを全て封じ消せ」
そう言い、白桜楼に祓剣を刺し込む。
だが、隼は一瞬で察知した、霊力が持たない。この量を全部封じるには霊力が足りないと
「ああ、くそっ!だから壊す方が楽だっつってんのに!霊力の増幅…っと」
勾玉にそう意思を込め、霊力を増加させた。
「……はぁっ、はぁっ…やっと、終わった…かな?戦い以上に苦戦したんだけど…」
「やっと終わったのね、退屈だったから寝ちゃってた、ふあぁ」
「よぉし、目閉じて歯喰いしばって正座しろ!俺が1発殴ってやる」
「べ、別に寝るくらいいいじゃない!貴方が封印するのに手間かけるからでしょ!」
「……………」
隼は呆れて何も言わなかった。
すれ違い様に頭をグーで思いっきり殴ってから帰っていった。
「乙女を殴るなんて最低!!」
幽々子はそう叫ぶが隼は聞いていない。
だが、自分のことを乙女というのには無理があるんじゃないか?と本音を漏らしていた。
…博麗神社
「おっ、すっかり春になってんじゃん。戻るの速いのな」
そう言いながら中に上がっていくと、カグツチに霊夢、魔理沙はせっせと準備をしていた。
「隼!おかえり!」
いち早く隼に気付き、飛びついてくる。
「ああ、ただいま。っと霊夢、俺何すればいい?」
「ん?ああ、じゃあそこに並べてある奴全部運んでいって」
「了解。ってカグツチ?離れてくんないと運べないんだけど」
隼がそう言ったがカグツチは笑顔で返すだけで動こうとしない。
「分かった、後でかまってあげるから!今は準備に集中しよ?ね?」
「うん!」
カグツチを動かすのって一番苦労すんな…。
可愛い子が近くにいてくれるのは嬉しいことなんだけどね。
それと俺は今の服装にツッコミを入れるべきなんだろうか…?
ダボッダボの長袖Tシャツにいつも通りのショートパンツ…
これはカグツチなりのボケなのか?素なのか?…ああ、分かんね!!!
「止めだ、止め。考えるのは止め。さっさと準備しよう」
考えるのは諦めさっさと準備を進めた。
そして…
「「「「できたー!!」」」」
「後は文次第なんだけど…まぁそれに関しての心配は無用か」
「ひやぁ~もう私動くの無理だぜ…なんか食べ物くれよ」
「魔理沙?っじゃあ、私がいい物あげるわ。ちょっと待っててね」
と霊夢はニコニコしながら台所へ戻っていった。
「なんか、もの凄い嫌な感じがするぜ…ってあれ?体が動かないんだぜ」
そう言って足元をみると、お札で足がキッチリとガードされていた。
モタモタしていると霊夢が何かを持って帰ってきた。
「あ、隼とカグツチ?ちょっと外に出てくれない?危険だから」
「「りょ、了解」」
そう言うと隼とカグツチは部屋から出ていく。
「霊夢の持ってた奴ってなんだったんだ?」
「さぁ?」
外に出てしばらくしてから叫び声が聞こえてきた。
「いぎゃああああああああああああああああぁあぁぁぁぁぁあっ!!!」
ピチューン
「うおっ、なんだ今の。魔理沙の悲鳴が聞こえたんだけど…」
「これって気にしたら負け…だよね?」
「うん」
なんやかんやありながらも段々人が集まってきており
大分賑やかになってきた。
「そういえばさ、前の宴会で思ったんだけどなんでここの宴会は主犯も来るの?」
「知らないわよ、文が勝手に配るからでしょ」
「そんなことはどうでもいいぜ!花見だー花見だー!」
いつの間にか復活した魔理沙がギャーギャー騒いでる。
それからまた時間が経ち、更に人数が多くなってきた。
「そろそろいい頃合いじゃない?隼が開始の音頭とってこれば?」
「あいよ」
そう言うと隼はガヤガヤしている皆の前に立った。
「えーと、今回も無事異変解決しまして、俺たちの春が帰ってきました!今日は存分に楽しんでください!」
宴会開始の合図を送ると更にガヤガヤし始め、楽しくなってきた。
「あら、隼じゃない。今回もお疲れ様、2回異変解決ということでご褒美を用意したわ!」
そう言って勝手に話を進めているのは紫だった。
「…竹刀?あ、そうか。お前ってドMだったのか、よぉし。最近お前やたらカグツチに入れ知恵してるらしいからな、3発で済ませてやる」
「えっ?違う!違う!誤解だってば、隼!!」
「何が違うんだよ!!無駄な事教えんなっつの!」
そう言って紫の頭を竹刀で思いきり叩いた。
流石にそれは横にいた藍も
「紫様、それは流石に自業自得ですね」
と言っていた。
次に発見したのが半人半霊に亡霊。妖夢と幽々子だ
「やぁ、主犯」
「何その言い方。私だってやりたくてやってるんじゃないわよ」
「なぁ、妖夢?あいつっていっつもあんな感じなのか?」
「え?あ、まぁそうですね…」
「ねぇ!無視?!」
「あ、そうだ。隼さん、紫様から聞きましたが『けんどう』というものやっていたらしいですね。出来れば私にも教えてくださいませんか?」
「え?は?剣道?いやいや、俺そんな上手くないし」
隼は自分自身ではそういってるが、外の世界にいた時には大会で全国を経験している
「お願いします!」
頭を深く下げ必死にお願いしている妖夢をみていると断りきれなくなった。
「分かった、分かったから!」
「ありがとうございます!」
「んじゃ、まぁ好きな時に来てくれたらいいよ」
「はい!」
「じゃあな、ゆっくりしていけよ」
宴会が始ってから1時間程経過したが皆は飽きずにガヤガヤしている。
それもその筈、また大量すぎる料理を作ってしまったから全然減っていない。
そんな中、隼は縁側で一人座っていた。
「…幸せそうだね」
「はーやと!」
といきなり裏からカグツチに抱きつかれる。
「うおっ、カグツチか。どうした?」
するとカグツチは何も言わずに押し倒してきた。
そして馬乗り状態になる
「ちょ、何してんの?こんなん見られたら無事じゃ済まんって」
「後でかまってくれるって言ったよね?」
後でかまうってそういう意味ちゃう!ちゃうよ!
「…隼やっぱり温かい」
な、何い言ってるのこの子はっ?!
そして段々カグツチの顔が近くなってくる。
「今、隼ドキドキしてるでしょ」
そう言われ頬を赤らめてしまう。
しばらくその状態が続いてついに…
キスをされた。
「…!んん」
パシャッ。
突然、カメラのシャッター音が鳴り響いた。
「これは幻想郷の民歓喜のネタですね、失礼します!」
そして、このことは後日、文々。新聞で晒されたという…。
隼くんの構ってあげる←はフラグです^^
こういう展開マジうまうまですわww
フラグ回収率98%を誇るだけはあるな…(`・ω・´)キリッ
次回から日常編にまた入りますがちょっとやってみたかった話があるので次はそれを書こうと思います。
では次回もみてください!感想待ってます