東方剣刃録   作:たっぽん1000

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どうも、遊戯王についてまた学び始めた私です。
遊戯王って案外知らないこと多いんだよね^^;ルールミスとか多発するし自分w
ディフォーマーとか使っといてサイコロの使いどころ忘れるって異常だよねww

そんな話はどうでもいい!また日常編だよ~
では、ゆっくりみていってね!


第38話 「いや、知らん」

「はぁっ!」

 

「おっと?」

 

刀をギリギリの所で受け流しその勢いのまま相手の首に短刀をつきつける。

 

 

「はい、今日も妖夢の負けー」

 

霊夢がそう言う。

 

今は妖夢と隼で剣1本で組み手をしていた。

 

「んー…悔しいです。でも最後、短刀で流されるとは思いませんでした」

 

「いやぁ妖夢もかなり腕上がってるよ?正直、相手するのはしんどいし…」

 

「剣使っておいて短刀に負けるのは悔しいです…」

 

妖夢はかなり悔しがっている。

カグツチ使うのはアレだし、零式は論外だし何使おうかと考えたら

霊力を込めずに作った慈悲の剣を短くしたものしか思いつかなかった。

 

「あー疲れた。まぁゆっくりでいいから剣道も頑張れば?剣1本での組み手はもうパス」

 

隼はそう言って、縁側に座り込む。

 

「練習してまた隼さんに挑みたいと思います」

 

妖夢は一礼する。

 

「あ、あと。この前折っちゃった刀は直しとくから安心して」

 

「分かりました。お願いします」

 

「はいはい、任せとけ」

 

妖夢はそのまま去っていった。

 

「はぁ。隼が直す訳でもないのに」

 

「いやいや流石に自分で壊したものくらい自分で直すよ」

 

「彼頼らずしてそんな刀直せるとは思わないんだけど?」

 

霊夢は呆れたように隼をみてくる。

 

「んー自分で直せるとか言ったら驚くかと思ったのに、つまんないなー」

 

「うるさいわね、隼にそんな技術あったら驚くどころの話じゃないわよ?」

 

「じゃあ俺もそういうの専門で生きていけばいいかな?」

 

「隼には他の仕事があるでしょ」

 

「そうでした」

 

納得したような声でそう言った。

 

「その刀はさっさと持って行きなさい」

 

「いや丁度明日里に行く用事あるしその時にしようかな?」

 

「そう」

 

「…結局暇になるんだなよなぁ魔理沙とか来ないのかなー」

 

「魔理沙来たら来たで面倒なんだけど…私にとっては」

 

霊夢はつい嫌そうな顔をしている。

 

「久々に弾幕ごっことかしたいなって思ってさ」

 

「なら私がいるじゃない」

 

「ん?やってくれんの?いっつも面倒そうにしてるのに?」

 

「…それは気分が乗らないだけ。今日こそ勝つんだから」

 

「あっそ。じゃあ俺もいいもん見せてやる」

 

最近の決まりごと的なのは、暇になったら弾幕ごっこ。

疲れるけど暇つぶしには最適。だけど隼に負けなし

 

 

「先手必勝よ!神技『八方鬼縛陣』!」

 

霊夢は始まった早々にスペルカードを発動してきた。

それもかなり密度の濃いもので、当然避けづらい

 

「…くっそ。いきなりかよ。剣技『慈悲の剣』!」

 

隼は左手に蒼き輝く大剣を持つ。

 

「更に!神技『狐黒・不滅ノ霊(こくろ・ふめつのりょう)』!」

 

持っている慈悲の剣が3又に分かれ、更に大量の霊力が溢れてくる。

隼はそれで薙ぎ払い、弾幕を全て消し去る。

 

「いっつも刀の能力に頼ってばっかだと思うなよ?」

 

「…やってくれるわね!」

 

霊夢はやる気だが、いきなり霊力の消費が多いものを使ったので

多少だが息が整っている様子はない。

 

「来ないのか?なら俺から行くぞ!幻影『影の2刀流』」

 

慈悲の剣をもう1本作りだし、2刀流になる。

 

「そんな大きい剣持ってたら動きが鈍くなるわよ!神霊『夢想封印 瞬』!」

 

目で捉えきれなくなる程の速度で移動し弾幕を放ってくる。

 

「関係ないね!影技『幻の世界』」

 

一瞬辺りが暗闇に包まれる。

霊夢の視界が明るくなった頃には隼は元いた場所にはいない。

 

「毎回、毎回。卑怯なのよ!」

 

霊夢は何処にいるか分からない隼に向って叫ぶ。

 

「神技『神剣一閃』」

 

そう隼が言うと、何故か霊夢を囲うように弾幕が飛んでくる。

 

「…ッ!でも当たらないわよ!」

 

霊夢は弾幕を避けていく。

 

「やっと姿見せたわね。次は私の番よ!散霊『夢想封印 寂』!!」

 

「霊力なくなんじゃねえの?そんな使っていいのかよ!」

 

隼はそう言いつつ、避けていく。

 

「うるさいわね、次で決めるわよ!神技『八方龍殺陣』!!」

 

「また似たようなやつを…!まぁ俺の勝ちかな?」

 

隼がそう言うと霊夢の背後に1本のレーザーが迫り当たった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…実物の方手放してたとか気付かないわよ」

 

「まぁもっと周り見ろって、観察眼だ観察眼」

 

「何ソレ」

 

霊夢は不貞腐れたように言う。

 

「まぁ視野を広げればいいだけ」

 

「だからどうやってやるのよ!!!」

 

「いや、知らん」

 

博麗神社に住むものの日常は安定した平和さだった。

 




最近、コラボっていいなーと思う。
でも私が他の投稿者様の主人公を扱うと壊れると思うから申し出なんかに言ったりはしない
応募とかしてたら積極的に絡みますけどねw
まぁ理由としては他の投稿者様がうちの主人公を扱ったらどうなるかを2828しながら眺めたいからです。←本音(ワラ

では次回もいつになるか分かりませんが見てくれるなら嬉しいなと思ってる。アデュー(イケボ

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