そんなことはさておき!UAが8000を越えました!!嬉しい限りでございます!(^-^)
てかゆゆゆいつの間にか終盤ですな( ̄▽ ̄;)
「なんて数だ…………」
樹海化した空を覆い尽くす生物を見てそんな言葉が漏れる。スマホの画面を見ても正確な数は全くわからない。
(いったい何があったんだ…?)
「洸輔くん…東郷さんの所へ行こう」
「ああ、今はそれが最優先だね」
他の勇者部のメンバーとは離れているため、二人だけで美森がいる壁の方へと僕達は跳躍する。
壁の方まで近づいていくと、まるで抉られるかのように壁に風穴が空いていた。
(まさか………美森……)
嫌な予感がしながらも美森がいる場所にたどり着いた。
「東郷さん!!」
「美森!!」
「友奈ちゃん……洸輔くん……」
僕達の声に横顔だけをこちらに向けてくる。美森の前にある抉られた壁からは白い生物がどんどん涌き出ていた。
「東郷さん……まさか…これ…」
「壁を壊したのは私よ…友奈ちゃん…」
「なんで…こんな…」
「もうみんなを傷つけさせないためよ…洸輔くん…」
「東郷……あんた…自分が何をしたかわかってるの…?」
美森の言葉に対して呆然としているといつの間にか来ていた夏凛が美森に対して刀を向けながら立つ。
「……私は…やらなくちゃならないの…みんなのためにも!!」
「!?…待ちなさい!!」
「待って東郷さん!…洸輔くん!」
「ああ!」
二人を追いかけ跳躍すると、突然周りの景色が変化する。
「……なによ……これ…」
「……一体……何が……」
その景色を見て僕と夏凛は口々に呟いた。その世界は一面が赤い炎で覆われており、地獄を連想させた。
「これでわかったでしょ…?私たちが過ごしていた四国以外の世界はもう滅んでいる…そして延々と現れるバーテックスを私達勇者が止め続けなければならない…」
美森が指差した方向には先ほどの白い生物が大型バーテックスへと変化している所だった。
「だから決めたの…このまま果てのない苦しみを味わって大切な記憶も…大事だった友達のことも忘れてしまうくらいなら…この無限の苦しみからみんなを解放するために世界を滅ぼそうって…」
「東郷さん……」
「……………………」
「だから…」
涙を流しながら美森が僕達に銃を向けてくる。
「だから…邪魔はしないで…」
「……しないわけがないでしょ!」
「これしか…これしかないの…だから止めないで!」
「でも…あたしは大赦の勇者だから…」
「大赦は…あなたを道具として使ったのよ!?」
「と…東郷さん…」
「友奈!危ない!」
白いバーテックスがこちらに向かって突撃してくるのを短剣を投擲して防ぐ。
「っ…一旦引くわよ!友奈!」
「で…でも…東郷さんが…」
逃げた二人に対して完成したバーテックスは爆弾を放出していきその爆弾は二人に着弾した。
「二人とも!っ……!!」
気を失い落ちていく二人を助けるためその場から跳躍する。
しかしバーテックスから追撃として放たれた爆弾に二人を抱えていたため対応できなかった僕は直撃を受ける。
(……く……そ………みも……り…)
二人を守った結果ダメージを一身に受け僕は虚ろな意識のまま地面へと落ちていった。
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突然の樹海化…突然の敵…様々な疑問と恐怖に支配されアタシは動けなくなっていた。
(また……こうやって…)
みんなを巻き込んだ張本人であるアタシが怖じ気づいている。
「樹やみんなに……支えられてばっかりで…」
戦っている樹を見てアタシは前に言われた言葉を思い出す…。
『わたしはお姉ちゃんの隣に立ちたかった…だからこれからはお姉ちゃんの後ろを歩くんじゃなくて自分で歩いていきたい!』
(もう……とっくにアタシの前を歩いてるじゃないの…)
なら……そんな妹のためにアタシがすべきことは…
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動かなくなってしまったお姉ちゃんを守りながら戦っている。一体一体がそんなに強くないためなんとか踏みとどまっているが数が多い。
(めげてなんていられない!お姉ちゃんも今自分自身と戦ってるんだから!)
いつだってわたしの前を歩いて引っ張っていってくれたお姉ちゃん…ならお姉ちゃんが苦しんでいるときはわたしが守ろう。そう言い聞かせて自分の体を奮い立たせる。
(お姉ちゃんが復活するまで…わたしが守る!!)
しかし何体かのバーテックスの接近を許してしまい…口を大きく開けてわたしに襲いかかってきた。
(いつのまに……!?)
対応に遅れてしまったわたしはバーテックスによって体を噛み砕かれ…………なかった。
「アタシの妹に!手ぇ出してんじゃないわよ!!」
拳でバーテックスを吹き飛ばし、残りは大剣を使ってお姉ちゃんが倒してくれた。
嬉しさのあまりお姉ちゃんに飛び付く。
「おーよしよし…樹、大丈夫?…それと……ありがとね」
お姉ちゃんの言葉に笑顔で頷くと、いつものように笑顔で返してくれた。
「よし!アタシふっかーーーつ!!そいじゃ行くわよ!樹!!」
「!」
二人でスマホを使いみんなの位置を把握してから動き出した。
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「うおおお!!」
「はあああ!!」
変身できなくなってしまった友奈を夏凛と一緒に迫り来るバーテックスから守り抜く。
少し前に目を覚ました友奈は変身できなくなっていた…戦う意思を見せなければ勇者には変身できない…。その影響だろう…。
「友達に合格とか失格とかないっての…」
「でも……私は……」
夏凛が声を掛ける中、僕は涙を流し続ける友奈の頭に手を置きながら質問する。
「友奈…君は…どうしたい?」
「私は…助けたいよ!東郷さんを!もし世界がなくなってしまったら洸輔くんや東郷さん…みんなとも一緒にいられなくなる…」
「僕も同じ思いだよ。その思いがあるのなら今は無理でも…きっと友奈は立ち上がれるさ」
友奈の答えを聞き満足した僕は彼女に背を向ける。すると夏凛が横にきて僕と肩を並べる。
「洸輔くん…夏凛ちゃん…」
「友奈…アタシもう大赦の勇者として戦うのはやめるわ…」
「……」
「これからは勇者部の部員として…戦うわ。友奈の泣き顔もう見たくないから…」
そう言った夏凛は、樹海の上の方へと登っていき僕も彼女を追った。
壁のある方を見ると視界を埋め尽くすほどの白い化け物と大型バーテックスが見えた。
夏凛の方に目をやると、スマホを見ながら優しい笑顔で微笑んでいた。
「何見てんのよ…」
「ああ…ごめん。最初来た頃に比べていい笑顔するようになったなと思ってさ」
「余計なお世話よ。それより良いの…?友奈の近くにいてあげなくて…」
「あれだけの強い思いがあるのなら僕がいなくても…友奈は絶対に立ち上がれる。そう信じてるから」
「信頼してんのね…」
夏凛の言葉に静かに頷く。僕達の存在に気がついたのかバーテックスがこちらに向かってくる。
「ほんと……数だけは一丁前に多いわね」
「そうだね…でも二人でやれば大丈夫さ!」
そう言いながら、夏凛に対して拳を向ける。意味を理解したのか夏凛は自分の拳をコツンとぶつけた。
「ふふ…そうね。それじゃバーテックス全滅させてさっさと東郷探しましょ!」
「ああ!行こう夏凛!」
すると夏凛は自分に渇をいれるかのように、大声を張りあげた。
「さぁさぁ!遠からん者は音に聞けぇ!近くばよって目にも見よ!これが讃州中学二年…勇者部部員!三好夏凛の実力だぁぁぁ!!!」
夏凛に感化されて僕も声を張り上げる。
「同じく!讃州中学二年、勇者部部員!天草洸輔!!人間たちの底力が何たるかを!貴殿らはこの投擲と剣技によって知ることとなるだろう!!」
お互いにバーテックスに対し啖呵をきりおえると、夏凛と同時に戦場へと躍り出る。
(満開に対して…恐怖がないわけじゃないでもみんなを助けるためなら!)
先ほど友奈がくれた押し花を握りしめ……叫ぶ。
「「満開!!」」
夏凛と僕の声が重ると、樹海化した世界に二つの花が咲いた。
あともう少しでゆゆゆは終わりそうだなぁ…(今アニメでいうと11話くらいのところですなぁ…)
てか明日は我らがそのっちの誕生日ですよ!さぁみんなでお祝いだぁ!!
それではまた!!