天草洸輔は勇者である   作:こうが

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先にこっちが仕上がったので投稿しました!遅れてすいません!

本編は明日あげられると思います!

そしてartisanさん!高評価ありがとうございます!応援してくださっている皆さんの為にも、これからも頑張ります!

今回はあれの西暦版です!


番外編 甘い夢『THE・西暦』

「まさかだよね…?」

 

呆然と呟く。僕の目の前に映っているのはいつぞやに目にした見慣れない天井…その時点でなんとなく察せてきた。

 

(これは…もしや)

 

『あの時』と一緒なら、僕の横には多分誰かがいるはず。恐る恐る視線を左側へと流していくと…生まれたままの姿のひなたがいた。

 

(やっぱりか!?あれ?なんか…右側からも温もりを感じるのはなん…)

 

疑問に思いながら、反対側に視線を向けるとひなたと同様の状態で寝転がっている杏がいた。

 

(オーマイガー…てか欲張りすぎだって!?アホか!?アホなのか!?僕は!?)

 

あっちで見た夢だって十分欲張った内容だったのに…それを越えてくるとは、まったく…男ってのは大変だぜ!

 

でも、そりゃ見るよなぁ。だって西暦の皆も勇者部の子達に負けないくらいの美人揃いだし、こういう夢を見ちゃうのもしょうがないかもしれないんだけど…

 

(前回で懲りないんかい!!)

 

それだけは間抜けな自分に突っ込みをいれたかった。前に似た夢を見たとき…(現実で)苦労したなぁ…。

 

「そう、もう寝ればいいんだ…それで丸く収まる」

 

二人とも起きる気配がないため、同じ失敗を繰り返さないためにも早めに目を閉じようとする。しかし…

 

「…ふふ♪」

「ん…んん…」

「ひぃ!?」

 

突然二人に左右から抱きつかれる。同時に僕に対して彼女達の素肌と柔らかな膨らみが押し付けられて半分恐怖するかのような叫び声をあげた。

 

(ちょ、ちょっと待った!ひなたがその…メロンパンなのは一目瞭然だけど…杏もそ、それなりにあるんだが!?)

 

新たな発見に驚きを隠せない僕に二人は(理性に対しての)攻撃を緩めない。

 

「逃がしませんよ?洸輔くん」

「…もう離しません…私の王子様…」

「ちょ、二人とも……うぅ…」

 

二人の甘い囁きと吐息が僕の耳を侵食していく。このままではまずいと思考を切り替えようとするが、ちらほらと触れる彼女達の素肌にそれを妨害されてしまう。

 

(こ、これは…まずい…理性が…)

 

理性が削られていく中…追い討ちをかけるかのように二人が服に手をかけて…上着を脱がせると指を使い僕の上半身をくすぐる。その刺激に顔が歪む…それを見てひなたは心底楽しそうに呟いた。

 

「ふふふ…体がビクッてした時の洸輔くんの顔…可愛いですよ…ね、杏さん?」

「はい…ずっと見ていたいです…」

「…も、もう…やめ…て…」

「嫌です♪もっとぉその顔を…見せてください…ふぅ…はむ」

「あぁぁ…」

 

もう既に理性崩壊一歩手前にきている僕に杏がさらなる追い討ちをかけてきた。耳を湿った感触が支配していく…そんな杏の行動を見たひなたはこれまた楽しそうに微笑むと。もう片っ方の耳を口に含んだ。

 

「ふぁ…あぁぁ…」

「…可愛い…もっといじめたくなっちゃいます…」

「…だ、だめぇ……」

「ビクビクしながら…抵抗する洸輔くん…ああ…何かに目覚めてしまいそうです…」

 

顔が沸騰寸前くらいに…熱い。このままじゃ…あの時の二の舞になるのが目に見えている。

 

いくら夢だからといっても…そういう関係になっていない女の子達とそういうことするのはホント!まずいから!

 

「ひ、ひなた!杏!落ち着いて!考え直そうよ!?ね!?」

「…そんなに我慢しなくてもいいんですよ?だれも止めませんから…ほら…手を貸してください…」

「へ?…!?!?!?!?」

 

ひなたに無理やり手を捕まれ…引き寄せられた先には…とても温かく柔らかい感触が伝わっていた。瞬間…僕の思考能力は完璧に停止した。

 

「どうですか…洸輔くん?気持ちいいですか?」

「…あ…ぁぁ……」

「ふふ♪これからもっと気持ちいいことがまってますからね?」

「そうですよ?洸輔さん…三人でもっとすごいことしましょう?」

「ふ、二人とも…だめ…だめだからぁ…」

「さぁ…」

「洸輔さん…」

『三人でもっと気持ちよくなりましょう?』

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!って……よかった…夢だった…いや寧ろ夢じゃなきゃおかしいわ…あんなの…」

 

目が覚めて周りを見渡すと寮にある自分の部屋だとすぐに理解した。

 

「はぁ、まずいな。あんな夢を見てしまうとは……煩悩とは何とも恐ろしいも」

『おい(怒)』

「……え?」

 

両肩に重みを感じる。おかしい……この部屋には、僕以外誰もいないはず。なのに、両肩には手がのっかっている。

 

首がギギギと音をたてそうな動きで振り向くと、鬼の形相でこちらを睨み付けている若葉と球子がいた。(これは、恐らく死ぬやつである)

 

「…………えっと、なんで二人がここに?」

「中々教室に来なかったお前を心配したひなたの頼みで、起こしにきた」

「じゃあ、タマコサンハ?」

「いたずらしてやろうかなと思ってきた」

「そう、ですか。えっと、じゃ、じゃあ……学校に行く準備するから、その、ね?腕を離してくれると嬉し……あいたたたたた!?」

『なぁ?夢の中でひなた(杏)と何があったのか……詳しく聞かせてもらおうじゃないか?』

「ち、違うんだ!ぼ、僕はどっちかっていうと被害者で……い、いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

 

その後、二人によって注意(鉄拳制裁)され再起不能にされ、一日中ひなたと杏を前にするとキョドったりしたりを繰り返し、災難な日となったという。男の子の皆、気をつけよう!




僕も夢でいいから美少女に囲まれたい…(気持ち悪いからやめろ)

まぁそんなことはおいといて、次は本編で会いましょう!それでは、また!(感想まってまーす)
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