戦姫絶唱シンフォギアZX   作:鳴神 ソラ

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再び力を得た激槍は赤い英雄の話を聞く。


第2話:赤い英雄

翼「立花!?」

 

イレギュラーと戦っていた翼はギアを纏った響に驚いているとイレギュラーは脅威が増えたと判断したのか響にも光弾を放つ。

 

モデルX『バスターを使うんだ!』

 

響「分かった」

 

モデルXの指示に響は狙いを付けて光弾を撃ち抜いて行く。

 

そのままイレギュラーに攻撃するがバリアに阻まれる。

 

響「あのバリアが厄介だな」

 

モデルP「だが、どうやら出せる時間は限られてる様だ。そして攻撃を一点に集中すればあのバリアを敗れるだろう」

 

顔を顰める響にモデルPが推測する。

 

ならばと響は右手のバスターにエネルギーを収束させ…

 

響「はぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

チャージバスター!!

 

放たれた一撃はイレギュラーが張っていたバリアに炸裂すると当たった所から一気にひび割れをおこしていく。

 

モデルF「今だ!俺を使ってお熱いのブチかませ!」

 

響「わかった。フランマ~ウィ~ス~モデルF~ロックオ~ン」

 

次にモデルFを握って聖詠を歌うと再び光に包まれ、今度は青色から赤に変わり、両腕のが上下に穴が空いた大型のガントレットに変化したギアを纏っていた。

 

そして両腕を後ろに引くとガントレットの後ろ部分がパイルバンカーの要領で動いてエネルギーを収束させ…

 

響「喰らえ!!!」

 

グランドブレイク!!

 

接近して両腕をひび割れを起こしてる所へと叩き込み、ガントレットの穴から収束されたエネルギーが噴き出す。

 

パキーン!

 

それによりイレギュラーを守るバリアは崩壊し、好機と見た翼はアームドギアを投擲し、巨大化させた後にイレギュラーの脳天に向けて蹴り貫く。

 

天ノ逆鱗!!

 

貫かれたイレギュラーは暫く震えた後にその体を膨らませ…

 

バー―ーーーーン!!!!

 

ノイズの様に四散して消えて行く。

 

響「ふう…」

 

それを見届けた後に響は息を吐くと元の服装に戻り、そんな彼女の隣に翼が降り立つ。

 

翼「立花、援護感謝するが…」

 

響「まぁ、また纏える様になった。別のだけど」

 

戸惑う翼に響はそう返した後にライブメタル達を見てから未来へと駆け寄る。

 

響「怪我はない未来?」

 

未来「う、うん。大丈夫だよ」

 

そうか…と呟いてから翼はキャロルにも向く。

 

翼「すまないが私と共に来て貰えないだろうか?立花が使ったのに対して聞きたい」

 

キャロル「良いぞ。流石にこの場から逃げ出して指名手配なんてごめんこうむりたいからな」

 

肩を竦めてキャロルが言った後に車が来て、意識を失ってるマドウを含めて乗って向かう。

 

 

 

 

弦十郎「久しぶりだな響くん。あの時以来だね。未来くんも久しぶりだね」

 

響「…久しぶり」

 

未来「あ、あの時は本当にありがとうございます!響にこうして会えたので感謝してます!」

 

出迎えた弦十郎に響は短く返し、未来は頭を下げる。

 

キャロル「んで、お前がここの責任者か?」

 

弦十郎「ああ、俺は風鳴弦十郎。特異災害対策機動部二課の司令を務めている」

 

???「次に私が挨拶すれば良いか?」

 

確認するキャロルに弦十郎は自己紹介すると響達の後ろからした後に誰かが入って来る。

 

それはプラチナブロンドの髪をなびかせた女性でキャロルは珍しそうに声を漏らす。

 

キャロル「まさかあんたに会えるとはな、フィーネ」

 

女性→了子「久しぶりだなキャロル・ディーン・ハイム、あの赤い奴と一緒にいた時以来だな…後、私の事は櫻井了子と呼んで貰おうか。今はこっちが本名なのでな…」

 

翼「し、知り合いだったのですか桜井女史!?」

 

言われた事にふんと鼻で返して名乗る了子に翼は驚いて聞く。

 

了子「昔知り合った縁だ。それで見つかったみたいだな。ライブメタルを使うに相応しい奏者が」

 

キャロル「ああ、パパが望んでいた大切な人を守りたいと言う強い思いを秘めた女をな」

 

響「それで、ライブメタルって何?聖遺物っぽいけど、ガングニールとは違うよね」

 

そう言葉を交わす2人、特にキャロルに響はふよふよ浮かぶライブメタル達を見て聞く。

 

キャロル「そうだな…ライブメタルはパパが助けてくれたあいつに敬意の証として作り上げた聖遺物だ。まぁ、正確に言えば完全聖遺物だが、こいつ等は認めた奴以外じゃないと扱えない様にされているから聖遺物なんだよ」

 

翼「完全聖遺物なのに聖遺物と変わらないと言うのは凄いな……所で小日向、立花、なぜ笑いを堪えてるんだ?」

 

響「…あんた、気づいてないの?」

 

言われて周りを見ると話していたキャロルも含めて藤尭と友里も口を抑えていて、弦十郎も苦笑して鏡を見なさいと言われて鏡を見て…自分の髪がパイナップルの上部分の葉の様になっていた。

 

翼「ほわっ!?」

 

了子「前にも言った筈だぞ翼。私とすれ違ったら最期と思えって」

 

モデルF「ぶっはwあんたおもしれぇな!」

 

モデルL「く、ぷぷw似合ってるわよ翼ちゃん」

 

モデルA「し、しかも結構弄られてたみたいだねw」

 

驚く翼に了子はそう言い、ライブメタル達は爆笑している。

 

未来「そ、そう言えばあいつって言った人はどう言う人だったんですか?」

 

キャロル「ああ…そいつの名はゼロ…パパがいつも通り山に入ったら倒れていたのを発見して助けたんだ…ただ、そいつは人じゃなくて現在で言うロボットだったんだよ」

 

藤尭「ろ、ロボット!?」

 

2人の会話の合間にあったのに聞く未来へと答えたキャロルのに誰もが驚く。

 

キャロル「続けるぞ…パパは錬金術を扱う錬金術師で当時住んでた近くにあった深山にて採取される仙草とも呼ばれる薬草、アルニムを使った治療によって流行り病に苦しむ近くの村に住んでた村人たちを多く救うなど、人間の力で運命を打開しようと努力していた。そうやって自身の錬金術を人々の為に使ってきたが、その力を恐れた奴らに異端者としてオレの目の前で処刑されかけた…けど、あいつが、ゼロが助けてくれたんだ」

 

 

 

 

ズバッ!

 

キャロル「!?」

 

目の前で父親であるイザークが火で燃やされそうになりかけた時、赤い風が見えたと思ったらイザークを縛っていた縄や村人の持っていた松明を切り裂かれ、イザークは赤い風、ゼロに抱き抱えられていた。

 

イザーク「君は…」

 

キャロルの元へと辿り着いて取り出した光りの剣、ゼットセイバーで彼女の縄を斬った後にゼロは村人へと向く。

 

ゼロ「……なぜ、こいつを殺そうとした?オレと違ってお前達と変わらない人だ」

 

村人A「だ、だけどその人は俺達と違って奇妙な力を使ってる!」

 

問いかけたゼロは返って来たのに表情も変えず続けて問う。

 

ゼロ「…俺は付き合いは一昨日からので短いが、お前達を脅かす存在ではないのを見ている範囲で認識してる。逆に助けられてる…そんな奴をなんで殺そうとする」

 

村人A「そ、それは…」

 

誰もが口ごもり、顔を伏せる中で集団の中にいた1人の男が叫ぶ。

 

男「騙されるな!そいつだって後々で俺達を殺そうとしてるかもしれないんだぞ!信じられるか!」

 

ゼロ「……誰だお前は?俺は昨日、キャロルに付いて行きこの村には来たが…お前の様な村人は見た覚えはないぞ」

 

騒ぎ立てる男に対してゼロが指摘するとそう言えばと村人たちはざわめき出す。

 

ゼロ「誰かは知らないが…そうやってイザークを悪者に仕立てて、自分はそれを教え、救ったとでもほざきたいのか?もしそうならとんだ間抜けだな…どうやらその様子だと口だけの出まかせしか用意してなかったようだな」

 

男「う、うるせ!このよそ者が!」

 

呆れる様に言ったゼロのに男は激昂して叫ぶとどこからともなく禍々しい剣を取り出して悲鳴を上げる村人達を退けてゼロへと襲い掛かる。

 

ズバッ!

 

そんな向かって来た男の剣をゼロは両断し、その勢いのまま左腕で男の腹を殴る。

 

男「かはっ!?」

 

ゼロ「確かに俺はよそ者だ。だが、同じ様な部外者に言われる辻合はない」

 

倒れ伏した男に向けてそう言う。

 

その間に村長と思われる老人がイザークに近づいて頭を下げる。

 

村長「すまないイザークさん。あんな誰とも知らん者の口車に乗ってしまうなんて…助けてくれていたあんたに対して申し訳ない…」

 

イザーク「いえ、誰にでも間違いはあります。早めに気づけて良かったと思うべきですよ」

 

謝罪する村長にイザークは優しく声をかけた後にゼロへと近寄る。

 

イザーク「ホントにありがとう。僕や村の皆さん、そしてキャロルを救ってくれて」

 

ゼロ「…俺は人を守るのが使命だからな…気にするなら助けてくれた事と記憶を覗いた事でチャラにしといてくれ」

 

礼を言うイザークにゼロはそう返し、行くぞと言って歩き、イザークもキャロルの手を握って家へと帰る。

 

 

 

 

キャロル「その後、パパは敬意の証として誰かを知る為にあいつや記憶を覗いた時に見た奴らを元に10個のライブメタルを作り出し、しばらくして俺はそれを持って長い旅をしたんだ。ゼロも途中で自分が帰る為の道を方法を探す為に同行し、最終的に見つかって別れたんだ」

 

未来「そうだったんだ…」

 

出されたコーヒーを飲んで一息つくキャロルに聞いていた未来や響はライブメタル達を見る。

 

了子「ああ、そう言えばあのマドウって娘の意識が戻ったぞ」

 

キャロル「そうなのか?んじゃあ聞きたい事があるんだよな…奴はあの生物をフォルスロイドって呼んでたから何か知ってそうだったから聞きたい事があるんだよな」

 

弦十郎「我々も観たイレギュラーの事をフォルスロイドと呼ぶ女の子か…確かに気になるな…了子くん。その子と話せるだろうか?」

 

思い出して言う了子にキャロルが思い出して言い、弦十郎が確認を取ると了子は首を横に振る。

 

了子「残念ながらそれの確認は永久に無理だ。どうやら名前以外記憶が亡くなったみたいでな…試しにイレギュラーの映像を見せたが全然記憶にないとの事だ」

 

キャロル「ホントかどうかオレにも確認させてくれないか?俺ならそう言うのは得意だからな」

 

良いだろうと了子に連れられて行くキャロルを見送ってから弦十郎は響と向き合う。

 

弦十郎「所で響くん。お願いがあるんだが…」

 

響「良いよ」

 

未来「まだ弦十郎さんは何も言ってないよ響!?」

 

そう前置きする弦十郎にあっさりと了承する響に未来はツッコミを入れる。

 

響「どうせ所属して一緒にノイズやさっき現れたイレギュラーみたいなのと戦ってほしいでしょ?前に色々と助けて貰ったし、それに未来とも再会させてくれたらからそれを返す的な意味で良いよ」

 

弦十郎「……前者は返して貰うのは我々ではないのだが…ありがとう。本当に感謝するよ響くん。そしてライブメタルの皆も宜しく頼む」

 

そう返す響に弦十郎は頭を下げる。

 

未来「響、無事に帰って来てね」

 

響「うん、大丈夫…未来を置いてはいかないからね」

 

心配そうに言う未来に響はそう返す。

 

こうして、再び響の運命は動き出したのであった。

 

 

 

 




銀八先生と蛇八先生の補足講座


銀八「3年B組!」

あとがきメンバー「銀八先生!蛇八先生!」

銀八「はいと言う訳で銀八先生と蛇八先生の補足講座だ」

蛇八「今回は何を補足するんだ?」

銀八「ズバリ、今回出た櫻井了子もといフィーネに関してだな。このフィーネは『現代に最初からフィーネのまま生まれた櫻井了子』をコンセプトにされてる」

蛇八「ああ、そう言えば二次創作で見てきた中だとフィーネは翼のシンフォギア稼働実験ので目覚めたが主だな」

銀八「この小説の舞台となっている翳り裂く閃光だと名前だけの登場だったからどうせだしフィーネの状態で出そうってなった訳だ」

蛇八「だが、本文を見ると性格が微妙に違わないか?」

銀八「ああ、そこもな。作者は見ていてフィーネってどうして創造主に妄執的に愛を向けていたかはそれ以外の愛を受けた事ないからではないかと考えてな…その結果、ふと見た愛マンガのキャラクター2人の元に生まれたにしたんだ…その結果、翼が夫側のキャラがやっていた弄りの対象になってたちっちゃくないよで有名な子の立場になったと言う」

蛇八「お、おおう;」

銀八「そんな訳で今回はここまで」

蛇八「次も気長に待っててくれ」


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