かつて切っ掛けとなった者達が自分の世界にもいる事を…
前回から5日経ち、イレギュラーの出現はなく、響は翼と共に現れたノイズの殲滅をしていた。
かつてと違い、ノイズの出現回数は減ってはいるが出て来るのに変わりない。
ただ、自力で飛べるのを得た響が先行出来るので翼が来るまで被害が出ない様になった。
なお、マドウについてはキャロルも見た結果本当に記憶を失っていて、しばらく話してから家に帰された。
そんなこんなあった後、響は未来と再会した事で通い始めたリディアンに向かっていた。
未来「大丈夫響?」
響「ん、特に強いのとか出てないから怪我は負ってないよ」
隣を歩きながら聞く未来に響はそう返す。
???「あ、響さんに未来さ~ん」
後ろからの声に2人は振り返ると1人の少女が笑顔で駆け寄ってきていた。
未来「あ、なずなちゃん。おはよう」
響「おはよう」
彼女は小鳥遊なずな、響たちの同級生である。
ただ、彼女は響たちよりも20cmも高いが…14歳である。
なぜ響たちと同じ学年かというと飛び級をしての事である。
飛び級の理由が上の兄を助けたいという事で頑張ったとの事…
未来「改めてなずなちゃんって…詐欺してるよね」
なずな「そうですか?」
自分の胸とか身長を見比べて少し落ち込む未来になずなは苦笑する。
胸も身長も自分より高いが2歳年下なのだから落ち込みたくなるのは仕方ないことである。
???2「あ、先輩たちおはようデース」
???3「おはようございます」
挨拶に3人は振り返ると金髪ショートカットの少女と黒髪ツインテールの少女がいた。
3人に話しかけてきたのは後輩である暁切歌と月読調で、2人とも響が編入すると同時に入学してきた。
切歌「なずな~またわかんない所があったから教えてほしいデス~」
なずな「も~切ちゃんも自分で分かる様にしようね」
抱き付いて来た切歌になずなは口では呆れた感じに言ってるが顔はまんざらでもない様で切歌の頭を撫でていた。
再度言っておこう…なずなは14歳である。
はたから見ると年上に見えるが年齢を見ると年下に勉強を教えてもらってるという事である。
だから切ちゃん…と調は何とも言えない顔で見ている。
なずな「そう言えばまた出たみたいだねファントムシスターズ」
響「ファントムシスターズね…」
再度歩き始めた中でそう切り出したなずなに響は興味なさげに呟く。
ファントムシスターズ、響がライブメタルを纏った翌日に出現した怪盗姉妹で、黒い噂のある企業からある物を盗み出したりしてそれにより悪いことをしていた者達が逮捕されてたりで騒がせている。
弦十郎から聞いた話によると盗まれているのは聖遺物との事だ。
なぜ弦十郎が語るかと言うと…ファントムシスターズが現れると同時にアウフヴァッヘン波形が確認されたので聖遺物を使っているのではないかで二課にいずれ依頼が来るかもしれないとの事だ。
切歌「ほんと凄いデスよねファントムシスターズ!鮮やかに悪事を暴いていくんデスから!」
調「切ちゃん。悪事が暴かれてるのは副産物でもあるからね」
興奮していう切歌に調は冷静に指摘する。
切歌「けど調、悪事を暴く義賊な感じでカッコイイと思うのデス!」
響「カッコイイとかそう言うのは置いといて…見た目はどういう人達なんだろうね…」
なずな「あ、確かにそうですね」
熱心に言う切歌のを聞きながらそういう響になずなも共感する。
しばらくして2人と分かれ、教室で知り合った創世、弓美、詩織と話をしながら放課後に二課まで足を運んだ。
☆
弦十郎「おお、響くん。丁度良かった。君にも話しておきたい事があったんだ」
指令室に入った響と未来に弦十郎はそう声をかける。
響「私に?」
了子「ああ、お前も関わっているらしいからな」
翼「話しながら私の髪を弄らないでください!」
キャロル「器用だよなホント…」
首を傾げる響にモミの木な感じに翼の髪を弄りながら了子が言い、キャロルが呆れながらどんなのなんだと弦十郎に話しを促す。
弦十郎「ああ…雪音クリスくんとマリア・カデンツァヴナ・イヴくんの事は覚えているね?」
響「そりゃあ忘れられないよ」
確認する弦十郎に響はそう返す。
雪音クリスとマリア・カデンツァヴナ・イヴ…
かつて別世界の未来と共に来た並行世界の装者達だ。
2人が来る事で並行世界の未来と出会い、今に繋がったから恩人に近い。
弦十郎「実は…この世界にも2人が存在する事が分かった」
響「そうなの?」
ああと弦十郎は頷いた後に藤尭が画面にあるものを展開する。
それはマリアとクリスのプロフィールであった。
弦十郎「了子くんのツテも使い、幅広く調べた結果、どちらともとある機関に所属していたので秘密にされていたみたいだ…しかも…」
響&未来「しかも?」
少し言葉を切る弦十郎に2人は首を傾げる。
弦十郎「どうやらこちらのクリスくんは…アイドルをしているそうだ」
響「………それはまた…」
そりゃあ秘匿にされるねと響は思った。
☆
翌日、響は未来と共に弦十郎から聞いたクリスの住居に来ていた。
響「………まさか、住居がファミリーレストランとは…」
未来「これは驚きだね;」
マンションなどを想像していただけにファミリーレストランというのが2人には驚きしかなかった。
ちなみに来た理由は自分の世界のクリスがどういう感じかを見に来たのだ。
未来は付き添いである。
目的のファミリーレストランだが、外観から見て二階建ての様だ。
モデルⅩ「響を救うきっかけになった子か…」
モデルA「ほんと見るのが楽しみだね」
響「見るのは良いけど黙っておいてね」
ひょこっと響の持つカバンから顔を出すモデルXとモデルAに響は注意し、いざ入ろうとし…
了子「む、お前たち、早速あいつに会いに行くつもりだったのか」
キャロル「よう」
了子とキャロルに翼が来た。
響「あ、3人とも」
未来「どうしてここに?」
キャロル「こいつの用事に暇つぶしでついて来た」
翼「私は無理やり連れてこられたんだ」
聞く未来にキャロルと翼はそう返す。
ちなみにキャロルは了子の自宅で住んでいる。
了子「キャロルが言った様に母から父の弁当を届けて欲しいと頼まれてな」
響「ここで働いてるの?」
聞いた響にああ…と了子は頷き…
了子「ここのコック兼代理店長をやっているからな」
ほれ、入るぞと了子に押されて一同は入る。
???「いらっしゃいませ…はっ!?」
出迎えた茶髪の女の子が了子を見ると怯えた顔をする。
女の子「い、いらっしゃい了子さん。よ、要件は?な、何?」
了子「久しぶりだな種島ぽぷら。ちなみにいるのは母から父にお弁当を届ける様に頼まれてだ」
翼「桜井女史、小さい女の子に何かしたんですか?」
少し怯え気味な種島と呼ばれた女の子に了子への怯え方に聞く。
ぽぷら「小っちゃくないよ!!!」
了子「言っとくが翼、こいつは身長が低いがお前と同年代だぞ」
翼「なんと!?」
キャロル「は?」
未来「翼さんと同年代!?この子、いやこの人が!?」
叫ぶ種島の後に補足する了子のに3人は驚き、響も少なからず驚く。
???「どうしたんですか先輩…って了子さん。また先輩を苛めたんですか?」
そこにメガネをかけた茶髪の青年が来て了子を見て呆れた感じに言う。
了子「違うぞ小鳥遊、私はまだ苛めてないぞ…今こいつを弄った以外は…」
翼「え、あ、ほあ!?」
青年へとそう言って隣にいた…何時の間にかパイナップルヘアーとなった翼を指して言い、翼も自分の髪が弄られていたのに気づいて叫ぶ。
青年→宗太「(ホント、了子さん…佐藤さんの血を受け継いでるな…)えっと、小鳥遊宗太と言います。皆さんは了子さんの連れで良いんですよね?」
響「ん、そんな感じ」
ぽぷら「ああ!?了子さんに弄られてる人!確か…か、か…かみなり翼さん!」
翼「風鳴です;」
挨拶して確認する宗太に響は頷いてから気づいたぽぷらのに髪を直しながら翼は訂正する。
未来「そう言えば…小鳥遊って小鳥が遊んでるの小鳥遊ですか?」
宗太「え、はい。そうですが…あれ?そう言えば君達…」
???「あ、響さんに未来さん」
気づいて聞く未来に宗太は呆気に取られた後に頷いてから思い出そうとすると聞き覚えのある声がした後に種島と同じ制服を着たなずなが来た。
その後ろでは同じ様に制服を着た切歌と調がいた。
未来「なずなちゃん。それに切歌ちゃんに調ちゃんも…」
なずな「ここでアルバイトしてるんですよ」
響「2人もそうなの?」
驚く未来になずなは答え、響が聞く。
切歌「そうデス!暮らさせて貰ってるのとお小遣い欲しい為にアルバイトしてるデス!」
調「上の階が住居スペースになってるんです…」
キャロル「ああ、あの窓はそういう事か」
元気よく言う切歌と調のにキャロルは納得する。
なずな「お兄ちゃん、この人達はなずなの同級生の立花響さんに小日向未来さんだよ」
宗太「ああ、やはりなずなが言ってた人達でしたか、家の妹が世話になっています。後…」
紹介するなずなに宗太は納得した後に頭を下げてから申し訳ない顔をして響に顔を向ける。
宗太「あの、不躾でごめんだけど、もしかして立花洸さんの娘さんかな?」
響「!?父さんの事を知ってるの?」
出て来た名前に響は驚いて聞く。
宗太「ええ…家の母の所で雑用係をやってるよ…そうだったのか…」
そんな響の反応に納得してると奥が騒がしくなる。
切歌「あ、始まるデスね」
未来「何が始まるの?」
宗太「ああ、実際に見てみるかい?」
言われるまま響達は案内されるとステージ台があった。
その前には複数の人がおり、誰もが待ち遠しそうにしていた。
未来「何が始まるんです?」
宗太「ああ、切歌ちゃん達と同じように上に住んでる子のライブですよ」
響「(ライブ…という事は…)」
聞く未来に答えた宗太のに響は聞いていた事を思い出して予測し…
???「またせたなお前ら…」
現れた人物にやっぱり…となる。
???「怪傑☆うたずきん!参上だぜ!バァーン☆」
赤ずきんをイメージした様なアイドル服を身に纏った雪音クリスは御機嫌にウィンクしてゆびでっぽうをする。
銀八先生と蛇八先生の補足講座
銀八「3年B組!」
あとがきメンバー「銀八先生!蛇八先生!」
銀八「はいと言う訳で銀八先生と蛇八先生の補足講座だ」
蛇八「今回は何を補足するんだ?」
銀八「ズバリ!working!キャラについてだ。この作品ではworkingキャラは原作より2年経過しているんだが…学生組がそうであってオトナ組は…櫻井了子の年齢の関係上、原作年齢よりも30も年齢が引き上げられてます。ちなみに老化はしてないので容姿は全然変わってません」
蛇八「それ、ストーリー的な意味でも無謀じゃないか、オリキャラでも良かったんじゃないか;」
銀八「仕方ないじゃん。そうしないと了子ので矛盾出来ちゃうし、性格把握の為に読み返しててなずなとかが絡んだら面白そうな感じで今に至ったし、んで彼女の年齢を調べたら34歳だったから出来る範囲のでも抑えた結果だぞ」
蛇八「それはそれで了子は4歳も若返ってるんだな;」
銀八「ちなみに、元々の年齢の時は学生組の変わりの面々が入ってるからな」
蛇八「そうなのか?」
銀八「おう、しかも学生組と血の繋がったオリキャラで年齢上は姉になる。見た目は以下のとおりだ」
種島:アニメ版武装神姫の天使型アーンヴァルMk.2のアン(過去は135cm→現在170cm)
伊波:蒼き鋼のアルペジオのヒュウガ
山田もとい田海(たうみ):ケロロ軍曹の東谷小雪
小鳥遊:お察しください
蛇八「おいまて、突っ込み所多いけど山田の後の田海ってなんだ?後は小鳥遊の部分はなんだ;」
銀八「ああ、原作だと姓の部分は全く明かされてなかったから急遽考えた奴、ちなみに海なのは種島と伊波で近いのという感じで海をチョイスした。小鳥遊は…ふつうに良い人材があったから」
蛇八「あれか、あれなのか;」
銀八「というわけでここまで、次回もよろしくな」
蛇八「(読者の感想が)不安過ぎる;」