戦姫絶唱シンフォギアZX   作:鳴神 ソラ

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月読調と暁切歌、2人は本来の歴史では装者だが、この世界では装者ではない。

イガリマとシュルシャガナの持ち主は誰なのか……


第5話:ツインブレイド

前回から数日経った日、トレーニングルームで響は1人立っていた。

 

???『では、まずはモデルMのでお願いします』

 

響「わかった」

 

部屋の外からの指示に響は頷いた後にモデルMを取り出す。

 

響「フェッロ~コルディ~ス~モデルM~ロックオ~ン~」

 

聖詠を歌い、モデルHの時よりも深緑のカラーリングとなったギアを纏った後に出て来た斧を掴む。

 

トレーニングルームの風景が仮想空間に変わって現れた的をみつえ、斧にエネルギーを収束し…

 

響「はっ!」

 

ベルセルクチャージ!!

 

振り上げてからの振り下ろしにより放たれたレーザーが的を貫く。

 

???『次はダブルロックオンをお願いします』

 

響「ん、クル~チ~ス~ヒ~ロ~モデルMX~ダブルロックオ~ン♪」

 

指示に一度変身を解いてモデルXと同時使用するとギアの形状は響も後に知る事になるがプレラーディと言う錬金術師が纏うファウストローブのインナースーツだけのに胸を包む様に鎧が装着され、腕と足にごついアーマーが装着され、肩に角付きのショルダーアーマーが装着される。

 

???『それでは先ほどと同じようにお願いします』

 

響「了解」

 

指示に響は再び斧にエネルギーを収束し…

 

ベルセルクブラスト!!

 

先ほどよりも巨大な光の放流が放たれる。

 

ズドーン!!!

 

それにより的を包み込んだ後に壁に直撃、爆風が起こる。

 

直撃した影響で揺れが起こり、見ていた誰もがその場にあるのに掴まって収まるのを待つ。

 

見ていた弦十郎はこれは凄まじいな…と呟いてから響に声をかける。

 

弦十郎『響くん。MX状態の時は建物や人気がない場所で使用するようにしてくれ;』

 

響「うん、流石に危なすぎ…」

 

???『そ、それでは次のに移ります;』

 

使用制限を設ける弦十郎に響も同意して次のに移る。

 

次々とダブルロックオンをしていくのを隣で見ていたキャロルは響に指示を出している女性に話しかける。

 

キャロル「どうだエルフナイン?何か異常があるか?」

 

???→エルフナイン「ううん。2つを使ってるのに負担は全然ない。完全に扱えてるね響ちゃんは……ただ、やはりモデルXをメインではない組み合わせは無理みたい。この前に別のライブメタルで試しにやってみて貰ったけど起動しなかったよ」

 

聞かれた事にエルフナインと呼ばれた女性は分析結果を見ながらそう返す。

 

エルフナインと呼ばれた女性はキャロルの助手で遠い場所で研究者兼冒険家をやっていたがキャロルに呼ばれて日本に来日したのだ。

 

ちなみに彼女はキャロルがまだ父の頃にいた時に自分の遺伝子を元に作り上げたホムンクルスでキャロル同様にスタイルが良い。

 

イザークは驚いた後にエルフナインも実の娘として扱い、可愛がってはキャロルがむむむとなったのは些細である。

 

 

 

閑話休題

 

 

 

返された事にそうか……とキャロルは様々なライブメタルを使う響を見る。

 

父の作りしライブメタルに選ばれ、そして2つのライブメタルを使用してもなんなく扱える少女……経歴を本人に許可を貰って見たが融合症例のガングニールの装者以外に特徴はない。

 

キャロル「(あいつには凄い資質が備わっているって事か…)」

 

 

 

 

それから2日後のワグナリアで…

 

切歌「~~~~♪」

 

未来「切歌ちゃん嬉しそうだね。何か良い事あったの?」

 

嬉しそうにテーブルを磨いている切歌に響と共に食べに来ていた未来は配膳してきた調に聞く。

 

調「はい。海外で活動してた私と切ちゃんのお姉ちゃん達が帰ってくるんですよ」

 

響「2人のお姉さん?」

 

未来「海外って事はそう言うお仕事に付いてるの?」

 

ええと嬉しそうに頷く調にそれだけお姉ちゃん達と仲が良いんだなと未来は思った。

 

響「どういう活動してるの?」

 

調「それは……」

 

~~~~♪

 

質問する響に調が答えようとして来店を知らせる音がし、調が向かう。

 

調「いらっしゃい……あ……」

 

挨拶しようとした調は来店した者達の顔を見て止まる。

 

来店したのは緑のジャケットにヘソ出しに見せパンの長い緑がかった黒髪をポニーテールに纏めた女性と緑色のワンピースドレスの腰まである金髪をなびかせた女性であった。

 

???「久しぶり、調」

 

???2「ただいまですわ♪」

 

調「……うん!」

 

微笑む2人と笑う調に響と未来はもしかして……と顔を見合わせる。

 

その間に調と女性達は話してて、金髪の女性が響達の方を指さしたのに調は困惑した様子になり、もう1人と話して頷いた後に連れ添って響達の所に来る。

 

調「えっと、すいません響さん、未来さん。お姉ちゃんたちが2人と、特に響さんと話したいと言う事で相席しても良いでしょうか?」

 

響「ん、良いよ」

 

確認する調に響は2人の胸にかけられてるのを見て頷く。

 

ただ、未来だけは反応は違っていた。

 

未来「えっ……もしかして……ツインブレイド……ですか?」

 

目をパチクリさせている未来に響は首を傾げてる中で黒髪の女性は苦笑し、金髪の女性はあらあらまあまあと口元を抑えて笑う。

 

 

 

 

テーブルを挟んで対面する響と緊張する未来を前に2人の女性は名乗る。

 

???→霧亜「初めまして、私は月読霧亜、調の姉で芸名では黒乃霧亜で通しているよ」

 

???2→詠「私は暁切歌の姉、暁詠と申します。私は名前だけで活動しております。宜しくお2人とも」

 

未来「は、はい!あ、私、小日向未来と言います!」

 

響「ん、立花響でこちらこそ。んで直球で聞くけど、2人とも装者?」

 

挨拶する2人に背筋を伸ばしながら自己紹介する未来の後に響がズバッと切り出す。

 

未来は慌てるが2人を見てやっと気づく。

 

2人の胸元に前に翼に見せて貰ったのと同じシンフォギアがあるのを…

 

霧亜「うん。響に接触したのはこれ関連でもあるんだ」

 

詠「後で目的の場所に行きましょうね」

 

真剣な顔で言う霧亜の後に詠が微笑んで言った所に切歌が飲み物を持って来る。

 

切歌「お待たせデ~ス」

 

詠「ありがとう切ちゃん。元気に働いててお姉ちゃん安心しましたわ」

 

良い子良い子と頭を撫でる詠に切歌はえへへと笑う。

 

響「仲が良いね」

 

詠「当然ですわ!切ちゃんと私の姉妹仲は凄く良いのですから!」

 

それを見て言う響に詠は胸を張る。

 

その際にたゆんと揺れる胸に未来は羨ましそうに見る。

 

 

 

 

弦十郎「おお、もう出会っていたのか響くんに未来くん」

 

しばらくして二課へ向かい、出迎えた弦十郎は響と未来を見てから霧亜と詠を見る。

 

弦十郎「初めましてだね。月読霧亜くんに暁詠くん。俺が特異災害対策機動部二課の司令、風鳴弦十郎だ」

 

霧亜「こちらこそ、F.I.S所属、月読霧亜です」

 

詠「同じくF.I.Sの暁詠、二課へ出向しに来ましたわ」

 

挨拶する弦十郎に霧亜と詠も挨拶する。

 

響「F.I.S?」

 

モデルX「二課と同じ感じなのかい?」

 

了子「違うな。F.I.Sは米国で発足された聖遺物研究機関で、取り扱う研究内容が聖遺物だけに性質上、非常に排他的で機密性が高く、秘密結社めいた側面が色濃いのが玉に傷の組織だ。私もお前がもう一度二課に来るまで米国に行き、一時的に出向していた。まぁ、そのお蔭で見れなかったモノがあるがな…」

 

つまんなさげにぼやく了子のに翼はまだ気にしてるんですか……と呆れる。

 

了子「だからお前の髪を弄りまくる」

 

翼「え、あ、また!」

 

詠「ぶふwそ、それはw」

 

その直後に髪を三角形に纏められたのに翼は驚き、詠は爆笑する。

 

弦十郎「それでナスターシャ教授は何時こちらに来る事になるかな?」

 

霧亜「3日後には予定を終えて助手の2人と一緒に来るそうです」

 

確認する弦十郎に霧亜はそう返す。

 

響「助手って?」

 

詠「それは……」

 

ビー!ビー!ビー!

 

質問に答えようとしたところアラームが鳴り響く。

 

慌てて藤尭が確認する。

 

藤尭「イレギュラー反応探知!数は1つ!」

 

友里「映像出します!」

 

その言葉と共にモニターに映像が映し出される

 

映し出されたのに詠と霧亜は目を見開いた後に飛び出す。

 

弦十郎「なっ!2人ともどこに!」

 

了子「決まってる。襲われてるのは……2人の妹だ」

 

そう言って映し出された映像でモグラのようなイレギュラーに追いかけられてる切歌と調を見る。

 

 

 

 

???「ちっ、また失敗か」

 

???2「フランマール・ザ・モルロイドもどきで、使った奴の記憶にある目的のを本能にして行動してる…」

 

イレギュラーを見て舌打ちする1人にもう1人が追いかけられている切歌と調を見て呟く。

 

???「確かなんだっけ?暁切歌と月読調を自分の物にするだっけか?」

 

???2「その通り」

 

不愉快そうに返すもう1人に感情を出してるのが珍しいのか1人は笑う。

 

???「まっ、もう用がねえし、行くぜ」

 

???2「ん」

 

駆け付けた響たちを見ながら2人は消える。

 

 

 

 

詠「大丈夫ですか切ちゃん!」

 

霧亜「調も大丈夫?」

 

切歌「お姉ちゃん!」

 

調「うん。大丈夫」

 

怪我はないかを聞く2人に調と切歌は頷く。

 

モデルLとロックオンして水色のギアを纏って立ち塞がった響に邪魔されたので怒る様に咆哮したイレギュラーは口から火炎弾を放つ。

 

それに響はハルバードを振るい、氷の龍を飛ばす。

 

氷龍!

 

火炎弾とぶつかりあった後に水煙が発生してお互いの視界を塞ぐ。

 

水煙が収まるとイレギュラーの姿がない。

 

どこにと辺りを見渡す響は足元からの振動に慌てて飛び退ると地面からイレギュラーが飛び出す。

 

振るわれた爪がギリギリ掠ったので響はふうと息を吐いてから反撃しようとハルバードで攻撃を仕掛けようとするが再び地面に潜られてしまう。

 

響「っう、めんどくさいなホント」

 

モデルL『流石に動きを止めないと一撃を叩き込めないわね』

 

ぼやきながら戦う響を見ていた霧亜と詠は頷きあった後に不安そうに見ていた調と切歌の頭を撫でる。

 

霧亜「ちょっと待っててね2人とも」

 

詠「響さんの手助けに参りますので」

 

切歌「え?」

 

調「どうやって?」

 

戸惑う2人に笑ってから霧亜と詠は胸元のシンフォギアを握りしめ……

 

霧亜「crimson~blade~shul~shagana~tron~」

 

詠「emerald~igalima~zangeki~tron~」

 

聖詠を歌い、光りに包まれる。

 

そして光が弾け飛ぶと2人の服が変わり、ギアを纏っていた。

 

モデルX「あれが霧亜と詠のシンフォギア!」

 

響「カッコいいじゃん」

 

(イメージBGM:Reincarnation(幻影異聞録♯FE)

 

自身の姉達の変身に調と切歌が驚いている間に霧亜と詠は歌いながらアームドギアを手に取る。

 

霧亜は後ろが三又となったピンク色の刃が光る薙刀、詠は緑色に輝く大剣を構えて襲い掛かろうとしていたイレギュラーへと斬りかかる。

 

斬りかかる2人にイレギュラーは慌てて地面を潜る。

 

詠「もう、潜るのは止めなさいですわ!!」

 

その言葉と共に大剣を地面に強く叩きつけると衝撃が迸る。

 

爆撃斬!

 

衝撃により爆発した様に噴き上がった地面からイレギュラーが飛び上がって来る。

 

それを見た響はモデルXを構える。

 

響「クル~チ~ス~ヒ~ロ~モデルLX~ダブルロックオ~ン♪」

 

直後に、本来詠が使ってるイガリマの使い手である切歌のギアの緑色の所を紺色に染めたギアを纏った姿となる。

 

響「凍れ!!」

 

咆哮と共に振るいしハルバードから先ほどよりも巨大な氷龍が飛び出す。

 

フリージングドラゴン!!

 

噛み付いた氷龍はイレギュラーをそのまま凍らせる。

 

霧亜「これで決める!」

 

続けざまに飛び上がった霧亜が持っていたアームドギアを巨大化させた後に縦一文字に両断する。

 

断罪ノアバランチスラッシュ!!

 

両断されたイレギュラーは他のと違って氷事消滅する。

 

響「お疲れ様~」

 

詠「お疲れですわ♪」

 

霧亜「調、切歌。もう大丈夫だよ」

 

労いの声をかける響に詠が返した後に霧亜が驚いていた2人へと声をかける。

 

切歌「お姉ちゃん達なんデスかさっきの変身ヒーローみたいなのは!?」

 

調「カッコよかった」

 

興奮する切歌と目を輝かせる調に霧亜は照れ臭そうに詠は微笑ましい笑みを浮かべる。

 

響「……ホント家族って良いな」

 

それを見て響はそう呟くのであった。

 

 




銀八「3年B組!」

あとがきメンバー「銀八先生!蛇八先生!」

銀八「はいと長らくお待たせしました。銀八先生と蛇八先生の補足講座だ」

蛇八「今回は何を補足するんだ?」

銀八「ズバリ!今回出た黒乃霧亜と詠のコンビについてだ。この2人を出して装者にした理由はIF世界だから切歌と調は装者にせず、オリジナルの姉2人を代わり装者にしたと言う事だ」

蛇八「ちなみにこの2人をチョイスした理由はなんだ?」

銀八「ズバリ、中の人が同じなのと髪の色が同じと言う事で選んだ。後は詠は苗字がないのと霧亜は苗字は芸名で通せるって言うのもあるな」

蛇八「成程な」

銀八「後、聖詠は適当です」

蛇八「それは要らない補足だな;」

銀八「そんな訳で今回はここまで」

蛇八「次も気長に待っててくれ」
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