まぁ、頑張るっす?
深雪「納得できません!!」
達也「まだ言っているのか…」
瞬「zzZ…」
明久「まぁまぁ、落ち着きなよ」
康太「……落ち着け」
第一高校の入学式の日、その入学式の会場となる講堂を前にして、言い争う1組の男女とそれを宥める2人の男子、居眠りする男子がいた。
女子生徒の胸には八枚の花弁をデザインした第一高校のエンブレム。男子生徒3人のブレザーには、それがない。
深雪「何故お兄様が2科生なのですか⁉︎それに明久や康太まで!瞬は……」
達也「俺は魔法師になる訳ではないんだ、2科生でも構わないだろう…明久と康太はバカなんだ。瞬は微妙だけどな。」
明久「むっ、僕は馬鹿じゃないぞ!」
康太「…心外」
瞬「ん〜?何の事話してんだ?」
達也「じゃあ、エイドスについて説明してみろ。」
明久「うぐっ。」
康太「…」
達也「⁉︎もう忘れたのか?入試前にもやっただろう!それに魔法の基本だぞ⁉︎」
瞬「あれ?俺は?」ボソっ
瞬は忘れられていたのであった。
達也「こういうわけだ…」
深雪「すみませんお兄様。」
達也「分かってくれればいいんだ。それにこいつらといれば楽しいからな、それじゃあ行ってきなさい。」
深雪「はいっ!」
講堂の方に行く深雪を見送ってから達也は3人の方を向いて…
達也「さて、残った時間はどうする?」
瞬「んーベンチとかで暇潰してれば良くね?」
康太「……トイレに行きたい。」
明久「瞬に賛成!」
と言って歩き出した4人が見つけたのは中庭にあるベンチだった。
瞬「んじゃ、ここにいるから康太行ってこいよ。」
康太「…感謝する」
そこで達也がおもむろに端末を出して読書をし始めたため瞬も寝ることにした。
キングクリムゾン!
「新入生ですね?開場の時間ですよ?」
という声で意識がはっきりてきた瞬には慌てる声が聞こえてくる。
達也「ありがとうございます。すぐにむかいます。」
明久「はっはい!わ…分かりました!」
康太「……ブフォっ」
瞬「………」ゴシゴシ
と言って会場に向かおうとするが…
真由美「あっ、申し遅れました。私は第一高校の生徒会長を務めております、七草真由美です。よろしくね」
(ナンバーズ…しかも七草か…)
達也「俺…いや、自分は司波達也です」
明久「僕は吉井明久です」
康太「……土屋康太」
瞬「俺は天水瞬、よろしくお願いします」ニコっ
真由美「っ///…えぇよろしくね。それにしても貴方達の事は先生達の間で噂で持ちきりよ?」
明久「え?そうなんですか?」
真由美「えぇ、司波君は入学試験、七教科平均、百点満点中96点、特に圧巻だったのは魔法理論と魔法工学。合格者の平均が70点に満たないのに両方とも小論文を含めて文句なしの満点。前代未聞ですって。それに吉井君と土屋君は実技1位2位3位を大きく引き離しての1位2位よ?すごいと思うわ?」
それに…と付け足して
真由美「天水君は中学では司波君を抜いての学年1位なのにテストも実技も合格ギリギリ。手を抜いたんじゃないか?って言われてたわよ。」
瞬「そうなんですか?ぼーっとしててよく覚えてませんし、こいつらといるのは楽しいですからね、じゃっ、俺らは行きますんで。」
と言って歩いて行った。
入学式は割愛しまーす( ̄▽ ̄)
柴田美月、千葉エリカとあってます。
エリカ「司波君達何組〜?」
エリカがワクワク感を隠せないで問い掛ける。
達也「E組だ」
瞬「俺もだ」
明久「あっ、僕も〜」
康太「……俺も」
と男子勢の答えに
エリカ「やった!同じクラスね」
美月「私も同じクラスです」
「あたしF組」
「あたしはG組だー」
と一喜一憂していた。
この学校は1クラス25人。こういうところは平等だが、開花を期待されていない2科生の所属クラスはE組〜H組と決まっており、大輪の花を期待されている1科生と同じクラスになることはないのだが…
エリカ「どうする?あたしらもホームルームへいってみる?」
エリカが達也に訪ねた。
ホームルームが必要なのは担任制度がなくなったための実技や実験の授業の都合だ。担任制度がないため、クラスメイトとの結びつきは強くなる傾向にあった。
しかし達也はエリカの誘いを断った。
達也「悪い、妹と待ち合わせているんだ。」
瞬「俺らも達也と一緒に帰るしね〜」
そんなこんな話していると声が掛かった。
深雪「お兄様、お待たせしました。」
と後ろから待ち人の声が掛かった。
予定されていた待ち人は、背後に予定外の同行者を伴っていた。
真由美「こんにちは、天水君。また会いましたね?」
瞬「え…えぇ、どうも」
こういうやり取りをしている間に達也の方もいろいろあったみたいだ。初対面の、エリカと深雪が打ち解けていた。
達也「深雪、生徒会の方は大丈夫なのか?」
真由美「大丈夫ですよ。今日は挨拶させていただいただけですから。私も深雪と呼んでいいかしら?」
深雪「あ、はい」
真由美「では、深雪さん今日はこれで、天水君もいずれゆっくりと」
会釈して立ち去る真由美。背後に続く男子生徒が振り返り、舌打ちの聞こえてきそうな表情で達也を睨んだ。
そして家に帰り康太と明久が部屋でゲームをしている頃、達也と瞬は…寝ていた。鍛錬をして疲れたのだろう、大の字になったままの達也と瞬にブランケットを掛けて深雪は部屋に戻って行った。
感想お願いします!いやぁ、原作依存いなっちゃいますねぇ…