9つの道はいつか重なって   作:まーけたー

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μ's「前回のラブライブ!」

ツカサ「『μ'sの世界』での高校生活と両立させながら、幾つもの世界を旅するオレが次に訪れたのは…」

早乙女リリエル『私達《護星天使》と一緒に…殿様を探してください!』

神楽坂ミナモ『一筆奏上!』

ツカサ「オレは彼女達と協力し、悪魔に操られていた殿様を取り戻す…!」

神楽坂レンヤ『俺とツカサが…この世界の運命を革命してやる!』

シンケンレッド『シンケンレッド、参る!』

ディケイド『オレとレンヤの力だ…殿様、背中頼むぞ!』

ツカサ「こうして『スーパー戦隊の世界』の異変は収まった…」

ツカサ「しかし、その直後にディエンドライバーを奪われて…!」


#4

ツカサ「思い返せば…色んな事があったな」

 

雪穂「いやいやいやいや!」

 

ツカサ「どうした?」

 

亜里沙「私達、そんな世界に行った覚え無いよ!?」

 

ツカサ「当たり前だろ…さっきのあらすじは、お前達と別れてからしばらく経った後に訪れた世界で起きた出来事だからな」

 

雪穂「だったら回想する意味無いじゃんか!!」

 

亜里沙「あれ…そういえば最後、ディエンドライバーが奪われたとかって言ってなかった?」

 

雪穂「そうだよ!何でそんな大事なことをサラッとあらすじ紹介なんかで済まそうとしちゃったの!?」

 

ツカサ「別に気にする程の事じゃない」

 

雪穂「気にするよ!!」

 

ツカサ「そうカッカするな…だったら次は、オレが『μ's』を呼び出してやる」

 

亜里沙「えっ…ツカサが召喚するの?」

 

ツカサ「今のオレにとっては簡単な事だからな…雪穂、そのディエンドライバーとカードを貸してみろ」

 

雪穂「う、うん…?」スッ

 

ツカサ「よし…じゃあ、召喚するぞ」

 

『ファイナルカメンライド…ミューズ!』

 

ツカサ「…ふっ!」バシュッ

 

μ's「…」

 

雪穂「…!」

 

穂乃果「!…おおっ、服がちゃんとオトノキの制服に戻ってる!」

 

亜里沙「お姉ちゃん!」ギュッ

 

絵里「亜里沙…ごめんなさいね、心配かけて」ナデナデ

 

雪穂「…ツカサ、ちょっと聞いていい?」ボソッ

 

ツカサ「何だ?」

 

雪穂「オトノキの制服を着てるみたいだけど…今、ここにいるお姉ちゃん達は三年前の『μ's』って事で良いの?」

 

ツカサ「いや、彼女達はオレのイメージから生み出されたライダーとしての記憶を持った状態の『μ's』…つまり思念体だ」

 

雪穂「…そう、大体分かったよ」

 

ツカサ「お前…本当に分かって言っているのか?」

 

雪穂「ツカサにだけは言われたくないんだけど!?」

 

穂乃果「ねぇねぇ!聞いたよ、二人とも…色々と困ってるんだって?」

 

雪穂「!…ま、まあ」

 

絵里「一体、何があったの?」

 

亜里沙「実は、私達…」

 

 

 

雪穂「…という訳なんです」

 

ことり「そうだったんだ…」

 

海未「まさか未来の雪穂と亜里沙も、かつての私達と同じような状況になっていたとは…」

 

亜里沙「だから、これからどう変われば良いんだろうって…悩んでるんです」

 

穂乃果「…変わらなくてもいいんじゃないかな?」

 

亜里沙「えっ、穂乃果さん…?」

 

雪穂「ちょっと!こっちは真剣に相談してるっていうのに…」

 

穂乃果「だからだよ?」

 

雪穂「…は?」

 

亜里沙「どうしてですか?」

 

穂乃果「だって…あの時、二人が私に教えてくれたでしょ?」

 

亜里沙「!…あの時?」

 

穂乃果「うんっ!だから…大丈夫だよ!!」

 

雪穂「大丈夫って、そんな無責任な…」

 

?「へぇ…驚いたわね、まさか『μ's』までいるなんて」

 

全員「!」クルッ

 

黒い戦士「…ウフフッ♡」

 

ツカサ「なっ…お前は!?」

 

亜里沙「どうして、あなたが…!」

 

黒い戦士「…動かないで」スチャ

 

ナツミ「…」

 

(黒い戦士は、意識を失ったままのナツミを捕まえ…右腕に装着した紫色のゲームパッドのような物をナツミに突き付けていた)

 

雪穂「ナツミ!?」

 

黒い戦士「余計な事をすれば、人質であるこの子の命は無いわ」

 

亜里沙「そんな…!」

 

黒い戦士「この子を解放する条件はたった一つ…あなた達二人のうち、どちらかのユメノチカラを私に差し出す事よ」

 

ゆきあり「!」

 

ツカサ「お前もユメノチカラを狙って…させるか!」ダッ

 

黒い戦士「…フフッ♡」スチャ

 

ナツミ「…」

 

亜里沙「ナツミ!」

 

ツカサ「!?」ピタッ

 

黒い戦士「言ったはずよ?…動けば、人質の命は無い」

 

ツカサ「ぐっ…」

 

黒い戦士「ウフフ…良い子ね?」

 

真姫「…本当にやるの?」ヒソヒソ

 

にこ「ここまで来て、何怖気ついてんのよ!」ヒソヒソ

 

黒い戦士「でも、またいつどこで私達の邪魔をしてくるか分からないし…ここはやっぱり、あなたの方からユメノチカラを貰っちゃおうかな?」スチャ

 

ツカサ「!」

 

雪穂「ツカサ!」

 

黒い戦士「…さようなら、ディ・ケ・イ・ド♡」

 

(彼女がツカサを攻撃しようとした…その時だった)

 

真姫「待って!」

 

黒い戦士「?」

 

真姫「…」

 

絵里「真姫…?」

 

真姫「一つだけ聞かせて…あなた、何者なの?」

 

黒い戦士「…そんなに知りたいの?」

 

真姫「ええ、だからこうして聞いてるんだけど」

 

黒い戦士「…私は神」

 

黒い戦士「またの名を…仮面ライダーゲンム」

 

亜里沙「ゲンム?」

 

ゲンム「そう、私は別世界に存在している財団の来たるべき壮大な計画を遂行させる為に動いているの…」

 

ツカサ「!」

 

真姫「…」

 

雪穂「計画?」

 

ゲンム「ええ、素敵でしょう?」

 

ゲンム「いずれはあなた達も…神である私の才能を讃える事になるでしょうね!」

 

全員「…」

 

ゲンム「フフフッ…アハハハハハハハハ!」

 

真姫「はぁ~…何それ、イミわかんない」

 

ゲンム「!…何ですって?」

 

穂乃果「ちょ、ちょっと真姫ちゃん…!?」

 

真姫「話が漠然としていて意味が分からないって言ってるの…あなた、そんなのでよく『私は神』だなんて言えるわね?」

 

ゲンム「!!…そう」

 

ゲンム「そこまで言うなら、予定変更ね…最初はあなたから消してあげる」スチャ

 

(ゲンムが狙いをツカサから真姫さんに変えて武器を向けたその時…真姫さんはある人の名前を叫んだ)

 

真姫「…にこちゃん!」

 

にこ「くらいなさい…ラブにこアターック!!」ドカッ!

 

(にこさんは一瞬の隙を見せたゲンムに向かって、お尻から体当たりをしていった)

 

ゲンム「ウッ!?」ヨロッ

 

ツカサ「今だ…はっ!」ドンッ!

 

(にこさんのヒップアタックでゲンムがふらついたのを見たツカサはゲンムを思い切り突き飛ばした)

 

ゲンム「グハッ…!」ガッシャーン!

 

(ゲンムが倒れて動けない間に…ツカサは解放されたナツミの身体を担いだ)

 

ツカサ「よし…お前ら、急いでこの写真館から出るぞ!」

 

亜里沙「う、うん!」

 

雪穂「分かった!」

 

(私達と『μ's』は…急いで、ナツミを担いだツカサと一緒に写真館の外へと逃げ出した)

 

ゲンム「…ゆ…せない」

 

ゲンム「許せない…許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せないッ!」

 

ゲンム「私を馬鹿にした、あの子だけは…絶対にッ!!」

 

 

 

謎の少女B「あれ~…?」キョロキョロ

 

謎の少女A「どうしたのー?」

 

謎の少女B「さっきの白いコウモリの子、どこに行ったか知らない?」

 

謎の少女A「…ふぇっ?」

 

謎の少女B「さっきまでこの机の上にいたはずなんだけど…逃げられちゃったのかなー?」

 

謎の少女A「…」

 

謎の少女B「あれ、どうしちゃったの…お~い?」フリフリ

 

謎の少女A「!」ガタッ

 

謎の少女B「うわっ!?」

 

謎の少女A「私、ちょっと様子見に行ってくる!」ダダッ

 

謎の少女B「え…あっ、ちょっと!?」

 

 

 

(逃げ出した私達は…根府川駅から少し離れた海岸へとやってきた)

 

ゆきあり「はぁはぁ…」

 

ことり「みんな、大丈夫?」

 

花陽「な、何とか…」

 

穂乃果「それにしてもビックリしちゃったよ~!」

 

海未「私も驚きました…まさか、真姫があんな事を言い出すなんて」

 

真姫「にこちゃんにやれって言われたから仕方なくね…まあ、あんなに上手く引っ掛かるとは思わなかったけど」

 

凛「にこちゃんの体当たりもスゴかったニャ!」

 

にこ「ふふん…どうよ、このにこにーの見事な作戦!」

 

絵里「さすがにこね!」

 

亜里沙「でも、写真館の場所がバレちゃったね…」

 

雪穂「うん…これからどうしようか、ツカサ?」

 

ツカサ「そうだな…!」

 

(その時、私達のすぐ近くにオーロラが出現し…そこから四体の怪人が現れた)

 

イカデビル「イ~カ~デ~ビ~ル~!」

 

ガラガランダ「ガラガランダ~!」

 

サイ怪人「グオォォォ…!」

 

シュバリアン「俺はクライシス最強の戦士…怪魔ロボット・シュバリアン!」

 

亜里沙「!…あれって」

 

雪穂「まさか、スーパーショッカーの怪人!?」

 

ツカサ「くっ…奴らにもオレ達の居場所がバレてしまったみたいだな」

 

???「気付かなかったようだな…ディケイド」

 

ツカサ「!」クルッ

 

(振り向くと、私達の後方には…杖を持った金色の顔の男の人と蜂のような格好をした女の人がいた)

 

ジャーク将軍「…」

 

ツカサ「ジャーク将軍、蜂女…どういう意味だ?」

 

蜂女「お前達が庇っているその女に、予め発信機を付けておいたのだ…お前達と会う前からな」

 

ナツミ「…」

 

雪穂「えっ、どこについてたの!?」

 

亜里沙「あれ…肩に何かついてるよ!」

 

ツカサ「!…おそらく、それが発信機だろうな」

 

絵里「困ったわね…何とかしてこの危険な状況を切り抜ける方法は無いかしら?」

 

穂乃果「そうだ!また私達が『仮面ライダー』に変身しちゃえば良いんじゃないかな?」

 

にこ「何言ってんのよ…私達はライダーに変身して戦った記憶を持ってるっていうだけで、ライダーには変身出来ないのよ!?」

 

穂乃果「あっ…そうだった!」

 

???「…さあ、大人しくユメノチカラと『世界を変える力を持つ物』とこちらに渡すのだ」

 

ツカサ「!」

 

スーパーアポロガイスト「フフフフフ…」

 

ツカサ「奴は…そうか、ファンガイアの力を得て強化したのか」

 

シャドームーン「…フン」

 

十面鬼「…」

 

Cディエンド「グオォォォ…」

 

G電王『裁判は必要ない…全員、この場で処刑だ』

 

(スーパーショッカーの大幹部や怪人達に囲まれてしまった私達は…じりじりと波打ち際の方まで後退していた)

 

ツカサ「全く、仕方ないな…こうなったら」スッ

 

G電王『フッ!』バシュッ!

 

ツカサ「おわっ!?」

 

(変身しようとカードを取り出した途端、G電王に足元を撃たれたツカサは…すぐ後ろにいた私と亜里沙にぶつかった)

 

雪穂「うわぁっ!」

 

亜里沙「きゃっ!?」

 

穂乃果「!?…雪穂、亜里沙ちゃん、ツカサくん!」

 

雪穂「痛た…」

 

絵里「大丈夫!?」

 

亜里沙「う、うん…」

 

G電王『…逆らえば実力を行使する』

 

ツカサ「もうやってるだろ!」

 

にこ「?…ちょっと、今何か落としt」

 

『STAGE SELECT!』

 

全員「!?」

 

(次の瞬間、私達とスーパーショッカーは…いつの間にか採石場へと移動していた)

 

ツカサ「これは…!」

 

ジャーク将軍「何が起こった?」

 

?「…私が場所を変えたの」

 

ジャーク将軍「!」バッ

 

ゲンム「ウフフッ…♡」

 

蜂女「貴様は大神官ビシュム…裏切り者が何故ここに!?」

 

ゲンム「決まってるでしょう?あなた達みたいな野蛮な組織に…これ以上、私の計画を邪魔される訳にはいかないからよ」

 

十面鬼「何…だとォッ!?」

 

ゲンム「出番よ、皆…それっ♡」

 

(オーロラを出現させたゲンムは私達が見た事の無いロボットを召喚させた)

 

Xガーディアン「…」

 

全員「!?」

 

ゲンム「…じゃあ、そっちのあなた達はスーパーショッカーの妨害をお願いね?」

 

XガーディアンA「!」ダッ

 

(ゲンムがそう命じると…召喚されたXガーディアン達の約半分がスーパーショッカーの怪人達に挑んでいった)

 

蜂女「おのれ!」

 

ジャーク将軍「愚か者めが…!」

 

Sアポロガイスト「奴は私以上に迷惑な存在なのだ!」

 

シャドームーン「フン…!」

 

ツカサ「…よし、今のうちに」

 

ゲンム「逃がさないわよ?」

 

ツカサ「!」

 

ゲンム「フフフッ…さあ、行ってらっしゃい」

 

XガーディアンB「!」ダッ

 

(命令を受けた残りのXガーディアン達は…オレ達に襲いかかろうと走ってきた)

 

ツカサ「全く、仕方ないな…お前達だけでも先に行け」

 

亜里沙「ツカサ!」

 

雪穂「でも…!」

 

ツカサ「後で必ず追いつく…いいから夏ミカンを連れて逃げろ」

 

雪穂「な、夏ミカン?」

 

亜里沙「もしかして、ナツミの事…?」

 

ツカサ「他に誰がいる…早くしろ!」

 

ゆきあり「…分かった!」

 

ツカサ「お前達も…頼んだぞ?」

 

穂乃果「う、うんっ!」ダッ

 

ツカサ「…変身!」

 

『カメンライド…ディケイド!』

 

ディケイド「はっ!」ガッ!

 

XガーディアンB「…!」ドサッ

 

(ディケイドに変身したオレがXガーディアンを相手にしていると…ゲンムが雪穂達を追いかけていった)

 

ゲンム「お先に…ウフフッ♡」ダッ

 

ディケイド「おい、待て!」

 

XガーディアンC「!」ブンッ

 

ディケイド「ぐっ…!」サッ…ゴッ!

 

(オレは攻撃してきたXガーディアンの一体をカウンターで返り討ちにしたが…その間に別のXガーディアンが背後から襲いかかってきた)

 

XガーディアンD「…!」ダッ

 

ディケイド「!?…しまった!」

 

???「ちょっと待った!」

 

XガーディアンD「!?」ピタッ

 

ディケイド「?…今の声は」

 

『鋼のムーンサルト!ラビットタンク!!』

 

???「よっと…えいっ!」ガッ!

 

XガーディアンD「!」ドサッ

 

(Xガーディアンの一体を倒して現れたのは…赤と青、二色のカラーリングをした戦士だった)

 

『イエーイ!!』

 

ディケイド「アンタは…『ビルド』!」

 

ビルド「…」フフッ




~#5へ続く~
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