オメガ「…」
アルファ「…オメガ」
オメガ「…!」コクリ
(アマゾンアルファに促された緑のアマゾンオメガが無言で頷くと、二体のアマゾンは…ゆっくりと十面鬼がいる場所まで歩き出した)
ガラガランダ「させるか~!」ダッ
ディケイド「!…おい、待て」
ガラガランダ「?」
ディケイド「お前の相手は…」
ビルド「僕達だよ!」シャカシャカ
(持っていた武器を銃に変形させながら、水色のボトルを装填したビルドは…再び九色のエネルギーを纏わせた)
『Ready go!』
ガラガランダ「!?」
ビルド「さてと…『Aqours』ボトルの威力、試させてもらうね!」
『ボルテックブレイク!!』
ビルド「はぁっ!」ガガッ!
(ビルドは武器を縦に振り回すと…数字の『1』になるように、それぞれの色で輝く九発の銃弾を連射させた)
ガラガランダ「ガッ…ヌワァァァァッ!?」
(全ての銃弾を浴びたガラガランダは光り輝きながら…その身を爆発させた)
ビルド「…ふぅ」
十面鬼「貴様、よくも…そこをどけ!」ダッ
アルファ「…ふっ!」サッ…ガッ!
(アマゾンアルファは十面鬼の攻撃を避けると…素早い動きでカウンターを繰り出した)
十面鬼「ウッ…は、早い!」
オメガ「…!」バッ!
(それを見たアマゾンオメガは飛び上がると、バク転からのムーンサルトで華麗に十面鬼の背後に回り…)
十面鬼「!?」
アルファ「あなたの戦い方は…決して、悪くはありません」
オメガ「…っ!」ガブッ!
(首筋に噛みつき、十面鬼に更なるダメージを与えた)
十面鬼「グァッ!?」
アルファ「ただ、もし私達を狩ろうとしているのだとしたら…諦めた方が良いかもしれません」
十面鬼「何…だと?」
オメガ「…バカにしないで」ボソッ
十面鬼「!」
オメガ「この戦いは…遊びじゃない!」
『Violent Punish』
(ベルトの右側のグリップを捻り、腕のカッターをヒレのように大きくさせたアマゾンオメガは…)
オメガ「うあぁぁぁぁぁっ!!」ザシュッ!
十面鬼「なっ…グハァァァッ!?」
(腕のカッターを勢い良く振り下ろし、身体を真っ二つに裂かれた十面鬼はそのまま爆発四散した)
ビルド「終わったみたいだね…お疲れ様!」
アルファ「お疲れ様です」
オメガ「…ふんっ」プイッ
ディケイド「…」
(それから程なくして、召喚の効果が薄まっている二体のアマゾンは自分達の身体が消えかけている事に気付いた)
アルファ「!…どうやら、私達の出番はここまでみたいですね」スゥゥ…
ビルド「うん…そう、みたいだね」
ディケイド「…」
アルファ「では、機会があればまた…もちろんツカサさんも」
ディケイド「!…今、何て言った?」
オメガ「こんなに近くで喋ってるのにわざわざ聞き直すなんて…姉様、この人バカ?」
ディケイド「なっ…おい、誰がバカだ!」
オメガ「あなたしかいないでしょ?」
ディケイド「はぁ!?あのな…!」
オメガ「じゃあ姉様がさっき、どういう意味で言ったのかハッキリ分かるように言ってあげる!」ズイッ
ディケイド「な、何だよ…?」
オメガ「…生きて、ツカサ」スゥゥゥ…
ディケイド「!!」
アルファ「いつか、私達の我が儘を聞いてくれるその日を…楽しみにしていますから」スゥゥゥ…
(そう言いながら、少女の姿に変わった二体のアマゾンは…元の世界へと戻っていった)
ディケイド「…一つ、聞いても良いか?」
ビルド「何かな?」
ディケイド「お前…そのカード、一体どこで手に入れたんだ?」
(オレはビルドが『カメンライド アマゾンオメガ』と『カメンライド アマゾンアルファ』のカードを所持している理由を聞こうとした)
ビルド「…さあ、どこでだろうね?」
ディケイド「あくまで白を切るつもりか…まあ、答える気が無いならこれ以上は聞かないけどな」
ビルド「…」フフッ
?「た、大変よ~!」バサバサ
ディケイド「?…あいつは」
穂乃果「がい、む…?」
鎧武「ほぇ?」クルッ
(私達の方を振り返った鎧武は…お姉ちゃんを見て、何かに気付いた様子だった)
鎧武「あっ…あぁーっ!?」
穂乃果「わっ!?」ビクッ
鎧武「もしかして…もしかしてっ!」
穂乃果「えっ、何!?」
鎧武「『μ's』の高坂穂乃果さん…ですよね!?」
穂乃果「あ…は、はい」
鎧武「やっぱり…私、スクールアイドル『μ's』の大・大・大・大・大ファンなんです!」
穂乃果「えぇ~っ、そうなの!?」
鎧武「はい!」
雪穂「あ、あの…」
鎧武「ん?」
亜里沙「あなたも仮面ライダーなの?」
鎧武「うん、そうだよ!」
鎧武「『助けて』って言ったのはあなた達だよね?…って!?」
μ's「…?」
鎧武「あぁーっ!?」
μ's「!?」ビクッ
鎧武「『μ's』が、九人…全員揃ってる!」
鎧武「スゴい…奇跡だよ!!」
ことり「び、びっくりしちゃったぁ…」
海未「表情はよく分かりませんが…この喜びようを見ていると、どうやら私達のファンだというのは嘘じゃないみたいですね」
鎧武「あ…あの、もしこの戦いが終わったら握手してくれませんか!?」スッ
穂乃果「あはは…うん、良いよ?」
鎧武「やったぁ~!」
ジャーク将軍「フンッ!」ブンッ
穂乃果「あっ!?…危ない、後ろ!」
鎧武「!」クルッ
ガキンッ!
(背後から剣を振るってきたスーパーショッカーの大幹部の攻撃に気付いた鎧武は…櫛形切りのオレンジの形を模した刀でそれを受け止めた)
ジャーク将軍「ほう…貴様、このミドラー剣を受け止めたか」
鎧武「それだけじゃないよ?」
ジャーク将軍「何?」
(その直後、ベルトの左腰に装着されていた剣を取り出した鎧武は…鍔のような部分を大幹部に突きつけた)
鎧武「そりゃっ!」ガガッ!
ジャーク将軍「グッ!?」
(鎧武から至近距離で銃撃を受けた大幹部は…ふらつきながら後退した)
鎧武「ふふん、どーだっ!」
穂乃果「ほぇ~…スゴいね!」
鎧武「…穂乃果さん達『μ's』がいてくれたおかげですよ?」
穂乃果「えっ?…私達が?」
鎧武「はい…私は『μ's』の皆さんから大切なことを教えてもらいました」
鎧武「普通の子が精いっぱい輝くにはどうしたらいいのか…どうすれば穂乃果さんや『μ's』の皆さんみたいに輝けるのか」
ゆきあり「!」
穂乃果「そっか…それで、答えは見つかった?」
鎧武「…はい」
鎧武「私は、私の景色を見つけることにしました…仲間の『みんな』と一緒に!」
穂乃果「ふふっ…それなら、良かった」
鎧武「えへへ…!」
ゆきあり「…」
穂乃果「よ~し!それじゃ、その仲間の『みんな』のためにも…ファイトだよっ!!」
鎧武「はいっ!…あっ」
穂乃果「どうしたの?」
鎧武「実は私、その仲間の『みんな』を…」
ゲンム「そこまでよ」スチャ
全員「!」
(ゲンムは真姫さんを人質にして、鎧武を止めようとした)
穂乃果「真姫ちゃん!?」
ゲンム「邪魔をすれば…この子が消える事になるわよ?」
鎧武「…!」
ゲンム「まあ、あなたがやめたとしても…この子の大切なお友達が消滅する事になっちゃうけど」フフッ
にこ「…ううっ」スゥゥゥ…
真姫「っ…あなた、どこまで卑怯なの!?」
ゲンム「あなたが私の才能を馬鹿にしたからよ…さあ、どうするの?」
鎧武「…」
ゲンム「このままこの子を犠牲にして戦う?」
ゲンム「それとも降参して戦うのを…や・め・る?」
鎧武「…やめないよ」
ゲンム「!」
鎧武「やめるわけないじゃん…!」
鎧武「だって私達には…これからやらなくちゃいけないことがたくさんあるんだもん!!」
ゲンム「…何ですって?」
ジャーク将軍「ビシュムよ、お前の好きにはさせんぞ…イカデビル!」
イカデビル「!」
ジャーク将軍「ビシュムが人質にしているあの二人を、消せ…!」
イカデビル「ハッ…イ~カ~!」ダッ
亜里沙「みんな、見て!イカの怪人が真姫さんとにこさんの方に向かって行ってるよ!?」
シャドームーン「フン、こうなれば…この私が『命の灯火』を!」
Sアポロガイスト「抜け駆けは許さんぞ、シャドームーン…『ユメノチカラ』はこの私の物なのだ!」
サイ怪人「グゥゥ…!」
シュバリアン「フハハハ…」
Cディエンド「グオォォ…!」
雪穂「でも、他の大幹部や怪人達がこっちに…!」
鎧武「…大丈夫だよ」
穂乃果「へ?」
鎧武「だって、私には…一緒に戦ってくれる仲間の『みんな』がいるから!!」
…ビュゥゥゥゥゥ!!
絵里「!?…これって」
花陽「か、風?」
(すると突然、強い風が吹き荒れ…スーパーショッカーの動きを止めた)
シャドームーン「グッ…何だ、この風は!?」
ブゥゥゥン!ピロピロー!
シュバリアン「ウッ!?」フラッ
海未「な…何ですか、あの小さなおもちゃの車は!」
ガッ!ゴッ!
Cディエンド「グオォッ!?」グラッ
凛「あ、あっちはパーカーが空を飛んでるニャ!」
(その直後、どこかからミニカーや空を飛ぶパーカーが現れ…大幹部や怪人達を牽制する)
…キラッ
希「ん?…今、空で何か光ったような」
???「シャイニィィィィィィィィィッ!!」ゴォォォォ!
全員「!?」
ドーンッ!
(空から光る何かが勢い良く落下し…スーパーショッカーの大幹部達を勢い良く吹き飛ばした)
Sアポロガイスト「グハッ!?」ゴロゴロ
雪穂「ちょっと!今度は何が落ちてきたの!?」
亜里沙「ロケット…じゃない、もしかして人?」
ロケットの戦士「痛ったぁ…ほっ!」ムクッ
(落ちてきたのは…宇宙飛行士のような姿の白い戦士だった)
希「えっと…だ、大丈夫?」
ロケットの戦士「へっちゃらよ!着地には失敗しちゃったけどね…てへぺろっ!」
希「…着地?」
ロケットの戦士「ええ、実は私…宇宙から来たの!」
希「そっか…宇宙からなんて、スピリチュアルやね?」
ロケットの戦士「ふふふっ…あなたとは良いダチになれそうね!」
希「!…ダチ?」
ロケットの戦士「イエース!何故なら私は…全てのスクールアイドルと友達になるガールだからよ!」ドドンッ!
(白い戦士は胸を拳で二回叩くと、同じ手で力強く希さんの方を指した)
希「全てのスクールアイドルと友達か…ふふっ、面白そうやね?」
ロケットの戦士「じゃあ、早速…手を貸して!」
希「手?…うん」スッ
(白い戦士は希さんと二回握手をすると…上下に二回、拳を合わせた)
ロケットの戦士「オーケー…これが『友情のシルシ』よ!」
希「『友情のシルシ』か…良いやん!」
Sアポロガイスト「ッ…貴様、何者だ!」
ロケットの戦士「Oh!?自己紹介が遅れたわ…私は仮面ライダーフォーゼ!」
希「…フォーゼ」
フォーゼ「ダチを困らせているのはあなたね?」
Sアポロガイスト「だとしたら、何だというのだ!?」
フォーゼ「もちろん、ダチを泣かせるようなマネは…」
???「ぶっぶー!ですわ!!」
(フォーゼが話をしている途中でそんな大声を上げて割って入ってきた人物は…何故か、花陽さんと絵里さんの間にいた)
花陽「み、緑のライダー…?」
絵里「緑?…私の方からだと、黒のライダーのように見えるわ」
緑と黒の戦士「いえ…どちらも、ですわ」
(花陽さんと絵里さんの現れた戦士の姿は右半身が緑、左半身が黒の二色に分かれていた)
シャドームーン「貴様は、まさか…!」
緑と黒の戦士「あら…どうやら私達の事を知っているみたいですわね?」
緑と黒の戦士「そう…私達は仮面ライダー、ダブr」《ピギィィィィィッ!?》
花陽「ピャアッ!?」
緑と黒の戦士「…ちょっと、まだ私が喋ってる途中ですわよ?」
緑と黒の戦士《あっ…ごめんなさい、おねえちゃん》
緑と黒の戦士《でも、この人たち…よく見て!》
緑と黒の戦士「もう…何なんですの?」クルッ
絵里「…」ジーッ
緑と黒の戦士「ピギャァァァァァッ!?」
えりぱな「!?」ビクッ
緑と黒の戦士「ミミミミミ…『μ's』のエリーチカ!?」
緑と黒の戦士《花陽ちゃんも…それに穂乃果さんたちもいるぅ!?》
絵里「…もしかして、このライダーも」
花陽「私達のファン、なのかな…?」
シャドームーン「私を忘れるな!」ダッ
緑と黒の戦士《!?…おねえちゃん、後ろ!》
緑と黒の戦士「分かっていますわ…はっ!」ガッ!
(後ろから迫ってくる大幹部に気付いた緑と黒の戦士は…マフラーを靡かせながら、左脚で大幹部に強烈な回し蹴りを放った)
シャドームーン「ガハッ!?」ヨロッ
緑と黒の戦士「え、エリーチカ!」《は、花陽さんっ!》
えりぱな「?」
緑と黒の戦士「ここは私達が…」
緑と黒の戦士《がんばルビィ!》
花陽「!…う、うん」
絵里「ところで、あなたは…?」
緑と黒の戦士「私は…いえ、私達は」
緑と黒の戦士《二人で一人の、仮面ライダー…》
緑と黒の戦士「《Wです(わ)!》」
花陽「…二人で一人の」
絵里「W…ハラショー!」
シャドームーン「グッ…Wめ、前のようにはいかんぞ!」
W「は?あなた…何を言っているんですの?」
シャドームーン「何だと…覚えていないのか!?」
W「どういう訳かは存じませんが…今、私達はあなたが『μ's』の皆さんを泣かせようとしていた事だけはハッキリとこの目で見ましたわ」
W《あの人から『μ's』のみんなを守ろう…おねえちゃん!》
W「ええ…もちろんですわ!」
???「さーてと、それじゃ…そろそろ私も手伝っちゃおうかな?」
海未「?…はっ!?」ビクッ
(海未さんがふと横を見ると…そこには胸にタイヤをたすき掛けにした赤い車の戦士がいた)
タイヤの戦士「んー?」
海未「な、何なのですかあなたは!?」
タイヤの戦士「私?私は…仮面ライダードライブ」
ドライブ「アピールポイントは…実家のダイビングショップを手伝っているうちに鍛えられた泳力と筋肉、かな?」
海未「き、筋肉…?」
ドライブ「うん!試しに触ってみてよ…ほら、ちょっといい感じでしょ?」
海未「…で、では」コホン
ドライブ「…」
海未「!…これは」
ドライブ「どう?」
海未「…確かに、良く鍛えられていますね」
ドライブ「…!」フフッ
ドライブ「よ~し…それじゃあ、ハグしよっ!」ギュッ
海未「ええっ!?さ、流石にそれは…///」
ドライブ「ふふっ、良いから良いから!」
シュバリアン「貴様ら…さっきから一体、何をやっている!?」
ドライブ「何って…ハグだけど?」
シュバリアン「ハグだと…?ええい、スーパーショッカーをコケにするつもりか!」
ドライブ「いや、別にそんなつもりは…」
シュバリアン「黙れ…このスーパーショッカー最強の怪魔ロボットであるシュバリアンが、貴様を始末してやる!」
ドライブ「…あちゃ~、何だか怒らせちゃったみたいだね」
海未「私にはあなたが火に油を注いだようにしか見えなかったのですが…」
ドライブ「そうなの?…まあ、別にいっか」
ドライブ「どっちにしても、倒すべき敵だって事には…変わりないからね!」
Cディエンド「グゥ…」スッ
『アタックライド…ブラスト!』
(怪人が変身したディエンドがディエンドライバーにカードを装填し、凛さんを攻撃しようと狙っていた)
Cディエンド「ガァッ!」ガガッ!
凛「!」
ガキンッ!
(しかしその銃弾は…凛さんの前に現れたオレンジ色と黒のパーカーを羽織った戦士の大きな剣によって全て受け止められていた)
パーカーの戦士「…」
凛「ニャ…ニャニャ!?」
パーカーの戦士「ふぅ…」パサッ
(被っていたパーカーのフードを脱いだ、その戦士の顔は…まるで人魂のようだった)
凛「さっきまで、凛の前に誰もいなかったはずなのに…どうして?」
パーカーの戦士「…ずら?」クルッ
凛「ず、ずら?」
パーカーの戦士「!?…い、いえ」
凛「あなたは?」
パーカーの戦士「オラは…」
凛「…オラ?」
パーカーの戦士「はっ!?…ま、またオラって言っちゃったずら」シュン
凛「大丈夫だよ!凛だって…いつも『ニャ』って言ってるよ?」
パーカーの戦士「!…本当ずら?」
凛「うん、本当だよ…にゃんにゃんにゃーん!」
パーカーの戦士「ふふっ…ありがとうずら!」
凛「気にすることないよ!…ところで、あなたは?」
パーカーの戦士「あっ、えっと…オラは仮面ライダーゴースト!」
凛「えっ、あなた…幽霊なの?」
ゴースト「ずら」
凛「…ちょっとだけ、触ってみても良い?」
ゴースト「?…うん!」
…スカッ
(凛さんはゴーストに触れようとしたが…ゴーストの身体は霞のように凛さんの手を突き抜けてしまった)
凛「本当に幽霊なんだ…スッゴいニャ~!!」
ゴースト「えへへ…照れるずら」ポリポリ
Cディエンド「グォォォ…」
凛「!…そうだ、あの化け物が持ってる銃を取り返してもらっても良いかニャ?」
ゴースト「あの銃を?…良いよ、マルに任せるずら!」
ことり「…あれ?」ヒョイ
(ことりさんは地面に落ちていた赤い何かを拾った)
ことり「メダル?…でも、何で半分こに割れてるんだろう?」
???「ん~、どこ行っちゃったんだろ…?」キョロキョロ
ことり「?」クルッ
(ことりさんが後ろを向くと…そこには赤い頭に黄色い胴体、そして緑色の脚をした三色の戦士がいた)
三色の戦士「あっ!?ごめん…そのメダル、私の!」
ことり「こ…これ?」
三色の戦士「うん、スッゴく大切な物なんだ!」
ことり「そうだったんだ…はい!」スッ
三色の戦士「ありがとう!」
ことり「私も大切な物を無くすと、よく不安になっちゃう事があるから…気持ちがスゴく分かるんだ」
三色の戦士「そっか…ん?」クンクン
ことり「?」
三色の戦士「…その制服、可愛い!」
ことり「えっ…制服?」
三色の戦士「うん、私…制服には目がなくって」エヘヘ
ことり「本当?実は私も…」
三色の戦士「あなたも?…私達、色々と一緒だね!」
ことり「ふふっ、奇遇だね!」
三色の戦士「あはははっ…」
サイ怪人「ブオォォォォ…!」
三色の戦士「!…さてと、そろそろあの怪人をやっつけないとね」
ことり「あ…そういえば、あなたは?」
三色の戦士「私は仮面ライダー…オーズ!」
ことり「…オーズ」
オーズ「さあ…行くよ!」
ゲンム「ウフフッ、それじゃ…さ・よ・う・な・ら♡」
真姫「…!」
『GAME START!』
ゲンム「!?」バッ
真姫「今のは…?」
???「たぁーっ!」ドカッ!
『HIT!』
ゲンム「ウッ!?」ゴロゴロ
『HIT!』
バグスターC「…!」ドサッ
『GAME CLEAR!』
(ハンマーのような武器でゲンムを攻撃しながらウイルスの最後の一体を撃破し、真姫さんとにこさんを助けたのは…ゲンムとは色違いの姿をした戦士だった)
色違いの戦士「…」
真姫「あれは…色違いの、ゲンム?」
にこ「…?」
(さっきまで消滅が進んでいたはずのにこさんの身体は…いつの間にか止まっている様子だった)
イカデビル「今のうちに…」スススッ…
『コネクト…プリーズ!』
ガガッ!
イカデビル「ゲソーッ!?」ゴロゴロ
にこ「!…何なの今の、手品?」ムクリ
(銃のような武器でイカの怪人を攻撃して現れたのは…黒いロングコートを身に纏う赤い戦士だった)
ロングコートの戦士「…」
真姫「うぇえっ!?…にこちゃん、大丈夫なの?」
にこ「え、ええ…もう平気よ」
真姫「そう…無事で良かった」フフッ
色違いの戦士「二人とも、大丈夫?」
真姫「あっ…ありがとう、おかげで助かったわ」
にこ「ところでアンタ達は?」
色違いの戦士「…私は、仮面ライダーエグゼイド」
ロングコートの戦士「我が名は、天界より堕とされし指輪の魔法使い…仮面ライダーウィザード!」ギランッ
真姫「…エグゼイド?」
にこ「ウィザード…?」
エグゼイド「私はピアニストやゲーマーである傍ら…ドクターとして、皆の命を『ゲーム病』から救う為に戦っているの」
真姫「…皆の、命を?」
エグゼイド「ええ…だって命は、何よりも大切なかけがえのないものだもの!」
エグゼイド「私はそれを…音楽やゲームに、教えてもらったから」
真姫「!…奇遇ね、ゲームについてはあまり詳しくないけど私もピアノの経験者として同じ想いよ」
真姫「あと、医者の娘としても…ね」
エグゼイド「ふふっ…私達、気が合いそうね?」
真姫「そうかも」フフッ
にこ「ねぇ…アンタのそれ、もしかしてキャラ?」
ウィザード「!?」ギクッ
にこ「…図星みたいね」
ウィザード「キャ、キャラじゃないっ!」
にこ「アンタ…分かりやすいわね~」ニヤニヤ
ウィザード「うぅっ!?もう…ちーがーうー!」ジタバタ
ゲンム「あなた…どうして私の邪魔をするの!?」
エグゼイド「えっ?いやいやいや、待ってよ…元はと言えばあなた達が悪い事をしていたからでしょう!?」
ゲンム「うるさい!私の許可無く…この仮想世界に入る事は許さないっ!!」
エグゼイド「はぁ、やっぱりこうなっちゃうのね…」ハァ
イカデビル「貴様ら…俺様の事を忘れてなイカ~!」ダッ
にこ「また来てる…ちょっと、さっきの手品で早く何とかしなさいよ!」
ウィザード「手品じゃなくて、ま・ほ・う!」
ウィザード「見てなさい…こうなったら、あなたをリトルデーモンにして私が最後の希望にしてあげるんだからぁ!」
にこ「は、はぁ?…リトルデーモン?」
ウィザード「そうよ…あなたは、この堕天使の魔法によって救済されるの!」
にこ「…何言ってんの、アンタ?」
ウィザード「くっくっく…そうと決まれば儀式を始めるわよ、リトルデーモン?」
にこ「人の話を聞きなさいよ!…ってか、誰がリトルデーモンよ!」
真姫「良かったわね、にこちゃん…仲間が出来たみたいで」
にこ「どう見たらそうなるのよ!?」
雪穂「…えっと、あのライダー達が」
亜里沙「あなたの仲間?」
鎧武「うんっ!みんな、準備は良い?」
フォーゼ「オフコース!…あなた達とタイマン、張らせてもらいマース!!」
W《おねえちゃん!何だかゾクゾク…ううん、ワクワクするね?》
W「ええ…ハードボイルドに、決めてみせますわ!」
W「《さあ、あなた達の罪を…数えて!!》」
ドライブ「脳細胞もトップギアになってだいぶ良い感じだしね…ひとっ走り、付き合ってよ!!」
ゴースト「マル達の未来に繋げるために…命、燃やすずら!!」
オーズ「私達で皆の手を掴もう…全速前進、ヨーソロー!!」
ウィザード「堕天使ヨハネとリトルデーモン達の力、見せてあげる…さあ、ショータイムよ!!」
エグゼイド「行きましょう…ノーコンティニューで、クリアしてやるわ!!」
鎧武「ゼロからイチへ…イチから、その先へ!」
鎧武「今、全力で戦おう…ここからは私達のステージだぁっ!!」
~#7へ続く~