9つの道はいつか重なって   作:まーけたー

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~これまでの仮面ライダー×ラブライブ!は~

雪穂「ディケイド…!」

亜里沙「あなたの名前は『ツカサ』!」

ツカサ「ここは『龍騎の世界』って事だ」

龍騎「リンは…この戦いを終わらせる!」

リン「リンは一人で戦ってるんじゃない!」

ツカサ「オレ達は例え…弱くても、愚かでも、一人じゃない」

アビス「私がこの場で…死刑を申し渡す!」

龍騎「リンは…諦めない!」

ディケイド「オレとリンの力だ」

ツカサ「この衣装…リンに着てほしいって言ってる」

リン「ツカサくん!…ありがと、ね?」

リン(みんなに伝えてみたい…女の子ならきっと、誰でも可愛くなれるって)


~海未×剣の世界~
第8話『一人きりのエース』


(それは…昨日の事でした)

 

(私の母は…私にとあるものが入った桐の箱を渡してきました)

 

母「…」スッ

 

?「…」パカッ

 

(私が箱を開けると、中には大きなバックルのようなものが入っていました)

 

?「これは…まさか、再び?」

 

母「…」コクリ

 

?「…分かりました」

 

(私は小さい頃から…道場の跡取りとして育てられてきました)

 

(私自身も…もちろんそうなるつもりで、毎日の稽古に励んでいました)

 

(ですが…時々、迷う事がありました)

 

(本当に私はこのままで良いのか)

 

(親に用意されたこの道を進む事が…正しいのか、と)

 

(親に不満がある訳でも、生まれた環境に逆らいたい訳でもありません)

 

(それどころか私は…幸せに育ってきたこれまでが、とても大切で)

 

(そう思わせてくれたこの世界を、ずっと守っていきたいと…考えていました)

 

(そんな時…私はとある『お役目』を背負い戦う事になりました)

 

(『お役目』を背負った私はこの世界を守るために…懸命に戦っていました)

 

(そして…あの日、私の『お役目』は終わった)

 

(私はそう思っていました…ですが、戦いはまだ終わっていなかったようなのです)

 

?「それでも、私は…」

 

(あの日を迎えるまで共に戦ってくれたある人に…私は誓っていました)

 

(運命と戦い、そして…勝ってみせると)

 

ウミ「園田ウミ…いざ、参ります」

 

 

 

~世界の破壊者、ディケイド…9人の女神に出逢い、その瞳は何を見る?~

 

 

 

ツカサ(オレがキバーラを掴んで取り押さえていると…写真館の背景が違うものへと変化した)

 

ツカサ(背景は無数のカードが散らばっている中、一枚だけ表を向いたカードがある…というものだった)

 

ツカサ(表を向いたカードには赤いスペードの記号が背中に記された青いカブト虫のイラストが描かれていた)

 

ツカサ「…なるほど、な」パッ

 

キバーラ「プハッ!…もぉ~、いきなり何するのよ~!?」プンプン

 

雪穂「まあまあキバーラ…それで、この背景の何がなるほどなの?」

 

ツカサ「ここは…ブレイドの世界だ」スタスタ

 

ツカサ(オレはキッチンの冷蔵庫に向かい、一本の牛乳瓶を取り出し…それを一気に飲み干した)

 

ツカサ「ぷはっ…」

 

雪穂「ブレイドの…世界」

 

ツバサ「この背景に描かれたカードには…アンデッドが封印されているわ」

 

亜里沙「アンデッド…?」

 

ツバサ「アンデッド、それは決して倒すことのできない不死身の怪人」

 

ツバサ「また…生物の始祖とも言われているわ」

 

ツバサ「簡単に言えば遥か昔のご先祖ってとこね」

 

亜里沙「ご先祖様…」

 

雪穂「で…でも、ちょっと待ってください」

 

雪穂「仮にも…怪人、なんですよね?」

 

ツバサ「ええ」

 

雪穂「さっき、倒せないって言ってましたけど…」

 

ツバサ「そうよ…だから、カードに封印するの」

 

亜里沙「カードに…?」

 

雪穂「封印?」

 

ツバサ「アンデッドは一定のダメージを与えると…一時的に行動を停止するの」

 

ツバサ「その状態になれば、ラウズカードと呼ばれるカードにアンデッドを封印する事ができるわ」

 

ツバサ「それに…アンデッドを封印したカードをこの世界のライダーが使う事で、秘められた能力を発揮する事もできるの」

 

ツバサ「例えばあの背景のカードには…ヘラクレスオオカブトの祖と言われるビートルアンデッドの力が宿っているわ」

 

亜里沙「ヘラクレスオオカブトのご先祖様…」

 

雪穂「そうなんですね…それで、私達はこの世界で何を?」

 

ツバサ「そうね、まずは…このお宝を使って」

 

ツカサ(ツバサは何も封印されていない数枚のラウズカードをオレに、一台のタブレット端末を雪穂に渡した)

 

ツバサ「ブランクカードよ…そのラウズカードで、アンデッドを封印して」

 

ツカサ「…」

 

ツバサ「そしてそっちが…アンデッドサーチャーよ」

 

雪穂「サーチャー…ってことは、これでアンデッドを探せるってことですか?」

 

ツバサ「ええ、アンデッドが暴れたらすぐにそのタブレット端末の画面に表示されるわ」

 

亜里沙「でも、今は何も映ってないね…」

 

雪穂「ってことは…?」

 

ツカサ「アンデッドは今いないから、さっさとその端末を置いてローストチキンを早く食べることだな」フゥ

 

雪穂「…えっ?」

 

亜里沙「そうだね!腹が減っては…えっと、何だったっけ?」

 

ツカサ「戦はできぬ」

 

亜里沙「そう、それだよ!」

 

ツカサ「それに休眠も大事だ…もう遅い時間だからな、早く休んで明日に備えた方が良い」

 

雪穂「でも…それでいいの?」

 

ツバサ「…そうね、私も彼の意見には賛成だわ」

 

ツカサ(すると…ツバサはローストチキンを手に取り食べ始めた)

 

亜里沙「私も!」

 

ツカサ「…ほら、早くしないと全部なくなるぞ?」

 

雪穂「うぅ…もう、分かったよ!」

 

ツカサ(そう言って雪穂は亜里沙に続いてローストチキンを手に取り、食事を再開した)

 

ツカサ「…」フゥ

 

 

 

ウミ「やぁーっ!!」バチーン!

 

ウミ(私の朝は気合の入った剣道の稽古から始まります)

 

ウミ(まだ白々とした陽光も儚い早朝のこの時間…袴の紐を締めて、稽古をするのはとても気持ちの良いものです)

 

ウミ(ですが…私の朝はこれだけに留まりません)

 

『~♪』

 

ウミ(剣道で汗を流した後…私は日舞の稽古に励んでいました)

 

ウミ(流れてくる唄を聴きながら、無心に舞っていると…窓から入る陽射しが強くなってくるのを感じました)

 

ウミ(しかし…私の朝はまだ、これで終わりではありません)

 

ウミ「…」

 

ウミ(袴の紐を締めた私は、黒い胸当てをかけてから弓矢を持って射場に立ち…集中力を高めます)

 

ウミ(息をゆっくりと吐いた瞬間…周りの空気が静まり返り、無音になりました)

 

ウミ(私は弓を振り上げ、目の前にある白と黒の的に向かって矢を放ちました)

 

ウミ(結果は…四射皆中)

 

ウミ「…」フゥ

 

ウミ(こうして私は毎日…園田道場で剣道、日舞、弓道の稽古を欠かさず続けております)

 

ウミ(もちろん、道場の跡取りとしてでもありますが…不死の怪物であるアンデッドと戦う為に日々、こうして鍛練しています)

 

ウミ(気持ちの緩みは…身体の緩みに繋がりますから)

 

ウミ「…!」

 

ウミ(そんな時、私の携帯電話からアラームが鳴り響きました)

 

ウミ「アンデッド…本当にまた、解放されてしまったのですね」

 

ウミ(私は急いで、アンデッドが現れた現場へと向かいました)

 

 

 

ツカサ(アンデッドサーチャーの反応を確認したオレ達が駆けつけると…そこには一体のアンデッドが人々を襲っていた)

 

カプリコーンアンデッド「フォォォゥ!!」

 

亜里沙「いた!」

 

雪穂「あれがアンデッド…?」

 

ツカサ「ああ、あいつはカプリコーンアンデッドだ…」

 

亜里沙「カプリコーンってことは、ヤギのご先祖様なの?」

 

ツカサ「そういう事だ」

 

カプリコーンU「フォォォゥ!!」

 

亜里沙「…もしかしてヤギってみんな、あんななのかな?」

 

ツカサ「いや、おそらくアレは…奴が元々うるさいだけだろう」

 

亜里沙「そっか…」

 

雪穂「そういえばツカサ、その格好…何?」

 

ツカサ(オレはコックの姿になっていた)

 

ツカサ「…どうやら新しい世界に来て、外に出ると勝手にこうなってしまうらしい」

 

雪穂「どんな仕組みなの、それ…?」

 

ツカサ「さあな…とにかく、今回はどこかの料理人として役割を果たせって事だろうな」

 

カプリコーンU「フォォォォォゥ!!」

 

ツカサ「騒々しいな…とりあえずお前達は安全な場所に隠れてろ」

 

雪穂「分かった…行こう、亜里沙」ダッ

 

亜里沙「うん!」ダッ

 

ツカサ「…」フゥ

 

カプリコーンU「フンッ!」ビュン!

 

ツカサ(アンデッドはオレに向けてブーメランを投げた)

 

ツカサ「おっと」ヒョイ

 

カプリコーンU「!?」

 

ツカサ(オレは難なく身を翻し…そのブーメランをかわした)

 

カプリコーンU「俺の攻撃を避けるとは…何者だ、お前は?」

 

ツカサ「ただのしがないコックさ…今のところはな」

 

ツカサ(オレはバックルを装着し、一枚のカードを取り出した)

 

ツカサ「変身!」

 

『カメンライド…ディケイド!』

 

ディケイド「…」

 

カプリコーンU「ディケイド…だと!?」

 

ディケイド「知ってるなら話は早いな…さっそく新しい調理法、試させてもらうぜ」

 

ディケイド(オレは一枚のカードをライドブッカーから取り出した)

 

ディケイド「リン…借りるぞ」

 

『カメンライド…リュウキ!』

 

DCD龍騎(オレは龍騎にカメンライドした)

 

DCD龍騎「…っしゃ!」

 

カプリコーンU「姿が変わっただと!?」

 

『アタックライド…ソードベント!』

 

『アタックライド…ガードベント!』

 

DCD龍騎(更に二枚のカードをディケイドライバーに装填したオレは、空から降ってきたドラグセイバーとドラグシールドを装着した)

 

DCD龍騎「焼き加減は…レア?はっ!」ザシュッ!

 

DCD龍騎(オレはアンデッドを斬りつけていく)

 

カプリコーンU「グッ!」

 

DCD龍騎「ミディアム?はっ!」ズバッ!

 

カプリコーンU「グハッ…」

 

DCD龍騎「それとも…ウェルダン?」 

 

カプリコーンU「ふざけるな!」

 

DCD龍騎(アンデッドは角から炎を放出するがオレはそれをドラグシールドで防いだ)

 

DCD龍騎(その間にオレはライドブッカーから取り出した一枚のカードをディケイドライバーに装填する)

 

『ファイナルアタックライド…リ・リ・リ・リュウキ!』

 

DCD龍騎(すると…近くのビルの窓からドラグレッダーが現れ、アンデッドを突き飛ばす)

 

ドガッ!

 

カプリコーンU「ガアッ!?」

 

DCD龍騎「はぁっ…はっ!」

 

DCD龍騎(オレはドラグレッダーと共に空中へ飛び上がり…)

 

DCD龍騎「やあーっ!」

 

DCD龍騎(ドラグレッダーの炎に包まれながらキックを放った)

 

カプリコーンU「グワァァァァッ!」

 

DCD龍騎(ドラゴンライダーキックを受けたカプリコーンアンデッドは…吹き飛び、倒れた)

 

DCD龍騎(その瞬間…アンデッドのベルトのバックルが開いた)

 

ディケイド「…よし」

 

ディケイド(姿をディケイドに戻したオレは…ブランクカードをアンデッドに投げつけた)

 

ディケイド(アンデッドの身体に刺さったカードは…アンデッドそのものを吸収した後、オレのもとへと戻ってきた)

 

ディケイド「…スペードのQか、上級アンデッドだな」

 

ディケイド(すると…背後から少女の声が聞こえた)

 

?「待ちなさい」スッ

 

ディケイド「!」

 

ディケイド(竹刀を持った少女は…いつの間にかオレの背後に回り込み、竹刀をオレに突きつけてきた)

 

?「…あなた、一体何者ですか?」

 

ディケイド「…」

 

?「答えなさい!」

 

ディケイド「…オレは」

 

亜里沙「海未さん!」ダダッ

 

ディケイド(こちらに向かって走ってきた亜里沙は…オレの背後にいる少女に抱きついていった)

 

ギュッ

 

?「!?」

 

亜里沙「会いたかったです、海未さん!」

 

ウミ「な…何ですか、あなたは?」

 

亜里沙「私、絢瀬亜里沙です!」

 

ウミ「どなたですか!?」

 

ディケイド「全く…仕方ないな」ハァ

 

ツカサ(オレは呆れながら変身を解き、少女と亜里沙の方を向いた)

 

亜里沙「ここにいるのは海未さん…ってことはあの時、私たちを助けてくれたあの青いライダーがブレイド!」

 

?「えっと、あの…」

 

亜里沙「私、海未さんに会えて嬉しいです!」

 

?「いや、ですからその…」

 

亜里沙「…そうだ!海未さん、どこかケガとかしてませんか?」

 

亜里沙「μ'sがケガしたら大変!」

 

?「ミ、μ's…?」

 

ツカサ「…亜里沙、落ち着け」

 

亜里沙「でも…海未さんが!」

 

ツカサ「今、目の前にいるウミは…お前達が知ってる海未とは少し違う」

 

亜里沙「…あっ」

 

雪穂「そうだよ…ウミさんだって困ってるんだから、もう離してあげなよ」

 

亜里沙「そっか…ごめんなさい、ウミさん」パッ

 

ウミ「えっ?あっ、いえ…」

 

雪穂「もう…」ハァ

 

ツカサ「…焼きもちか?」

 

雪穂「は、はぁ!?違うから!」

 

ツカサ「まあ…そう照れるな」

 

雪穂「照れてないから!!///」

 

ウミ「あ…あのっ!」

 

ツカサ「?」

 

ウミ「一体、あなた方は…?」

 

雪穂「あっ、えっと…」

 

 

 

ツカサ(オレ達はウミに案内され…近くにあるハカランダという喫茶店に入った)

 

店員「いらっしゃいませ~…あれ?ウミちゃんじゃない!?」

 

ウミ「シオリ…久しぶりですね」

 

シオリ「本当だね~…アマネがいなくなってからこっちに来なくなっちゃったから、どうしたのかなって思ってたんだよ?」

 

ウミ「そうでしたか…すみません、心配させてしまって」

 

亜里沙「…?」

 

ウミ「紹介します…彼女はカラスマシオリ、私の同級生です」

 

シオリ「よろしくね!」

 

雪穂「あっ…はい、よろしくお願いします」

 

ツカサ「…」

 

シオリ「あれ…もしかしてこの子、ウミちゃんの彼氏さん?」ニヤニヤ

 

ツカサ「…はぁ?」

 

ウミ「なっ!?ち、違います!」

 

シオリ「照れなくても良いのに~…」

 

ウミ「だから違いますってば!!」

 

シオリ「ふふっ、冗談だよ~…謝らないけど」

 

ウミ「何故ですか!?」

 

シオリ「ウミちゃん、反応が面白いからね~…」エヘヘ

 

ウミ「もう…ひとまず、今日は人数分のお茶をお願いできますか?」

 

シオリ「はいは~い…今、淹れてくるね!」

 

ツカサ(オレ達はシオリがいるカウンターから一番離れているテーブル席に座った)

 

ウミ「…それでは、教えていただけますか?あなた達の事について」

 

雪穂「は、はい…分かりました」

 

ツカサ(オレ達がこちらの事情を説明した後、ウミは信じられない様子だったみたいだが…)

 

ツカサ(オレがディケイドに変身した事で、ひとまず納得してくれたようだった)

 

ウミ「…あなた達の事情は分かりました」

 

雪穂「よ、良かったぁ…」ホッ

 

ウミ「先ほどは勘違いしてしまって、申し訳ありませんでした…人々からアンデッドを救ってくれていたというのに」

 

ツカサ「…別に、もう気にしてない」

 

亜里沙「あの、ウミさん…ちょっと聞いていいですか?」

 

ウミ「はい、なんでしょう?」

 

亜里沙「あの写真、ウミさんやシオリさんと一緒に写っている人って…?」

 

ツカサ(亜里沙は近くに飾られていた写真立てを指差した)

 

ウミ「!」

 

シオリ「お待たせしました~…って、どうしたのウミちゃん?」コトッ

 

ウミ「シオリ…まだ、飾ってたのですか?」

 

シオリ「…うん」

 

シオリ「だって、もしアマネが帰ってきたら…悲しそうな顔で『どこにしまったの?』って言っちゃうでしょ?」エヘヘ

 

ウミ「…」

 

ガチャ…スミマセーン!

 

シオリ「あっ、お客さんだ…いらっしゃいませ~!」ダッ

 

亜里沙「あの…アマネさんって?」

 

ウミ「…アイカワアマネ」

 

ウミ「彼女は…少し前まで、シオリと一緒にスクールアイドルをやっていました」

 

亜里沙「スクールアイドル…」

 

ウミ「そして彼女は…私と共にアンデッドと戦った、仲間です」

 

ツカサ「…!」

 

雪穂「えっ…?」

 

亜里沙「共に戦った…仲間?」

 

ウミ「はい…私は以前、五十三体のアンデッドを全て封印するお役目についていました」

 

ウミ「スペードのライダー『ブレイド』として…そんな時、ちょうどアマネが私やシオリのいる学校に転校してきたのです」

 

ツカサ「そして彼女も…ライダーだったと?」

 

ウミ「そうです…アマネはハートのライダー『カリス』としてアンデッドを封印していました」

 

ツカサ「カリス…か」

 

ウミ「人命救助を優先していた私は当初、アンデッドを封印しようと躍起になるアマネと対立していました」

 

ウミ「しかし…それと同時にアマネはシオリに半ば強引に勧誘され、一緒にスクールアイドルを始めるようになりました」

 

ウミ「始めは嫌々ながらも、次第にスクールアイドルの楽しさや魅力に取りつかれ…アマネは考え方を改めたそうです」

 

ウミ「私自身もシオリを介して彼女と接していくうちに…お互いを認め合い、共にアンデッドから人々を守るようになりました」

 

雪穂「そうだったんですか…」

 

亜里沙「…そのアマネさんは今、どこに?」

 

ウミ「それが…」

 

ツカサ「…いないんだな?」

 

雪穂「えっ…?」

 

ツカサ「この世界の…どこにも」

 

ウミ「…」コクリ

 

亜里沙「それって…どういうこと?」

 

ウミ「…実は彼女は、封印しなければならない五十三体のアンデッドのうちの一体だったのです」

 

亜里沙「!?」

 

雪穂「そんな…!」

 

ウミ「彼女…アマネの正体はジョーカーアンデッドでした」

 

亜里沙「ジョーカー…」

 

ウミ「普段の彼女はハートのカテゴリー2、ヒューマンアンデッドの能力を使って…一人の人間として生活していました」

 

ウミ「シオリとの出会いやスクールアイドルの活動で…やがて人間らしい感情が芽生え、彼女は楽しい毎日を送っていました」

 

ウミ「ですが、そんな彼女の幸せは…徐々に苦しみへと変わっていってしまったのです」

 

亜里沙「…苦しみ?」

 

ウミ「封印されていないアンデッドが少なくなるにつれて…彼女は自分自身の闘争本能に抗えなくなってしまったのです」

 

ウミ「やがて、ジョーカーを除いた全てのアンデッドが封印され…私は彼女と戦う事になったのです」

 

亜里沙「ウミさん…」

 

ツカサ「…」

 

ウミ「彼女と戦ったあの日は…ずっと、雨が降っていました」

 

 

 

ウミ「五十二体のアンデッドは封印されました!」

 

アマネ「…」

 

ウミ「これで残るアンデッドは…あなただけです!」

 

ウミ「アマネ…いえ、ジョーカー!」

 

アマネ「ウミ、やはり私とあなたは…戦い合う事でしか分かり合えない!」

 

ウミ(アマネがジョーカーアンデッドに姿を変えた事を確認した私はバックルを腹部にかざすとベルトに変化し、装着されました)

 

ウミ「変身!」

 

『Turn Up』

 

ウミ(私がバックルのハンドルを引くと、回転したバックルの一部分から青い光のゲートが私の目の前に現れ…)

 

ジョーカーアンデッド「!」

 

ウミ(ゲートがジョーカーアンデッドを弾き飛ばした直後、私はゲートに向かって走っていきました)

 

ウミ「はっ!」

 

ウミ(私がゲートを突き抜けると、蒼き甲虫の戦士…ブレイドへの変身を完了させました)

 

ブレイド(私は左腰から剣型の武器であるブレイラウザーを取り出し、ラウズカードが収納されたトレイを展開させました)

 

ブレイド(そのトレイから一枚のカードを取り出し、ブレイラウザーにカードを読み込ませました)

 

『Slash』

 

ブレイド(両手でブレイラウザーを構えた私は次の瞬間、ジョーカーアンデッドの胸部を斬りつけました)

 

ブレイド「はっ!」ザシュッ!

 

ジョーカーU「うぐっ…はっ!」

 

ブレイド(ジョーカーアンデッドが腕の鎌を振り下ろそうとすると同時に…私はまた別のカードをブレイラウザーに読み込ませました)

 

『Metal』

 

ブレイド「…」ガキンッ!

 

ブレイド(私の身体は一時的に鋼のようになり、攻撃を防ぎました)

 

ジョーカーU「何っ!?」

 

ブレイド「はあっ!」ザシュッ!

 

ジョーカーU「ううっ…」

 

ブレイド(私は面を狙うように…ジョーカーアンデッドを斬りつけました)

 

ブレイド「…やるしか、ないのですね」

 

ブレイド(私は躊躇いながらもトドメを刺そうと…二枚のカードを取り出しブレイラウザーに読み込ませました)

 

『Kick』

 

『Thunder』

 

『Lighting Blast』

 

ブレイド「はっ!」

 

ブレイド(私はエネルギーを貯め…)

 

ジョーカーU「はあぁぁぁっ!!」

 

ブレイド「やあぁぁぁっ!!」

 

ブレイド(走ってくるジョーカーアンデッドに向かって、電撃を纏った右足で跳び蹴りを放ちました)

 

ジョーカーU「うっ!」

 

ブレイド(攻撃を受けたジョーカーアンデッドは倒れ…バックルが開きました)

 

ブレイド「…」

 

ブレイド(私はカードをジョーカーアンデッドにゆっくりと投げつけました)

 

ジョーカーU「シオ…リ…!」

 

ブレイド(カードは苦しむジョーカーアンデッドを吸収し、私のもとに戻ってきました)

 

ブレイド「…」

 

ポチャ…

 

ブレイド(私がそのカードを受け取らなかった事で、カードは水溜まりの中に落ちてしまいました)

 

ブレイド(変身を解いた私は…雨に濡れながら、水溜まりの中に沈んだジョーカーのカードを見ていました)

 

ウミ「…アマネ」

 

 

ツカサ「…なるほどな、だいたいわかった」

 

ウミ「だ、大体…?」

 

亜里沙「気にしないでください…ツカサの口ぐせみたいなものなんで!」

 

ツカサ「おい」

 

ウミ「は、はあ…?」

 

ガチャ

 

ツカサ(オレ達が話していると…店内にサングラスをかけた一人の男が入ってきた)

 

シオリ「いらっしゃいませ~!」

 

?「いや、私は客じゃない…あそこの席にいる彼女に用があってね」

 

シオリ「あの子ですか…?おーい、ウミちゃ~ん!」

 

ウミ「はい?」クルッ

 

?「…やあ、園田くん」

 

ウミ「あなたは…所長!」

 

?「久しぶりだね」

 

雪穂「あの、こちらの方は…?」

 

ウミ「この世界には『BOARD』と呼ばれるアンデッドやラウズカードを専門にする研究所がありまして…」

 

?「その研究所の所長のシジョウだ、園田くんのご両親にはスポンサーとしてお世話になっていてね…よろしく」

 

雪穂「よ、よろしくお願いします…」

 

シジョウ「園田くん、事態は一刻を争う事になってしまった…一緒について来てくれるかい?」

 

ウミ「分かりました」

 

シジョウ「もちろん君達にも…特にそこの君」

 

ツカサ「…オレか?」

 

シジョウ「ああ…私の研究所までついて来てくれ」

 

ツカサ(オレ達はシジョウやウミと共にBOARDの研究所へ向かうことになった)

 

 

 

ツカサ(オレ達はBOARDの研究所の中に入り…通路を歩いていた)

 

ウミ「あの、ところで亜里沙…でしたね?」

 

亜里沙「はい!」

 

ツカサ(亜里沙はウミの右腕に身体がぴったりとくっつくように自分の腕を組んでいた)

 

ウミ「離していただけますか?その、少々近いのですが…」

 

亜里沙「そんなことないですよ?これ、ロシアでは常識なんです」

 

亜里沙「好きな人と身体を寄せ合うように腕を組むのが!」

 

ツカサ(…そんな常識、聞いた事がないんだが?)

 

ウミ「す、好き!?という事はつまり、その…///」

 

ツカサ(これは…オレがツッコまないといけないのか?)

 

雪穂「…」ムスッ

 

ツカサ(こっちはまた妬いてるし…どう収拾つければいいんだ?)

 

シジョウ「まずは…君達に見てもらいたい物がある」

 

ツカサ(厳重なロックがかかった扉の前に止まったシジョウは…入力したパスワードでロックを解除し、扉を開けた)

 

ガチャ

 

ツカサ(部屋に入ると、中には黒と赤…二つの捻れ曲がった大きな石板があった)

 

ウミ「これは…?」

 

シジョウ「モノリスだ」

 

亜里沙「モノリス?」

 

ツカサ「簡単に言えば…未知の物体って事だ」

 

シジョウ「…このモノリスは数ヶ月前にチベットにある遺跡で発掘された」

 

シジョウ「全てのアンデッドが封印されたのと同じ日に…」

 

ウミ「…!」

 

シジョウ「この二つのモノリスが一体、どんなものなのかは…残念ながらまだ解析している途中だ」

 

ウミ「そうでしたか…」

 

シジョウ「それともう一つ…数日前、一部のアンデッドが何者かによって再び解放されてしまった」

 

亜里沙「えっ!?」

 

シジョウ「解放されてしまったのは、スペードのカテゴリーAも含めた数体…」

 

ウミ「…やはり、私のもとにカテゴリーAのカードがなかったのはそういう事だったのですね」

 

雪穂「えっ…そのカテゴリーAのカードがないと、どうなるんですか?」

 

ツカサ「スペードのカテゴリーAのカードは…ウミがブレイドに変身する為に必要なラウズカードだ」

 

亜里沙「そんな…それじゃ、今のウミさんはブレイドになれないってこと!?」

 

ウミ「…」

 

ツカサ「…ああ、そういう事だ」

 

シジョウ「そこで先ほど、アンデッドを封印した君にも協力を要請したい…名前は?」

 

ツカサ「剣崎ツカサだ」

 

雪穂「えっ、剣崎?」

 

ツカサ「ズボンのポケットの中に身分証が入ってた」

 

雪穂「なんでそんなに苗字がコロコロ変わるの…?」ボソッ

 

シジョウ「そうか…それでは剣崎ツカサくん、改めて君に頼みたい事がある」

 

ツカサ「戦えないウミの代わりにアンデッドを封印しろ…って事だろ?」

 

シジョウ「…察しが良いね、その通りだ」

 

シジョウ「部外者の君にこんな事を頼んでしまって非常に申し訳ないが…ぜひお願いしたい」

 

ツカサ「…そこまで言われたら、やるしかないな」

 

雪穂「なんでそんなに偉そうなの…?」

 

亜里沙「…あれ、ウミさんがいない?」キョロキョロ

 

雪穂「えっ?」

 

 

 

ウミ(私はBOARDの研究所から少し離れた崖にいました)

 

ウミ(崖からは…遠くへと広がる海が一望できました)

 

ウミ「…」フゥ

 

亜里沙「ウミさん!」ダッ

 

ウミ「亜里沙、雪穂…?」

 

雪穂「ウミさん…こんなところに来て、どうかしたんですか?」

 

ウミ「いえ、何でもありません…」

 

亜里沙「…無理してる」

 

ウミ「えっ?」

 

亜里沙「ウミさん…本当は何かを我慢してる」

 

ウミ「…!」

 

亜里沙「なんとなく…そんな気がしたから」

 

ウミ「…敵いませんね、亜里沙には」フフッ

 

ウミ(私は少し考えて…亜里沙達に自分の胸の内を明かしました)

 

ウミ「私は…悔しいんです」

 

亜里沙「…悔しい?」

 

ウミ「私は今まで多くのアンデッドを封印してきました」

 

ウミ「変身できない、戦えない全ての人の為に…私が変身して戦おうと」

 

ウミ「人々をアンデッドの脅威から守る為に…ですが、今の私は戦えない」

 

ウミ「そのせいで別の世界からやってきたあなた達にも、迷惑をかけてしまって…」

 

雪穂「ウミさん…」

 

ウミ(私が落ち込んでいると、亜里沙が真面目な顔をしてこう言ってきました)

 

亜里沙「そんなことないです!」

 

ウミ「…亜里沙?」

 

亜里沙「確かにウミさんがブレイドに変身して戦えたらスゴいですけど…もっと他にアンデッドに立ち向かう方法はあるはずです!」

 

亜里沙「だってウミさんは強いって…私、信じてますから!」

 

ウミ「私が…強い」

 

亜里沙「はい!」

 

雪穂「…そうだね、亜里沙」

 

亜里沙「雪穂…」

 

雪穂「私も信じてます!」

 

ウミ「亜里沙、雪穂…」

 

亜里沙「私たち、いつでもウミさんの味方ですから!」

 

ウミ「…」

 

?「…探しましたよ」

 

ウミ(私達が声のする方を向くと、そこには一人の男性がいました)

 

ウミ「あなたは…?」

 

?「あなた達の命…頂戴しますよ」

 

ウミ(すると突然…雪穂が持っていたタブレット端末からアラームが鳴り響きました)

 

雪穂「これは…アンデッド!?」

 

?「フフフフ…フン!」

 

ウミ(次の瞬間…男性は腕から真空刃を出してきました)

 

ウミ「なっ…避けてください!」サッ

 

雪穂「うわあっ?!」サッ

 

亜里沙「きゃっ!」サッ

 

?「すいませんね、うっかり手が滑りました」

 

ウミ「…!」

 

ツカサ「おい、大丈夫か!?」ダダッ

 

ウミ(ツカサが私達のもとへやってきました)

 

亜里沙「ツカサ!」

 

ツカサ「お前は…カマタか?」

 

カマタ「フフフフ…」

 

ウミ(男性が不敵に笑うと、カマキリのようなアンデッドに姿を変えました)

 

パラドキサアンデッド「…」

 

ツカサ「こっちからわざわざ探す手間が省けたな…変身!」

 

『カメンライド…ディケイド!』

 

ウミ(ツカサはカードを腹部のバックルに入れ、ディケイドに変身しました)

 

~結~

 

パラドキサU「フン!」

 

ディケイド(アンデッドは両腕の鎌から真空刃を出し、オレを苦しめる)

 

ディケイド「うわっ!」サッ

 

パラドキサU「借りがありますからね…まずは君に消えてもらいましょう」

 

ディケイド「くっ…このまま消されてたまるか!」

 

ディケイド(アンデッドが更に真空刃を出そうとしたその時だった)

 

『アタックライド…ブラスト!』

 

?「はっ!」ガガッ!

 

パラドキサU「グッ…」

 

ディケイド(オレが振り向くと…そこにはディエンドがいた)

 

ディエンド「お困りのようね」

 

ディケイド「アンタは…!」

 

パラドキサU「フン…邪魔をしないでもらいましょうか!」

 

ディエンド「あら、邪魔をしているのは…どっちの方かしらね?」

 

『カメンライド…ギャレン!』

 

ディケイド(一枚のカードを銃に装填したディエンドがアンデッドに向けて銃の引き金を引いた直後…一人のライダーが召喚された)

 

ギャレン「最後に残ったものだけは、失いたくない!」

 

『Bullet』

 

ギャレン「信じられる…仲間だけは!」ガガッ!

 

ディケイド(ギャレンは一枚のカードをギャレンラウザーに通し、アンデッドに向けてギャレンラウザーで攻撃していく)

 

パラドキサU「ウグッ…!」

 

ディエンド「今よ!」

 

ディケイド「…礼は言わないからな」

 

『アタックライド…イリュージョン!』

 

『ファイナルカメンライド…ディ・ディ・ディ・ディケイド!』

 

ディケイド(オレはディケイドライバーに二枚のカードを装填すると、ギャレンも三枚のカードをギャレンラウザーに読み込ませた)

 

『Drop』

 

『Fire』

 

『Gemini』

 

『Burning Divide』

 

ディケイド(分身したオレとギャレンは同時に飛び上がり、必殺技を同時に繰り出した)

 

ディケイド「はぁぁぁっ!」

 

ギャレン「うおぉぉぉっ!」

 

ディケイド(アンデッドは避けようとするが、その前にオレ達の必殺技が命中する)

 

パラドキサU「グワァァァ!!」

 

ディケイド(アンデッドは倒れ…バックルが開いた)

 

ディケイド「…」

 

ディケイド(オレがカードを投げると、アンデッドはカードに吸収され…オレの手に戻った)

 

ディケイド(それと同時に…ディエンドに召喚されたギャレンは消滅した)

 

ディケイド「…ハートのカテゴリーKか」

 

ディケイド(案外、呆気なかった気がするが…これでカマタを封印できた)

 

ディケイド(これで、この世界でやる事は終わってしまったのだろうか…?)

 

ディケイド(オレがそう考えていると…ディエンドの声が聞こえた)

 

ディエンド「受け取って!」ブンッ

 

ディケイド「!?」パシッ

 

ディケイド(オレが振り返ると、ディエンドが数枚のカードをオレに投げてきた)

 

ディケイド「…これは?」

 

ディケイド(カードはハートのA、JOKER、ダイヤの8、スペードの4、クラブのJだった)

 

ディエンド「うっ…!」

 

ディケイド(その後…ディエンドは何者かの攻撃を受け、崖から海に落ちてしまった)

 

ディケイド「!」

 

ディケイド(ディエンドを攻撃した人物をオレが確認すると…そこには白いジョーカーアンデッドがいた)

 

?「…」

 

ディケイド「お前は…アルビノジョーカー!?」

 

アルビノジョーカー「…」

 

ディケイド「…お前、なぜアイツを攻撃した?」

 

アルビノJ「…」スタスタ

 

ディケイド(アルビノジョーカーは何も答えずに、オレの元から去ろうとする)

 

ディケイド「待て!」ダッ

 

ディケイド(オレが追いかけようとしたその時…亜里沙の悲鳴が聞こえた)

 

ディケイド「!?」クルッ

 

ディケイド(オレが振り返ると、そこにはアルビローチの軍勢がウミ達を取り囲んでいた)

 

ディケイド(ウミ達の足元には壊れたファンガイアスレイヤーやファンガイアバスターが転がっていた)

 

ディケイド「くっ…今は追ってる場合じゃないな」ダッ

 

『アタックライド…スラッシュ!』

 

ザシュッ!

 

アルビローチ「…!」バタッ

 

ディケイド(オレはアルビローチを次々と倒し、ウミ達のもとへ辿り着く)

 

ディケイド「お前達、大丈夫か!?」

 

雪穂「ツカサ!」

 

ウミ「私が変身して戦えてさえいれば、こんな事には…申し訳ありません」

 

ディケイド「気にしなくていい…それよりこの白いのはオレに任せろ、アンタは雪穂達を連れてBOARDに戻れ」

 

ウミ「ですが…」

 

ディケイド「いいから早く行け!変身して戦う事以外にも人を守る手段はあるだろ!?」

 

ウミ「!…分かりました、行きましょう」ダッ

 

雪穂「はい!」ダッ

 

亜里沙「うん!」ダッ

 

ディケイド(オレはライドブッカーソードモードでアルビローチの軍勢を斬りつけていた)

 

ディケイド「はっ!」ザシュッ

 

 

 

ナルタキ「ディケイド…ここが君の墓場だよ」

 

ナルタキ(そんな中、そびえ立つ捻れ曲がった黒い石板と赤い石板…二つのモノリスの間に立つ私はその戦いをじっくりと眺めていた)




次回、仮面ライダー×ラブライブ!

「さあ、キビキビ働け!」

「私に一人で歌えと!?」

「私が世界の支配者となるのだ!」

「本当に強いのは…人の想いだ!!」

「…ごきげんよう」

第9話『心に海、耀く勇気』
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