もうすぐお盆休みですね!
それからいきなりUAが200いきました!
正直今日200いくとは思いませんでした!
ありがとうございます!
ああ、結局は書類仕事なのか……。
どんな仕事にもやはり書類仕事ってのは必要に思えてくる。
昔は肉体労働による身体的な疲れを人は体験していたというが、現代では身体的な疲れよりもデスクワークなどで溜まってくる精神的な疲れが物凄い。
サラリーマンはパソコンとにらめっこをして、俺は今、机の上に置かれている様々な書類の数々とにらめっこをしている………。
「……はぁ~、なあ、これってやんないと駄目なの?」
「当たり前でしょ、なんであんたがここにいると思ってんのよ?」
「……デスヨネー…」
「………あの、提督さん…元気無さそうだけど……大丈夫…?」
現在の状況としては、俺が沢山の書類を前にして、萎えてしまい。
そのまま、叢雲にやらなくてもいいかい?って助けを求めるかのように聞いたところ、叢雲からやりなさいとのことに、さらに俺の精神が………ってところで神通が俺のボロボロの精神を心配してくれている。
こんな状況となっている。
………自分の考えていることながら、俺って相当の駄目なヤツだな、これ。
「いや、大丈夫だ…少なくともこうなることは分かっていたことだしな」
「…なら、なんで抵抗するのよ?分かっていたならそのままおとなしく書類仕事してればいいのに」
「ばっか、お前。専業主夫志望の人間が働かされることを容認して、おとなしく言うことを聞くなんて……そんなの俺のプライドが許さないんだよ」
「……そんなちんけなプライド……折れてしまえばいいのに」
叢雲よ、提督に対しては暴言をやめてほしいわぁ。
……それからその台詞、何処かで聞いたような台詞だな。
例えば、愛しの妹である小町ちゃんからつい最近言われたような台詞だ……。
「……提督、大変なら…その…お手伝いしますよ?」
うん、神通よ……お前は天使なのか?
こんなに優しくされたこと中々無いからマジで惚れそうになったわ。
いや、俺はどこまで憐れなんだよ!!
「いや、一人でやれる。神通と叢雲は出撃しても良いぞ?」
「あんたの書類仕事が安定したらね」
「……さいですか」
流石に無理かぁ…。
別に逃げようなんて思っていないが、だがしかし、この量はなぁ……。
新しく鎮守府として出来たからなのか、資料が少ないし、こりゃ中々厳しいかもしれないな。
「……まぁ、あんたが仕事を覚えるまでは、色々と手伝うつもりよ」
「…えっ、いいのか?」
「何?不満なの?」
「いや、むしろありがたい」
「えっと、私も提督の仕事……至らずながらお手伝いします」
「神通さんも手伝ってくれるのか……まぁ、なんだ……二人ともありがとな!」
いやー、素直に感謝を言葉にするってすげぇ恥ずかしいわ。
しきりに叢雲が珍しいもの見たような変な顔になっているが、俺だって感謝くらいするから、分かってないだけで希に感謝とかするから!
「提督さんの為なら!それから、神通さんじゃなくて普通に神通で良いですよ提督」
「…ああ、分かった」
「………さて、まずは大本営に提出する報告書からね、鎮守府での収入や支出をまとめたり、海の戦況とかを報告するくらいね」
そのまま、表情をいつもの感じに戻して話を始める叢雲。切り替えが速いのは凄いとつくづく思う。
「…ああ、ちなみにそう言う計算とか、俺苦手なんだが……」
「……あんたは、計算できるようにしなさいよ………」
対応が塩対応過ぎて………計算とかマジできついんだがなぁ……。
「…あの、お茶淹れてきますね」
そう言って神通は執務室から出ていき、俺はマンツーマンで叢雲からの執務指導を受ける。
言い方とかは厳しいが、丁寧に教えてくれるのはとても有り難い。
当たりがきついのは、黙認しようか……。
暫くして、お茶を淹れてきた神通が執務室に入ってきて、比企谷たちは暫く休憩ということになり、比企谷が艦娘についてのことを叢雲や神通に尋ねて、それに二人が答えたりするような、そんな休憩になっていた。
「……さて、再開するか…」
十分ほど休んで、比企谷は執務を再開しようとしたのだが……。
「……あっ、もう12時よ、お昼にしましょうか」
「……えっ、もうそんな時間か……」
「…思いの外、建造ドッグの方でかなり時間を使ってしまったからかしら?まあ、いいわ。取り敢えず食堂に行きましょ、何か作るわ……それからあんたたちも手伝いなさいよ」
「はい、お手伝いしますね」
「まぁ、任せっきりってのも申し訳無いしな。もちろん手伝うぞ、何せ俺は専業主夫希望の将来有望な人材だからな」
どうやら建造ドッグの方でかなり時間を潰していたようだ。
なんだかんだで、この執務のレクチャーが始まったのがよていの10時を過ぎていた感じだから、そうなるともう昼になっているのも納得がいく。
専業主夫である俺の力が発揮される時が来たというのか……。
最近主夫らしいことしてないが……。
まぁ、料理とかは小町が中学上がる前まではやっていたし、そこそこは大丈夫だな。
「さあ、食堂に向かいましょう」
食堂に着いて、そのまま厨房へと入る。
朝は叢雲に作ってもらって厨房に入らなかったが、ものすごく広い。
鎮守府の建物自体がかなりでかいから、厨房がでかいのも納得がいく。
椅子や机がずらりと並んでいる食事スペースもざっと百人位は入りそうな広さ………まあ、現状は三人しかここに居ないんだがな。
まあ、そんな訳で厨房での昼食作りが始まった。
叢雲がメインを担当し、神通が汁物を担当、俺はというとサラダやデザートなどの簡単な物を担当した。
「……出来たわよ」
「おお、お疲れ様」
「お役に立てて良かったです」
見事に分担作業になったことで、時間も短縮されて、30分もかからずに完成した。
叢雲は、ハンバーグを作り、神通さんはそれに合わせてコーンスープ、俺は特に目立ったものは作っていない。
野菜を刻んで、盛り付けて、ドレッシングをかけてサラダを作り。
デザートは林檎をカットして皮を剥いただけ。
「あんたはサラダとデザート担当だったけど、中々料理とかも得意そうね。林檎の皮を剥くときとかなんだか慣れていたし、野菜を刻むときの包丁さばきとかも意外だわ」
「そうですね、提督が料理しているとき、格好良かったです!」
「……そ、そうか」
俺は今顔が真っ赤になっていることだろう。
神通よ、格好良かったなんてボッチに言ってはならない禁止ワードだ。
俺みたいなエリートボッチで無ければ勘違いしている場面である。
それから叢雲が俺の包丁さばきを誉めてくれたのは単純に嬉しかったです、はい!
結果的に昼食もとても良い仕上がりで、神通のコーンスープもとても良い風味で、特に叢雲が作ったハンバーグは絶品でレストランでも開いたらどうなのかと思ってしまうくらいだった。そして、大満足で昼飯を食べ終えた。
「うん、すげぇ美味かったわ」
「まっ、当然のことね♪」
「はい!ハンバーグ、とても美味しかったです」
誉められて照れる叢雲……中々レアかもしれん……。
「さあ、食事も済んだし、執務の続きをするわよ!」
「……えぇ、やっぱり?」
「当たりでしょ!ほら、さっさと執務室に行くわよ!」
いやぁぁぁぁぁ!!!
折角美味しい料理を食べてハッピーエンドで終わると思っていたのに……こんな…こんなことになるなんて…………流石に叢雲も執務のことを忘れる訳が無いんだよなぁ…。
はぁ、仕事するか……。
「…あの、後片付けは任せて下さい。それから建造ドッグの方にもう一人建造してましたよね?私が迎えに行っておきますね」
「……ああ、神通頼むわ」
「はい、任せて下さい」
そのまま執務室に戻り、何とか一通りの執務について学んだ。
執務については十分に学ぶことが出来た。
結局時刻は午後6時……俺は頑張ったのだ………。
それから神通が迎えに行った、22分の時間で建造出来た艦娘は、夕立だった。
「白露型駆逐艦の夕立です。提督よろしくお願いします!」
「……あぁ……よろしく」
「……提督さんお疲れっぽい?」
「ああ、俺は今お疲れっぽいわ……」
「はいはい、今日の執務は終わりだから後は自由にしてて良いわよ。お疲れ様」
執務は終わり、新たな艦娘である夕立を迎えて、これで一応大団円………いや、俺が疲れている時点で大団円とは認められないわ………。
こうして比企谷の日曜日はとてつもなくハードなものとなったのだった。
本当にアイディア無い……。