「フォコリン、ひのこよ!」
ここはハクダンの森、緑に囲まれている中でウランはピカチュウと戦っていた。ピカチュウはとても素早く、フォコリンのひのこを避けていき、でんこうせっかでフォコリンを攻撃した。
「フォコリン大丈夫!?」
「フォ......コウっ!」
フォコリンは大きく鳴いたが、急所に当たったのか足が少し震えていた。ピカチュウは次にでんきショックをくりだしてきた。
「フォコリン避けて!」
フォコリンはなんとかでんきショックを避け、ピカチュウに近づくことができた。
「フォコリン、ひっかく!」
フォコリンの攻撃がピカチュウに当たり、その衝撃で低く飛んだ。
「モンスターボール、えい!」
ピカチュウが着地する瞬間を狙ってボールを投げ、ピカチュウがモンスターボールに入った。ゆらゆらとボールが揺れた後にピカチュウを捕まえることができた。
「ピカチュウ、ゲットー!」
ウランは初めてのポケモンバトルで捕まえたピカチュウをボールから出した。
ウランはピカチュウにピカリンと名付け、ピカリンの頭を優しく撫でた。それが気持ちいいのかピカリンは目を細めて可愛い声で鳴いた。
アルスはウランのやりたいことが済み、トレーナーを探そうとした。
するとどこからか草を踏む音が聞こえ、突然二人のトレーナーがアルスの前に現れた。
見た目は短パンを履いたたんぱんこぞうと普通の緑髪の男の子だが、何か違和感があった。顔を1ミリも変えず、目も何を見ているのかさっぱりわからない、そんな奇妙な二人は何も言わずにボールからポケモンを出した。これはポケモンバトルをしたいのかとアルスはケロスケを出してそのバトルを受けた。ウランもアルスと
相手のポケモンはたんぱんこぞうのジグザグマと緑髪の男の子のクヌギダマ、そのポケモンもトレーナーと同じ目をしていてアルスは少し怖く感じた。
先制にとジグザグマが
「ケロスケ、ジグザグマにあわだ!」
「ピカリン、ジグザグマに電気ショック!」
ケロスケのあわとピカリンの電気ショックがジグザグマに当たるが、ケロスケにずつきを繰り出した。クヌギダマもピカリンに
「ケロスケ、避けてはたくんだ!」
「ピカリン、でんこうせっかでむかえうって!」
ケロスケはジグザグマの上を飛んではたき倒し、ピカリンはクヌギダマとぶつかり合うがピカリンの方が力が強いためか弾き飛ばした。
「クヌギダマにとどめの電気ショック!」
クヌギダマに電気ショックが命中すると、クヌギダマは目を回して動かなくなった。これで勝利したと思ったら奇妙な二人が急に倒れた。
「おい、大丈夫か!?」
アルスとウランはその二人に近づいて声をかけたり体を揺すったりしたが、目を覚まさなかった。心配しているとまたどこからか草を踏むを音がしてきた。音のする方を見ると、白いドレスみたいな服を着て、水色の髪の女性がいた。
それと同時に寒気と倒れた男の子とは違う不気味さを感じた。
「こいつら使えねえな、まあ弱い
女性は弱いと言って倒れた男の子を睨み、ボールからユキカブリを出した。
「おいお前ら、こいつらを回収するからどっか行け」
「回収?」
「そう、無駄に駒を減らすわけにはいかないからな。リサイクルするんだよ」
それを聞いてアルスは怒り、女性に向かって言った。
「アンタ、一体何ですか!」
「アタシはクレア。それ以上は言わねえ」
「何だと!」
「やるぞユキカブリ」
クレアはバトルを仕掛けようとし、アルスとケロスケは身構えた。タイプの相性ではユキカブリが有利、バトルで勝てるかどうか不安。だがもし負ければ男の子がどうなるかわからない。バトルが始まるかと思った時、急にクレアはユキカブリをボールに戻していった。
「邪魔が入るみてえだな」
そう言うとクレアは森のどこかに消えていった。すると茂みの中からジュンサーさんが現れた。クレアが言う邪魔とはこの人だったのだろう。
「貴方達ね、ミアレシティの妹が言っていた新人トレーナー」
「ジュンサーさん、この人を運んでくれませんか目を覚まさないんです」
「この二人......、わかったこの子を連れて行くから貴方達はその子をお願い」
「「はい!」」
ジュンサーさんはたんぱんこぞうを、アルスとウランは緑の髪の子を運び、ハクダンシティに向かった。
◯●◯●◯●◯●◯●
クレアが森の中を歩いていると声が辺りに響いてきた。
「やっと見つけましたよクレア様、早く戻りますよ」
「わかってるって」
「
「使ってねえよ、あいつに言っといて欲しいことがあるの」
「ギーラ様にですか?」
「ぶっ殺しがいのある二人に見つかったって」
遅くなってすいません
色々と忙しくて書けませんでした。
とにかく頑張っていきます。