「さぁー! 今日も始まりました海鳴チャンネル!! ゲストのお悩みをズバッと解決する? ハチャメチャトークショー! 今回はスペシャルなので今回のゲストは引き続き龍也さんでお送りします!!」
「引き続き宜しく頼む」
龍也さんが頭を下げてから龍也さんは質問を口にした
「最近Yシャツとかが無くなるんだが……何故だろう?」
(((またなんと言えば迷う質問を!?)))
前回の最後が軽かったので今回も軽いと思っていたゲストはの質問に頭を抱えた
「ふむ。ではまず私が」
真っ先に手を上げたのは竜華零様だった。何時もは常識人で安堵できる竜華零様だが、最近少し疑わしいので全員が若干の警戒をする中
「ああ、うっかりさんなんですね。 色々と疲れているのが原因なのでは?」
「む?……そう言われるとそんな気もしなくも無いか……」
色々と疲れてるしなーとブツブツと呟く龍也さん。このままでは自分のうっかりとなってしまうのと危惧した。普通の狐様は
「まぁ待ってください……家族がいない時にすべての部屋を掃除してみたらどうでしょう。もしかしたら、誰かが間違えて持って行ってしまったかもしれませんし」
「ん? 確かにそうかもな。Yシャツだし間違えると言うのも判るか」
うんうんと頷く龍也さんにユウーTKTM様が
「恐らく、あなたの周りの人がYシャツのボタンが外れていたり、またもしかしたら、なにかしらで破けてしまったから外していたのを、あなたに伝え忘れていたのでしょう」
「ああ。それもあるな、戦いとかあるとボタンとかが飛ぶしな」
(ふうー何とか話の流れが変わりそうですね)
話の流れが変わり始めたのにBBが内心安堵していると、終夜様が
「皆さんの部屋を見てみたらどうです? きっと見つかりますよ」
「ん? そうか皆が預かってくれてるんだし。声を掛ければ良いか?」
それは絶対に違うと全員が思ったが、あえて誰も口にしなかった……のだが畏夢様がのほほんと笑いながら
「それはきっと乙女な魔王の泥棒達が犯人でしょうね~その場合は出費を犠牲にして買い足すべきだと思いますね~」
「まぁ買い足すのが速いのかもしれんが。魔王が何で関係ある?」
魔王の習性の1つが原因なのは間違いないだろうと全員が思う中
「魔王です。好きな人の物が欲しいと言う。少々危険な願望の表れでしょう」
「「「「包み隠さず全部言ったアアアアア!?!?」」」」
全てをさらりと言ったからすそ様の言葉に全員がそう絶叫した……
「はい! はい! 質問はここまで! 次の質問に行ってください!!」
BBがこのままでは危険だと判断し質問を打ち切り。次の質問をするようにと促す
「ん? ああ。そうだな……次なのだが……時折部下と幼馴染2人が肉食獣も真っ青の笑みを浮かべて私を見ていることがあり、凄まじいまでの寒気と恐怖を感じる。私はどうしたらいい?」
((((本能的な恐怖を感じてる!?!?))))
それは間違いなく本能的な直感だろう……と全員がそう思った。そしてその質問にいち早く反応したのはからすそ様だった
「逃げて!!」
「まさかネクロの殺気か!?」
「100%違います!」
「はぐっ!?」
180度検討違いの事を言う龍也さんにBBの突込みが炸裂する中。ユウーTKTM様が
「逃げまsy「2度ネタ禁止ッ!!!」ぐはあああああああああああ!?!?!?!?!」
からすそ様と同じ事を言った為、BBの100tハンマーが炸裂し吹き飛んでいくユウーTKTM様に龍也さんがビックリしてるなか。竜華零様が
「焼き肉を奢れば良いのではないですかね? お腹が空いてるんですよ(いろんな意味で)」
またアウトラインギリギリの回答をする。竜華零様に全員が戦慄する中
「人間腹が減ると気がたつ物か……今度そういうのを感じたら夕食にでも誘うかね」
「それが良いかと」
絶対違うだろう!!!! 気絶しているユウーTKTM様を除いて全員がそう思った
「逃げるか、宥めるかの二択だと思います。一度、それぞれのお願いを聞いてあげてはどうでしょう。自分にできる範囲内で、ですが」
「構って欲しいと言う事か?」
「それに近いかと我輩は思いますよ。寂しいのは人間誰しも嫌いですからね」
なるほどなるほどと頷く龍也さんに畏夢様が
「気のせいだと信じれば良いですよ~少なくとも自分はそう信じないと気苦労が絶えないかと~」
「気のせいか……色々と気が張りすぎてるのかもしれないな。もうちょっとおおらかな気持ちでいたほうが良いか……アドバイスありがとう」
少し方向性が違うが納得している龍也さんに終夜さんが
「恋愛小説たくさん読みましょうか。その中できっと魔王の考え方が判るようになります」
そう言って箱いっぱいの恋愛小説を置く終夜さんに
「そういうものか。ありがたく貰っておこう」
箱一杯の小説は龍也さんのコートの中に消えて行った。その光景に目が点になってる中。龍也さんはこほんと咳払いしてから
「それと今度の質問は私が悩み続けてる物だ。少々思いが宜しく頼む」
((((今まで以上に重いんかい!?))))
全員がどんな質問かと身構える中。龍也さんは意を決した表情で
「私はどうも感情の幾つかが欠落しているようで、人を好きになるということが理解できない……人を愛するというのはどういうことだと思う?」
((((なんでこんなに重いんだよオオオオ!?))))
ちょっとどころではない。かなりの重い質問に全員が頭を抱えた。終夜さんは即座に両手を上げて
「あ、あはははははは……パス!」
若い終夜は即座にギブアップした。確かにまだ若い終夜には回答できない質問だろう
「1番近いのは執着……ですかね。一番良い例えがいるじゃないですか……この場に」
からすそ様がBBを指差す
「BBが?」
「まぁ違うとは言いませんよ? 私色々考えて最終的には監禁しましたし」
「監禁が愛なのか?」
「違います。後はご自分で考えてください」
うーん? と唸る龍也さんに今度は普通の狐様が
「我輩は、愛を言葉で説明しろというのは非常に難しいと思うんですよ。辞書的な意味では納得できないでしょうし。それに、愛は頭で理解する概念ではないと思います。あなたが妹を大切に思う気持ちも愛です。仲間を守りたいというのも、仲間に対する愛です」
「そういうもの……なのか……そういう発想は無かったか……」
憂いを帯びた顔で頷く龍也さんに今度は竜華零様が
「良いですか? 人を愛するとはどういうことか? それはまさに「人を愛する」ということでしょう?」
「それが判らないから聞いているんだが?」
龍也さんの返答に竜華零様が
「おわかりにならない? なるほどそれは難しい。では、今までの相談を思い出しましょう……良いですか?義妹様の行動に困っている、養女殿が怖い、幼馴染ーズに悪寒を感じる。それだけのマイナス要因があれば。普通なら遠ざかるでしょう? どうして貴方は彼女達の傍にいるのでしょうか?」
「……それは……何故だ? 判らない……?」
もう答えは半分以上出ているのに龍也さんは訳が判らないと言う表情をしている。それを見た竜華零様は
「さぁ、何故でしょう? 私には、答えることはできません。 答えはもうきっと貴方の中にあるでしょうね」
今までの少しふざけた返答では無く、いつもの真面目な竜華零様の返答に龍也さんは、無言で顎の下に手を置いて真剣に何かを考え込んでいた。そんな龍也さんにユウーTKTM様と畏夢様が続けて
「考え中に申し訳ないですが、次は私が愛といってもいろいろあります。家族愛、兄妹愛、夫婦愛など、いろいろあります。まず、あなたが一番身近にある、そうですねー兄妹愛、がいいと思います。義妹さんと過ごし、お互いに幸せなら、それが愛ではないでしょうか」
「人を愛する事に関しては諸説有りますので~、どれが正しいかは判らないと思います~。一番険しいかもしれませんが~、その答えは自分自身で見つけるしかないですね~」
「答えは……己の中か……そうは言われても分からん物は判らないな……いずれは判ると信じて彷徨うだけか……」
くっくっくと笑う龍也さんだったが、どこか満足そうな笑みを浮かべていた……
「さて。そろそろお昼ですし。次の質問で1回切り上げましょう、では龍也さんご質問をどうぞ」
「最近妹の1人が魔王の視線で私を見ていることがある。なんでも話を聞くとここで何かアドバイスを聞いたとか……一体何を言ったんだ?」
その質問に全員は思わず絶句した。その妹は間違いなく前回のリヒト嬢だろう。
「もしここに犯人が居たらどうするんですか?」
「お話(処刑)だ」
話の裏に隠れた殺意に全員が思わず身を竦めた。下手をすれば殺されると全員が感じていた……そんな中終夜さんが
「……待て。何があった?いや、ガチで」
そこでスタッフからのカンペを確認する終夜。
「魔王……ねぇ……資質的な問題な気が……」
その軽い返答に対して龍也さんは
「私は真面目に相談しているんだ。判るかな? 終夜?」
「え。あ? えーと?」
その真剣な表情に終夜さんがおろおろしていると
「良いかね? もう1度言おう。私は真剣に聞いているんだ、怒りを抑えてな?」
龍也さんがコートから何かの金属のキューブを取り出し。右手で掴み
「冗談を言いたいのなら……口を閉じていたまえ」
バキャン……
明らかに素手では砕けない金属が砕け散り。全員の前に転がる
「は、はひい!? すすす! すいませんしったーッ!!!!」
土下座しかねない勢いで謝る終夜を見て。全員が思った
(((おちょくれば命がない!?)))
金属を片手で砕く握力。頭蓋骨なんてあっと言う間に砕けるだろう……
「さて、次は誰かね?」
にやりと笑う龍也さんに全員が感じた。これは質問ではなく裁判だと……
「黙秘権を行使すr「少しあっちで話そうか」いやあああああああああああ!!!!」
黙秘権を行使すると言ったユウーTKTM様は鬼神の表情龍也に引きずられ、裏側につれて行かれた。それを見た全員の顔が引き攣る
「よし、ユウーTKTMさんが生贄になっているうちに対策を考えないと」
「砕け散れえええええッ!!!!」
「違う!? 違うんです!? 私じゃないいいいい!? 熱い!? 熱いいいいいっ!!!!」
ユウーTKTMさまの悲鳴と何かが焼け焦げる匂いに全員が心の中で合唱した……
「で、次は?」
焼け焦げたユウーTKTM様だった物から意図的に目を逸らしながら畏夢様が
「ん~? 何方の事か心当たりが在り過ぎて解りかねないですね~。取り敢えず~、自分は無実だと宣言しておきます~」
「目を見て言えるかね?」
どんな嘘を見破ると言いたげの蒼い瞳を見て畏夢様は
「神に誓って~」
「嘘は……言ってないか。では普通の狐。君はどうかな?」
もう既に質問ではなく、尋問に変わっていることに恐怖しながら普通の狐様が
「あまり記憶にはありませんが……多分、当事者に聞いたほうが早いですね。一応、我輩から妹の皆さんには対策をお願いしてあるのでしばらくは大丈夫だと思います」
「ん? ああ。リィンとかが言っていたのはお前か」
納得と言う感じで頷いた龍也さんはそのまま残りの2人に視線を向ける。消去法で絞られた2人に視線を向ける。その嘘は許さないと言う眼光にさらされたからすそ様は
「わ、わわわわわわわたたたたァしィはあまりなにも言わなかったァ!」
「何か言ったな? 吐け。今ならばまだ直火焼きで勘弁してやろう」
「……」
ガクガクガクガクガクガクガクガクガクガクガクガクガクガクッ!!!!!
「返事が無い、只の屍のようですね。からすそ様はリタイヤでしょうね」
「少し罰を与えるか」
龍也さんがからすそ様の額に手をおいて何か呟くと
「ああああああッ!?!?」
怯え・動揺するからすそ様にBBが
「い、一体何を?」
「精神感応でこいつの悪夢を再現した」
「うっひゃあああああ!?!?」
どんな悪夢を……と全員が思った
「さ、さささささぁ、な、なななななにをきき、聞いたのでしょうね?」
「お前も何か言ったな? 吐け」
命令形の言葉に竜華零様が
「えーとですね! 大人モードになれる方法をお話しただけで! そもそもあれでしょう? 大人モードも妹さんの一面なのですから毛嫌いするのはどうかと」
「……なるほど。そういうことか……まぁ許容範囲だな」
その言葉にほーっと溜め息を吐く竜華零様
「で、では! 今回はここまで! 次回もどうか宜しくお願いしまーす!!!」