収録前夜。セイバー宅から二人の影が脱兎の如くの速さで玄関の扉を開けて外に出る。
「待て!!!」
その2人を追って飛び出してきたのは黒セイバーこと殿下である。アホ毛をつかまれ殿下モードのセイバーはからすそとBBを遊び道具にしていた
「「待ちません!!」」
からすそとBBは、夜の街道の疾走していた(からすそは金髪犬耳ロリ)。後ろには、光芒とした顔のセイバーオルタ殿下が、メイド服と女性貴族服を片手に持って凄まじい気迫で追いかけてくる。それはもう悪鬼とも言える形相にも見えた
「BBぃ!!!転移ィィィ!!」
ロリなので思った以上にスピードが出ないからすそ様がそう叫ぶが
「殿下が追い付いて来るのが速いんですよぉ!!」
2人ともかなりの速度だが、そんなをお構いなしで追いかけてくる殿下は徐々に距離をつめつつあった。その事に恐怖しながら2人が道を曲り直線の橋にたどり着く。
「ヤバイです!!直線とか死亡フラグです!」
殿下が橋に来てエクスカリバーを構える。捕まえる前に戦闘不能に追い込んでしまおうと考えているのが欲判る表情をしていた
「約束された……勝利の剣!!」
闇の聖剣から放たれた魔力は、BBとからすそを飲み込もうとした瞬間
「ロードローラーだッ!!」
からすそがその魔力の放流の上からロードローラーで押し潰そうとする。
「何!?」
ただの機械が宝具を押さえ込んでいることに驚いている殿下のほうを見てからすそ様が
「タンクローリーだッ!!」
更に追撃と殿下の頭上にタンクローリーを召喚する。
「ふん!この程度!」
エクスカリバーでタンクローリーが両断される。だがそれはからすそさまの計算のうちだった
「残念!そのタンクローリーは爆発するッ!!」
「なんだと!?」
殿下の頭上で爆発するタンクローリー。闇の聖剣から放たれた魔力の放流を受けて、そのまま飛び上がったロードローラーにいつの間にかに乗っているBBとからすそ。
「今こそ転移!!」
「了解です!!!」
そのまま、BBとからすそは会場に転移したのだった
「くっ……だが、薬の効果は、やがて現れるぞ……からすそ!」
爆炎の中から無傷で現れた殿下はそう告げて仕方ないと呟き来た道を引き返して行ったのだった
「見事に更地ですね」
「前回のゼオライマーのせいですね」
「ちょっと~調子に乗っちゃったかな~」
「これで収録できるのか?」
「無理じゃない?」
「でも連絡が無いってことは収録があるってことですよね」
前回のゼオライマーの攻撃で更地と貸したスタジオ跡地で呆然としている。ゲスト様たちに
「甘いですよ!海鳴チャンネルに中止はありえません!手札からテラフォーミングを発動!デッキからフィールド魔法を手札に加えて発動!伝説の都アトランティスッ!」
ごぼっ!!!
「「「「!!!!!!おぼっ!溺れるううう!!!」」」」
突然現れた海に飲み込まれるゲストの皆様。そしてBBはちゃっかりアトランティスの上で
「はーい!今日も海鳴チャンネル始まりますよ~!!!」
「「「「殺すきかああああ!!!」」」
「あ、言い忘れてました。そこらへん半魚獣フィッシャービーストとかいますから早くこっちに来ないと喰われますよ~」
ザバッ!ザバッ!!!!!
「「「「ぎゃーなんか凄い一杯来たアアアアア!!!」」」」
フィッシャービースト ATK2400
当時はかなり強かった水属性のノーマルモンスター。後にジェノサイドキングサーモンが登場するまでは水属性のエースカードだったよ♪
「キッシャアアアアッ!!!!」
「きたあ!てっいうか超早い!追いつかれるうう!」
「遊梨カードは!?」
「濡れるからやだ」
「おっさき~」
「棺桶バリヤーッ!!!」
そんな大騒動をしながらゲストの皆様は無事陸地に帰還そしてそれと同時に
「デスメテオ!」
1000ポイントのダメージを与えるバーンカードが炸裂したのだった……
「はい、皆さんどうぞー!夏だからアトランティス!涼しいでしょう!」
「その前に火球で焼け死ぬかと思ったけどね!!!」
遊梨さんがお返しだとデスメテオを使おうとしたがマジックジャマーで無効化されていた。
「そういえばユウーTKTMさんは?今回はお休みですか?」
姿の見えないユウーTKTM様のことを尋ねる狂戦士様に
「あれ、おかしいですね?皆さんと一緒につれてきたはずですがッ」
BBがそういった直後、真上から光の柱が現れた。その光は神々しく光っていて、周りの生き物は慌ただしく泳ぎだす。
「がああああ!!」
「しゃああああ!!!」
アトランティス周辺の水上系モンスター(フィッシャービースト・ジェノサイドキングサーモン)が暴れまくる。良く見ると「要塞鯨」と「暗黒大要塞鯱」も浮上してきている
「ちょっとBBさん!?。どうなってるんですか!?」
「わたしも知りませんよ!?」
「わぁ~。きれいだな~」
BBたちが慌てる中(何名かは平常運転)光の柱の中から現れたのは金髪のロングヘアーに赤い目をし、白いローブを纏った綺麗な女性だった
「ふう、現世にくるのも久し振りですね」
髪をかき上げながら笑う女性に
「あ、あのあなたは?」
BBがゲストの皆さんの疑問を代弁して女性に尋ねた
「申し遅れました。皆様初めまして、わたくし、作者ユウーTKTMの代役としてきました。代行ともうします。代行神という神を務めています。皆さんよろしくお願いします。」
「あ、ご丁寧にどうも。それでユウーTKTMさんはどうしたんですか?」
「実はなにを思ったのか『ごめん代行さん!野生のハートアース・ドラゴンを捕まえにいくから海鳴チャンネルの代役お願い!』とおっしゃって虚数空間に飛び込んでいきました」
色々とツッコミ所のある理由にゲストの皆さんは苦笑いをする。なにやってるのあの人!?やそもそもハートアースって虚数空間にいるの!?など様々あるが、驚き具合は違えどゲストの皆さんは思うことはひとつ
((((((ついに神様まで出てきちゃったよこのチャンネル))))))
何でもありな海鳴チャンネルもここまで来たかとゲストの皆様が思っていると代行さんが
「ところでそちらの御仁が蹲っているようですが?」
「え?からすそさんどうしたんですか?」
金髪犬耳ロリのからすそ様が蹲り、次の瞬間
「うーにゃー♪うーにゃー♪」
「「「「ニャル子になったあああああ!?!?」」」」
腹黒系邪神系ヒロイン・ニャル子の姿へとメタモルフォーゼしたのだった……
「えーなんか色々ありましたが今回のゲストはブラウニーこと「衛宮士郎」さんです。ではどうぞ~」
「なんでさああああああッ!!!がぼごあぼおおおおッ!!!」
パカッ!!!ぼっちゃーんッ!!!!
アトランティスの海の部分に落ちた士郎を見ながらゲストの皆様はご愁傷様ですと手を合わせたのだった
「うーにゃー♪うーにゃー♪……トランスしてしまったようですね!BBさん!」
口調もニャル子テイストになってしまったからすそ様でした
「では改めまして「衛宮士郎」さんです」
「……人間て耐久度高いんだなあ」
びしょびしょの士郎はゲストの皆様と同じようにデスメテオが乾かされ、3分ほどのた打ち回ってから机に腰掛けそう呟いた。その顔は疲労困憊と言う感じだった
「ではさっさとお悩みを暴露しましょう♪」
「桜と似てるのは顔だけ「はい。どーん!」ぐぶっ!?」
余計なことを言った士郎のボデイにBBの拳がめり込んだ。暫く咳き込みながら痙攣した士郎はゆっくりと身体を起こして
「まずなんだけど、義理の妹のイリヤと従姉妹のクロエなんだが……俗に言うブラコンでヤンデレと言うやつらしい。現に俺も身の危険を感じることがある。ヤンデレにはどうやって対応すれば良い?」
ここに来る人はヤンデレとブラコンに縁があるのだろうか?来る人が大体そう言うので全員がそう思ったのだった。chink様がふむっと頷いてから士郎を見て
「言えることはただ1つ。一言でもミスれば死ぬぞ」
「そんなに俺は危機的な状況なのか!?」
「ヤンデレ妹と言うだけで死亡フラグはあちこちに発生する。それを覚えておけ、まぁまずは紅茶でも飲んで落ち着け」
chink様が差し出した紅茶を受け取って士郎はうーんと唸りながら
「対応一つ一つをよく考えてみろか。アドバイスありがとう」
多分地雷を踏み抜く。それがゲストの皆様が思ったことだった。そんな中終夜さんと遊梨さんは
「ヤンデレ……ままゆどうしてるかなぁ」
「いつも通りキュートPに求愛活動してるだろ」
何か懐かしい者思い出すような顔をしてそんな話をしていた
「あの人ゲイなのにね。何処に惚れたんだろ……?」
「んでヤンデレか……突き離したら刺されるだろうし、受け入れれば?」
あんまりなアドバイスに士郎が絶句する。流石の遊梨さんもそう思ったのか終夜さんに
「うっわ〜……テキトー……」
「さすがにちょっとそれは」
遊梨さんと士郎にそう言われた終夜さんは頬をかきながら
「許せ。ヤンデレ相手は経験ないんだ。ついでに俺は同年代だらけだ。こいつも双子の妹だし」
流石に経験の無い者は相談に乗りようがないと言う終夜さんに続いてからすそ様が
「バールのような物を持って逃げましょう!」
「何で!?」
バール。それはどう考えても攻撃用の道具以外にありえない
「逃走用のアイテムです!!!捕まる瞬間に地面に投げましょう!轟音が響いて、牽制になります!!」
「地面!?投げつけるんじゃなくて!?」
「投げつけたら可哀想しゃないですか!私なら逆に飛び込みますよ!?」
(((駄目だこの人……はやく何とかしないと……)))
どうもニャル子化のせいでいつも以上にはじけているからすそ様に全員がそう思ったのだった。
「ヤンデレへの対応は激しい方法と優しい方法の二択がありますが、どちらがよろしいですかね?」
海鳴チャンネルの良心。竜華零様の言葉に士郎はえーとっと言いながら
「厳しい方法と優しい方法って?」
そう尋ねられた竜華零様は自信満々にうなずきながら
「激しい方法とは監禁。つまりヤンデレ仕返せば良いのではないかと。独占欲の表れとして受け入れてもらえるのでは無いでしょうか?もしかすると義妹さんが新しい性癖に目覚める可能性もありますけどね、そして優しい方は首飾り系のプレゼント、お揃いだとなおグーです。つまり目に見える形で「首輪」をつけられることで、信頼度を高めヤンデレの暗黒面に落ちる確率を下げるのです」
どうですか?と言う竜華零様に士郎はかなり引き攣った顔で
「竜華零さんが言った以外の方法で良い対処法はないですか?」
士郎の問い掛けに普通の狐様がお面の下で手を組みながら
「ヤンデレに対する対応ですか……身の危険に対する対応としては、自分が許せる範囲のお願いであれば快く受け入れてあげることですかね。ただ、別件で断るとしても絶対に女性の名前を出してはいけないですね」
「なんでさ」
どうしてか判らないという表情の士郎に普通の狐様が諭すように
「大好きなお兄ちゃんが別の女の子にかまってて自分たちにかまってくれない、とやきもちを焼いてしまいますので。傍から見たら可愛いですが、当事者としてはそうも言えないでしょう」
おおっといいってぽんと手を叩く士郎。恐らくまたヤンデレを増やすような気がしなくもない
「ヤンデレですか。対応といいますと、とりあえずは心配かけないことですね。さすがにずっと傍にとはできませんから、その分構ってあげる時間を増やしてあげてはいかがでしょう?少なくても最悪な状況は回避できるかと。後、機嫌を悪くさせてもいけません。難しいですが、クロエさんが機嫌を悪くしたことを思い出して、それをしないことです」
代行さんの言葉に士郎は指折りしながら「2人で話してるときにイリヤとかの話をしたとき」それと遊びに行くときにイリヤとか遠坂を誘ったとき」と思い返しながら言う士郎はうんって頷いてから
「ありがとう。代行さん。今度はそう言うことをしないように気をつけるようにするよ」
手帳にメモをしながら言う士郎に今度は狂戦士様が
「とは言え片方を蔑ろにしてしまうのは良くないです、義妹と言うことは同じ家で暮らしているのですからね」
そう前置きをしてから狂戦士様は
「そうですね。やはりヤンデレの対処法としては可愛がるべきでしょう。まあ、可愛がりすぎた場合は、大変なことになる可能性もありますので要注意を」
「大変な事?どれくらい大変になるんだ?今の時点でかなり大変なんだが?」
「簡単ですよ。あなたが他の女子と接している時に、やられるのがビンタからジャーマンスープレックスにレベルアップするぐらい、過激になる可能性が」
ヤンデレは嫉妬深い。それくらいの火力上昇は普通にやるだろう。むしろ武器を持ちだす可能性も十分に考えられるとぶつぶつ呟いている士郎に狂戦士が
「可愛がると言う行為は、言いかえれば甘やかすということです。だからヤンデレな義妹さんの我慢が効かなくなってしまう可能性があるのですよ。だから義妹さん達に反応と表情を見て甘やかしてあげてください。ヤバイと思ったら行動を考え直してくださいね」
ヤンデレに対しての完璧とも言える対応の指示をする狂戦士様。ヤンデレは感情的になるのでこのアドバイスはかなり正しいと言える。そして最後の畏夢様はニコニコと笑いながら
「ヤンデレ相手なら~とか考えるんじゃなくて~ブラコン相手なら~で考えた方が良いと思うよ~? まあ~その相手が義理なんだしOKでもいいんじゃないかな~?」
「いや。義妹でも妹……「ドス」ツー」
反論しようとした士郎の頬ギリギリを掠めて飛び去る芋けんぴ。それは海の上にいた要塞鯨の額を打ち抜き。要塞鯨は悲壮とも言える鳴き声をあげて沈んでいった……
「手がすべった~それで何か言った~?」
「なんでもありません。素晴らしいアドバイスをどうもありがとうございました」
恐怖に屈してしまった士郎だが。そんな士郎を責める事が出来る人間がいるだろうか?おかしで要塞鯨をしとめることが出来る畏夢
の戦闘力を考えればこの反応は正しいといわざるを得ない。
「あは♪畏夢様はこっち側だったみたいですね」
「そう見たいだね。BB仲良く出来そう」
ドSコンビはそんなことを言いながら楽しそうに笑うのだった
「えーと次なんだが。アインツベルンに使えている執事のアーチャーなんだが。最近ロリコン疑惑を噂されかなり磨耗しているようなんだ、たまーに遠くを見て正義の味方になりたいんだ。とかじーさんと同じような事を呟き始めた。俺はどうすれば良い?」
この話を聞くだけで判る。アーチャーが相当追い詰められていると、その悩みを聞いた竜華零様は真剣な表情のまま
「妹のこと以外はわかりかねます。ですのでパスです」
妹以外のことは判らないとパスし、次に口を開いたのはchink様が
「相談に乗ってあげたらいいと思います。それだけでも少しは変わると思います。もしくは悩みを聞いてあげるとか。執事と言うのはそう言うのを我慢するので聞いてもらえるだけでも大分気が楽になると思いますよ」
「そっか。確かにアーチャーはそう言うことをあんまり話さないな。今度話を聞いてみるよ、どうもありがとう」
自分の悩みを主に言わないだけアーチャーは良い執事なのかもしれない。
「なにもしなければいいよ~?何かしようとすればするほどおもsゲフンゲフン。やっぱり何でもないと思うよ~?気にし過ぎだよ~」
「今面白いって言おうと……「あ。なんかまた手が滑りそうだな~」気にしすぎか……うーんどうなのかな」
畏夢様が芋けんぴをちらつかせると士郎が一瞬で折れた。あの高火力の芋けんぴの直撃を受けたらしに直結するかもしれないからだ。決して臆病者とかそう言うわけではない。
「人の噂も七十五日と言いますからね。噂も一時で次の話題に移るでしょうし、時が経てば立ち直ると思いますよ。だから、その間に気休めでも、気にするななどと声をかけてやればいいかと。時間と共に解決するのではないでしょうか?」
「そう言うものなのか……だけど人の噂も七十五日かぁ……諺にあるってことはそうなのかもしれないなあ」
古くから現代に伝わっている諺。それを言われると確かにと思ってしまうのは当然の事だろう。狂戦士様に続いて普通の狐様が
「ロリコン疑惑……まあ、精神が磨耗しているということは弁解は聞き入れてもらえなかったのでしょうね。そんな状況であれば、あなたがアーチャーさんの味方で居てあげることが大事です。親しい人に疑われると余計傷つきますのでね」
「あ、そっか。そうだよな。知り合いに疑われると辛いよな、ありがとう教えてくれて」
「どういたしまして」
普通の狐様と狂戦士様の言葉に士郎がうんうんと頷いていると終夜さんと遊梨さんが何かを決めた顔をして
「「アーチャーェ……遊梨、こうなったら……」
「うん。纏めて潰してくる」
「まとめて潰す!?何をする気なんだ!?」
余りに物騒な単語に士郎がそう叫ぶが、遊梨さんはその言葉を無視視して、自分の横に現れたDホイールに乗ってアトランティスを飛び出した。そして数分後、遊梨は笑顔で戻って来た。
「いや〜、自称正義を叩き潰すのは楽しいね〜」
「なんでさッ!?アーチャーはどうなったんだ!?」
その頃海鳴では突然何者かに奇襲を受けたアーチャーが公園の真ん中で瀕死状態になっていたりするのだった……
「そ、それはお気の毒に……でしたら温泉旅行に連れてってみてはいかがでしょうか。ご家族やお友達もつれても構いませんし、そうすれば疲れがとれ、元気になるでしょう」
今の遊梨さんの行動も含めてですよ?効能が打撲とかに効く温泉はどうですかね?と付け加える代行さんに
「でもそんなお金、俺持ってませんよ?」
一介の高校生が家族全員そして友人を連れて温泉に行くような金を持っているわけが無い。だが代行さんはにっこりと笑ったまま
「大丈夫ですよ。お金が作者が代わりにだしますから」
「え、それ使って大丈夫なんですか?」
「はい。普段投稿が遅いので、罰を含めてますから。ではとりあえずこれを」
士郎の前に封筒を置く代行さん。士郎はええっ……貰っていいのか悩んでいるようだったが、代行さんの「悩んでいる家族の救済に使ってください」その笑顔と言葉に折れた士郎はその封筒をポケットにしまうのだった……なおその頃「ユウーTKTM様」は
「ヒャッハーッ!!!見つけたぜ!ハートアースドラゴン!!!」
虚数空間を住処にしている東洋のドラゴンによくにたハートアースドラゴンを捕獲するために戦闘を開始していたりするのだった……そして最後になったからすそ様は会心の笑みを浮かべて
「これを使うのです!!!」
からすそ様が、何処からともなく取り出したのは……
「棺桶!?しかも震えてる!?」
「開けてみてください。そこに震えている理由がありますから」
士郎はびくびくとからすそ様が置いた棺桶の蓋を開ける。そこにいたのは
「死ーん……」
両手足を縄で縛られらモードレッドがそこにはいた
「「モードレットォォォォ!?何でいるんんんん!?」」
棺桶を覗き込んでいた全員がそう絶叫する。棺桶の中のモードレッドはこころなしか、沈んだ表情のまま気絶しているモードレットだった。
「逃走中、偶々いたので棺桶に詰めました(テヘ♪)」
「詰めるなよ!?」
そんな理由で詰められたモードレッドは堪ったものじゃないだろう
「てな訳でぇ……」
からすそはモードレットを立たせる。
「立つの!?」
手足を縛られている上に気絶しているはずのモードレッドがふらふらしている者の立ち上がった
「攻撃が当たったら目覚めます」
「鬼畜ぅぅぅぅぅ!!」
士郎の叫びは無視して、からすそ様はモードレットの足を蹴って浮かせる。
「スペル"拳技 魔人拳……はぁぁぁ……」
紫の魔力を溜める。モードレットがからすその正面に来た時に、
「ハァ!!!!」
「ぐヴぉぁぁぁあ!?!?」
「モードレッドおおおおッ!?」
いつの間にかに発生していた空間の穴にモードレットを吹き飛ばす。モードレッドはその空間に吸い込まれるように消えて行ったのだった。その頃地上。海鳴の埠頭では
「……ランサーの真似事をしてみたが、釣れんな」
殿下は釣りをしていた。からすそとBBの捕獲に失敗し、リューカもシロウいないのでこうして釣りに来ていたのだった。釣り糸を回収している時に、何かの叫び声が聞こえる。
「……ぁぁぁぁぁあああああ"アアアアア!?」
どこかから降って来たモードレットが、地面に刺さった。
「……にやり」
殿下は口元をにやけさせ、面白いおもちゃを手に入れたと呟きながら釣具を回収しモードレットを引き摺りながら家へと歩き出したのだったその頃、アトランティスでは
「では、棺桶に入ってやり過ごすのです」
「モードレットォォォォォォォォ!?!?」
からすそ様のアドバイスよリモードレッドが心配な士郎の絶叫が木霊していたのだった
「夏休みが近いから遠坂……俺の学校のマドンナとか。紅い悪魔とか言われている凄く綺麗な女子なんだが、遠坂に一緒に出かけないかと誘われた。なんか泊まりで行くのに良い所があると言っていたんだが、イリヤとクロエに似た気迫を感じた。断るべきなのかどうなのかを教えて欲しい」
暫く絶叫した後落ち着いた士郎がそう尋ねてくる。リア充爆発しろといいたくなるイベントだが、病んでる義妹がいる士郎には死活問題なのか信じられないくらい真剣な顔をしている。その言葉を聞いて悩むゲスト様も居たが竜華零様と畏夢様は即答した
「逝ってこ~い✩」
「どうしても断れないなら、妹君と一緒に行かれるのがよろしいかと」
それは自分が当事者ではないから言えるアドバイスともいえた。いや逆に病んでいる義妹がいないのならその選択肢は極めて正しいのだろうが、病んでる2人の義妹が問題なのだ
「行っても大丈夫なのか?」
「逝っても大丈夫ですよ~」
「妹を連れて行っても大丈夫では?」
前者は喰われる。後者は死亡フラグの乱立だ。だがその言葉の裏に隠された言葉に気づかない士郎は言ってもいいのかなあと呟いている。これは不味いと判断した普通の狐様が
「マドンナと悪魔……矛盾してる感じがしますが、気にしないでおきましょう。とりあえず、断るかどうかは場所を聞いてからでいいのでは?というか、多分場所によっては身の危険ではなく貞操が危険な可能性もありますし、慎重に判断することです」
「場所……そういえば聞いてなかったな。良い場所としか言わないし、うん聞いてみることにする」
場所を聞いてなかったのか!?ゲスト様も思わず呆れてしまう、行く行かない以前にまずは場所を聞くのが普通と言うものだろう
「折角女の子が誘ってくれたんだし行くべきだよ、当然2人で!BBもそう思うよね?」
「ええ。向こうが行くためのお金とかを出してもいいって言うのに断るのはどうかと思いますよ」
ドSにしてヤンデレな2人がそう言う。その考えは同じシュチエーションならば力づくでもと考えているのが判るくらい邪悪な笑みを浮かべていた終夜さんはそんな2人を見て溜息を吐きながら
「他の奴連れてくなよ?大惨事世界大戦が開戦する羽目になるからな?」
義妹や他の人間を連れて行っただけで遠坂は赤い悪魔モードで不機嫌になり死亡フラグが増える。それは間違いないことだろう
そんな終夜さんの話を聞きながらchink様が
「私はどうなるかだけ教えましょう。行かなかったら監禁。バットエンド。行った場合は、もしかするとイリヤ殿とクロエ殿からのお仕置きがあるかもしれませんね。一番いいのはイリヤ殿達も一緒に行くなんでしょうけどたぶん無理だと思います。イリヤ殿たちは紅い悪魔殿を嫌がるし、紅い悪魔はイリヤ殿達を嫌がる。どちらにせよ後悔の無い選択をしてください」」
後悔の無い選択をとchink様が言うがそれに対して代行さんと狂戦士様は
「断らないほうがいいかと思いますよ?断ってしまうともっと大変な目に合うと思いますから。それにひと夏の思い出を作るのもいいかと思いますよ?」
断れば紅い悪魔が怒る事は間違いない。女子が男子を誘っている時点でかなりの勇気を出しているのは間違いないのだから
「断ったら、最悪あなたは拉致られます。そして行ったら行ったで、最悪帰って来たときに殺されます。いや、その前に帰ってこれるかも怪しいか?前門にヤンデレ×2、後門に紅い悪魔とやら。これはまずいかもですねひゃっはー」
狂戦士様は無表情でそう言うなかなかにシュールな光景だが、いっていることは正しいその末路を想像した士郎の顔は若干青い
「どちらにせよ、何が起きても抗えるようにしといた方がいいかもしれませんね。自分的には逝かない方がいいかとは思いますがね」
抗うための準備。断るにしろ、行くにしろどちらにせよ死亡フラグが待っているのだからそれに対抗する術を準備したほうが良いと言う狂戦士様。そして全員の意見を聞いていたからすそ様はイイエガオで
「行っちゃえ!襲われちゃえ!!」
逝ってしかも喰われてしまえと言い出す。
「何だよ結論!?てか、何で結論に行くん!?俺喰われてまうん!?」
同様の余り大阪弁になってしまう士郎にからすそ様はくくっと笑いながら
「結果だよ、結果……くくく……どっちにせよ貴方にはその未来しか待ってないんですよ」
士郎に待っているのは捕食エンドもしくはハーレムエンドしかない。と笑うからすそ様、だが義妹にも迫られている士郎の近況を考えるとあながち間違ってもないのかもしれない
「じゃあ最後の悩みなんだが、最近転入してきた龍花なんだが、まぁぽわぽわ してて可愛いというのは判るんだが……ヴィータも シグナムも過保護すぎるし、行き過ぎているのでは と思うときもある。その内超えてしまってはいけないラインを超えてしまうんじゃないかと激しく不安 になる。友人として俺はどうすれば良い?」
海鳴チャンネルに来る人は龍花さんに関する悩みを持ってないのだろうか?と全員が思った。今までの登場で龍花さんのことを相談しなかったゲストが存在しないからである
「相談に乗ったり、行き過ぎそうになったら注意するか止めるかしたらいいと思います。友人として」
chink様の友人として。それはとても大切な事だ、だが過保護な兄貴たちの方向性が変わってしまったとき。知ろうが一人でそれを止めれるかどうかは不安が残る。だからそうなる前に説得してしまおうという事だ。同じような意見なのか狂戦士様と代行さんが
(ヴィータさんは超えても、社会的に一応…問題はないらしいけど)大丈夫ではないですかね。万一超えてしまおうとしても、互いが互いに抑止力となってるようなものでしょうし。それでも不安になると言うなら、話し合うだけでも良いと思いますよ?」
互いに互いが抑止力。それははやて達の関係のことだろう。龍花は好きだが兄としていたいと言うその気持ちが最後の砦なのかもしれない
「正直、私からはなんともいえません。ただ、信じてあげてください。そして、もし超えてしまっても友人のままでいてあげてください」
代行さんは一線を越えてしまう可能性を考えているようだった。何時その最後の砦が壊れるか?それも考えておかないといけない問題だろう
「話し合う事か。それだけで何かが変わるかもしれないよな。今度はなして見るよ」
話すだけで分かり合えるほど人間は単純ではないが、話し合わないと判らないこともある。代行さんと狂戦士様の意見は正しかった
だがその意見に待ったをかけたのは今回はじけている畏夢様だった
「家族間に踏み入るのは関心しないな~という感じで見守ってれば良いよ~?」
家族間の問題に第3者が関わるのは感心しないと真面目なことを言う畏夢様。最後はまともかとゲストの皆様が思っていると
「あ、けど~、そこは敢えて関わってみるのも良いかも~(絶対面白そうだから~)」
愉悦を探していますと言いたげな悪い顔で笑う畏夢様に戦慄するゲストの皆様でした……こほんっと咳払いしてから普通の狐様が
「なんというか、龍花ちゃんを前にしてそう思えるあたり浮世離れした精神の持ち主ですね……。しかし、そんな風に考えられるのであれば、あなたが客観的な立場として龍花ちゃんを見守ってあげてはいかがでしょうか。越えてはいけない一線を越えそうになっても、龍花ちゃんを守りたい気持ちがあれば説得に応じてくれると思います」
客観的にさりげなく龍花を守る。実践的に行動する王花たちとは違う方向性で守ることをアドバイスされた士郎はなるほど、その手があったかと頷いていた。良いアドバイスが続く中竜華零様と遊梨さんが
「放っておいても何ともなりゃあしませんと思いますが」
兄としての誇りがある限り大丈夫だと思いますけどねと前置きしてから竜華零様が
「どうしても何かしたいなら、そうですねぇ、貴方が龍花様とお付き合いを始めれば万事解決すると思います、少なくともその問題については。まぁ、次の瞬間から別の問題が発生すると思いますが、ええ」
別の問題、それは過保護な兄貴・自分の義妹・過保護な従姉妹・紅い悪魔・騎士王・黒い後輩による致死性の攻撃であることは間違い。顔が引き攣っている士郎に遊梨さんがサムズアップをしながら
「嫁にしてしまえ!」
「なんでさ!?」
「何言ってんだお前!?ヤケに大人しいと思ったら一気にはっちゃけやがった……」
士郎と終夜さんに同時に突っ込まれた遊梨さんは笑いながら
「でも一回入ってしまえば龍花が絶対的な抑止力になるし、家は移り住んでしまえば勝ち組確定!良かったね!!」
「その前に殺されるわ!!!」
付き合う事態で殺されかけ結婚となれば龍花の知らない所で暗殺される。そんな未来を幻視してしまえるほど龍花との結婚や付き合うことは危険性に満ちていたようだ。
「………………………………………………………………棺桶でおk」
長く悩んでいたからすそ様はそう言った。どうやらいいアイデアが出なかったようだ
「悩んだ結果がそれかよ!?」
「逃げるが勝ち!!!」
そう叫んで逃げようとしたからすそ様だったが突然アトランティスの海面が上がりそこから
「ギャオオオオオッ!!!!」
黒い巨獣が現れ咆哮を上げた。それと同時に畏夢様が
「怪獣ライド~GOZIRAだよ~」
「「「「怪獣王召喚!?」」」」
某バーコードライダーが持っている拳銃を海に向けてそう笑っていた。そして召喚された怪獣王は口を大きく開く
「これやばくないですか!?」
「間違いなくあれがくるううう!!!!」
「遊梨カード!カード!!!!!!!」
「えーと和睦の使者!?」
「もっと!もっとお願いしますうう!」
「ハーフアンブレイクとかも追加あああああ!!」
ピカッ!!!!!
怪獣王の吐き出したブレスがアトランティスヲ揺らしたのだった……
「ふむ。今回も大分酷い有様のようだな」
モードレッドで遊ぶのに飽きた殿下がチャンネルのスタジオに来る。アトランティスのカードは灰になりスタジオの廃墟ではBBを含め全てのゲストが気絶しているという異常な状況にも動じず殿下は気絶しているBBとからすそ様の襟首を掴む、すると気絶していた2人が目を覚ましイイエガオの殿下を見て
「「いやあああああッ!誰か助けてエエエエエエ!!!」」
怪獣王の攻撃で身体が動かないBBとからすそ様は楽しそうに鼻歌を歌う殿下に回収されてしまったのだった
「はい~今回はこれで終わりだよ~」
スタンドで無事な畏夢様が手を振り。今回の海鳴チャンネルは終了したのだった