海鳴チャンネル番外編 海鳴チャンネル   作:混沌の魔法使い

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第20回

夜のアインツベルン宅より。2つの影が、アインツベルン宅の扉から出てきた。

 

「何であの人まで!?」

 

「わかんない!!」

 

BBとからすそは、ある人物から逃げていた。本来いるはずの無いのその人物とは……

 

『■■■■■■■■■■!!!』

 

バーサーカーであった。鋼の肉体を持つゴリマッチョがからすそ様とBBを捕らえようとその豪腕を伸ばしていた

 

「あれ!?さっきまでアイリスフィールさんじゃなかったんですか!?」

 

女装してと服を持って追いかけてきていたのは、アイリスフィールだったはずなのに、いつの間にかマッチョになっている事に驚きBBがそう叫ぶと

 

「絶対イリヤさんです!!バーサーカーに命令したんでしょう!!」

 

ドスドスと、恐ろしい速度と気迫でバーサーカーが走ってくる。

 

「戦って逃げます!!」

 

「同感ですッ!!」

 

バーサーカーを向かい撃つ為、2人はステッキとバールを取り出す。バーサーカーがBBを掴む直前に、ロードローラーがバーサーカーに突っ込む。

 

『■■■■■■■■■!?』

 

「逃走本能が赴くままにぃぃぃぃぃぃ!!!!」

 

からすそはBBと一緒に、別のロードローラーに乗って、全速力で逃げていった。ロードローラーに撥ね飛ばされたバーサーカーは、諦めた表情をして、アインツベルン宅に戻っていった。

 

 

 

「さてとでは今回のスタジオを用意しましょう」

 

何とか逃げ切れた、BBとからすそ様はスタジオ跡地で再びカードを用意していた

 

「魔法カード発動「竜の渓谷」!」

 

スタジオ跡地は一瞬で谷へと変わり……

 

「へっ?」

 

からすそ様は宙に浮いていた。BBは手を振り

 

「さよーならー」

 

「己エエエええ!図ったなあアアアアア!!!」

 

ドップラー効果を残してからすそ様は消えていった……なお通常のゲスト様は皆さんちゃんと安全地帯にいたりする

 

「あの?からすそさん大丈夫なのですか?」

 

引き攣った笑みのchink様がそう尋ねるとBBはそうですねと頷いてから

 

「さてとそろそろですね。リバースカードオープン「強制脱出装置」

 

「オアアアアアアア!!!」

 

下から強烈な勢いで打ち上げられてきたからすそ様は、丘の上でぴくぴくと痙攣していた。強制フリーフォールからの射出そのダメージは計り知れないだろう

 

「ふっははは!勝った私の勝ちですよ」

 

痙攣しているからすそ様を突いているBB。そしてそれを無視して竜の渓谷の光景を楽しんでいる人達。既にこの混沌空間に慣れてしまった面子だ

 

「綺麗な~風景ですね~」

 

スタンドな畏夢様がふよふよと浮かびながら言うと、普通の狐様が

 

「我輩はせっかくなので何か呼んでみますね。ドロー」

 

何処かから取り出したカードの束の1番上のカードを引く

 

「おや、モンスターカード。では我輩は『迅雷の魔王スカル・デーモン』を召喚」

 

骨で出来た異形が現われ咆哮を上げる。雷がそこら辺に落ち始める

 

「ってうおお!危ねえ!!!」

 

「これだけ連続で雷がなってるとうるさいですね」

 

「と言うか邪魔です!普通の狐さん!」

 

BBにそう怒鳴られた普通の狐様は肩を竦めて

 

「え、邪魔ですか? しょうがないなあ」

 

カードをデッキに戻すと同時にスカルデーモンは溶けるように姿を消した……

 

「さてとでは今回は新しいゲスト様を紹介します」

 

BBがそう言うと同時にドーンッ!ドーンッ!!と音を立てて警告がゆれる

 

「地震ですか!?」

 

「だとしたら危ないね~逃げないと~」

 

「遊梨準備は?」

 

「亜空間物質転移装置の準備は出来てるよ」

 

逃げるということを考えているゲスト様の後ろの空間が砕け

 

「ハッ!!!」

 

回転ジャンプをしながら飛び出してきたのは……鋭利な黒い身体の紅い目の異形だった

 

「「「仮面ライダー!?」」」

 

それは間違いなく。仮面ライダークウガ アルティメットフォームだった

 

「NEWゲストの凄まじき戦士様です!」

 

「よろしくお願いします!」

 

サムズアップするクウガ。何と言うかとてもシュールな光景だった……

 

「仮面ライダーか。懐かしいな」

 

「そうだね。ダークディケイドとキバだね」

 

なにか物騒な会話をしている兄妹がいたが、誰も突っ込む人間はいなかった……

 

「あれ、今回もユウーTKTMさん欠席ですかね?」

 

紅茶と机とお菓子を用意を終えて、椅子に座った所で普通の狐様がそう尋ねる。からすそ様はいつの間にか復活しメロンパンを食べていた

 

「ということはまた代行さんがくるのですかね?」

 

前回の代行さんの事を思い出した、竜華零様がBBにそう尋ねると

 

「いえ、今回はユウーTKTMさんが参加すると聞いてますが!?」

 

突然渓谷の空に大きな亀裂が生まれた。亀裂はどんどん広がりその度に周りのモンスターたちが騒ぎ始めた

 

「な、なんですかあれは!?!?」

 

「どんどん広がってますね~」

 

「何やら亀裂の方からおぞましい力を感じる!?」

 

「え、なんですか?これ!?」

 

BBさんやゲストの方々が困惑している中(何名か平常運転)空が割れた。そして中から現れたのは神の龍のナンバーズ「No,92偽骸神龍ハートアースドラゴン」だった

 

「ええええええええええ!?!?!?ハートアースドラゴン!?」

 

「なんでハートアースが渓谷に!?」

 

「いや、一応ドラゴンだからいてもおかしくはないかと」

 

「とりあえずどうします?」

 

「……あれ?。ハートアースの頭部に誰かいないか?」

 

皆がそれぞれ反応している中、素晴らしき戦士様さんがハートアースの頭部になにかを見つけた。皆も注目してみると

 

「あ、あれは!」

 

そこにいたのは……

 

「ふははははははは!我が世の春が来たああああああああ!!!」

 

すでにハイテンションのユウーTKTMがいた

 

「「「なにやってんのあの人!?!?!?!?!?」」」

 

ハートアースの上で高笑いしているユウーTKTM様に全員がそう突っ込む

 

「お~いいな~ハートアースに乗れるんなんて~」

 

「貴重な体験だな」

 

「あーそういえば前回ハートアースのを捕まえるっていってましたね。とりあえずぶっとばしますか」

 

ゲストさんが驚いている中(平常運転な方もいます)BBさんは把握してとりあえずぶっ飛ばそうとハンマーをブンブンと回して準備していた。そんな中

 

「ふははははは!絶好調で……ん?」

 

突然、高笑いをしていたユウーTKTMの声が途絶えた、その理由はいたってシンプルで……

 

「へぶしっ!?」

 

ユウーTKTM様はなにかに叩かれ地面に衝突した。原因はハートアースが頭を下げ、尻尾でユウーTKTMを叩き落としたのだ。そしてハートアースふんっと鼻を鳴らすと、巨体をゆすりながら裂け目にもどり去って行った

 

「「「……え?」」」」

 

あっさりと帰って行ったハートアースを見ているBB達。そんな中ユウーTKTM様はケロッとした顔で

 

「いやー皆さんお久しぶりです。さっきのはせっかくハートアースを捕まえたので紹介しようとしたのですが、全然なつかなくて、むしろああやって反抗してくるんですよね。困ったものです。あ、新しいゲストさんですね。はじめまして、ユウーTKTMと申します」

 

平然と自己紹介を始める。ユウーTKTM様を見てゲストの皆さんは心の中で

 

(((じゃあそんなの連れて来るなよ!)))

 

心の中でそう突っ込んだのだった……

 

「所で今回のゲスト様はまだ来てないのですか?」

 

「もう少しで到着予定なのでもう少し待っててくれますか?食べ物と飲み物も用意してるんで、雑談デモしながら待ってましょう」

BBに紅茶をお菓子を進められたゲストの皆様は、ハートアースのインパクトで立ち上がってしまったのでもう1度座りなおし

 

「それでしたら我輩は紅茶を」

 

「私はこのメロンパンを」

 

普通の狐様は紅茶をカップに注ぎ、からすそ様はメロンパンに手を伸ばし

 

「では私も座りなおしますか」

 

立ち上がっていた竜華零様がゆっくりとイスに腰掛けようとして

 

「は?」

 

座る同時に竜華零様の姿は消え、普通の狐様は

 

「あ、甘いいいいいッ!!!」

 

「に、苦い!?この苦味は緑茶!?」

 

口を押さえて悶絶し倒れる。そして立ち上がると

 

「くちがあみゃい」

 

「口の中が苦い」

 

「「ロリとショタになってる!!!」」

 

なぜか普通の狐様は少女になり。お面がずれ落ちかけ、からすそ様はあどけない顔つきの少年になっていた。そして何処かに消えた竜華零様は……

 

「む、胸がありますね」

 

「「「女体かしてる!?」」」

 

なぜか女性になっていた。これは間違いなくBBの仕業と全員がBBのほうを見るが

 

「ち、違いますよ!?私は今回は何もしてません」

 

ぶんぶんと手を振り違う違うとアピールするBB・スタジオの中が騒がしくなってきた所で

 

「失礼しました。少々道が込んでいて……所でこの騒ぎは一体?」

 

本日のゲストのアルトリア・セイバーがスタジオになっている。竜の渓谷に到着したのだった。そして悪戯を仕掛けたのは

 

「やり~大成功~~~」

 

スタンドな畏夢様がBBの後ろから現われ楽しそうに笑っていたのだった

 

「えー色々とトラブルが起きましたが。今回のゲスト様も到着したので、海鳴チャンネルはっじまるよ~。ハイでは今回のゲスト様を紹介いたします「アルトリア・セイバー」さんです!皆さん拍手ー」

 

ワーッぱちぱちと拍手される中。アルトリアが

 

「皆さん。今日はよろしくお願いします」

 

ぺこりと頭を下げた。それを見たゲスト様はほっと溜息を吐いた。前に居た「黒殿下」様でないことを確認して安心したのだ

 

「ではお悩みをどうぞ」

 

BBに促され、アルトリアは悩みを口にしたのだった……

 

「シロウが最近イリヤやクロエにばかり構っています。寂しいというわけではないんです。ええ、ぜんぜん寂しくはないんですが面白くありません。もっと一緒にいたいと思うのですが、私はどうすれば良いですか?リンのようにもう少し攻める事を覚えたほうがいいのか?リューカのように料理を覚えてたら良いのか?どうすればいいのか教えてください」

 

その質問に何人かのユーザー様は安堵の溜息を吐いた。このチャンネルのお決まりの龍花が関係してない質問だったからだ。そして最初に答えたのはからすそ様だったのだが……

 

「がんばれがんばれできるできるがんばれがんばれできるできるがんばれがんばれできるできるがんばれがんばれできるできるどうしてそこであきらめるんだよもっと熱くなれネヴァーギブアップ!!」

 

そう叫ぶからすそ様の背後から炎が吹き出る。ちなみにショタなので声に迫力がないのはご愛嬌だ

 

「熱い!?本当に炎が来てるだと!?」

 

近くに居た凄まじき戦士様が咄嗟に顔を覆う。敵の怪人の攻撃を受けているライダーに見えるのはご愛嬌である。

 

「違うよ!!あれは、後ろでBBがメテオプロミネンスを使ってるんだよ!!見てよ、あのイイ笑顔!!」

 

ドSトリオの1人。遊梨さんが気付く、からすそ様の後ろでBBがイイエガオでバーンカードとして凶悪な性能を誇る。メテオプロミネンスを使っていた。からすそ様の背中には、燃える渦が迫っている。だが、からすそ様はポケットからカードを取り出す。取り出したカードは逆巻く炎の精霊だった

 

「ゴー!!逆巻く炎の精霊!!」

 

『せいや!!』

 

からすそ様は逆巻く炎の精霊を召喚した。逆巻く炎の精霊は、ひたすらメテオプロミネンスに魔力ボールを放っている。一体何がしたいのだろう?と首を傾げるBBを見てからすそ様はにやりと笑い

 

「今こそ使うべき時!!死霊ゾーマを3枚発動!!!」

 

ゾンビ見たいなモノが現れ、ケケケケっと笑い声を上げている

 

「死霊ゾーマを生け贄に!!現れよ!!!宵闇よりいでし神!!邪神アバター!!!」

 

漆黒の太陽のような物が現れる。そしてアバターに逆巻く炎の精霊が魔力ボールを放つ度に、アバターの攻撃力が上がっていく。

 

「何回続ける?」

 

からすそ様が勝ち誇った笑みを浮かべる。それを見たBBが何をしようとしているのか気付くが、時既に遅く……

 

「クッ……からすそ……!?」

 

「私は……」

 

からすそ様の声に従うように、アバターが変型し、黒い逆巻く炎の精霊が現れた。

 

「千球だッ!!」

 

黒い逆巻く炎の精霊から、千の魔力ボールがBBに向かった。

 

「キャァァァァァァ!?」

 

さすがのBBも完全に回避することが出来ず、炎の中の消えて行ったのだった……

 

「あの……私の質問……」

 

アルトリアさんは、展開に追い付いていけず、呆然としていると竜華零様が

 

「これはいつもの事なので、お気になさらず。では、私がお答えしましょう。アルトリアさん一緒にいたいのであれば、一緒にいれば良いではありませんか。別に何をするでもなく、そっと傍にいれば良いのです。それが一緒にいると言うことです。その上で、美味しいものを食べさせてあげたいと思うのであれば、そうすれば良いのです」

 

「自然にですか?」

 

「はい。考えて行動するのでなく、素直な自分の気持ちにしたがってみてはどうですか?」

 

考えて行動するのではなく、心で従って行動するべきだとアドバイスを受けた。アルトリアさんは

 

「心で……ありがとうございます。そうしてみます」

 

どうもそのアドバイスを気に入ったようで、アルトリアさんが深く頭を下げる

 

「いえいえ、頑張ってくださいね」

 

にこにこと笑う竜華零様に続いて、普通の狐様が

 

「我輩的には、買い物に付き合ってもらったり、一緒に勉強することも重要だと思いますよ? 何をしたいかはっきり伝えたら、きっと頷いてくれますから。そばにいたいならまずは身近なところからいってみてはどうでしょう」

 

「身近な所から……?」

 

不思議そうに首を傾げるアルトリアさんに、普通の狐様が

 

「はい。最終的には彼女になりたいと考えるのは判ります。ですがそれを焦ってはいけません、ゆっくりと少しずつ外堀を埋めていくことを考えてくださいね」

 

普通の狐様のアドバイスにアルトリアさんは

 

「焦りすぎは良くないということですか?」

 

「はい。恋に焦りは禁物、ゆっくりと頑張ってくださいね」

 

ロリになってしまっているのでお面を抑えながら、言う普通の狐様。流石は貴重な常識人の1人だ。

 

「私的で悪いのですが料理が出来ない女性よりは出来る女性の方がいいと思います」

 

chink様が紅茶のカップを机の上に置きながら言うと、アルトリアさんは

 

「や、やはりそうなのでしょうか?」

 

「ええ、料理をしてもらうと言うのは嬉しいことですからね」

 

にっこりと笑い話を締める。chink様に続いて、狂戦士様が

 

「そうですねぇ、1つの手段としては、料理の話題ってのはどうでしょう?士郎さんに料理を習いに行くのもよし。味をどうすればよいかと話すのもよし。そこからさり気なく別の話題に逸らせば、一緒に入れて楽しくすることができると思います」

 

いっしょに料理をする。それは楽しいし、話の話題にもなると言う狂戦士様に

 

「リューカとよくやるのですが、シロウとやるというのは盲点でした。今度知シロウに教えてくださいと試してみますね」

 

嬉しそうに手帳に書いているアルトリアさんを見ながら、遊梨さんと終夜さんが

 

「……押せ押せでいいんじゃない?」

 

「うん。うちのセイバーもそうだからいいと思う」

 

「?うちのセイバーとは?どういうことでしょうか?」

 

自分達だけで理解されても困るとアルトリアさんが言うと、遊梨さんが

 

「あ、実はうちにもセイバーいてね。リインフォース・アインス、赤セイバー……一緒にある男を押しまくってその結果ハーレム構築だからね。ついでにその男は電王でセイバー達はイマジン代わり」

 

「電王!?仮面ライダーですか!?」

 

電王の言葉に食いつく、凄まじき戦士様に

 

「「「お前もだろ!!!」」」

 

クウガの癖に何で食いついているんだ!とツッコミが突き刺さる中

 

「イマジン?仮面ライダー???」

 

ゲストの皆様は判ったのだが、アルトリアさんは首を傾げていた。話が通じないのは当然だったわけだ……

 

「あ、失礼しました。押してみるということをアドバイスをしますね?」

 

「は。はぁ……」

 

納得はいかないと言う顔をしているが頷くアルトリアさんだった

 

「おおおおおお!!!!」

 

「くっそう何度も行きません!!!」

 

なおからすそ様とBBはその間も激しい戦闘を繰り広げている。渓谷に住んでいるミスとバレーのモンスターと、ドラグ二ティモンスターは迷惑そうに2人を見ていた

 

「こほん、では次は僕が」

 

いつの間にかアルティメットフォームからマイティフォームに戻っている凄まじき戦士様がサムズアップしながら

 

「なるほど、義妹に気を使っているんですね。無理に料理を覚える必要はないと思います。逆に考えるのです、義妹のポジションなら攻められると!ということで、この薬を差し上げます。これはイリヤやクロの年齢までいろいろなものを下げられます。これでいっそのこと落とすのもありですよ?それか義妹になるとかありですよね」

 

キラーんとイイエガオを浮かべているであろう。凄まじき戦士様に

 

「「「違うだろ!!!」」」

 

「ハンマーシュート!」」

 

「ぐはあ!!!」

 

ゲストの皆様のツッコミ加えて。決着が付かない事で戦いを諦めたBBのハンマーシュートが炸裂し、凄まじき戦士様は渓谷にめり込んだのだった……

 

「えーと。私はここに来たのは間違いだったのでしょうか?」

 

あまりに混沌としている海鳴チャンネルに来たことを後悔している、アルトリアさんを見たBBが

 

(いけないですよ!流れを変えてください。このままだと番組存続の危機ですよ)

 

お悩み解決番組の流れとして最悪だと判断したBBがそう言う。残っているのはユウーTKTM様と畏夢様。最初に口を開いたのはユウーTKTM様だった。トラブルメイカーとドS、若干不安に思っているBBだった。そしてその不安は的中した

 

「ではお答えいたしましょう!ズバリッ!決闘をするのです!」

 

「「「「……は?」」」」

 

あさって過ぎる返答をする。ユウーTKTM様に全員の目が点になる

 

「け、決闘……ですか?」

 

アルトリアさんが尋ね返すと、ユウーTKTM様が自信満々な顔をして

 

「イエス!そのシロウくんに決闘を挑むのです!そこで伝えるのです!あなたの思いを!そしてあなたのシロウくんへの思いをぶつけるのです!そうして互いに打ち続けていくことで!シロウくんはあなたの思いにも答えてくれるでしょう!そうなればあなたはシロウくんと結ばれるでしょう!」

 

ドドーンと言う効果音がつきそうな勢いで言う。ユウーTKTM様を見た凄まじき戦士様が

 

「この人はいつもこんな感じなのか?」

 

「ま、まぁ。たまに真面目に答えますけど、ほとんどこんな感じですね」

 

「そうですね。基本的に壊れてますね」

 

「まぁ久しぶりですけど。何も変わってないですね」

 

あははっと笑うゲストの皆様。久し振りの登場だが、相変わらずはっちゃけているユウーTKTM。それに困惑しているアルトリアさんだったが

 

「はい。ドーン」

 

「ふっぎゃあああ!!!」

 

BBのハンマーで吹っ飛ばされ、ユウーTKTM様は渓谷の間へと落ちていった

 

「だ、大丈夫なのですか!?」

 

「だいじょーぶですよ。ギャグ補正と安全措置で無事です。心配しないでください、じゃあ畏夢様、ばしっと決めてください!」

 

話を振られた畏夢様は芋けんぴを齧りながら

 

「料理以外の家事を手伝えば良いと思うよ~? 又は無理矢理夜の体育祭~♪」

 

その言葉にアルトリアさんの顔が真っ赤になる。何を言われたか理解したようだ……

 

「ちょっとその発言は許せませんね。ドーン!」

 

BBが攻撃を繰り出した瞬間

 

「奥義。芋けんぴガード!」

 

※芋けんぴガード……芋けんぴを愛し、芋けんぴから愛された者のみが使える最強の防御。金ピカ傲慢王の奥義すら余裕で耐えられる。BBのハンマーは弾き飛ばされ

 

「ふー死ぬかと。げぶう!」

 

「「「「ユウーTKTMさーんッ!?」」」」

 

渓谷から這い上がってきた。ユウーTKTM様が再度渓谷の下に叩き落されたのだった……

 

「えーと次なのですが、最近気がついたら、女性物の服。しかもゴスロリやメイド服を手に持っていて、私自身も黒いゴスロリの服を着ていたりするのです。原因は判っていて、お母様からの遺伝で何かをきっかけに性格が変 わるらしいのです。お母様も普段は優しいのですが、性格が変わると傲慢と言いますか、少々気性が荒くなるので多分私も同じだと思うのですが、これはどうすればいいのでしょうか?なにか知らないうちにとんでもない粗相をしそうで怖いのです。私はどうすれば良いですか?」

 

その質問を聞いて何人かはこう思った

 

(((もう手遅れです)))

 

既に黒セイバー、いや殿下はとんでもない粗相をしている。だがそれを言う事ができない、ゲストの皆様でした。そしてからすそ様とBBは

 

「「!?」」

 

からすそ様とBBは、その言葉に怯える。常に殿下と争っている2人の心の傷は尋常じゃなかった……

 

((まだ大丈夫まだ大丈夫まだ大丈夫。この状態は大丈夫だ、問題ない))

 

この状態なら大丈夫だと自分に言い聞かせ、2人して素数を数え始めたのだった……そしてそんな2人を見た。遊梨さんが

 

「……ほい」(セイバーのアホ毛を引き抜く。つまり黒セイバー突入)

 

「「ガクガクガクガクッ!!!」」

 

黒殿下降臨でがくがくと震え始める。からすそ様とBBそして

 

「ほう?からすそとBBでは「阿呆ぉぉぉぉぉぉ!!!」

 

終夜さんが慌てて速攻魔法「禁じられた聖杯」(足元)を発動し、黒殿下が動き出す前にアルトリアさんに戻ったのだった

 

「それで最初は誰から?答えてくれるのですか?」

 

何事もなかったかのように尋ねるアルトリアさんを見て、終夜さんは額の汗を拭いながら、遊梨さんに肘うちを叩き込んだのだった……

 

「んん!では我輩が頭のアホ毛を触られないようにしてくださいというしかない気がしますねえ……。まあ、絶対は無理ですが。

どちらにしても同じ自分ですし、受け入れるという手もあると思いますよ」

 

「アホ毛!?これですか!?これがきっかけなんですか!?」

 

アホ毛を触ったアルトリアさんだったが、聖杯の効果がまだ続いているらしく、変化しなかった

 

「あはは。さすがにないですね」

 

朗らかに笑うアルトリアさんにゲストの皆様はほーっと溜息を吐いた。少し穏やかな空気が戻ってきたのだが……

 

「いやすでに粗相をおかしt「カァァァァァァァァァァァァト!!」ユニバァァァァァァァァァァァァス!?!?!?!?!?!?!?」

 

かつての事を暴露しようとユウ-TKTMはBBさんのハンマーによって遮られ、吹っ飛ばされた。そしてアルトリアさんが何かを言う前にと狂戦士様が

 

「………っと。えー、あー、な、なるほど。とりあえず豹変しない人はいないと思うので、自分だけが~のようには思わなくて良いとも思いますよ。それで……普段から帽子をかぶってみたらどうでしょう?」

 

「帽子?何故です」

 

狂戦士様の言葉に振り返るアルトリアさん。いいタイミングで話を切り出した、狂戦士様にBBが心の中で、GJと呟いていた。だが狂戦士様は帽子を勧めた理由を尋ねられ、少し困っていた。黒化しないためとは言えず、

 

「えー、あー…日常的に帽子をかぶっている人って、自意識が強い人と思われる傾向があるらしいんです。ってことは自意識が強くなるんじゃないかと思い…何て言いましょう。その何かをきっかけに性格が変わらないよう、普段から慣らしておくようにする…って感じでしょうか。豹変した際、自意識が強そうですし。あっ、それに似合うでしょうから、士郎さんに褒められると思いますよ?」

 

少し考えてから切り出した答えにアルトリアさんは納得したように頷き。なるほどと呟き

 

「帽子ですか、今度買いに行きましょう」

 

うんうんと嬉しそうに笑っているアルトリアさん。どうやら納得してくれたようだ

 

「私からですが、もう1人の自分に手紙を書いてみたらいかがでしょう。そして自分の中にもう1人いると認識するトレーニングを行うのも良いかもしれません。もしかしたら、コミュニケーションを取れるようになるかもしれませんよ。

 

女体化しているが、常識人具合は健在のようで適切なアドバイスをする。竜華零様に続いてchink様が

 

「竜華零様と同じで悪いのですが、一度自分の心と話し合ってみたらどうでしょう?何か変わるかもしれないですよ」

 

自分の心と話し合う。二重人格の改善法としては最適かもしれない、だが殿下を好きな畏夢様がにこにこと笑いながら

 

「粗相なんてとんでもな~い!!寧ろ黒い方は友達だよ~だから、そのままで良いよ~」

 

殿下様大好きな。畏夢さまはとんでもないと止めに入る。だがBBとからすそ様は嫌そうな顔をしていた、大体殿下に苛められているからだ。そして最後に口を開いたのは凄まじき戦士様だった

 

「ふむふむ、その性格の変化は何が引き金で起こるのでしょうか?自分でわからないのであればそのまま士郎くんを襲ってしまえばいいんですよ。ゴスロリ大好きな男なはずです、粗相?そんなものは気にしてはいけないのです!!!!

 

あっはははと笑う凄まじき戦士様に、畏夢様が

 

「えーい。痛みは一瞬だよ~『FINAL FORMRIDE KU・KU・KUUGA!』」

 

「おわあああ!?」

 

凄まじき戦士様が強制的にゴウラムに変化させられ

 

「ドーン!」

 

『ハウア!?』

 

BBのステッキから飛び出した光線がゴウラムの尻に刺さった。それを見て思わずゲストの皆様が

 

「「「うわ……痛そう」」」

 

あれは間違いなく痛いはず。そして振り回された凄まじき戦士様は、本日3回目の谷底へのシュートを喰らったのだった……

 

「では最後の悩みなのですが、いまお母様が日本に来ているのですが、自分の寝相の悪さのせいでお母様が黒モードになって まっています。しかもネロが結婚を前提に付き合っ ているとハクノを紹介したからか、私とモードレッドにやれデートに行けや連れて来いといってきて非常に困っています。それにシロウの養母のアイリスフィールとは幼馴染のようでなにやらよからぬ事を考えているようです。なにか、そうとても嫌な予感がするんですが、どうやって備えればいいでしょうか?」

 

殿下もヤバイが、母親は更にやばいんだろうなあと青い顔をする。BBとからすそ様、そして2人はうんっと頷きあってから

 

「「逃走あるのみ!!!」」

 

逃げろと即答する2人にアルトリアさんは怪訝そうな顔をして

 

「何故です?」

 

「私らでは、あの2人は止められないのですぅ……」

 

からすそ様とBBは、滝のように涙を流す。どうも相当心にダメージを受けているようだった……

 

「んー……我輩の意見なのですが、モードレッドさんの恋路を応援してあげてくださいね。龍花ちゃんを守りたいのはわかりますが、モードレッドさんは節度を持った紳士だと我輩は思いますよ」

 

普通の狐様の言葉にアルトリアさんは難しい顔をしている。弟と街で有名なお姫様が吊り合いを取れるかどうかを考えているようだ。普通の狐様はこれが本題ですがと前置きしてから

 

「申し訳ないですが、我輩ではお母さん達のよからぬことは我輩には思いつきませんねえ。とりあえず動じない事を心がけてみてはどうですか?」

 

お母さんズの行動にうろたえるのではなく、色々なケースを想定して動じない事。確かにそうしていれば動揺して自爆するようなことはないだろう、と言うことだろう。

 

「しかしもっと何か言い方法は……」

 

アルトリアさんがそう呟いた瞬間。渓谷から這い上がってきた人物が

 

「「私に良い考えがある!」

 

(((あ、ダメなやつだ)))

 

兼爆発司令官的な明らかなフラグが建ったユウ-TKTMの考えとは?全員どうせ駄目なんだろうなあと思う中。ユウーTKTM様はサムズアップしながら

 

「諦めましょう!「はいアウトー!ボッシュートでございまーす!」超!エキサイティングううううううぅぅぅぅぅぅぅぅぅ……」

やはりダメなやつでした。ユウーTKTM様はハンマーで3度渓谷のほうにシュートされたのでした。それを見たアルトリアさんは

 

「やっぱりここに相談に来たのは間違いでしたね」

 

海鳴チャンネルに来たことを後悔し始めたのでした……

 

「こほん。では話を戻して、ここは私が」

 

狂戦士様が咳払いをして、注目を集めてから

 

「ね、寝相でと言うことは不可抗力です。と、とりあえず対策として、その母親さんに、ナイトキャップ(就寝中にかぶる帽子)を付けておくよう、言っておけばよいかと。それで本題の方は……ひとまずはいきなり協力して貰うことになるかもしれないと、モードレットさんのデート相手に伝えておいた方がいいかもしれませんね。と言っても、どうにもならなかったとき用です」

 

「リューカにそんなことを頼むのも悪いですが、このさい致し方ないですね。モードレッドが粗相をしなければいいのですが」

 

聞いていて思ったのだが、どうもアルトリアさんの自信の弟に対する評価はかなり低いようだ、まぁどこの家でも姉は強しと言う事だろう

 

「それで……アーチャーさんや士郎さんに、それとなく聞くよう頼んではどうでしょう?全部は聞けなくとも、何となく予想が付くようになると思いますから、それから対策を立てれば良いかと個人的に……分からなければ、備え用がないと思いますから」

 

何を企んでいるのかをある程度知り。そこから予測を立てて身を護る。何をしてくるか判らなければ備えようがない、身を護るための協力者を得たほうが良い。実に的を得た回答だった。だが次の回答者の畏夢様は

 

「気のせいだよ~」

 

「え?」

 

「気のせいだよ~」

 

「いえ。事実身の危険を……」

 

「気のせいだよ~」

 

「……はい」

 

「「「押し切った!?」」」

 

何回も同じ答えを繰り返し、アルトリアさんの心をへし折った。笑顔のウラでは何を考えているのか本当に判らない、畏夢様でした

 

「うっわぁ……何とも嫌な状況……」

 

ぼそりと呟く終夜さん、それは畏夢様の返答の後からなのか。それともお母様コンビについてなのか?どちらだろう?

 

「私なら迷わず正面突破でぶち破るね。力あるし」

 

「無理です。私にお母様に逆らうという選択肢はありません。穏やかですが、お母様は強いんです」

 

がくがくと震えながら言うアルトリア。どうも心と身体に相当なダメージを受けているようだ

 

「そりゃ神を足蹴にしてりゃそうもするだろうな」

 

自身の妹のコメントにそう呟いた。終夜様はうーんと唸ってから

 

「まあ自分を保ち続ければ大丈夫な……筈」

 

「自分を信じろということですか?」

 

「まぁそう言うことだな。じゃあ次の人お願いします」

 

お手上げですと次の人に回した終夜さん。そして次の回答者は竜華零様で

 

「シロウさんを信じ、あるがままに流されるのも一興なのでは無いでしょうか。もしかするとライバルを出し抜けるかもしれないですよ?」

 

竜華零様の意見は、警戒するのではなく母親のプロデユースに任せてみては?と言う意見だった。そして残った凄まじき戦士様とchink様も

 

「受け入れるしかないと思います。竜華零様の言うとおり、いい方向に転ぶかもしれないですしね」

 

「備えても無駄ですから、流れに身を任せましょう」

 

母親の行動を予測するのは不可能。ならば受け入れるべきだというchink様と凄まじき戦士様。案ずるより産むが易しと言うことを言いたいらしい。

 

「!その手がありましたか!?多少不安ですが、お母様を信じてみるのもいいかもしれないですね。どうもありがとうございました」

 

アルトリアさんはその回答に満足げに頷いた。どうも今の回答が気に入ったようだ

 

「それでは今回のお悩みも無事解決!皆様どうもありがとうございました!」

 

BBがEDに向けて挨拶をしていると、突然笛の音が鳴り響く

 

「~♪~♪」

 

楽しそうに笛を吹く畏夢様。演奏が終わると谷の間から紅い体をしたロボットが現れた

 

「「「ゲッタードラゴン!?」」」

 

ゲッターロボGはキラーンを目を光らせ、飛び去って行った……

 

「「「え?」」」

 

何のために召喚されたのか判らない。ゲッターロボGだった……

 

「えーととりあえず。アルトリアさん。お帰りはあちらです」

 

「え、あ……はい。それではどうもありがとうございました」

 

ぺこりと頭を下げて出て行くアルトリアさん。そしてからすそ様は

 

「では私はこれで」

 

からすそは、前回に持っていた棺桶の中に入っていく。

 

「何で!?何で棺桶があるんですか!?」

 

BBが驚いてそう尋ねるが、からすそ様は全く動じず

 

「さよなら~」

 

「ちょ!?」

 

からすそ様はそのまま、棺桶の蓋を閉じた。BBは、棺桶の蓋を開ける。

 

「なん……だと……!?」

 

そしてその中身を見た面々は驚愕に顔を歪めた、なぜならそこには……ユベルのカードがあった。

 

「まさか……」

 

残っていたゲストの皆様の脳裏に最悪の予想がよぎったその頃、精霊界では……

 

「遊ぼうよ!?」

 

「逃走本能が赴くままにぃぃぃぃぃぃ!?」

 

ドSの笑みを浮かべたユベルから逃げていたからすそ様であった……

 

 

「ユゥゥゥゥゥゥベェルくゥゥんよォ!!」

 

「うわぁぁぁ!?こっちに来たぁぁぁぁ!?」

 

「ッエーイ☆」

 

HERO達『ユベルゥゥゥゥゥゥ!?』

 

その後、ユベルを見た者(モンスター)はいないのだった……

 

 

 

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