海鳴チャンネル番外編 海鳴チャンネル   作:混沌の魔法使い

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第25回

「それでは今回も海鳴チャンネルはっじまるよ~」

 

BBの元気な声がスタジオに響き渡った瞬間。開放されたスタジオの扉の外から、阿鼻叫喚の悲鳴が木霊する

 

「ウォオオオレ様アアアア!!!」

 

「「「「ぎゃあああ!!こっち来るなアアアア!!!」」」

 

「ぎゃあ!!」

 

スタジオの外ではゲストの皆様が外道マーボーに追いかけられていた。外道マーボーは台車を引いておりその上には

 

「わーい」

 

「ごーごー♪」

 

いーちゃんとるーちゃんを乗せて疾走していた。食べ物なのか、乗り物なのか?相変わらず訳の判らない生き物である。そして誰か外道マーボーに飲み込まれたの用で悲鳴が聞こえたが、全員が命の危機なので止まることなく走り続けていた

 

「皆様適度な運動はいかがでしたか?」

 

黒い笑顔で言うBB。かれこれ1時間は追いかけられていたゲストの皆様は疲労困憊と言う感じで

 

「「「あれのどこが適度な運動だ!!!」」」

 

机の上の水を飲み干して叫ぶゲストの皆様。あれは運動なのではなく、拷問と言えるだろう

 

「ところで何人か姿が見えませんが……今回はお休みですか?」

 

竜華零様が尋ねる。今この場にいるのは「竜華零様」「普通の狐様」「狂戦士様」「chink様」「スタンドコンビ(畏夢様&アリシアさん)」「終夜さん」だ。ドSトリオの1人「遊梨さん」トラブルメイカーの「ユウーTKTM様」とメロンパン大好き「からすそ様」そして仮面ライダーっぽい「凄まじき戦士様」の姿がない

 

「んー確かに……終夜さん遊梨さんは何処へ?他の方の話は聞いているんですが……」

 

どうもBBも遊梨のことは知らないようでそう尋ねると終夜さんは

 

「公務だな。あいつはあれでも為政者として一つの世界を支配しているからな。これ、証拠映像」

 

終夜さんが壁に掛けた壁紙テレビに執務室らしき場所にいて書類の山に囲まれる遊梨の姿が映る。仕事と言うのは本当のようだ

 

『あー……なーんで私がこんな……種族間のいざこざ何て私じゃなくてもいいでしょうに』

 

きっとその種族間のいざこざは「ジェムナイト」VS「ラヴァル」であったり、「リチュア」VS「ガスタ」であったり。それなりに激しいものなのだろう……

 

『それに管理局残党共のテロもあれから続くし……あー!チクショー!海鳴チャンネルで遊びたいぃぃぃぃぃぃ!!!』

 

「「「ちょっとまてえええええい!!!」」」

 

今聞き捨てならない言葉があった。管理局のテロ?一体何があったと言うんだ。終夜さんと遊梨さんの世界では

 

「……まあ喧嘩売ってきたから、ミッドチルダごと滅ぼした。以上」

 

聞かなかった事にしたいと思ったゲストの皆様が何人いるだろうか?

 

「がおー」

 

「やー」

 

いーちゃんとるーちゃんが両手を広げて黒い光に包まれる

 

「止めろお!邪神!邪心がくるぞオ!!!」

 

「逃げるんだ!強制脱出装置だ!!!!」

 

邪神モードに2人が変身しようとした瞬間。スタジオの天井から

 

《お前達は何してるんだぁぁぁぁぁ!!クロスマッシャー!!!》

 

「「「「なんか来たああ!!!」」」

 

「BBガード!」

 

螺旋色の光線をBBが傘で防ぐ。正し自分のみ、傘に弾かれた光線がゲストに迫った瞬間

 

「モグシャアア!!!」

 

「「「外道マーボー!」」」

 

外道マーボーがそれを飲み込みゲストを護った。

 

「オレ様ああ!ゲスト護るうう」

 

護ってくれるつもりだったんだ。じゃあ口に飛び込もうとするのが愛情表現なのかもしれない

 

「「きれーい♪」」

 

邪神コンビはその光線をみてはしゃいでいた、どうやら邪神化は回避できたようだ

 

「俺にんなもん効くか!楓!」

 

終夜さんはその手で光線を弾きながら叫ぶ。それと同時に女性の声が響く

 

《やっぱり分かる?チートな破壊神》

 

ぶち抜いた天井から虹色の1対の天使の翼を持つヴァルシオーネRが着地、中から黒髪ポニーテールで眼鏡を掛けた女子高生が降りてくる。BBは崩壊した自分の城を前に項垂れていた

 

「当たり前だ、貧乏な創造神」

 

ふんっと鼻を鳴らす終夜さん。その視界の隅ではBBが「ヤロう。それがいい、私の城を……」どす黒い笑みでこの惨劇を起こした高校生を見ていた

 

(((そこの人超逃げて!)))

 

このままでは絶対に冥界にシュートされる。額に青筋を浮かべたBBが

 

「それで貴女は誰ですか?」

 

「あ、初めまして。神月楓です。遊梨の代役で来ました。どうかよろしく」

 

BBの殺気に気づかない楓さんが手を伸ばす。BBはその手を掴んで

 

「色々言いたい事はありますが、とりあえず死ねえッ!!!!」

 

「なんでえ!?」

 

BBの渾身のボデイで蹲る楓さん。人それ自業自得と言う……痙攣している楓さんを見下ろしたままBBが終夜さんに

 

「というかチートな破壊神やら貧乏な創造神って何ですか?」

 

「俺達の正体?こっちの世界での分類は一応神だからな」

 

こんな神がいたら嫌だろうとゲストの皆様が思った瞬間。今度はスタジオの壁を突き破り

 

「私惨上ッ!」

 

「やー!」

 

からすそ様があーちゃんをロードローラーに乗せて登場する。BBは大穴があいている壁を見て

 

「私のスタジオがあああああ!!!」

 

BBの絶叫が木霊する、今日は普通のスタジオでやる予定だったのでテラフォーミングを使ってないのが裏目に出た。しかし2度あることは3度あるという。反対側の壁が崩壊し

 

「どこだ!外道マーボーどもはドコダァァァァァァ!!!!!!!」

 

「「「ブラックアイ!?」」」

 

凄まじき戦士様がブラックアイモードで突撃してくる、そのてには剣と槍が握られている。ドンドン崩壊してクスタジオを見たBBは

 

「セコームッ!!!!」

 

そう叫ぶと同時にどこからから飛んで来たロケットパンチが凄まじき戦士様を打ち抜く

 

「げぶう!?」

 

面白いようにとんでいく凄まじき戦士様の先には膝の下まである黒いコートのBBに似た少女がいて

 

「臓腑を灼くセイレーンッ!!!」

 

「ぎごお!?」

 

鋭いとげ付きの膝蹴りで凄まじき戦士様をけり返し、最終的には

 

「はいどーん」

 

「ふぎゃああああ!!!」

 

威力カンストのBBの水鉄砲の前に凄まじき戦士様はボロ屑になり、その場に放置されるのだった

 

「さて色々ありましたが、今回のお悩み相談者はユウーTKTM様です。どうぞ~」

 

「いえー!」

 

両手を振り上げるユウーTKTM様・しかしトラブルメイカーが存在しないのでは普段の面白さが足りないのでは?

 

「面白さが足りないかもしれない?そんな事はありません。プラスアルファ召喚!」

 

BBの隣にからイスが競りあがってくる。そして姿を見せたのは

 

「私だ」

 

黒尽くめのエプロン姿の男。外道マーボーの製作者

 

「「「またお前か!混沌の魔法使い!!!」

 

ユウーTKTM様を越えるトラブルメイカーの参戦表明だった……

 

「さて、ではユウ-TKTM様。さっそく相談の方に参りましょうか」

 

凄まじき戦士様を攻撃して気が晴れたのか笑顔のBB。だがスタジオは以前ボロボロのままだ

 

「はい。とその前に実は私の他にも相談したい子がいるので紹介しましょう」

 

そう言うとユウ-TKTM様は指を鳴らすとユウ-TKTM様の後ろの空間が裂けた。そこから現れたのは白いローブを身にまとった茶色の髪で青色の瞳の少女と緑色の髪に赤っぽい目にメガネをかけた少女だった。まさかの回答者増加……これは海鳴チャンネル初の事かもしれない。いや、意外とあったかもしれない。急に現れた混沌の魔法使いの事もあるし

 

「紹介しましょう。こっちの茶色の髪の子はエレナちゃんで、こっちの緑色の髪の子はセレーネちゃんです。二人共、皆さんにご挨拶を」

 

ユウーTKTM様の言葉に頷き。エレナちゃんが笑顔で手を振りながら

 

「はい!。私はエレナ、エレナ・クリセイドです!皆さん、よろしくお願いします!」

 

天真爛漫と言う感じで愛想が言いと良い感じの少女だ

 

「僕はセレーネ、セレーネ・ルル・ラーぜ。ここにいる人?たちは結構特殊だから、色々と調べてみたいけど、今はいいか。よろしくです」

 

なんか黒い子だ。この子は危険かもしれないと思ったのは言うまでもないだろう

 

「私は野菜のピーマンが嫌いなのですが、くーちゃん……代行さんからはしっかり食べないとダメって怒られます。どうすればピーマンを食べられるようになりますか?」

 

小さい子供らしい可愛らしい悩み。その悩みを聞いたBBが

 

「もー可愛いですね」

 

頭を撫でている。どうやら大分気に入ったようだ、下手な返答は身の危険だ……しっかりと考えるべきだろう

 

「では、ピーマンを焼き肉などに包んでタベマショー!!」

 

ジョジョ(ジョセフ)立ちしながら叫ぶからすそ様。それを見たBBは口元を押さえて

 

「回答の仕方は兎も角、まともな回答……だと……!?」

 

からすそ様のまともな回答にショックを受けているのだった……いったいからすそ様の扱いとは何なのだろうか?

 

「我輩は今でもピーマンが嫌いですね。正直、以前嫌いだったものを好きになれるのはもっと大人になってからだと思うので、我輩としては無理に食べる必要はない、と思うのですけれども」

 

普通の狐様のコメントにBBの鋭い視線が向けられる。食べれるようになりたいと言っているのにこの回答は明らかに不味い。普通の狐様は冷や汗を流しながら

 

「まあ、どうしても食べなければならないのであれば……そうですね。例えば野菜炒めであれば、お肉と一緒に食べてみるのはどうでしょう。確かに苦いですが、お肉が好きならある程度和らぐと思いますよ」

 

「お肉ですか……それなら我慢できるかもしれないです」

 

肉と一緒なら食べれるかもしれないと言うエレナちゃんに対してchink様が

 

「そうですね。それでは少しピーマンについて話をしたいと思います。ピーマンには縦に細胞があるので、その細胞に苦味などがあります。縦に切るとその細胞が傷付き苦味が強くなります。なのでピーマンを切る時は横ではなく縦に切った方がいいです。その方が苦味などを抑えられます。それでも気になる場合は切ってから油通ししたらいいと思います。ピーマンを買う時はヘタのところを見てください。五角形よりも六角形や角が多くて円形に近いものがいいです」

 

物凄く専門的なことを言っているchink様。エレナちゃんが目を回しているのを見て

 

「今日は特別にピーマンを使ったケーキを作ってきましたのでよかったらどうぞ。レシピもありますので気に入ってくださったなら後で渡します。それに味覚は大人になるにつれ変わっていくので、今は食べられなくても大人になれば食べられるようにさる場合もありますよ」

 

ピーマンのケーキを見ているエレナちゃんは保護者(?)にケーキを渡す。どうも今食べる勇気はないらしい、chink様もそれを見て仕方ないねと言う感じで肩を竦めている。流石にピーマンのケーキと言って渡したのは間違いだったのかもしれない

 

「待ってください。パプリカなら……パプリカなら食べられるんじゃありませんか?」

 

竜華零様がそう言う。しかしそれは致命的に何かが間違っている

 

(((ああ、ついに竜華零様も)))

 

常識人の竜華零様が少し壊れてきている事に涙するゲストの皆様でした……

 

「食え、兎に角食え。喉を通り過ぎれば何とやらだ。特にピーマンじゃこ丼は美味い」

 

とんでもない暴論を出してくる終夜さん。確かに飲み込むことが出来れば何とかなる

 

「どうやって作るんですか?」

 

エレナちゃんの問い掛けに終夜さんが

 

「作り方はググれば分かるが、ピーマンはしっかり炒めてやれば甘みが出るからそれとじゃことご飯は美味いぞ」

 

黒く落ち込んだ目でエレナちゃんを見ながら、BBのボデイブローから復活した楓さんが

 

「いいよねぇ。そんな好き嫌い贅沢言える立場って」

 

「え?おい、かえd」

 

怒り心頭と言う感じの楓さんはエレナちゃんを指差して

 

「私なんて毎日1パック20円のもやしを中心にそんなの選ぶ余裕すらない!格安セールで買った物がその先の食べ物なのに!そんな好き嫌い出来るだけ有難いと思え!」

 

「ひう!?」

 

怒鳴られたエレナちゃんが身を竦める。遊梨さんよりも危険な人物かもしれない

 

「じゃあ、オタク資金をそっちに回s」

 

「言語道断!そんな事したら毎日の潤いが消し飛ぶでしょうが!」

 

「日々の生活の危機よりマシじゃ、ボケ!」

 

ぎゃーぎゃーと口論する楓さんと終夜さん。どうも今回は終夜さんは頼りにならないかもしれない、楓さんのストッパーをする為に

 

「細かく刻んで大好きな料理に入れたり、ミキサーで形が分からなくしたりとかかなぁ。本格的に克服したいなら、やっぱり何も食べずに極限まで空腹状態にしてから、嫌いなものを食べるとかかな。いっぱい遊んでお腹が物凄く減った時に食べてみるのがいいかもよ」

 

狂戦士様の意見はかなり正しいかもしれない。姿を見えなくすれば食べやすいし、臭みとエグミもない。

 

「正解ですね。私はそれが良いとおもいますよ。と言うわけで早速何か作ってみますか」

 

混沌の魔法使いがフライパンを片手に立ち上がる、普通なら止める理由はないのだが

 

「造物主うう!俺様の家族オオオオオ!」

 

外道マーボーの雄叫びを聞いた混沌の魔法使いは

 

「良し判った。これを混ぜれば簡単だ」

 

なにやら怪しい結晶体を取り出した。これは間違いなく料理ではないと判断したゲストの皆様とBBはすばやく立ち上がり

 

「「「判るんじゃない!!!」」」

 

「ぐふう!?」

 

奪い取ったフライパンで混沌の魔法使いを強打するのだった……

 

「大丈夫! 俺トマト駄目だし」

 

畏夢様がサムズアップする。きょとんとしているエレナちゃんに畳み掛けるように

 

「私はアスパラガス!」

 

イエイっとピースするアリシアさん。そして幼女トリオも

 

「ひかり~!」

 

「たいよ~!」

 

「きょしんへ~!」

 

邪神トリオが言っているのは間違いなく、三幻神だろう。それは確かに嫌いだろうが、根本的な問題として食べ物ではない

 

「俺サマァァァ無イゾォォォ!!偉イカァァァ?」

 

マーボーを嫌う人がいたとしても、外道マーボーは嫌いなものはないだろう。なんでも取り込むことが出来るらしいから

 

「偉いね~、マーちゃん。さ~て、そろそろ本題に戻るとして~……ピーマンなら~、肉詰めとかにしたら良いかも~?」

 

「ぴーまんの肉詰め……た、食べれるかなあ」

 

不安そうにしているエレナちゃんの周りでは邪神トリオとマーボーが踊っている、ついでに言うと混沌の魔法使いが痙攣している。

何と言うかとてもカオスな状況だった

 

「えーとピーマンは苦いですもんね僕もエレナちゃんくらいの時は大嫌いでした」

 

とんでもない雰囲気だが答えないわけにも行かないので凄まじき戦士様がゆっくりと口を開く

 

「我慢して食べるのではなく少しずつ食べる量を増やしていけばいいと思いますよ。最初は一欠片から初めてじょじょに増やしていけばいいと思います。苦手なものの克服に近道はありません、焦らずゆっくりとやればいいですよ」

 

子供に言い聞かせるような口調。これは確かに良いかもしれない……仮面ライダーで泣ければ

 

「ぴぎゃああああ!怪物ですう!!」

 

「か、怪物!?」

 

クウガに似ているのでエレナちゃんに怪物と叫ばれた凄まじき戦士様は心に深いダメージを受けるのだった……

 

「えー様々なハプニングがありましたが、質問を続行します。どうぞ」

 

体育すわりの凄まじき戦士様とたんこぶを作り昏倒している混沌の魔法使い。いつも以上にカオスば状況なのは言うまでもないことだろうだ……

 

「僕は相談というより頼み事かな?なんでもいいか ら君たちの珍しい物を欲しいんだ。作者みたいな人 達とは中々会えないからね。できれば解体しがいの ある物で。あ、君たち自身でもいいよ?」

 

セレーナちゃんが黒い顔をしている。これは本気だ。本気でばらそうとしている、今回もエレナちゃんのせいと言うのはおかしいが、セレーナちゃんの危険度が尋常ではない事を感じ取るゲストの皆様でした

 

「止めて!!!私のライフはもう0だァ!!!」

 

殿下の笑みを思い出したのか、頭を抱えて錯乱するからすそ様。しかし同じ境遇のBBは平然とした顔で

 

「殿下は"剥いて"くるんですから、大丈夫デスよ?」

 

「じゃあ、良いか」

 

「「「ゑゑゑゑ!?」」」

 

それでいいのか!?と言う叫びがあがる、どうもからすそ様も随分やばいレベルにまで追い込まれているようだ

 

「メタルキ●ーで」(棺桶付き)

 

伏字のせいで何を渡されたかは判らないが、解体できるものは間違いないだろう

 

「珍しいもの、しかも解体しがいのあるものとなると中々心当たりはないですが」

 

普通の狐様は懐から何かを取り出して机の上に置く

 

「それはお面?なにか特別名効果でもあるのかな?」

 

セレーナちゃんの問い掛けに普通の狐様はええっと返事を返し

 

「我輩の狐面の予備でもあげましょう。地味に魔力障壁の展開等の護身ができるお気に入りアイテムです」

 

「「「そんな効果があったの!?」」」

 

チャンネルの中で比較的無事なのはあのお面のおかげのようだ。長い事付き合っている人物の秘密が1つ判ったのだった……

 

「私にとって珍しいものは研究中に誤って出来た薬品ですね。どのような効果や成分があるかわからないので実験してそれを突き止めるのが楽しいところです。なので解体しがいがあるものはないと思います…依頼されたら薬を作りますが」

 

chink様が顎の下に手を置いてつぶやくとセレーナちゃんは

 

「それは実に興味深い、いずれ何かを依頼させてもらうよ」

 

どうもセレーナちゃんとchink様が今後何かを企みそうなので差し入れに気をつけようと誓う。BBとゲストの皆様だった

 

「ちょっと待ってくださいね……(武器を生成中)。えーと右からドラゴンロッド、ペガサスボウガン、タイタンソードでそれらのライジングバージョンとアマダムのコピーを差し上げます。なんなら定期的に僕の分身を送りましょうか?」

 

机の上に凶器を置いていく凄まじき戦士様。セレーナちゃんはそれを受け取り目をキラキラさせながら

 

「君を分解するほうが面白そうだから分身はいらないよ」

 

「しまった!私の生命の危機!!」

 

これは尋常じゃなく危険だと判断した凄まじき戦士様はタイタンに変化して完全防御体制になっている。それでも危険といえば危険かもしれないが、物理的には大丈夫だろう。多分

 

「「我らの頭の中にあるアイデアと言う名の宝。解体できるものならして見るが良い!」」

 

竜華零様と混沌の魔法使いの叫びにBBが

 

「竜華零様はともかく、お前のは只のヤンデレだけでしょうが!!!」

 

「ごぶう!」

 

素晴らしい踏み込みからのガゼルパンチが混沌の魔法使いの腹部を襲ったのだった……

 

「何言ってるのかな?」

 

そんな中、セレーネちゃんが喋る。その顔はものすごくいい笑顔なのに、同時にものすごく黒いオーラが見える気がする

 

「ボクは探求神。人の頭の中の考えを抜き取るなんて、簡単なことなんだよ?」

 

そう言ってセレーネちゃんはさらに黒い笑顔をする。その笑顔に先ほど答えた竜華零様は逃亡準備をはじめ、悶絶している混沌の魔法使いは

 

「シアアアア!!!」

 

外道マーボーが防衛体制に入っていた。だけどセレーネちゃんは外道マーボーを見て更にその目を輝かせる

 

「さて、じゃあ君たちのアイディアをもらおうか「こら、そういうことしてはいけません(ピコッ)あいたッ」

 

危ない行動をしようとしたセレーネちゃんにユウ-TKTM様はピコピコハンマーで叩き、セレーネちゃんを叱った

 

「まったく、そういうことをしてはいけないとくる前にいいましたよね?次からはしないように」

 

「ぶー……はーい」

 

不満そうな顔をするセレーネちゃんだが、とりあえずふたりは助かったようだ……かなりの危険人物だったようだ……

 

「欲しい物。では、棺桶から何か出してみよう。…ん?」

 

狂戦士様は痙攣している混沌の魔法使いを見て青い顔をしながら棺桶の中に手を入れ、中身を引き出す……カードが6枚その手に握られていた。

 

「…ああ、なるほど。太陽風帆船を攻守半分にして特殊召喚! さらに惑星探査車を通常召喚! そしてタンホイザーゲートを発動。攻撃力が1000以下・同種族の2体はレベルを合わせた9となる!」

 

流れるようにカードが現れては消えていく、フィールドにはレベル9のモンスターが2体

 

「レベル9モンスターが2体!来るぞ!」

 

「何行ってるんですか?」

 

「これは言うべき台詞でしょう?」

 

復活した混沌の魔法使いとBBがコントをしている脇では黒い渦が生まれていた。エクシーズ召喚の時のあれだ

 

「そして2体でオーバーレイ! 2体のモンスターで、オーバーレイネットワークを構築。エクシーズ召喚! 現れろ、No.9。我が背負いし運命よ、今こそ銀河を飲み込む巨大な大地となりて降臨せよ。天蓋星ダイソン・スフィア!!……からの、アージェント・カオス・フォース! 1体のモンスターでオーバーレイネットワークを再構築。カオスエクシーズチェンジ! 現れろ、CNo.9! 天空を覆う星よ、森羅万象をその内に宿し、今、ここに降臨せよ! 天蓋妖星カオス・ダイソン・スフィア!!」

 

強烈な閃光が走ったが、どこにも召喚したと思われるそれは現れない。

 

「?ねぇ、何にも出てこないんだけど」

 

何が出てくるのか期待していたセレーナちゃんががっかりした様子で尋ねると

 

「モニターお願い」

 

棺桶についてあるモニターに、映像が映し出される。それを皆が見ると

 

「「「はあああぁぁぁぁ!?」」

 

そこには地球を覆うように存在するカオス・ダイソン・スフィアがあった。

 

「あれが贈り物だよ」

 

「「「でかすぎるわ!!!」」」

 

いろんな意味で規格外のプレゼントに突込みが突き刺さるが、狂戦士様は

 

「いやいや、めっちゃやる気満々ですよ」

 

セレーナちゃん見ると、凄い解体し甲斐がありそうだ。フフフフフと、物凄い笑っている。

 

「ひとまず亜空間物質転送装置で、擬似空間に送っておくよ。そこを使うもいいし、どこか別に移すのも良いかからね」

 

「うん、ありがとうおじさん!」

 

その言葉に狂戦士様は棺桶から手鏡を取り出して

 

「私はまだ未成年。確かに髭はえてるけど、そんなおっさんに見えるのか…?」

 

その言葉に誰も返事を返すことはなく、全員が目を逸らしたのだった……

 

「はい、これ」

 

楓さんが指を鳴らすとカオス・ダイソン・スフィアの直ぐ近くにとんでもない戦艦が姿を見せる

 

「「「エクセリヲン来たああ!!!」」」

 

某ロボアニメの超巨大戦艦がカオス・ダイソン・スフィアの近くに現れていた。気のせいか砲塔が互いをロックしているような気がする

 

「流石創造神。これで貧乏とか矛盾し過ぎだろ」

 

「ほっとけ、面倒臭いだけだし。あ、ちゃんとガンバスターやコスモアタッカーもあるからね」

 

「ふへへ……こんなに調べ甲斐のあるものが……ふへへ」

 

「そういえばセレーネちゃん」

 

「ふへへ……ん?なにエレナ」

 

自分の世界に入れかけたセレーネちゃんにエレナちゃんが問いかけた

 

「今セレーネちゃんの研究室に新しく繋ぐ機能ってくーちゃんに封印されてるんじゃなかったっけ?」

 

「……ああ!?そうだった!?うきゃあああああああ!?これじゃあせっかく貰っても調べられないじゃないかあああああ!!」

 

そう叫んで思いっきり頭をかくセレーネちゃん。どうやら問題が起きたようだ

 

「普通に出せばいいのではないのか?」

 

「セレーネちゃんの研究室は専用の機能がないとあらゆる空間と繋げないようになっているのです」

 

「どうしよ~……擬似空間をもらってもボクの研究室に繋がないと貰った物送れないし……かといってあんな大きいの他の入り口には到底はいれないし……ううーどうしよー……」

 

もうかなり涙目のセレーネちゃん。そんな中

 

「……やれやれ、仕方ありませんね」

 

「ふへ?」

 

ユウ-TKTM様がやれやれ、といった感じに喋り出す

 

「せっかく皆さんから貰ったものですからね。セレーネちゃん。私にお任せを。……それに」

 

そう言うユウ-TKTMの左腕にデュエルディスク(初期版)が現れ、いつの間にかすでに右手には5枚のカードがあった

 

「ここまでの光景を見せられては、あいつを呼ぶしかないでしょう!私のターン!ドロー!手札からシャドール・フュージョンを発動!フィールドにカオス・ダイソン・スフィアがいるためデッキからシャドール・ビーストとジェノサイドキングサーモンを融合!こいエルシャドール・アマノリリス!さらに手札からエルシャドール・フュージョンを発動!手札のシャドール・ヘッジホックともう1体のキングサーモンで融合!もう1体のアマノリリス!さらに手札からドラゴンズ・ミラーを発動!墓地のサーモン2体で融合!こい、始祖竜ワイアーム!」

 

「出た!ユウ-TKTMさんのマジックコンボだ!」

 

「めっさ手札消費激しいけどな」

 

「でもこれでユウさんのフィールドにはレベル9のモンスターが3体……・来るぞ!」

 

ゲストの方々が各々好き勝手に言ってる中

 

「私はアマノリリス2体にワイアームでオーバーレイ!3体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!現れよNo,92 無限の空間の狭間に住む偽りの神よ。我が命により、今ここに降臨せよ!偽骸神龍ハートアース・ドラゴン!!」

 

ゲストの皆さんが見ていたモニターにはカオス・ダイソンらと同じぐらいの空間の狭間が生まれ、その中から現れたのは、以前登場した姿よりかなり巨大な姿となっていたハートアースであった

 

「「「「で、でけぇぇぇぇぇぇぇ!?!?!?!?」」」」

 

「今回は特別にビックバージョンで召喚しました。空間の狭間にもセレーネちゃんの研究室につないであるからこれでエクセリヲンたちを調べられるね」

 

「ありがとう作者!あ~どこから調べようかな~ふへへ」

 

ユウ-TKTM様に感謝して再び自分の世界に入ろうとしているセレーネちゃんであった

 

「う~ん……アリシア、なにか渡せそうなものある~?」

 

「「「ある~?」」」

 

「アルカァァァ?」

 

外道マーボーと邪神トリオと畏夢様に尋ねられたアリシアさんはポケットの中に手を入れて

 

「えっとねぇ……(ゴソゴソ)……よし、これだ!!」

 

『『『ギャオオオオオンッ!!!!!』』』

 

ポケットから現れたのは明らかに入っているわけのない巨大な怪獣

 

「ゴジラ!」

 

「キングギドラッ!!」

 

「ギャオスううううッ!!!」

 

現れた怪獣同士は口からビームを吐き出すは、暴れるわで大惨事。更には邪神トリオも

 

「「「がおーッ!!!」」」

 

「「「「ぎゃあああ!邪神も来たああ!!!」」」

 

邪神モードになり、ゴジラ達と戦闘を始める。ドンドン崩壊していくスタジオにBBの顔は真っ青だ。更にエクセリヲンとカオス・ダイソン・スフィアの攻撃も重なりスタジオはすでにその原形を留めていない

 

「「「逃げろおおお!!!」」」

 

巻き込まれたら死ぬと判断したゲストの皆様も逃げ回っている。終夜さんと楓さんも逃げている所を見ると相当危険な状況のようだ

 

「こうなったら俺が!超変身ッ!」

 

凄まじき戦士様がライジングアルティメットに変身した瞬間

 

「痛みは一瞬だ」

 

『ファイナルフォームライド ライジングアルティメットクウガッ!』

 

「ふぎゃあ!?」

 

凄まじき戦士様に打ち込まれた弾丸から、明らかに死んでいるだろうという感じで変形した剣を手にする謎のライダー

 

「「「ディエンド?」」」

 

翠色のディエンドは一瞬だけ振り返り

 

「ディジェイド。仮面ライダーディジェイドだ。さぁ元の世界に帰れ!!!」

 

『ファイナルアタックライド ラ・ラ・ライジングアルティメットクウガッ!!!』

 

「でやああああ!!!」

 

気合の入った一閃で暴れていた怪獣軍団は一瞬で姿を消し、怪獣が消えたことで他の攻撃も止まった

 

「おつかれさん」

 

手の中の剣を投げ捨てると空中で凄まじき戦士様に戻り、頭から地面に刺さる。酷い扱いだ

 

「じゃあな」

 

フィンガースナップと共に消えていくディジェイド。これで一安心と溜息を吐くゲストの皆様だったが

 

「わ、私のスタジオがアアアア!!!」

 

「「「シャー!!!」」」

 

「「「ぎゃああああ!!!」」」

 

BBの嘆きの叫びと共に現れた蛸にゲストの皆様は飲み込まれ絶叫するのだった

 

「造物主うう!見んなあ大丈夫かあ?」

 

「大丈夫だ。ありがとう」

 

「「「マーボーありがとう~」」」

 

なおちゃっかり混沌の魔法使いと邪神トリオは外道マーボーに護られ、無傷だったりする。義理堅いマーボーである

 

「もうーどーでもいいよねー。ユウーTKTM様好きにしたらどうです?」

 

完全にやさぐれているBB。スタジオが青空スタジオになったら誰だっていじけるだろう

 

「えーと私は以前、代役として参加していた代行さんに 色々と迷惑を掛けてきたので、何かプレゼントをし たいのですが、いかんせん私は女性の気持ちと言い ますか、何を渡したら喜ぶのかがわからないので す。なんでもかまいませんのでどういった物をプレ ゼントすれば喜ぶのでしょうか?物じゃなくてもい いですし、だいたいやなんとなくでも構いません」

 

MCを放棄したBB。だけど今回ばかりは責める事が出来ないので、地面にのの字を書いているBBを横目に最後の質問への応答が始まるのだった……

 

「プレゼントを選ぶのは確かに難しいです、だから一緒に買いに行けばよろしい」

 

竜華零様の解答は正しい、正しいのだが

 

((何かが違う))

 

しかしなまじ間違ってもいないのでユウーTKTM様は頷く事しかできなかった

 

「我輩もそのあたりはよくわからないですなあ……。女性の好みは正直異次元ですし」

 

普通の狐様が呻きながらつぶやく、足元ではセレーナちゃんがその仮面を奪おうと奮闘しており。エレナちゃんは外道マーボー+邪神と戯れていたりする

 

「そうなんですよね……とても難しいです」

 

はぁっと溜息を吐くユウーTKTM様。だが普通の狐様はある答えを持っていた

 

「ただ、感謝の気持ちを伝えたいのであれば、まずは言葉にしなければ始まりません。その気持ちをまっすぐ伝えられるように頑張ってください、それに……物をあげたから喜ぶとも限りませんしね」

 

そう笑う普通の狐様。確かにプレゼントがマイナスになる可能性もある。慎重に選ぶのが大事なのだろう

 

「出来たぞ。外道チンジャオロースだ」

 

「兄弟イイイイ」

 

「兄弟イイイイ」

 

「「「増やすなあ!!!」」」

 

自分では無理だと判断したのか外道マーボーの兄弟(?)外道チンジャオロースを練成した混沌の魔法使いの後頭部にティーポットが炸裂したのだった……

 

「そうですねぇ。女性で何か物を送ると言うなら、バッグとかジュエリーですかね。予算が少なめなのでいうなら、ハンドクリームとか紅茶ですかね。比較的使われるのを挙げられたら喜ぶんじゃないかなと思いますね」

 

狂戦士様がマーボーとチンジャォロースを見ながら呟く。あれも危険なのか?と思っているのは良く判る警戒している視線だ。警戒しながら言われた言葉だが、その言葉は確かに正しい、高価なプレゼントは確かにもらえれば嬉しい

 

「女性への贈り物ですか……定番なら指輪とかネックレスのアクセサリーとかですかね」

 

首を傾げている凄まじき戦士様。きっと投げ捨てられたダメージがまだ残っているのだろう

 

「高価なプレゼントか日用的に使う物……うーん。なるほどなるほど」

 

メモをしているユウーTKTM様にchink様が

 

「確かにそれも1つの手だとは思いますが、代行者さんの趣味に合わせたものがいいと思います。一番いいのは心が篭った贈り物だと思います。まぁ、明らか変なものなら駄目ですが」

 

高級な物や日用品も確かにいいが、欲しいと思ってないものを貰っても嬉しくないだけ、確かにchink様の言うことも一理会った

 

「本当に難しいですねえ」

 

深く溜息を吐くユウーTKTM様に邪神トリオと畏夢様とアリシアさんが

 

「手作りクッキーとかケーキなどはどうでしょ~?」

 

「ガーちゃんシリーズ!!」

 

「俺様自身ンンンンンンッ!!」

 

「オレ様ァときょーだいツ!!!」

 

「おやつ~♪」

 

参考にならない回答だった。特に外道マーボーと外道チンジャオロース。こんな物を送れば間違いなく冥界送りだろう。そして邪神トリオは自分が食べたいだけだと思われる

 

「じゃあ、オンバシラを……」

 

バックから、オンバシラを取り出す。からすそ様……もう何がしたいのかまるで判らない

 

「何に使えと……?」

 

ユウーTKTM様が冷や汗を流しながら尋ねるとからすそ様は

 

「魔除け的な?アハ☆」

 

「ぱんち!!」

 

本気で答えてない+スタジオ崩壊の八つ当たりで鋭いパンチを食らったからすそ様は

 

「うわらばッ!?」

 

奇声を上げて引っくり返り、動かなくなった。かなり良い角度で貰ってしまったようだ

 

「気持ち篭ってればいいんじゃない?ベタだけど」

 

僅かに残っているクッキーを齧りながら言う楓さん。少しポケットの中にしまっているのが気になるところだ

 

「ベタだなぁ、本当に」

 

苦笑する終夜さんに少しむっとした表情で楓さんは

 

「じゃあ、オリハルコニウムの指輪でも。ラ・ギアスだと装飾品として人気高いし」

 

「そうだな、恋人向けでな!」

 

恋人向けのアクセサリーなんて送ってどうすればいいんですか?と呟くユウーTKTM様

 

「何?欲しかったの?」

 

「要らんわ!」

 

そんなユウーTKTM様を無視して口論する楓さんと終夜さん。ついにスタジオ崩壊で呆然としていたBBが切れた

 

「もう今日は終わり!皆さん消えてくださーいッ!!!!」

 

「「「シャーッ!!!」」」

 

BBの影から現れた蛸に飲まれて消えていくゲストの皆様。そして残ったBBは崩壊しているスタジオを見て

 

「私のお城おお……」

 

自分の城であるスタジオが崩壊してしまった事に涙を流すのだった……

 

「だけどまだ治る。頑張れば直せる……」

 

確かにボロボロだが直せない訳ではない、早速修復に取り掛かろうとしたBBの耳に聞きたくない声が響く

 

「ロードローラーだッ!!」

 

「わーーい!!」

 

からすそ様が黄色のロードローラー、あーちゃんが黒いロードローラーを城の真上から落とす。

 

「イヤァァァァァ!?」

 

その一撃で更に無残な姿になるスタジオ。BBの叫びを無視するように、両方のロードローラーから火が出てきて……爆発した。

 

「アハハハハ~……」

 

「フゥーハハハハハ……」

 

あーちゃんとからすそはそのまま飛んで行ったのであった……

 

「私の城ォォォォォォォォォォォォォォォォ!?」

 

残されたBBの悲鳴がむなしく響き渡るのだった……

 

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